Common Sense

常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう

映画、音楽など

風立ちぬ

とても良い映画だった。宮崎駿監督の意欲作、まさに72歳の新たな挑戦という作品。おススメ。

映画「レ・ミゼラブル」 感想

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 泣いてしまった。おすすめ。

 昔テレビで放映されていた映画かドラマを見た覚えがある。小説は何回か読んだことがあるが、皆が認める傑作。終盤の盛り上がりが特に好きな作品である。今回はミュージカル版が原作ということで少々描写が足りない部分もあったが、素晴らしかった。これぞミュージカル映画という感じ。オペラ座の怪人以来の感動。
 ジャベール役のラッセル・クロウがさすがの演技。ヒュー・ジャックマンも勿論良かった。配役には文句なし。
 セリフが殆どない映画というのは、あまり体験したことが無い。ただ、セリフが長々とあって、さあここから歌ですよ、という流れではないので、自然と歌に入ることができ、むしろミュージカルが苦手な人にも良いのではないか。
 歌の素晴らしさは是非聞いてほしい。実際演技をしながら歌っているということで、力強さが、苦しみや悲しみが、歓びがより伝わる。カットを重ねて複数の人間がそれぞれの思いで同じ歌を歌う、見事な演出。


 一つだけ注意点としては、疲れた仕事帰りには止めておいた方が良いと思う。セリフはほぼ無く、全てが歌という映画としては異質であり、さらに2時間半以上という大作であるため、体力が無い時は圧倒されてしまうだろう。

 世の中は苦しい事も多い。だが希望を捨てなければ必ず明るい明日が来る。テーマはシンプル。今の世だからこそ見てほしい、もしくは原作を読んでほしいと思わせる映画だった。

バイオハザード后.螢肇螢咼紂璽轡腑鵝ヾ響

554878789_512 これも今月14日公開初日に見に行く。3Dにて鑑賞。今回は犬犯罎戮得訶舛眤燭、初日ということもあるのか平日レイトショーにも関わらず7割程度の入り。

 バイオハザードシリーズ。性に合わないと言われ、ゲームすらやったことが無いのだが、意外に好きで、シリーズ作品は全て見ている。前作犬離▲侫拭璽薀ぅ佞鷲床舛歪磴ったものの、個人的には悪くはなかった。
 ただ、今回の垢呂箸いΔ箸笋筌ぅ泪ぅ舛。迫力あるアクションが多く、映像は良かったが、何となくゲーム画面を見ているようであった。次で完結らしいので、その繋ぎという感じが否めない。アクションシーンは健在だが、ゾンビの数も冒頭以降は少なく、またラストの一騎打ちのアクションが少し残念。回を重ねる毎にストーリー性が薄くなっている気がするが、今回は本当に何もない。正直なところ、ゾンビに対する何とも言えないゾクゾク感が足りなかった。中島美嘉は前作に引き続き出演、今回は主題歌も担当。アクションは良かったものの、大変申し訳ないがエンドロールの主題歌であるバラードは映画の余韻に全く合わずいただけなかった。さっさと席を立ちたいと思ったのは久しぶり。

 映画としてオススメとは言い切れないが、映像を楽しむという意味では良かった。ジル、レイン、エイダ等色々と総出演。原作のゲームが好きな人にとっては良いかもしれない。次回作の完結編に期待。

トータル・リコール 感想

Total-Recall 約一か月ぶり更新。仕事が忙しくてどうしようもないが、時間を見つけては色々と行動を。
 8月公開初日に見に行った映画。レイトショーだからか、初日にしては入りが少ない。
 こちらはリメイクされたもので、オリジナル版を見ていないこともあるのだろうか、なかなか面白かった。アクションシーンの連続でラストまで観客を飽きさせない。
 記憶を買う云々の設定は割とあっさり。サスペンス要素は少ない。今見えている世界は現実なのか、記憶による仮想現実なのか、そんな展開をやや望んでいたので少し拍子抜け。ただ、それを補う程とにかくアクションシーン満載であった。映像は最新技術を駆使しただけあり迫力があり、近未来の世界観と貧困層の歓楽街の描写も良い。
 ストーリーはよくある構図ではあるものの、よくまとまっていて見て損は無い映画であった。



 プロ野球、セリーグは巨人が優勝。今年は強かった。どの数字を見ても他球団を圧倒。パリーグは混戦。日本ハムはここにきてやっと少し抜け出して首位堅持。ただまだまだほとんど差は無い。1.5ゲーム差はあるが、試合数は2位西武より少ないのが不利だろうか。CSでは巨人が勝ち抜くとすれば、お互い3年ぶりの対決。2009年のリベンジを実現するためにも、まずはリーグ優勝を決めなければ。今年優勝すればファイターズは北海道移転後9年間で4回の栄光。これはすごい。

映画 ソウル・サーファー 感想

SOULSURFER 個人的に今年公開の映画で三本の指に入る作品。シンプルなストーリーで出来は文句のつけようがない。実話に忠実に、真摯に作られており、エンドロールを含め最後まで心地よい時間を過ごすことができた。また、エンドロールを食い入るように見たのはあまり記憶にない。

 サメに襲われ片腕を失うもののプロサーファーを目指し、夢を叶えたベサニー・ハミルトンの実話を映画化したもの。サーフィンのシーンがとにかくダイナミックで美しい。サーファー達の戦いは見応えあり。また、サメに襲われるシーンが丁寧に描かれている。片腕を失った姿も生々しく描写されることで、その後の試練を乗り越えていく彼女自身の強さと周りの家族や親友の愛と励ましにより感動を覚えた。シンプルに出来ていて爽やか。音楽も良い。
 エンディングの言葉、「サーフィンは人生と同じ。波にのまれたらまた立てばいい。困難・試練の後には必ずいい波がくる。」観終わった後に心に響くこれ以上ない言葉である。

 迫力あり、美しくありの映像は必見。また一つ一つの言葉が印象深いのも特徴的。サーフィンがこれ程までに魅力的なスポーツだったとは。挑戦してみたくなった。
 そう言えば先月のファミリー・ツリーに続いて舞台はハワイ。この二つの映画のおかげでハワイの魅力を改めて感じさせられた。パワースポットではないが、何か人の心を穏やかに、強く優しくする不思議な地であるように感じる。
 勇気が湧いてくる映画。おすすめ。

映画 テルマエ・ロマエ 感想

teru 観たいものが無く、どうしようかと迷った挙句、時間が合うもので消去法でこれが残った。たぶん普段であれば映画館で見ることはまずないような映画であろう。

 元々邦画に対する期待が低く、さらにほとんど普段見ないコメディ映画であったために相当ハードルが低いせいもあったのだが、思ったよりも良い作品であった。
 原作は知らないのだが、漫画の実写化らしく、展開が早い。前半の阿部寛の真剣なボケが良い。観客にここが笑い所ですよとするコメディ特有の演出をした上で、それを打ち消す設定がかえって好感を持てた。他に見ている観客のクスクスという笑い声は聞こえたし、それは制作側の狙いでもあるのだろうが、別にここで笑わなくても全く問題ない、十分物語として成立する迫真の演技が良い。実際私も全く笑うことはなかったが、つまらないという評価よりも阿部寛の表情が小気味良かった。旅館のシーンから温泉を作るまでの後半が若干間延びしたのが残念だったが、ラストも綺麗に終わり、後味も良い。
 後半は笑い所が少なく、シリアスな部分があり、もしかしたらコメディ映画が好きな人、見慣れている人にとっては物足りない内容だったのかもしれないが、これぐらいが個人的には良かった。正直なところ、設定が奇抜な点以外は特に印象に残ったストーリーではなく、内容は無い。主演が阿部寛だからこそ成立した映画であっただろう。この役を演じられる俳優は他に見当たらない。

 書いてみるとかなり正当化というか、言い訳のような感想になってしまっているが、内容から考えてもそれは仕方ない。ただこの類の映画にしては悪くないのではないか。阿部寛が好きであれば見る価値がある。

 映画に出てくるような番頭さんがいて、脱衣所に木製の棚とカゴがあって、扇風機や体重計が置いてあり、これぞ日本と呼べる銭湯に行ったのは小学生の頃に数えるぐらい。なぜ行ったのかも、誰と行ったのかも、全く覚えていない。フルーツ牛乳なるものがあったかはわからないが、確か風呂上りにビンの牛乳を飲んだことだけは記憶にある。



映画 ファミリー・ツリー 感想

25 公開直後に見に行く。客入りはまあまあ。
 ジョージ・クルーニーの主演映画を初めて見た。そもそも演技自体、あまり印象が無い俳優だったのだが、この作品ではとても光っていた。何となくイメージにあったクールさはなく、サンダルで必死に走る父親の姿が生々しく、見事に演じられていた。
 全体的にストーリーが良く、演出も自然で良い。家族再生というありふれた物語ながら、感動の押し付けでは無いところが評価できる。コメディの要素がありながらふざけた演出は少ない。思ったより静かな映画。妻の事故や浮気、娘の不良、土地の売却、もっと強弱をつけて盛り上げても良いような話であるのに、最初から最後までどこか穏やかな雰囲気がある。
 それはやはりハワイという舞台が影響しているのだろうか。終始流れる美しいハワイの風景と音楽に何度も癒された。

 ホノルルに行ったのももう5年前なのか。あの時はマラソンが一番の目的だったが、今度はもっとゆっくりしてハワイの雄大な自然と穏やかな空気を楽しみたい。





映画 ジョン・カーター 感想

11310 もう一か月前だが、久しぶりの3D映画を見に行く。大作の割に客が少ない。ディズニー史上最悪の赤字作品と言われるが、内容はそれほど悪くない。ただ、評価の高い原作にこれでもかと色々面白い要素を取り入れ、3Dの視覚効果も狙い、さあどうだ、と意気込んだものの、あれ?という感じである。物語は壮大で、アクションもあり、ロマンスもあり、まさに大作である。
 何がダメなのかと言われれば、特に致命的な点はない。逆に特筆すべきところもない。世界観、ストーリーもあの3D映画の代表作アバターのようであり、目新しさはなし。SF的な魅力も特に感じない。第9の光のところなど全体的に細かい部分で話が取っ散らかっている。何となくファンタジーが好きな人には物足りないし、SF好きな人にも物足りないように思える。
 ラストシーンは非常によくまとめられて良かった。映画のラストは原作とは違うらしいが、なかなか良かったのではないか。
 なぜこれを作ったのか、意図は良くわからないけれども、駄作ではない。時空を超えるというのはベタでありつつわかりやすい。王と王女、正義と悪、家族愛が詰まっていてエログロは一切なし。まさにディズニー映画。
 
 ちなみに原作は読んだことが無いが、素晴らしいとのこと。むしろこっちに興味が沸いた。



映画 ドライヴ 感想

83bb25ce41fe9ef13f5b7e35e969e958 見たのは少し前になる。仕事帰りの平日22時のレイトショーであり、ゆったりした気持ちで鑑賞。
 舞台はLA。主人公は孤独なドライバー。映像がクール。これだけ静かに描き上げた映画は久しぶり。寡黙でストイックな主演俳優の最小限のセリフ、スタイリッシュな演技が、残忍なバイオレンス描写をより生々しく映す。エレベータでの暴力シーンは必見。全体的に北野武作品に似ていると感じた。

 ストーリーは平凡というか、印象が無い。これが純愛かと言われれば疑問。肩透かしだったのはカーチェイスが少なかったこと。冒頭は良かったが、それ以降が物足りない。中盤にもあることはあるが、ドキドキ感が無い。
 音楽はとても良い。自然に挿入され、終始哀愁を感じさせる映画の演出に見事に合っている。
 映像や雰囲気で魅せるフィルム・ノワール。万人向けでは無いだろう。また、すっきりとした映画を見たい時には向かない。

TIME 感想

 映画「TIME」を見る。すべての人間の老化が25歳で止まり、余命が1年与えられ、残りはあらゆる方法で時間を獲得し延命していくという設定。コーヒー一杯4分、バス片道2時間等、時間が通貨となり、仕事の報酬から、食べ物や日用品の購入、公共料金や税金までもが時間で支払われるのが面白い。膨大な時間を持つ富裕層は永遠に生きることができ、貧乏人は寿命が短いという世界。勿論時間が無くなれば即死。Time is money等と簡単に言えず、むしろ金は命より重いならぬ時間は命より重い、である。過去に似たような話があったかもしれないが、今回は映画として新鮮な気持ちで見ることができた。

 ただ、映画自体の出来は期待していたほどではなかった。ストーリーが単純につまらない。特に後半が中身が薄く、淡々と話を消化しましたという印象。捻りが無かった。締めにも疑問符がつく。起承転結で言えば転結の部分が非常に弱い。設定や世界観がかなり良かっただけに残念だった。
 前半の導入部分は良かった。さあここからと、期待させる展開になりそうだっただけに肩透かし。不老不死から人口増加への問題提起や、単に資本主義社会の弊害を描きたかったのかもしれないが、やや表現不足だろうか。アクションシーンなどエンターテイメント性はあり、それなりに楽しめたが、深みにやや欠けていた。

 期待があった分、感想は厳しくなったが、見所もそこそこあり、観て損ではない。深みが無かったとはいうが、好意的に見れば、考えさせられるシーンもある。不老不死というテーマに理想と現実を当てはめつつ、人間が最も望む命とは何か、などと考え始めるとどこまでも掘り下げられる。
 ただ私がこの映画を見るために仮に時間という通貨を支払うならば、コーヒー一杯分の4分ぐらいだろうか。



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