とりかた。 2025年06月07日 文やや 的外れな方を指す 注意の矢印 に惑わされることなく視線は 小さく見える鳥居を捉え いや 捕らわれたよう に。肉体ごと引っ張られ 旧階段をも 引き摺り上げられながら なんかそういう術式が あの形に 組み込まれて いるのでは などと考える。 タグ :#鳥居#写真
わりあい。 2025年06月04日 人間文明は盛衰を繰り返し自然と生活の境界は 波のように揺れ。今は自然のターンかな という かつての最前線。いずれ 人間文明が成熟を迎える ことがあれば 生活と緑の割合が これくらいだと良いな と思わせる具合に なっている。 タグ :#町#写真
せいざつ。 2025年06月01日 整然と雑然 の入り混じる景色は ヒトの営み を感じさせる。文明文化サイズの整然さ が世帯サイズの雑然さと併存し。個人の整理整頓レベルの整然 も集まることで 雑然を生じ 人間社会が決して脱することの できない人間的風景と思える。 タグ :#港#写真
みちたた。 2025年05月30日 ああ季節に 置いて いかれているな と感じさせ られる風景が 一年を通しいくつか あるけれど そのひとつ。いよいよ水が通い始めた と思ったら忽ちチャージが完了し 苗が並び茂り実り と夏の終わりまで が透けて見える気がする。 タグ :#田#写真
よるみる。 2025年05月27日 夜なお明るい部屋の中 から窓越しに外を見ると 濃い闇の中では 全部そのまま 翌朝まで保存されて いるような気がする けれど。実際に歩き回ると 日中と変わらない時間が 流れている のは、町の猫たち が観測者として存在するから かもしれない。 タグ :#猫#写真
ひよじよ。 2025年05月23日 町には いくつもの表情があり 特に傾斜地に形成された町 は顕著で。空に面して常に 空気の留まらない ような場所や。その すぐ傍には空気も時間も 堆積し続けて いそうな地点も あり。物理的距離 に見合わないギャップが 精神を揺さぶる。 タグ :#傾斜地#写真
しんとう。 2025年05月20日 文明崩壊後に 生き残り人類が 数世代を経て なお立って いたとしたら 信仰の対象にさえ なり得るサイズと思われる塔も。その存在感は随分と浸透して 最早 八百万の一柱にも 数えられないけれど 人ひとりの 生活スケールを思えば やはりデカい。 タグ :#鉄塔#写真