2007年02月
2007年02月27日
呉市子ども将棋教室で公開１５面指し！
平成１９年２月１７日は、呉市子ども将棋教室の最終日。この日は恒例により、特別に一般公開しました。 幼稚園児から小学５年生まで、生徒２９名が全員参加しての企画は、先ず実力に応じてＳ、Ａ、Ｂ、Ｃ級と４クラスに分け、Ｓ級とＡ級を合わせた１４名と、Ｂ級とＣ級を合わせた１５名とにグループ分けします。そこで講師と助手が各々のグループ全員を相手に指導対局をするというものです。つまり講師や助手から見れば、一度に１４名、１５名を同時に相手にすることになり、それぞれ１４面指し、１５面指しが実現しました。約１時間で１局をこなし、２局目は、講師と助手とが対戦相手のグループを取り替えました。
手合割は勿論ハンディキャップ戦です。即ちＳ級は６枚落ち（飛角桂桂香香落ち）、Ａ級は８枚落ち（飛角銀銀桂桂香香落ち）、Ｂ級は９枚落ち（飛角金銀銀桂桂香香落ち）、Ｃ級は１９枚落ち（玉を除く全ての駒を落とす＝裸玉）です。
さて、さすがにＣ級あたりでは、生徒が二歩の反則をしたり、ただで大きな駒をくれることがありますが、それは待ったを促し、再考させます。中にはＢ・Ａ級辺りでも、一周して戻って来たら、生徒が２手連続して指してしまっている場面が何度かありました。生徒も勝ちたいと意欲がにじみ出ている証拠です。
ところで観戦に訪れた保護者や一般の方は、こんな大きなハンディを貰うので、生徒が断然有利だと見られていたかも知れませんが、現実の成績は下記の如くでした。尚引き分けが多いのは、時間切れとなったためです。
谷本誠一四段（講 師）＝１６勝 ５敗 ８分
瀬川達也三段（助 手）＝１０勝 ６敗１３分
合 計 （２試合）＝２６勝１１敗２１分
結果はご覧の様に、指導者に軍配が上がりました。但し生徒の内、３人が指導者に対し見事２戦２勝し、その全員が昇級しました。
また本企画は、市政だよりにも紹介された一般公開とあって、将棋をこれから始めようとする子がお母さんに連れられて来ており、その３人全てが、私が毎月主宰している子ども達の将棋の集い「学生会」に参加されることとなりました。しかもその中の一人は、何と、岩国市から来られた小学２年生の子です。更には、長迫小学校２年生の生徒が保護者同伴ではなく、たった一人で来ていたのです。そしてその子は、本日を前々から楽しみにしており、前日に会場の下見にまで来ていたとは！脅威の小学２年生が出現しました。
【添付写真】谷本講師の１５面指し指導に挑む子ども達
2007年02月04日
第１２期呉将棋団体戦・結果
★日時：平成１９年２月４日（日） １０時〜１６時★会場：呉市つばき会館 ４Ｆ
★主催：日本将棋連盟呉将棋愛好会支部
★形式：団体戦／１チーム５名編成、クラス別リーグ戦
★２０チーム、１０３名参加
【添付写真】Ａ級・台風の目となった広島王将会ＯＢの若き勇姿
今期は高須将棋囲碁クラブが強豪を揃え、Ａ級で２度目の優勝を不敗で飾りました。Ｂ級では、新人職員拡充で今期３チームを編成した呉市役所の内、Ａが往年の実力を復活させ、ダントツの成績で２度目の優勝。Ｃ級では、今期も混戦が展開されましたが、天応将棋同好会が首一つを抜け出し、２度目の優勝を成し遂げました。
さて今回の目玉は、初出場の広島王将会ＯＢ。今期呉高校生名人の小笠原嗣人（ﾋﾃﾞﾋﾄ）三段（高３）を大将に、沖田幸輝三段（中２）、矢野将樹二段（小４）、池上虎凱（ﾋｮｳｶﾞ）初段（小４）、中宗尚也１級（中１）とフレッシュメンバーで編成し、Ａ級での台風の目となりました。また昨期に引き続きＢ級では、呉学生会（串田裕介大将＝高２）が活躍。五将には学生会現役の竹嵜幸之助５級（小５）が加わり、初出場ながら貴重な１勝を体験しました。昨期Ｃ級優勝の呉市水道局は、今期初めてＢ級の舞台へ躍進。その中で、急遽一人欠けた穴埋めを仰せつかったのは山��拓哉１級（小５）。堂々２勝を挙げ、自らに課せられた責任を見事に果たしました。
結局今期は大学生未満が１１名出場と、初の二桁に載せる記録を樹立。内小学生４名、中学生３名、高校生等４名で、小学生の４名出場も記録となりました。
＜Ａ級＞
�々眇楙�棋囲碁クラブ （矢野 啓太大将） ５−０（勝点２１） 優 勝
��廿日市と金倶楽部 （板垣 剛二大将） ３−２（勝点１６．５）準優勝
��川尻将棋クラブＡ （西本 清宣大将） ３−２（勝点１３）
�じ皸Υ�会 （坂野 貴聿大将） ２−３（勝点１０）
�ス�島王将会ＯＢ （小笠原嗣人大将） ２−３（勝点 ９．５）
�Ε泪張寸錬臓 丙Ｅ帖〕ν座臂�） ０−５（勝点 ５）
＜Ｂ級＞
�仝盪毀鮟蝪繊 幣緻酘乙栄�大将） ５−０（勝点１７） 優 勝
��呉郵便局 （藤原 正大将） ３−２（勝点１６） 準優勝
��川尻将棋クラブＢ （倉田 力大将） ３−２（勝点１１）
�じ盂慇顕顱 紛�田 裕介大将） ２−３（勝点１２）
�ト�竜会 （飛騨 正臣大将） ２−３（勝点１２）
�Ω盪埒綟散鼻 雰�原 盛樹大将） ０−５（勝点１５）
＜Ｃ級＞
�‥訓�将棋同好会 （山下 典雄大将） ４−１（勝点１３） 優 勝
�⊂赦族顱 弊亶� 興和大将） ３−２ (勝点１７） 準優勝
�８盧�成チーム （神野 幹雄大将） ３−２（勝点１４） 特別賞
�こ�刈将棋愛好会 （柳 満雄大将） ３−２（勝点１４）
�ジ盪毀鮟蝪臓 丙集邸〃鮖安臂�） ３−２（勝点１４）
��川尻将棋クラブＣ （神田 巌大将） ３−２（勝点１２）
�Ц盪毀鮟蝪叩 焚�本 雄三大将） １−４（勝点 ９）
�┌庁稗咤達脇厩ゲ饂拮堯蔽醋澄／�一大将） ０−５（勝点 ７） 敢闘賞
