2021年04月22日
武田悠生23級が4度目の優勝!兄弟揃って昇級し同級に

4月学生会は、武田悠生23級が昨年6月以来10ヶ月ぶり、通算4度目の優勝を飾りました。
兄・一輝22級との直接対決は香落下手で制し、兄弟揃って昇級。弟が2階級特進したことで、仲よく21級で並びました。
その兄は山下璃空翔12級、先月準優勝した山根尊伍38級と同星。対戦相手優位のルールにより、山下、武田、山根の順位となりました。
その山下君は王将会や谷本誠一将棋教室でも腕を磨き、昨年11月以来5ヶ月ぶりの昇級となりました。
駒落成績(指分以上)
★令和3年4月18日(日) 15名参加
”霤帖〕生 23級(呉中央小2) 12−2 21級昇(優勝)
高橋 直也 27級(宮 原小5) 10−4 26級昇
山下璃空翔 12級(荘山田小4) 9−5 11級昇
ど霤帖^豕院。横乙蕁文眞羆小6) 9−5 21級昇
セ該 尊伍 36級(原 小3) 9−5 35級昇
山下 桜子 37級(荘山田小2) 8−6
Ю昇蝓〇眞 36級(白 岳小4) 7−6
γ翆福〕詰А。横元蕁僻本松中1) 7−6
竹野学三段が歴代3位となる通算15度目の優勝!

4月例会は、竹野学三段が平成29年7月以来実に3年9ヶ月ぶり、通算15度目の優勝。これは前野享太二段の17度、瀬川達也三段の16度に続く、歴代3位の記録です。
直接対決で敗れ惜しくも準優勝に留まったのは、松田晃一四段。彼は定年退職で2年前に郷里呉市に帰郷しており、広島将棋センターの廃業に伴い、初参戦したのでした。実は本道場を経営する谷本誠一四段が、呉三津田高校在学中に将棋部を創立、それを引き継ぎ、第二代部長を務めたのが松田氏でした。
因みに第三代宮浦忍部長、第八代中島清志部長は、現在それぞれ詰将棋作家として活躍中です。
尚この日最終局は、前野享太二段と郷路雅人2級による平手戦。終盤で前野二段が方向性を誤って銀の質駒を作り、それを見事に逆用した郷路2級が押し切り、金星を上げました。
令和3年4月4日(日) 下手駒落選択制
|殘遏ヽ悄〇庵福 。掘檻院瞥ゾ
⊂湘長鍵譟〇傭福 。供檻
C本聖純 5級 4−4
ち位邉太 二段 4−4
ゼ稘隋〔 三段 3−2
ι雄蝓々А―蘆福 。魁檻
谷水 輪 2級 3−4
Χ刃雅人 2級 2−6
大古興一 5級 1−7
2021年03月21日
目覚めた堀井煌太21級、苦節3年7ヶ月で初優勝!

3月学生会は、堀井煌太21級が、初参加から苦節3年7ヶ月で、ついに頂点に立ち、初優勝。彼は1年生の時、谷本学生会主幹が講師を務めたペアーレKIDS講座に参加したのが縁で、それ以来父親と一緒に通い続けて来ました。この日は、落ち着いた差し回しが冴え、見落としが大きく減ったのが勝ち続けた要因でしょう。
またこの日は、米田匠吾10級、奥先光憲14級、水原紫光20級の呉青山高校1年生トリオが久々に参戦。最後の詰めが甘く、今後の飛躍が待たれます。
一方、年間無欠勤者に贈る皆勤賞を3名が受賞。日下湊14級、山下璃空翔12級(荘山田小3)、桜子兄妹です。特に日下14級は5期連続となり、自身の持つ最多記録を更新しました。山下兄妹は初受賞。
但し今年度は、4、5月と新型コロナの影響で休会となっていたので、10回連続参加ということになります。
駒落成績(指分以上)
★令和3年3月22日(日) 15名参加
)抂罅×蠡澄。横欝蕁聞 小4) 11−1 19級昇(優勝)
∋該 尊伍 38級(原 小2) 12−2 36級昇
盂澄 ≧董。械元蕁柄営婿幼長) 9−5 37級昇
ど霤帖^豕院。横乙蕁文眞羆小5) 8−6
ダ昇蝓〇眞 36級(白 岳小3) 7−6
ζ下 瑞己 32級(明 立小2) 7−6
Щ害次〆子 37級(荘山田小1) 7−7
日下 湊 14級(明 立小6) 7−7
前野享太支部長が3度目の優勝!大古興一氏は5級認定

令和3年3月13日(土)は支部総会。大古興一5級格、郷路雅人2級が入会しました。
3年度の事業として、5月連休明けの呉学生名人戦は3密防止策が困難との理由で、昨年度に続き連続中止となりましたが、後は例年通り計画に上げ、承認しました。
これに先立つ将棋交流会は、早指しの勇・前野享太支部長が5戦全勝で3度目の優勝。大古興一5級格は指し分けたものの、野原文吉、谷本聖純両5級を平手で撃破し、5級の認定を受けました。
また、渡邊誠治監査、杉原光一幹事は谷本誠一事務局長に平手で挑戦。両名とも谷本四段の時間切れで見事勝利を収めました。渡邊初段は優勢な将棋を終盤で、杉原1級は中盤で、どちらも谷本四段に逆転を許しましたが、時間の余力を残していたことが幸いでした。
将棋交流会 下手駒落選択制
〜位邉太 二段 5−0(優勝)
渡邊誠治 初段 4−2
杉原光一 1級 3−2
っ本誠一 四段 2−2
大古興一 5級格 2−2(5級認)
γ本聖純 5級 1−5
野原文吉 5級 1−5
2021年02月24日
盂蝉藤苅圧蕕史上2人目の未就学児2度優勝の快挙!

2月学生会は、盂蝉藤苅圧蕕昨年10月に続き2度目の優勝。これは史上10度目8人目の未就学児優勝と併せ、2人目の未就学児2度優勝の快挙です。
因みにもう1人の未就学児2度優勝者は、この日も参戦した武田悠生23級で、昨年7月、9月に達成しています。
4〜6位には、6勝5敗で3人が同成績。対戦相手勝利の法則により、武田一輝22級、その弟の悠生23級、堀井煌太21級の順となりました。
ところで最後まで残った一局は、山下桜子38級VS先月の覇者・日下瑞己32級(明立小2)の3枚右香落戦。終盤優勢になった山下女流が何度も決め手を欠いたのみならず、寄せに使うべき駒をどんどん自陣に打ち付けたため、なかなか終局しません。双方秒読みになっても、延々と指し手が続きました。その間、上手の日下32級が何度も王手龍取りの逆転手を逃してしまいます。
日下君が上部脱出を図った時、金気を打って縛っておけば寄りだったのを、山下女流は虎の子の金を自陣の守備に打ち付けます。これで日下君の入玉を許してしまいました。
ところがことの重大さに気付かない山下女流は、龍と馬を自陣に引きつけ敵玉に迫ります。この執念が稔り、最後の最後に日下君が受けを誤って一発の頓死を食らってしまい、劇的な幕が下りました。
尚この対局は、学生会史上最長手数になったと思われます。
駒落成績(指分以上)
★令和3年2月21日(日) 12名参加
●盂澄≧董。苅圧蕁柄営婿幼長) 9−3 38級昇(優勝)
中段裕友 29級(八本松小6) 8−3 28級昇
山下桜子 38級(荘山田小1) 6−4 37級昇
ど霤聴豕院。横乙蕁文眞羆小5) 6−5
ド霤塚生 23級(呉中央小1) 6−5
λ抂聨蠡澄。横欝蕁聞 小4) 6−5
浜崎孝初段が決勝トーナメント制し、5度目の優勝!

2月例会は、浜崎孝初段が通算5度目の優勝。実は全体局を終えて、初参戦の曽川広人三段、谷本聖純5級、浜崎孝初段の3名が同率で並びました。対戦相手との星も、全員1勝1敗で並んだため、ジャンケンで決勝トーナメントの組み合わせを決めました。この様な決勝トーナメントは、前回12月例会でのリーグに続き連続、通算2度目の珍事となりました。しかも浜崎初段はそのどちらにも関わったばかりか、再度1回戦シードを引き当てたのです。
さてその第1回戦は、曽川三段を谷本5級が3枚左香落で制し、本割の雪辱を果たしました。決勝戦では谷本5級を2枚落で浜崎初段が本割の雪辱を果たし、大逆転勝利となったものです。
さて、その将棋。谷本5級が厚みで浜崎初段を中盤以降圧倒。谷本5級が攻めの方向を誤り、少しずつ紛れて行くも、それでも優勢は不動の状況です。ところが途中で浜崎初段が紛れの銀頭への歩突き。これが後々の伏線となり、谷本5級が敵陣に成り込んだ龍で玉に迫る守備金を勢いよく取ったことで、絵に描いた様な角による王手龍がかかったのです。これでも冷静に中合をしていれば、まだ勝機は残されてはいましたが、大切な龍を失っては、下手の力ではどうにもなりませんでした。
ところでこの日は、郷路雅人3級格が初見参。彼は杉原光一1級同様学生会OBで、元呉こども将棋名人に輝いた実績があります。その杉原1級や学生会現役の谷水輪2級に平手で挑むも惜敗したことから、2級の認定を受けました。
その郷路3級格と谷水2級、杉原1級とが指し分けの三つ巴となり、対戦相手勝利の法則から、谷水、杉原、郷路の順となりました。前回に続き優勝争いの三つ巴と、下位でもう一つの三つ巴がセットで連続して現れるという新記録となりました。
令和3年2月7日(日) 下手駒落選択制
”雄蝓々А―蘆福 。粥檻押瞥ゾ
谷本聖純 5級 4−2
A樟邱人 三段 4−2
っ水 輪 2級 3−3
タ原光一 1級 3−3
Χ刃雅人 3級格 3−3 2級認
大古興一 5級格 0−6
日下瑞己35級が2度目の優勝で3階級特進!

1月学生会は、コロナ禍で先月に続き少数激戦の中、日下瑞己35級が、昨年8月以来、2度目の優勝。3階級特進を果たしました。
また、久々に登場した平本泰啓23級(仁方小5)が、優勝した日下35級に対し、唯一黒星を付けました。
尚、5位から7位までが4勝5敗の同率三つ巴。対戦相手勝利数により、山根尊伍38級(原小2)、山下桜子38級(荘山田小1)、山下璃空翔12級(荘山田小3)の順となりました。
駒落成績(指分以上)
★令和3年1月17日(日) 10名参加
‘下 瑞己 35級(明 立小2) 8−1 32級昇(優勝)
高橋 直也 29級(宮 原小4) 7−2 27級昇
青木廉太朗 37級(明 立小5) 6−3 36級昇
盂澄 ≧董。苅圧蕁柄営婿幼長) 5−4
2020年12月20日
学生会収めの12月は、西崎時眞38級が初優勝!

12月学生会は、少数がしのぎを削る中、西崎時眞38級が初優勝。先月の3位入賞に続き、飛躍を遂げました。山下桜子39級との香落戦で反則勝ちを収めたのが、最後まで好影響を及ぼした格好です。
最終局では、5勝3敗同士での山下璃空翔12級と桜子39級の兄妹が、準優勝をかけて激突。19枚落(裸玉)のハンディをもらった桜子女流が、初の準優勝をゲットしました。
この結果、5勝4敗が4名出現。このメンバー同士に限定した対戦の勝ち星数によって、山下璃空翔12級、木田蒼士27級、高橋直也29級、山根尊伍38級の順となりました。
ところでこの日は、時間が余ったため、2巡目の対戦カードが何組か組まれました。その場合、手合割を規程より上手有利に設定し、さしずめ指導対局となりました。
駒落成績(指分以上)
★令和2年12月20日(日) 10名参加
\昇蝓〇眞 38級(白 岳小3) 7−2 36級昇(優勝)
∋害次〆子 39級(荘山田小1) 6−3 38級昇
山下璃空翔 12級(荘山田小3) 5−4
ぬ敕帖〜鷸痢。横卦蕁雰抔撚鮎6) 5−4
ス盒供…礁蕁。横控蕁糞棔仝蕎4) 5−4
山根 尊伍 38級(原 小2) 5−4
2020年12月11日
小学2年生・高牟礼楓初段が史上最年少優勝記録を更新!

12月例会は、若干小学2年生の高牟礼楓初段が史上最年少優勝の快挙。これは、平成23年10月の清水豊記1級(当時)と、26年11月の河口修輝2級(当時)が小学4年生で達成した偉大な記録を抜きました。実に6年1ヶ月ぶりで、2学年も上回り記録更新となりました。
加えて、令和元年6月に若島靖初段(当時)以来、1年6ヶ月ぶりとなる初参戦初優勝の達成です。これは史上5人目となりました。彼は広島王将会で売り出し中の実力者で、先日行われた升田幸三杯でも小学生低学年の部と一般C級の部でダブル優勝を飾っています。小学2年生で初段というのも、成長著しく将来が楽しみな存在です。
実は、全対局を終えだ段階で、浜崎孝初段、杉原光一1級と共に同率でトップに並びました。しかも巴ジャンケンでも、3者全員が1勝1敗で優劣がつきませんでした。そこで抽選方式で決勝トーナメントを実施。その初戦で杉原1級を退けた高牟礼初段は、浜崎初段を下し、堂々の制覇となりました。同率決戦で覇者を決定したのは月例会史上初の珍事です。高牟礼初段は本割で浜崎初段に敗れていたので、見事に借りを返した格好です。
一方この日は、高牟礼初段に加え、後3名が初見参。大古興一氏は高齢のため退職し久々に駒を手に取り、20年のブランクを感じさせない指し口です。杉田和也1級とその友人・田上拓海2級も高牟礼初段同様、広島市から遠征。平素は専らインターネット将棋に講じて実力を磨いて来ており、人間同士の対局は非常に新鮮でだったようです。
令和2年12月6日(日) 下手駒落選択制
々睫粁乕 初段 6−1(優勝)
浜崎 孝 初段 6−1
杉原光一 1級 6−1
っ水 輪 2級 3−4
ッ本聖純 5級 2−5
β膰填衆譟。亀薐福。押檻
田上拓海 2級 2−5
┸田和也 1級 1−6
2020年11月15日
将棋の虫・山下璃空翔14級が通算7度目の優勝!

11月学生会は、谷本誠一将棋教室の皆勤を継続中の山下璃空翔14級が、通算7度目の優勝で12級に特進。安定した闘いぶりを披露しました。日下湊14級(明立小6)との平手対決は圧倒的な勝利を収めました。
準優勝は先月3位、先々月未就学児初優勝を達成した高牟礼歩35級。兄の楓初段(広島王将会認定、戸坂小2)と同様手つきが早くも様になっており、急速な上達ぶりを示しました。
また、優勝者の妹・桜子40級は、安定した実績を積み重ねて来ました。皆勤努力が稔った格好で大幅に勝ち越し、ついに最低級の壁を越えることができました。
駒落成績(指分以上)
★令和2年11月15日(日) 13名参加
〇害射空翔 14級(荘山田小3) 10−2 12級昇(優勝)
高牟礼 歩 35級(戸 坂保長) 9−3 33級昇
西崎 時眞 39級(白 岳小3) 8−4 38級昇
て下 瑞己 36級(明 立小2) 8−4 35級昇
セ害次〆子 40級(荘山田小1) 8−4 39級昇
高橋 直也 29級(宮 原小4) 7−5
比上 雪奈 40級(昭和西小2) 7−5