白状すると、もはや神田では禁断症状を抑える事は出来なくなっている。
仕事にかこつけて神保町二郎に潜入した。
11時半には到着したが既に多くの人が並んでいた。
漂う豚の匂いの濃さが神田とは異次元である。
一人置いた前にはOLが二人話をしている。
荒野に咲いた一輪の花の様であるが、美しいものには棘があるのも常である。
今日の注文は小豚・野菜マシに仕事中なのでにんにく少し。
小豚にしたのはレディ達の持つ青い札に負けず嫌いの魂が燃えたからかもしれない。
いつものようにカウンターに出された丼を受け取りテーブルに置く。
一口スープを啜り、胡椒をかける。
そして、にんにくを混ぜ入れ野菜とチャーシューをスープに浸すべく麺をかき混ぜようとすると、そのスペースが無い。
麺が多いのだ。
中が見える位置にいた切込み隊長の報告によると、レディ二人の麺を減らし我々の丼に追加されたそうである。
小豚はギリギリの線の量であるだけに、麺が増えたのは必ずしも嬉しいとは言えない。
これが、棘の正体だ。
少し麺だけを食べてから全体をかき混ぜてスープに浸した。
今日の豚は脂身のバランスもちょうど良く、スープの油も程よく、割合の多いキャベツの甘みも絡まり、ラーメン二郎を満喫し禁断症状も治まった。
ただ、量には苦戦した。
やっと食べ終えヘロヘロになって店を出た姿を、並んでいた二郎フリークのT君に見られてしまったのは、シンジケートの総帥としてはかなりの失態だった。
これから小オンリーにするか・・・(弱気)
店名:ラーメン二郎神田神保町店
住所:東京都千代田区神田神保町2-4-11
TEL:非公開
TEL:非公開
◆NHS的ゴキゲン度◆
丼☆大盛・・・・・・・月2
丼☆大盛・・・・・・・月2
そんなピロシ・・・・・未食
爆走!斬込隊長・・・週1
KIJくん・・・・・・・月2
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