独断と私見
私が実際に買った本、外食のあーだ、こーだデス
料理
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2017/08/17
13:24
カテゴリ
読書
生活
『よりぬき 調理以前の料理の常識』
よりぬき 調理以前の料理の常識 (講談社+α文庫)
渡邊 香春子
講談社
2010-06-21
料理の基本書。
基本常識(第一章)は、さながら
定番レシピ(第二章)は見開きで解説。
調理道具の使いこなし方(第三章)は
知らなかったこともあった。
よく使う食材の常識(第四章)は、
私はためになった。
調味料のこと(第五章)も
知って損はないだろう。
最後は料理用語集(第六章)で締め。
読む料理本といったところか。
(2011年8月9日記)
タグ :
#料理
2017/06/22
09:23
カテゴリ
読書
諸外国
『ロシアおいしい味めぐり』
ロシアおいしい味めぐり
小町 文雄
勉誠出版
2004-06-01
本書によると、
伝統的なロシア料理は
ソビエト連邦登場によって断絶した(P124)が、
社会主義体制崩壊後
ロシア料理は復活しているようだそうだ(はじめに)。
ボルシチ(P25)、ザクースカ(P42)、ピロシキとぺリメニ(P62)、
キエフ風カツレツ(P93)、ビーフストロガノフ(P112)、
チョウザメとキャビア(P155)、シャシリク(P194)などは、
代表的ロシア料理だ。
一部、あなたも作れるロシア料理として
レシピが紹介されている。
ウォトカの話(P170)は、
作法などは可笑しい。
間にある料理の絵や写真は、美しい。
(2011年8月11日記)
タグ :
#ロシア
#料理
2017/06/22
09:20
カテゴリ
読書
生活
『ひとりぶん料理の裏ワザ隠しワザ』
ひとりぶん料理の裏ワザ・隠しワザ---カンタン!美味しい!ムダがない! (KAWADE夢文庫)
河出書房新社
2010-05-17
ひとり暮らしの世帯が多い中、
食事をひとり分作るのが悩ましい。
おひとりさま料理のワザを紹介。
ただし、書いてあるのはそんなに
特殊なものでもなく、
基本的なことが多い気もする。
電子レンジの出番が多く、
これは必需品なのだろう(私は持っていないが)。
フライ衣に卵でなくマヨネーズ(P51)というのは、
やってみたい。
パックのご飯に少量のお酒をかける(P136)のは、
なんとなくよさそう。
他に、70品のレシピと弁当レシピ付き。
(2011年8月12日記)
タグ :
#料理
2017/06/22
09:18
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読書
歴史
『知っておきたい「食」の日本史』
知っておきたい「食」の日本史 (角川ソフィア文庫)
宮崎 正勝
角川学芸出版
2009-08-25
日本の料理と食材の歴史。
古代から現在までと、
時系列で「食」を追っている。
日本列島のが海に囲まれている、
大陸に近い、そして
外国食文化への取り込みの影響があって
今の食生活となっている。
日本食の基本である米と
大事な調味料、塩は第一章。
鮨は、平安時代に税として納める規定が
できていたほど古い(P26)。
遣唐使が始まり食が変化し始め、
箸もこの頃使われた(P40)。
バター、チーズなどの乳製品が入ってきても、
廃れてしまったのはもったいない(P45)。
魚醤、膾の話(P63)は、
基本の調味料のことだけあり
誕生の経緯が面白い。
鎌倉時代末期から室町時代に伝わった禅宗により、
「膳」の食事形式ができる(P80)。
そして、茶の湯によって懐石料理が生まれ、
それまで一日二食が
一日三食へと変わっていった(P88)。
味噌汁は室町時代に飲まれ(P98)、
酒(P114)、醤油(P102)は鎌倉時代に作られた。
戦国時代になり
ポルトガル人、オランダ人からの
食文化の輸入によってまた変化を遂げる。
金平糖などの砂糖菓子(P131)、
パン(P136)、天麩羅(P138)など。
こしょうは琉球からだそうだ(P126)。
日本料理の原点は江戸時代で、
会席料理(P160)、幕の内弁当(P161)、
握り鮨(P166)、初鰹(P186)など
お馴染みなものが出てくる。
明治維新後に洋食が入ってきて、
日本式の西洋料理が作られる(P200)。
白菜が日清戦争により入り(P206)、
ソーセージが
ドイツの租借地中国青島を日本が占領して
ドイツ人捕虜から伝わる(P214)。
餃子が日中戦争で帰国した人たちが伝えた(P218)。
サラダ、レタスは、日本が敗戦後
アメリカ軍がもたらした(P221)。
戦争によっても「食」は入ってくる。
最後に、現在の「食」の危うさを、
電子レンジと冷蔵庫に原因を求めた
著者の指摘は鋭い。
食材・料理の生い立ちを知り、
食材を輸入に頼り
第一次産業が縮小する日本を考えれば
残飯をすべきでないのが分かるだろう。
(2011年8月12日記)
タグ :
#料理
#日本史(全般)
2017/06/22
09:13
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読書
生活
『「食のルーツ」なるほど面白事典』
「食のルーツ」なるほど面白事典 (PHP文庫)
日本博学倶楽部
PHP研究所
2011-07-08
食べ物の雑学集。
案外、うっかり・失敗作によって
出来たというのが多い。
柿の種(P23)、スコッチウイスキー(P89)、
肉じゃが(P145)、寒天(P178)、二十世紀梨(P180)、
高野豆腐(P207)
これらを読むと、
「失敗は成功の母」という言葉がぴったりだ。
お好み焼きの源が
安土桃山時代の茶会にある(P111)というのは、
信じられない話。
ショートケーキの「ショート」とは?(P16)、
どら焼きの”どら”とは?(P35)
などの、ネーミングの話から、
なぜウエディングケーキは、
高く積み上げられるのか?(P60)
なぜクロワッサンは
三日月形をしているのか?(P115)
というなぜなにまで、
食べ物の疑問に答えている。
(2011年8月13日記)
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#料理
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