あっちゃん劇場

あっちゃんの生活には事件がいっぱい!

OL時代の話

勘違いするに決まってる

私が花のOLをしてた時の話。

高卒で入社したKさんはお目目がパッチリした可愛いお嬢さん。
まだまだ世間知らずだけど大らかで気の利く子で、仕事もしっかりこなす。
私とはずいぶん年が離れてるけど、それなりに仲良しだ。

ある日からKさんは会社へ来なくなった。
理由は、盛大に彼氏にフラれたから。
アホか!
って言いたいところなんだが、若いKさんにとって人生で一番大事なのは恋である。
この会社全体が下半身で物を考えるような連中ばっかりだったので、特にお咎めも
なく翌週には復帰した。

しかし、それ以来Kさんは糸の切れたタコ状態になった。
つまりね〜、誰でも良いから夜のお相手が欲しくなったのだ。

「昨日の男はさ〜、アレがナニで流石の私でも演技力に限界感じたワー
「今度の男はさ、いや、マジでオッサンだった!キンモ〜〜〜っだった。


そんな話を職場でしてる暇があったら手を動かす!
って言いたいが、仕事は私より早い。

そんなKさんがある日言った。
「のぼりつめた!
「へぇ〜、で、昨日の男はそんなに良かったのか?
「違うわっ!バッカじゃねーの?
「はぁああ?のぼりつめたんじゃないのか?
「違う!」
「キャンペーンに使うノボリを段ボールに詰めたの!!

この場合、勘違いした私が悪いのか?





 よんよん様
写メ送るわ

こだわりの牛乳

私はコーヒー好きだ。
コーヒーばっか飲んでるが、その次に飲むのは牛乳である。
私がまだうら若き美人OLだったころ、休日に高速道路のサービスエリアで
買った牛乳にいたく感動した。

当時の私の仕事は、数人のパートさんたちに入力作業をしてもらう元締めだ。
なので、毎朝作業の前に軽くミーティングを行う。
「先日、重要な入力ミスにより会社に損害を与えた。心して入力するように。」
ってな事を言う。

しかし、牛乳に感動した休日明けの月曜日。
私は購入した牛乳について熱く語った。
「○○で買った牛乳が濃厚でネ、激ウマだった!」
パートA 「え〜?牛乳なんて似たようなモンじゃないのぉ〜?」
「違うって!凄いだって!」
パートB 「そ〜かな〜
「だって、ノンホモだに!ホモじゃないだに!
そう言った瞬間にミーティングが終わり、パートさんたちは一斉に入力業務を始めた。

無視かよ!
笑うか、バカにするか、なんか反応してよ!

と思った元締めだった。




 kiki様
恐れ入ります。


突っ込んでくれよ!

ある日、私の子分だったHさんが取引先の女性を連れてきた。

Hはまだまだヒヨっ子だ。
“相手に気を使わせない為の気配りってモンが出来ていない!”
…と、Hの接客態度を見て親分のあっちゃんは思った。

同じフロアの責任者たちを紹介してまわるH。
私のところにもやって来た。

「ここがデータを入力するところで〜」
Hが私の方を指し示す。
気配りのあっちゃんは明るく言った。
「ヤマダです。

ここであっちゃんの計算が狂った。

【あっちゃんの予定では…】

「ここがデータを入力するところで〜」
Hが私の方を指し示す。
気配りのあっちゃんは明るく言った。
「ヤマダです。
「〇〇(私)さん、違うでしょ!

ここでHがちゃんと突っ込みを入れてくれるはずだった。

「へへへ、ごめんなさい
一同大爆笑!
そしてゲストの緊張がほぐれ、これからの取引きがスムーズに…


しかし、現実は違った。

「ヤマダです。
「では、次のところへ」
「へっ?…
Hは私のボケをスルー。
結果、私は単なる嘘つきになった。

もうお前なんか子分じゃない!
と思った。







私に指図するからだ

ある目的で特別にはるばる東京から、田舎の会社へやって来た
M嬢。

なにやら難しい業務をやる人らしいので、みんなは煙たそうな
ムードで遠巻きにしてる。
ご本人もプライドが高いのか、あまり社員たちと親しくしようと
いう雰囲気ではない。

M嬢が入社して2〜3日後、彼女が所属する部署に来客があった。
たまたま給湯室にいた私に「お茶を4つ」とM嬢は言い放った。

M嬢はまだ私が “ 社内いばりんぼ ” だって知らないらしい。
「〇〇さん(私)にお茶出せって凄いですよねー!」と後輩が笑う。
当の私は所詮小心者なので、指図通りにお茶を出した。

数日後、会社の近くの郵便局に女強盗が入った。
警察が一帯に非常線を張ったりしてるので、仕事どころじゃない。
そんな中、たまたま現場にM嬢がい合わせたらしい。
だから、犯人の背格好などをしっかり見ていたのだ。
私に向かって興奮気味に話すM嬢。

「警察に言った方がいいよ」と周囲の人たちに押され、彼女は
現場へ行った。


しかし、あっちゃんは見逃さなかった。
M嬢がお昼に食べたお好み焼きの青海苔が、まだ前歯に
ペチャっと着いてることを。
私だって普通なら、「♪ ついてる〜」と教えてあげるところだが、
彼女は「お茶を出せ」と、この私に言ったミスを犯している。
執念深いA型のあっちゃんがこんなチャンスを逃すはずはない。

青海苔が着いたまま、M嬢は警察官と話すのだ。
フフフ、想像するとちょと愉快だった。
それ以来、影で 青海苔さん と呼んでたのは当然のことだ。


先輩としてのアドバイス

私がOLだった時の事。
私は給湯室でお湯を沸かしてた。
そこに後輩の女子社員が半ベソをかきながら入って来た。
またS部長に苛められたらしい。

後輩の女子社員は悲しそうな顔でカップを洗ってる。
S部長のカップを手に取ったところであっちゃん先輩は
ダメ出しをした。

「あ〜、ダメダメ!S部長のカップだけはこっちで洗うの!」
私はもっともらしく灰皿を洗う時専用の汚いスポンジを指差した。

とっさに閃いたことではない。
私はいつもイヤミを言うS部長とケンカになる。
それでも上司に逆らうことはできないので、一人密かに汚い
スポンジでヤツのカップを洗うのがささやかな復讐だったのだ。
後輩の女子社員もS部長に苛められた。
だったら私のお楽しみを彼女にも教えてあげようと思った。

彼女はあっちゃん先輩のアドバイスが嬉しかったのか、
たちまち明るい表情となり、とっても楽しげにS部長のカップ
を洗ってた。
もちろん、例のスポンジで。

あっちゃん先輩はとっても良い人だと自分で思った。


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