どんぐり山の会

私たちは、アルパインクライミング(岩・雪・氷)主体の山岳会です。アルパイン、フリー、ミックス、沢、雪山などなど楽しみながら登攀しています。 アルパインクライミングをやりたい!やってみたい方、集会にいらしてください。

メンバー:JMB KT
 計画しては、天候不良で流れた谷川。かれこれ、連続5回くらいは中止か転戦してた。冬の訪れの早い谷川。今回、今年ラストチャンスでトライしてきた。水上谷川の天気は珍しく晴れ。南魚沼あたりは崩れる予報だったようだが。。

日程
10/24 (土)
0200:都内発 
   夜中に水上着。大分寒い。天気はまあまあ。しかし、湯檜曽に差し掛かると雨が降り出す。内心『またこの展開ね』と思い、どこへ転戦しようかな、と考えながらロープウェイ駐車場へ。
0455:ロープウェイ駐車場
 とりあえず、小雨だったので土合までは行こうと決め、歩き始める。今回のテンバは出合いの避難小屋。だいぶ冷え込むので、風よけにお借りりました。
避難小屋テント

0600:避難小屋発
雨も霧雨になったので、偵察へ。
全景
稜線にはガスが。
増水
途中、林道からヒョングリの滝を覗く。増水してて途中の渡渉も大分苦労した。ここから懸垂40m(fixあるが、外皮破れているので要注意!)
テールリッジテールリッジを登る

1000:中央稜登攀 4Pまでで同ルート下降(13時)
 本来の目的の烏帽子岩奥壁はびしょびしょにて登攀不可。中央稜が乾いているようにみえたので、とりあえず取りついた。
中央稜1P目。ところどころヌメッていたが、登攀可能。4Pまで登り同ルート下降。
明日に賭けて、今日は戻ることに。帰るころには増水はある程度落ち着いていて渡渉も楽になっていた。この日はクライマーは我々1パーティーのみ。
1500:避難小屋
  16時頃から雨が降り出す。本降り。こりゃ、明日はだめだね。獅子岩にでも行こうか、と相談しながら18時に寝た。

10/25 (日) 
0520:起床(目覚まし鳴らず、寝坊)
  昨日の疲労と目覚ましミスで痛恨の寝坊。そとに出てみると、衝立がよく見える。雨も上がって路面も乾いている。やや時間は押してるが、アプローチは昨日辿ってるし、すぐに取りつきまでは行ける。じゃあ、行くだけ行ってみようかと急いで支度して出発。
0600:出合い出発
 サクサクと登っていき1時間半で取りつきへ。以後、余裕がなく写真はありません。。
0730:中央カンテ取りつき
  とりあえず寒い。一ノ倉の稜線は雪が薄っすら積もっている。昨日は無かったので、初雪?
0800:登攀開始
 今回はシングルロープでスピード重視。アルパインヌンチャクでロープ流れを調整。参考は菊池敏之さんの『日本の岩場 上』。ただ、このトポよりも細かくピッチを切った方がロープの流れが自然な気がした。本来のトポ記載のピッチ数(われわれのピッチ数)で記載。
1P(1P):ロープがほぼ90度屈曲。上部は草付きで滑って怖い。草付きフェースは残置1ハーケンのみ。途中、カム使用。精神的に一番堪えた。
2P:緩いフェース
3P(3‐4P):トラバースで一度切った(ロープ流れ上、これがよい)
4P(5-6P):カンテ(ここも一度切る)
5P(7P):ルンゼからチムニー。チムニーはびしょ濡れ。
6P(8P):左を回り込み、ピナクル下へ。ここは浮石だらけで、ランナウトする。度胸がいる。落石注意。
7P(9-10P):垂壁。ややボルダーな感じ。技術的な核心。ここを超えて一旦切る。そのあとのハング越えも濡れててやや難しい。そのまま次の階段上草付き帯へ繋げた。
8P(10P):同上
9P(11P):階段を乗り上げる。
10P (12P):さらに10m乗り上げて烏帽子岩の下へ。
1320:烏帽子岩下のリッジ~6ルンゼ下降
 烏帽子岩から下に見えるクマザサへ空中懸垂30m。クマザサをトラバースして6ルンゼ下降へ。ここは分かりずらい。トポだけだと危険だろう。初めての人(南陵下降したことない人)は必ず一度は経験者と6ルンゼ下降したほうがよいと思う。2年前に一度下降していたからあまり迷わず下降できた。
古いハーケン
中間支点はどれもこんなハーケン。。カムもあると少し安心だが、途中カムがひっかかり、邪魔ではあった。
1530:中央カンテ取りつき
1730:出合い
 この日はほかに南稜に2パーティー、南稜フランケあたり?(どうやら変チを間違えたようだ)に1パーティーいたが、みな11時頃に撤退していった。

 感想
谷川の岩場ってルートがすべてが乾いていることなんて無いんだろうなぁ。夜か朝はまあ、雨が降る。チムニーは濡れてるし、日陰も濡れてヌメッてるし、草付きに関しては泥だらけで、滑るし。おまけに岩はぼろくて、浮石だらけ。さらに、残地も少なくてほとんどが錆びついている。。あ、あと今回は寒さも。でもこのビショビショでグチャグチャなのがここの岩場なんだろうね。それも含めて谷川なんだろうなー。厳しかったけど、充実した!
        

しばし、ブログが止まってました。
もちろん、コロナ禍で山行自粛していたこともあるけれども、少しずつでも世の中が通常運転になってきている中、このブログもまた続けていかねば、と思ってます。。

さて、『どんぐり山の会』は新しいHPを作成しました。
わたしたちは、フリーやアルパイン、沢登り、アイス、ミックスクライミングから、縦走登山などオールラウンドに山に取り組んでいます。新しい仲間は年齢経験問わず、常に募集し、お互いの『山や』としての幅を広げています。  ぜひ、HPも覗いてみてください。 

    https://donguriyamanokai.sakura.ne.jp/docsman/index.php/services  

野猿返し
参加:JMB KGN

9月20日
前夜発。野猿返しは近年『ロクスノ』に掲載されてから、人気ルートとなっているよう。初級者でも比較的登りやすいルートからも週末は結構なパーティーが取りついているようだ。時間のかかるルートでもないので、朝1番に登って時間あれば小川山まで足を伸ばそうと思った。
軽トラに乗って19時に都内を出発。その日は金峰山東股沢の林道で軽トラ泊で。DSC_0163軽トラ泊は楽でよい。すぐに撤収できます。
小宴会ののち、明日の備えて荷台で就寝。

9月21日
DSC_01656時起き。林道からは野猿返しのリッジがよく見える。
DSC_0166
キャンプ禁止の看板のところを沢に向かって下っていく。50mほどで東股沢に降り立つ。堰堤やや上流を渡渉。踏み後を頼りに歩くこと10分(途中ケルンあり)。ややわかりずらいが野猿返しの基部に到達。
DSC_0168アプローチの林道。
DSC_0169
1P取りつきはやや足場の悪い斜面にある。よくみるとペツルが見えたので、ルートだと確信した。1P目は朝一にはすこしきついスラブ。ぺツルに導かれるよりは、ペツルを無視してやや左上に抜ける。すると、小さなテラスに出る。以後、自由に岩稜に沿って登っていく。岩稜を外さなければ、ルートトポにこだわらなくてもよいと思った。実際、自分たちも若干外れていたと思うが岩稜は辿った。
DSC_01702?3?Pを登るKGNさん。
DSC_0171ちょいちょい一服できるテラスがある。
DSC_0172DSC_0174野猿返しの支点は大体こんな感じになる。どこで切っても登れるため、ロープの流れが自然になるように切るのがよいと思う。そうすれば、シングルロープでサクサク爽快に登れる。岩稜メインなので、墜落する箇所は少ない。この日は8Pくらいに分けて登ったような。
DSC_0173中盤戦のKGNさん。
最後の100mくらいはⅢ級程度の樹林帯∔岩稜歩き(よじり?)で野猿返しの頭へ。

DSC_0175野猿返し後半戦のKGNさん
DSC_0178終了点から野猿返しを望む。

DSC_0006無事にトップアウト。ここまで基部から2時間30分。
DSC_0179懸垂支点はスリング∔カラビナ残置あり。

DSC_0180最後の懸垂は20m。ラスト5mが空中懸垂になる。あとは踏み後で斜面を下り20分ほどで沢に出る。
野猿返しだけでは、1日
の山行としては、ややボリューム不足の印象。
小川山へ転戦へ。
しかし、秋の連休で小川山廻り目平は満車にて入場できず。林道下の駐車場も満車で駐車できず。仕方ないので、その日はたかねの湯に浸かり、ゆっくり帰路についた。






神保 竹下
天気:2月15日 快晴
    2月16日 雨 強風

 2月15日 
6時北砂集合。
9時美濃戸発。
12時過ぎ、赤岳鉱泉着。 テントを設営ししばし休憩。天気は快晴だし、13時に鉱泉出れば石尊稜回ってこれるかも、とのことでいざ石尊稜へ。途中まではトレースあるも最後の二股から取り付きまでの200mでトレースが全くなくなり腰までのラッセル。何とか取りつきに15時17分。これは抜けるのは無理だな、と核心と言われる1Pのみ登って懸垂で戻る。18時頃テントへ。
DSC_0014
1P目の取り付き。去年と同じくらい雪深いが、壁に雪は少ない。プロテクションもよく分かるし去年と比較して簡単に感じた。

2月16日
4時50分発。
6時過ぎに取りつき到着。明るくなるのを待って6時33分に登攀開始。雪は降っていないが、風は強い。そのためか石尊稜は貸し切りだった。
1P:下部岸壁ミックス。途中3か所ペツルあり。ハング越えは灌木に残置スリングあり、そのスリングをプロテクションに。ハングは逃げずに草付きにアックスを効かせ素直に乗りあがる方が楽。
2P-5P:雪稜歩き+雪稜登攀(ダブルアックス) 一部コンテ
6P:上部岸壁。アックスは邪魔だった。ガバを使っての比較的簡単なフリー。足の置き場は慎重に。最初の5m程度はプロテクションがない。途中の小さなピナクルにスリングでとる。
7P:ルンゼを詰めて登山道へ。10時5分。
終始横殴りの風+登山道途中から雨の中の稜線歩き。この季節で雨なんて、温暖化? 写真撮る余裕なくて上の1枚しか撮れませんでした。。地蔵尾根から行者小屋を経由して12時に赤岳鉱泉。テントで少し温まり、17時頃美濃戸に到着。


このページのトップヘ