( ゚毒゚)< しんどい。

つらい

カテゴリ: 建物



かこみ。

雲と水面に挟まれ 壁状の建物 で囲われた
空間は 圧縮されたように 濃さ を感じ。
何か特別な場所なのだろう と思わせる。

外部と繋ぐ通路はその窄まりで ぎゅ と狭めた
視界が ぶわっと開ける演出を効かせ 日常と
特別 を印象付ける 構成要素全部が 良い。

ぬける。




かわべ。

人間文明は盛衰を繰り返し自然と生活
の境界は 波のように揺れ。今は
自然のターンかな という かつての最前線。

いずれ 人間文明が成熟を迎える ことが
あれば 生活と緑の割合が これくらいだと
良いな と思わせる具合に なっている。

けいしゃ。




みなと。

整然と雑然 の入り混じる景色は ヒトの
営み を感じさせる。文明文化サイズの
整然さ が世帯サイズの雑然さと併存し。

個人の整理整頓レベルの整然 も集まること
で 雑然を生じ 人間社会が決して脱する
ことの できない人間的風景と思える。

うつし。




ちら。

巨大建造物の存在感 は町の印象を大きく

変え 山間部に生まれ育った人が 山の見えない

町 では落ち着かない などと言うように。


その存在が当然 と刷り込まれた地元民は 別の

町で それを見かけたとき などに 幼少の

頃 の記憶が きっとサルベージされるはず。


どん。




ふなつき。

僕のように 無味無臭 な人生を送って きた
人間からすれば 思い込みかも しれないけれど
臨海の町での暮らし は香り高く鮮やか で。

海面へ降りる階段 さらには海中に 潜って
いく階段など見ると 僕の知らない海と の
付き合い方が実は あるのでは と考える。

いえつき。




めし。

切っ先 にも似た鋭さの 建築物は

それぞれ 先端に設置されたもの が

幾分 やわらかな印象 を醸し出し。


舳先のような形が 町の変遷の中 留まり

ながらも進んで いるようで 区画整理

の波など も乗り越えて いただきたい。


いし。




つなぎ。

数分おき に繰り返すスヌーズで 何度も
継ぎ足し継ぎ足し した睡眠で しか癒すこと
の できない心身の消耗が あるように。

町の拡張に伴い 変形し改修を 積み重ねた
建築物群の 様相を眺め 内に身を 投じる
こと でしか刺激できない精神の領域が ある。

つみ。


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