( ゚毒゚)< しんどい。

つらい

カテゴリ: 道



曲。

人類はもっと 夏の雲が立ったとき 全部のこと
を 放り出して 見晴らしの良い場所に パラソル
とか 椅子で陣取って 冷たい飲み物 片手に。

雲が発達し膨れ 端から ほつれ崩れていく様子
に 手に汗握り 雲を追いかけて アイスクリン屋台
が 立ったりとか したら良い と思うんだけど。

神。




とたん。

全然 慈悲とかない灼熱一色に なったと

思われる気候だけれど ごくわずか 気まぐれ的

に あれ今 涼し いや そんなでも ない。


と なる瞬間に 肩透かし くらいながら

でも もう一度その感じ を確かめたくて

陰や 風を探して 亡霊のように彷徨う。


らんぷ。




みら。

カーブミラーの曲面で ギュと濃縮された感じ

が 辻に差し掛かる度 気分を上げ。

ミラーも立たない 開けた一本道で も。


その どこまで行ってしまっても よさそうな

加速感に似た開放感が 夏の到来を実感 させる

までもなく クッソ暑くて もう夏って知ってた。


みち。




ながれ。

古来より伝わり 階段なんかと並び 人類

の原初の発明 と言えるかどうか 知らん

けれど 橋は大小を問わず 生活を変え。


人や物の流れ を変えるほど のものから

日常が少し快適に なるくらいのもの まで

必要から生まれた感があって とてもすき。


くらし。




とおめ。

遠目に ちょっと 気になる場所が 見え

たら その気にさえ なれば其処に立つこと

が叶い。すべて地続き で存在していて。


実際歩くと オープンワールドって こういうやつ か

と主客転倒な感想が湧き。その過程で かいた

汗や息切れ で世界の実在 を確認できる。


ゆきつく。




おり。

つい 隠されたギミックを探したく なる構造
は その大部分に地形が 関わり。土地
ならでは の形状に人間の活動 が重なり。

さらに時間経過が 技術や社会の変化 を齎し
その場所に しかない構造が 生まれ。
なんか 酒みたいな出来上がり方 と思う。

くぐり。




カーブ。

横道の数だけ 等間隔で並び立つカーブミラー
は 視界の中に いろんなサイズでずらり
用意され工 具セットのレンチとか 思い出す。

周囲の物々と各サイズ カーブミラーを対比して いると
本来のサイズ比が よくわからなく なってきて
想像の中 カーブミラーは ついに宇宙へ到達する。

ミラー。


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