イッツ・オンリー・トーク
絲山秋子
文藝春秋
2014-01-10


 はい、買ってしまったので読まざるを得なくなった、これは私が生涯で読む絲山晶子作品ラストの作品です。ええ、そう決めました。(`・ω・´)

 もー、微妙な作品に手を出すべきじゃないな。適度にしとかないと、読欲がなくなっちゃう。もうどうして「文学w」ってこんなんばっかなんだろう。

 えー。第96回文學界新人賞受賞作「イッツ・オンリー・トーク」

 この作品は映画化決定、作者の絲山秋子は史上最速で第30回川端康成賞を受賞した十年に一度の逸材でーす!(☆゚∀゚)


 逸材だって、逸材。こんな、何が面白いかわかんねえような、原稿用紙を手書きでぽちぽち埋めました、みたいな、場面転換ばっかりのファッションショーがいいんだって、クソ審査員は!(゚皿゚メ)

 はー、もうマジで文学系の新人賞ってこんなんだよねえ。


 何で書いたんだっけ、前に「不感症の物語」って書いたことがあったけど……「ひとり日和」だったっけね? その感じですわ。まー、「ひとり日和」と比べれば、少し血肉はある気がするけど、もうどんぐりの背比べもいいところって感じなので何も言えませーん……。

 あとさ、こういう場面転換ばっかりの構成って、文学新人賞の必須要項にでも書いてあるの? 「山崎ナオコーラ『人のセックスを笑うな』に倣った構成をとること」とかなんとかさ。

 いや、マジで思わない? なんでこんなに似通ってるの? あと、文学において、女ってのは股が緩くないといけないの? 誰とでもやる女を題材にしないといけないの?

 ……ええ、知ってます。シャレオツなんですよね、こういう要素。素敵な感じなんですよね、わかってますよ、わかった上でいってるんですよ、お前らマジウンコ!ってね。


 とまあ、ぐちゃぐちゃ言ったところであらすじでもいっときます? 

 なんかねえ、主人公の股の緩い女(本文ではもっとお洒落に書いてあるよ!)が、いろんな男とぐちゃぐちゃして、その男たちがそれぞれの道(とも言えない道)を見つけて去って行っちゃったもんだから、寂しいね☆ってお話です。

 まー、で、むかついたのがさ、これもおシャンティの一部なんだろうけど、ラストが(一応ラストなのでネタバレ扱い)「私は振り返らずに車に戻る。エンジンをかける。今日もクリムゾンだ。ロバート・フリップがつべこべとギターを弾き、イッツ・オンリー・トーク、全てはムダ話だとエイドリアン・ブリューが歌う。」って締めなのね。

 ええ、ここで私、ブチッと切れましたよ。(`・д・´)

 なに、何なの? いままで私が(1ページ読んで面倒くさいなと思ったけど、それなりに一生懸命)読んできたものを、作者のアンタが「イッツ・オンリー・トーク、全てはムダ話」とか、どの口が言うわけ?!

 あーもうホントにこういうの頭来る。飲まされてるだけで全然楽しんでないのに、「今日は調子いいね!」とか、脂ぎった部長にウインクされた気分。

 
 あのね、私はあなたの駄文をここまで読んだの。多少なりとも無理はしてるの。それをさ、ムダ話ってどういうこと? あーはらたつわ、こいつ。こんなこと言われたら絶交するね。

 ロバート・フリップとやらの御仁も可哀想ですよ。「つべこべギターを弾く」とかいわれちゃってさ。何ですか、洋楽もおシャンティの一環ですか? そう思うあなたがおシャンティじゃないよ。ったく、ネタバレ終わり。

 
 あーあ、つまんねつまんね。(゚皿゚メ)

 この小説にはもう一編「第七障害」ってのも入ってますが、それも特筆すべきことはなし!

 乗馬で、障害を飛ぶのがあるじゃん? あれで飛ぶのに失敗して、そのせいで馬が殺されたんだって。ほら、足がダメになると馬ってすぐ安楽死だからさ。

 特に面白くもないけど、気取った「イッツ・オンリー・トーク」に比べたらまだましかな。どうでもよすぎるのでこれ以上は字数を費やしませんけど。

 
 お洒落とおセンスを表現しても、小説は面白くありませんけど。まあ、小説読むよ!って方の中にも、ファッションだけを求めてる層ってのはいらっしゃいますからね。

 その本が分厚いという理由だけで、あるいは装丁が綺麗、作者がおセンス神、という理由で、わざわざ部屋を出てスタバで読んじゃうわけですよ、そういうファッション層は。

 あれです、スタバでマックノートとほぼ同義語。ブルーボトルに行列中に読んでもいいんじゃないですか? あ、でもブルーボトルは洋書を読んでた方が良さそうですね。「NYにいたときにあっちの味にハマっちゃって!」って雰囲気を醸し出せますからね。まったく、芯のない人間ってのは恥ずかしい。
 
 
 まーというわけで、そんなこんなでした。「薄情」も酷かったし、ホントあれだな!お前! って評価で、この作家とお別れしようと思います。

 読書を真に愛する方々とは、また次回。ばいばいー。(*・ω・)ノ

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