( ゚毒゚)< しんどい。

つらい

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ちいさく。

やや 的外れな方を指す 注意の矢印 に

惑わされることなく視線は 小さく見える

鳥居を捉え いや 捕らわれたよう に。


肉体ごと引っ張られ 旧階段をも 引き摺り上げ

られながら なんかそういう術式が あの形

に 組み込まれて いるのでは などと考える。  


ちかく。




かわべ。

人間文明は盛衰を繰り返し自然と生活
の境界は 波のように揺れ。今は
自然のターンかな という かつての最前線。

いずれ 人間文明が成熟を迎える ことが
あれば 生活と緑の割合が これくらいだと
良いな と思わせる具合に なっている。

けいしゃ。




みなと。

整然と雑然 の入り混じる景色は ヒトの
営み を感じさせる。文明文化サイズの
整然さ が世帯サイズの雑然さと併存し。

個人の整理整頓レベルの整然 も集まること
で 雑然を生じ 人間社会が決して脱する
ことの できない人間的風景と思える。

うつし。




あし。

ああ季節に 置いて いかれているな と
感じさせ られる風景が 一年を通し
いくつか あるけれど そのひとつ。

いよいよ水が通い始めた と思ったら
忽ちチャージが完了し 苗が並び茂り実り と
夏の終わりまで が透けて見える気がする。

わだち。




ね。

夜なお明るい部屋の中 から窓越しに外を
見ると 濃い闇の中では 全部そのまま 翌朝
まで保存されて いるような気がする けれど。

実際に歩き回ると 日中と変わらない時間
が 流れている のは、町の猫たち が
観測者として存在するから かもしれない。

こ。




ひらけ。

町には いくつもの表情があり 特に傾斜地
に形成された町 は顕著で。空に面して
常に 空気の留まらない ような場所や。

その すぐ傍には空気も時間も 堆積し続け
て いそうな地点も あり。物理的距離 に
見合わないギャップが 精神を揺さぶる。


もぐり。




おくに。

文明崩壊後に 生き残り人類が 数世代を
経て なお立って いたとしたら 信仰の
対象にさえ なり得るサイズと思われる塔も。

その存在感は随分と浸透して 最早 八百万の
一柱にも 数えられないけれど 人ひとり
の 生活スケールを思えば やはりデカい。

はいご。


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