あっちゃん劇場

あっちゃんの生活には事件がいっぱい!

釣りの話

ひと夏のアバンチュ〜ル

夏の間、私はいったいどうやって過ごそうかと考えてた。
そんなタイミングを計るように釣り仲間から電話があった。

私がずっと忙しそうだったから声をかけてないけど、釣り仲間は相変わらず
でっかいブラックバスを追い求めて野池をさすらう日々のようだ。
「んじゃ〜さ〜、夏は暇だで誘ってよ!
と言うと、彼は嬉しそうに快諾して電話を切った。

その後だ。

「ね〜さん、47cmが釣れたぜ!
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あ〜そう
楽しそうで良いね
自分は宝塚に浮かれて釣りに行かないんだから仕方ないが、なんだかジェラシー感じる

また1時間もしたらメールが来た。

「今度はこんなん釣れました!48cm
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ボード毎、湖の底深く沈んでしまえ!

と思った私は根性が腐ってるんだろうか?


ま、そんなわけで、私は紅さんの舞台がない真夏はバス釣りを趣味にしようと
思う。

どんな人?

随分と日が長くなった。
バカみたいにひたすら妄想してる場合じゃない。
あつこさんの野生本能がムズムズする。

そう、釣りだよ!

春から秋にかけて私は仕事が終わると池に行く。
市内にある数か所の池が私の縄張りだ。
しかし、同じ池にばっかり行くと、そこにいる魚も段々とスレてしまい、
「ふん、こんなの偽物のエサだから食わね〜んだよ〜ん
ってなことになる。

そこで、新たな池の開拓をする。

ある日、国道の脇の田んぼ道を走ってみた。
「オッ、池発見!
車から降りて池をじっくり観察してみた。

どこの池もそうだが、周囲はフェンスで囲まれていて
「良い子はここで遊ばない」と看板がある。
私は良い子じゃない、悪いおばさんだ。
故に、ここで釣りを楽む権利がある。(あー屁理屈さ

しかし、この日発見した池の看板はちょっと違った。

「ここでの釣りは禁止です。ヤベー池係」
と書いてあるじゃないか!
ヤベー池係って、どんなタイプの人なんだろー?
そのスジの人?
切れたら暴れる人?
女装してるおじさんとか?

あっちゃん勝手に妄想が広がる。

が、そこは地元。10分ぐらい考えて分かった。
ここは矢部という地区だ。
ヤベーじゃなくて、ヤベ池係 だ!

あ〜、びっくりした。

以来、ここはあっちゃんの縄張りとなった。
この池がまた釣れるんだ!

ホントだもん!絶対釣れる編

私はせっかちだ。
だから、釣れない釣りを延々と続けるような忍耐力は無い。

釣り仲間がダイナミックに大きなルアーをブン投げて頑張ってる。
いつ釣れるか分からない50cm以上のブラックバスを釣る為だ。
その横で、私はワームと呼ばれるミミズみたいなグニュグニュした
ルアーをちまちま投げる。
そうすると、20cmぐらいの小さな魚が釣れる。

私は1日1匹のデカバスより、1日10匹の子バスが楽しいのだ!

「お姉さんってさ〜、ワーム投げとる時、様になって格好良いヨ!」
と釣り仲間に言われる。
褒めてるようだが、半分バカにしてるのだ。
それでも、凝り性のあっちゃんは技を極めたので、必ず結果は出る。
おかげで、いつだって子バス爆釣のあっちゃんなのである!

OLだった時、会社の同僚が嘆いてた。
「ボク、1年やっててもまだ1匹も釣れないんです。
ゲゲッ、そんなのでよく釣りを続けられるもんだ。
せっかちなあっちゃんには信じられないほど悠長な話だ。

「じゃ〜、今日仕事がすんだらガマ池で教えてあげるワ。」
私が自信満々に言うと、同僚は胡散臭げに頷いた。
このオバサン、本当にブラックバスの釣り方を知ってんの?
ハゼとかオタマジャクシと間違ってないか?
と表情が物語っている。

ガマ池に到着。
同僚を絶対釣れるポイントに立たせ、絶対に釣れるルアーを
セット。
「はい、あっちに向かって投げて、上下にユサユサしたらOK!」
とアドバイス。
私はその場を離れた。

その途端、背後で同僚の興奮した声が聞こえる。
振り返る私。

「釣れました…」

釣った魚をプラプラさせつつ、本人の目が点になってる。
私の予想よりも早く同僚は初バスをゲットした。
フフッ、私は伊達に子バス爆釣のあっちゃんではないのだよ。

以来、私は会社の釣り人の間ではヒーローになった。
あくまでヒロインじゃないところがちょっと悲しい。


バス釣り初心者の為の絶対釣れる方法を伝授しよう。

【あっちゃん的絶対釣れるバス・フィッシング】
早朝または夕方池に行く。
水が池へ流れ込んでる場所を狙う。
サタンワーム2.5インチ・パープルフレークをツネキチリグ。
 ワームはリングワーム系がオススメ。かなりマッディーウォーター
 ならチャートカラーで。
釣れそうなポイントから少し向こうへ投げ、しばし放置。
竿をひたすら上下にシェイクシェイク!(底を感じつつ)
それでもダメなら場所を変えてみる。

宝塚的タイミングの計り方
投げる時は、エ〜リ〜ザベ〜ッの“エ”で投げ始め、
“ベ〜”でフルパワー。
巻く時は、トマケトマケトマの“トマケ”が1シェイク。
“ター”でポーズ。

あっちゃん的にはこれは凄い完璧な教えなのだけど、マニアック
過ぎてきっと誰にも解らない。

恐怖

長野県の木崎湖という湖へブラックバスを釣に行った時の話。

我が家から木崎湖は結構距離がある。
朝、日の出とともに釣を始めるためにはどうしても深夜に長距離をひた走る事になる。
釣仲間は若いくせに、「あ〜疲れた、運転ヨロシク!」と言った直後にいびきをかいてる。
彼が頭脳労働と肉体労働を合わせたハードな毎日だということが分かってるから、私は文句も言わず一人山道を運転する。
愛知県と長野県は隣接してはいるものの、激しい峠越えコースだ。
大いびきをかいてるヤツが転がって頭を打ってしまえばいいと思い、わざとハードな運転を続けた。

ゴロゴロ転がりつつも熟睡してた釣仲間が峠の山中でふと目覚め言った。

「あれ?今、この車にもう一人乗っとった。」

そう言い残し、彼は再び逝ってしまった。
この釣仲間は、自称霊感者である。
バイクに乗ってる時も時々ラップ音と共にお化けと二人乗り状態になったりするらしい。
そんなヤツに「もう一人いる」と言われたら、お化けなんて信じない私だって気持ち悪い。

ライトが照らす部分しか見えない真っ暗な山道。
時々窓のガラスに白っぽいモノが映ったりしたら、「ヒャ〜」って思うさ!
バックミラーだって怖くて覗けない!
そんな時に限って、フクロウがバサバサー!
タヌキの目がキラッ!
とかするのだ。

あっちゃん怖い!

おかげと言ってはなんだが、木崎湖まで睡魔が襲うこともなく無事到着。
車中で爆睡した霊感野郎は絶好調で釣ってる。
私はヨレヨレで釣果も上がらずじまいだった。

霊感野郎め!
このお返しはいつか絶対に!!!



淡路島で大物!!

淡路島ってのは初めて行ったが、海と山とその周囲にある棚田と野池。それに、収穫したばっかりの玉ねぎが屋根だけの倉庫に干されてるだけだ。
野池があればブラックバスもいる。でも、釣りをしなきゃ本当にのどかな田舎風景である。
同行したTは玉ねぎが嫌いだ。「あんなもん食ったら細胞が溶ける!」と信じて疑わない。にもかかわらず、淡路島の特産品は玉ねぎしかない。
今回不運な事にナビが壊れてる。だから、Tが淡路島の地図を片手にナビを勤め、私が運転手というのが役目だ。ところが淡路島というところは道路が極端に狭い。地図では県道には黄色く塗られてるのに、そこは車1台がやっと通れる程度の砂利道だったりする。自動車王国・愛知なら考えられねー!
道を逸れたら、あっという間に人里離れたジャングルだ。道路はまるで獣道の様で、いったいどれくらい前に人が入ったのか解ったもんじゃない。私の車は可哀想に傷だらけ。そして、狭い狭い道をバック。また違う道を進んではバックの繰り返し。でも、そこはバックシャンのあっちゃんだ。どんなところでもバックはできる。Tも「おねーさんのバックって、本当に芸術品だね!」と太鼓判。
しかし、悲しいかな私はウサギさん。すぐにその気になって調子に乗る。
二日目の午前中、ついに調子に乗ったウサギさんは失敗した。
とても広い道路で後の確認せずにバック。勿論、キュルキュル言うほどの早いバックだ。
「だって、上手なんだもん!」と思った瞬間に車が衝撃とともに大きく傾いた。
大きな溝にスッポリはまった!
「あっ、ごめーん、はまっちゃった。」
斜め下にいるTはアングリしてる。彼がウサギさんの正体を見抜けずに、ひたすら褒めちぎったのが悪いんだ。
とりあえず車から降りた。
そしてもう一度車のドアを開けた瞬間、傾いてる車のドアが勢いよく開いた。
「バウンッ!
私は顔面に激しいカウンターパンチを浴びた。
メガネが吹っ飛び、顔にはドアの線がついた。
Tは「大丈夫かー?」と聞きつつも、顔は笑ってる。
しかし、急に「ん??」と言いつつ私に顔を近づけてくる。
「イヤだわT君、こんな時にキスなんて。ポッ!!(*^_^*)」
と思ったのも束の間。
「おねーさん、メガネのレンズ一方無いよ。」 ……(-_-;)
 どーりで、なんだかピントが合わないはずだ。
しかし、カウンターパンチはレンズまで外れるほどの衝撃だった。ってことは、数日後の私の左顔面は縦に紫色の痣がつくのか?それじゃ〜まるで“デビルマン”か“キョンシー”みたいじゃないかー!(ToT)
顔のアザは自然に治るからいい。しかし心配なのは車だ。恐る恐る観察する。それは芸術的なハマり様!
思わず写メールする私。
どんなに不幸が私を襲おうとも、いつでも笑い飛ばしてくれるワ!
っちゅーか、しょっちゅう危ない橋を渡ってるから、まずパニックに陥ることが無いのである。
長い付き合いの車屋の営業マンに電話してみた。
 私「あのさ〜、車が側溝にハマっちゃった。JAFの番号教えて欲しいんだけど〜」
営「また何処でやっちゃったの〜?」
私「あ、淡路島で…」
営「淡路島ぁぁ〜〜??」
営業マンは声がひっくり返ってる。
ふふん、アナタは気付いていないかもしれないが、私がアナタに連絡する時はいつだって遠くにいる時なのだよ。
まっ、こんなことで威張ってもしょうがない。
 淡路島のJAFの番号を聞き、すぐに電話してみる。今何処にいるのかと聞かれたが、そんな事はしらん。
「池があって田んぼが有ります。」なんて言ったって、淡路島には池と田んぼと玉ねぎしかない。
たまたま田植えをしてるご夫婦が近くにいた。ご夫婦はとても丁寧に答えてくれる。「四軒並んだあの赤い屋根の家が本家のニシダさんの家で、こっちのが分家のニシダって言って私の家。本家のニシダさんとこまで来て貰えば解る。」
まさか淡路島でニシダ一家のことまで教えて貰えるなんて…(^_^;)
親切なニシダさんは一緒に車が来るのを待ってくれる。

私「淡路島は玉ねぎが多いですねー。」
ニ「今年は採れ過ぎて安いんよ〜。」
玉ねぎが豊作だったことまで解ってしまった。(^_^;)

私がそんな事をしてる間に、Tはニシダさんちの孫娘二人の遊び相手をしていたらしい。
「おじちゃ〜ん、も〜一回水いれてぇ〜!」
「おー?またかぁ〜?」
ちょいの間にギャル二人と仲良くなってるTも隅に置けない。(笑)
JAFのお兄さんは迷うことなくニシダ本家に到着。
無事愛車は生還し、私たちは何事も無かったかのように野池巡りを続行したのでした。

淡路に来て以来ずっと狭い道を走り続け、滞在3日目ともなると少しこの解り難い道にうんざりしてくる。最後の日も私達は狭い道にさ迷いこんだ。
なんせ何処を走っても風景は同じだ。分岐点に差し掛かった時、ナビ係のTがイライラ気味に右に行けと言う。しかし怪しい私の勘で言えば、ここは直進のはずだ。たぶん、この道はさっき通ったと感じたから、私はどうしても直進したい。短時間の内にTを説得しなければならない。目印になるモノを指で指して言った。
 私「ほら見て!」
T「ん?」
私「あんなところに玉ねぎが。」
 あっ、しまった。こんな時にふざけてしまった。(^_^;)
指差した方向を見てTは怒っている。
 T「だからーーっ、ここには玉ねぎばっかじゃんかよー!」
玉ねぎ嫌いなTは興奮して声がひっくりかえる。
バカだな〜、カリカリしてたら楽しくないから、わざと言ってみたんだって。
なんとなくその場が明るくなり、二人は無事次の池へと到着したのであった。

 前評判の高かった淡路島のバス釣り。私たちの釣果もバッチリ!ニコニコ顔で帰ったが、後には2万円の支払いが残った。もちろん、愛車という大物を釣り上げた料金である。(ToT)
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