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崖の上のポニョ/スタジオジブリ制作・宮崎駿監督 に参加中!
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 初の日本武道館。写真は開演前。2階席だが前から3列目、ド真ん中というかなり良い席。全体が見渡せる。下手にアリーナ席の後ろになるよりよっぽど良い。さすが先行発売。
 ただ、肝心の内容は正直な感想を言えば、こんなものかと。サントリーホールの時に比べると見劣りしてしまう。同じような感想を持った人は多いのではないだろうか。最後にスタンディング・オベーションが無かったことがそれを象徴している。

 特に気になった点が2点、一つは日本武道館。気にならないレベルではあるのだが、コンサートホールと比べるとやはり音響が悪い。また椅子が狭く、プラスチックの硬いものであるため、落ち着いて聴くことができない。空調の音がしており、またあまり効いていない。元々期待はしていなかったが、想像通りコンサートを聴くような場所ではなかった。
 二つ目はコーラスと音楽隊、一般募集で選ばれて来ている人には悪いが、あまり良いとは思わなかった。コーラスが割りと頻繁に入ってくるのだが、下手とは言わないまでも正直入れない方がいいのではないか思った。非常に残念なのが天空の城ラピュタ。オーケストラではなく、学生?らしき団体が出てきて演奏していたのだが、「君をのせて」の折角の楽曲が台無し。音はともかく、テンポが指揮とずれていて、心の中で思わずあー走ってる走ってると思ってしまう程。あれは単なる高校生の演奏でしかなかった。

 それでも、風の谷のナウシカから始まって、もののけ姫、魔女の宅急便、ラピュタ、紅の豚、ハウル、千と千尋、トトロ、アンコールでもののけ姫など一通りジブリ映画を網羅し、また最新作のポニョもあり、特にファミリーは楽しめたのではないだろうか。巨大スクリーンが正面に設置され、音楽ごとに映画のシーンが流れる演出も良い。ゲストの一人、平原綾香も思っていた以上に歌声が綺麗で、非常に良かった。
 そして今回も楽しそうに指揮をしてピアノを弾いて、たまにトークも少し入れて、忙しく動き回っていた久石譲の姿は素晴らしかった。ピアノのミスがいつもより多かったようだが、空調のあまり効かない中、2時間やっていれば疲れてくるのは当然だろう。

 もしコンサートホールで、純粋にオーケストラだけで、今回のジブリ映画記念コンサートをすればおそらく最高だっただろう。もったいない。雰囲気を味わえただけでも良かったとしよう。