ばきくも。 2024年08月24日 まだ上昇するだと…ッ⁉みたいな スカウターぶっ壊しそうな夏も ようやく少し下降気味に。それでも町ひとつ 飲み込みそうな雲が 容易に生じる。バキバキに仕上がった雲を ファインダー覗きながら観察していると 手に持っている のがカメラなのか顕微鏡なのか わからなくなる。 タグ :#入道雲#写真
しうらい。 2024年08月05日 気づいた時には 後光を背負い すぐ近く に浮かぶ巨塊は 音もなく迫り。圧迫感の所為か 気圧の変化の所為か 心身が ざわつく。見る間に 何かの均衡が破れ 足元から豪雨と なって崩れ出し 漏れる日は警告灯めいて 制御不能な怪獣感が すごい。 タグ :#雲#写真
くもゆき。 2024年06月21日 季節の進行ばかり に気を取られて幾らか長い 年月が 経ち過ぎたせい で自分の暮らし の進行が疎かに なり。いろいろ と取り返しが つかない状況になって いる気がするけれど そんな現実から目を逸らす ためにも 雲でも見る。
はやなつ。 2024年06月08日 夏が近づいてくると 漠然とした期待感 がこみ上げる という 若者にしか許されていなそう な精神構造を未だ 脱しきれておらず。それが少し 後ろめたい ような恥ずかしい ような感覚と、年ごとに速度を上げる体感時間 への危機感と が反応して水蒸気が発生している様。 タグ :#積雲#写真
かきくも。 2024年05月11日 大気に エネルギーが滾り始めた のが感じられ。飛行機が通り過ぎる度 水分子が落ち着かずに リアクション起こして しまう様で。その反応が 際限なく広がり 空模様が変わってゆく のを見ると 人間活動と自然現象の交錯と混濁が 感じられる。 タグ :#飛行機雲#写真
おわつた。 2024年04月30日 未だ桜 散りやらぬ頃の北の地。満開だった桜と なんかの拍子に発生した初夏初夏した 雲が控えめながら 立ち上っており。青春の舞台がちな グラウンドも相まって 何らかの 青春めいた現象が観測できそうな雰囲気が 生じるも 何事もなく四月は 終わった。 タグ :#春#写真
しんぶる。 2023年10月22日 バケツツールでクリック一発 みたいな シンプルな空の下 簡単な構造の橋を渡り きっと成分も単純な構成に なっていよう空気を吸って。このまま 複雑な社会に帰りたくなさが 心を満たしていくなか 小さな雲 が視界を よぎってったので 仕方なく帰る。