よあかり。 2021年01月18日 人が風景に対して抱く印象 なんてものは なかなかにいい加減で。光の当たり方ひとつ でコロコロと変わって。クソ暑い夏の夜と 震えるほどの冬の夜 と写る景色は 対して違わない かも知れんけど シャッター切る タイミングに 違いが生じる。 タグ :夜町写真
よあかし。 2020年11月17日 山々に囲まれた里の 夜の姿は 少し離れてみると それは大変に良く。夜空に放たれる光 は咆哮めいて。獣が臭いで縄張りを主張 するようにヒトが 光で人間の領域を示しているようで 生命と文明の二重奏的。 タグ :夜町写真
よるいろ。 2020年02月13日 ちょっと 小高い位置から 暗闇により可視化され 空気中に放たれた 町の息づき由来の物質と光と 宇宙由来のそれら とを。比べ観察し おお地球よ回っているな と、町よ生きているな と、その健全性を確認して 我が人生の不健全さ から目を逸らす。 タグ :夜町写真
ちんこう。 2017年03月14日 ( ゚毒゚)< 宵の入りの町を 満たしだす のは これから 抗えず 深夜へと 沈下していく 下降感。 ( ゚毒゚)< その 諦めのもたらす余裕 にも似た 受け入れる外ない ゆったりとした 大きな動きに 身を任せ 心地よく沈む。 タグ :夜町写真
よるびえ。 2017年01月12日 ( ゚毒゚)< キンキンに 冷えた町に 霧は立ち込め ぼうっと不気味に浮き上がる 物見塔は 圧倒的存在感 放ち。 ( ゚毒゚)< その灯りは 何かを 監視するようで 真夜中 にウロチョロする 余所者の 僕なんて 完全に監視対象 で。 タグ :夜町写真
ひえゆき。 2017年01月09日 ( ゚毒゚)< 雪の夜もまた 雨と同じよう に 不安感を 増幅させて 雨音の無い 代わりに 雪を踏む音が 辺り満たし。 ( ゚毒゚)< 直ぐ背後に 或いは眼前に ぼうっと 浮かび上がる 死の気配的な 何かもあながち 気のせい ではないよう な。 タグ :夜町写真
おふまち。 2016年11月17日 ( ゚毒゚)< はらはら と家灯り 店灯り が 抜け落ちて その存在ごと オフに なってしまった ような夜の町 は。 ( ゚毒゚)< 踏み込めば しかし 確かにそこに ヒソリと存在し。 ただ 光りが退いた隙間 に 入り込んだ 何か猛烈に主張する。 タグ :夜町写真