2024年11月13(水)~17(日 )九州クライミングツアー
海田勝・神保健一郎・あい・古賀野源太郎・小林裕介・堤信夫
2025年6月が創立70周年に当たるため記念事業第一弾として九州クライミングツアーを4泊5日で行いました、竹下君は直前に家族の不幸があり残念ながらドタキャンとなった、野田葵はフランス滞在中の為不参加、OBの堤信夫氏が参加いただいた。
当初は10~14日で海外を考えたがそれだけの休みをとれる人は私以外になかったので縮小版・国内ツアーとした。
記念事業と銘打つので交通費は会費積み立ての中から拠出した。
海田は自車で先乗り11月10~12日 岳間キャンプ場ロッジの下見とカニのハサミ岩アプローチ偵察など。
あいは熊本観光などで先乗り。
11月13日(水)晴
神保・古賀野・小林・堤4名の予定便は羽田発0820なので三々五々空港到着のlineが入る中、
0730小林から宇都宮から4時に乗ったリムジンバスが渋滞につかまり予定便に間に合わないと怒りと泣きの入り混じったメールが来た、空港到着後別便を探したが当日料金はとても高いのであきらめて自宅に帰るとline来るが、取りにくい休みを取っていて(しかも彼は2泊3日しか取れなかった)もったいないので品川から新幹線で熊本入りするように説得し変更した。26000円・5時間半くらい、う~む皆これでもよかったかも?
予定の便に乗った3人とあいは熊本空港で合流しレンタカーに乗って途中買い物と昼食を済ませて矢立渓谷キャンプ場入り口へ向かう、カニのハサミ岩へはこのキャンプ場をベースにしたほうが近いのだがあいにく11月は営業しておらずやむなく30分遠く隣の岳間渓谷にロッジを予約していた。
新幹線の小林は1630頃の熊本駅到着なので海田と堤さんは皆を岩場入り口まで案内して(初見だとわかりにくいです、海田の下見が功を奏したよ)すぐに駅まで迎えに走り、3人はカニのハサミ岩のショートルートを登って同じく1630に下山開始して1800に岳間渓谷キャンプ場に集合するよう打ち合わせて別れた。関東より日は長いけど1745にはヘッデン必要でした。
エントランスエリア
熊本駅で小林を感動のお迎え、堤さんも同行なので10年前の彼の遭難救出劇を思い出してしまう(涙)
ドラマチックな小林君です。
岳間キャンプ場にはショートルート数本登ったクライミングチームのほうが先に着いていた、受付を済ませ(2泊分前払い)前日海田が買い物しておいて大型冷蔵庫で保管してもらっていた肉類を受け取ってロッジに入る、畳3畳とロフトがあり6人でジャストサイズ、どうやら夏キャンプ仕様で室内にテーブルが無くテラスには立派なテーブルがあるが11月はさすがに寒いので長い座卓を入れてもらった。
バタバタと支度して7時には初日と小林君の無事到着を祝って乾杯できた。
長い一日だった
ロクスノ097の松原尚之さんの記事を参考にしました、アプローチの地図は若干不正確だったので、修正したものが2枚目右下の図です、きらりの看板のすぐ近く(右)にも沢筋に原田養魚場(仮に手前の、と呼び)があります300m?ほど進むと次の沢筋に原田養魚場(奥の)があってその先の駐車場に停めました、この原田養魚場(奥の)の手前にロープで進入禁止の林道があってこれが取り付きに続く廃林道で駐車場の5m先から直登すると5分でこの廃林道のポールだけになったカーブミラーのところに出ます。その先は図のとおりでした。
・580の左に見える最短コースは今回は確認していません。
トポは良く出来ていると思います、ボルトは全てステンレスハンガーボルトとステンレスボルトでした。
11月14日(木)晴
全6人でお茶会ルートと西稜第一などへ、
天気も良くて最高に気持ち良い、クライミングいいよねっと言いたくなるルートでした。
マルチの後はそれぞれねらうショートルートへ、5.8から5.11cくらいまでを登りました。
11月15日(金)曇り時々雨
今日は移動日であわよくば鉾岳か比叡のショートルートを登りたいところだがどうも天気が良くないので、阿蘇の火山博物館や高千穂を観光して夕方鹿川キャンプ場に入ることにした。
小林はこの日夕方は熊本空港から羽田に帰るので阿蘇で昼食後皆と別れて海田が送っていく。
海田はその後追いかけて鹿川キャンプ場に入る予定。
阿蘇です
高千穂です 神様のミーティング場 ボルダーがいっぱいある
日之影には温泉駅があって足湯や入浴施設・食堂・売店や列車ホテルもある
日之影温泉でゆっくりしすぎて鹿川キャンプ場到着は19時になってしまった、管理人さんすみませんでした。真っ暗なワインディングロードを1時間走るのは神経使いました💦
こちらのロッジも快適でしたよ。
自炊道具持ち込んで1時間でセット完了、3日目入山乾杯です。
11月16日(土)明け方雨のちくもり
6時起床するもなんと道路がびちゃびちゃに濡れている、明け方雨が降ったようだ、雌鉾岳スラブを予定していたが皆さん意気消沈・・・が、朝食後にとりあえず行ってみることにする、ロッジから歩き約1時間で取り付きだが、行ってみるとなんとか登れそうくらいには乾いてきているので美しいトラバースを直上してみることにする、雨降ったら左の下山ルートに逃げることにしてスタートした。4人なので逆V+1人、リード神保・セカンドあい・サード海田・フォース古賀野のオーダーとした。
堤さんは取り付きで待機
2P終了くらいでガスが降りてきて岩もロープもしっとりしてくる。神保は直上したいようだがどんどんガスが濃くなって視界も悪くなるので3ピッチ目は左の下山ルートに逃げることにした。トップが下山ルートに入るころには取り付きに堤さんも見えず、トップの姿も見えなくなっていた。樹林の中でしっとり濡れたロープをしまって下山した。
朝の鉾岳 とりつき 撤退
下山途中に大滝方面を偵察、日本最大級のスラブと銘打つだけあって圧巻のスラブ。
ロッジに帰ってもまだ昼前だった、行動食を食べて昼寝した。
3時過ぎてトポに紹介してある「庵・鹿川」へ行ってみる、誰もいないが犬が4匹繋がって佇んでいる、しばらくすると隣から奥さんと思われる人が出てきて三澤澄男氏を呼んできてくれた、足がおぼつかなくなってはいるが岩場開拓の話になるとなかなか止まらずまだまだお元気でした。
帰り際に手ぬぐいなどのお土産を頼むと隣の奈須商店にはあるのだが今日はまだ開いてないのでとあとでキャンプ場で手配してくれました、ありがとうございます。
祖母・傾・大崩ユネスコエコパークなんですね。これで1000円は申し訳ないです。
11月17日(日)夜明け前に雨のちくもりのち晴れ
午後は熊本空港まで走らねばならないので午前中勝負ということで
4時半起床5時半出発。
予報では朝から登れそうだったのだが・・・6時頃比叡山のトイレに近づくにつれてあたりはびちゃびちゃに濡れていて明け方に降った模様、ああ、
明るくなると見える壁は全部濡れていて絶望的・・・
8時過ぎまであちこち覗いて登れそうなところを探したけれどどこもダメそうなのでピークハントで歩くことにした、往復3時間強とみて神保・海田・あいの3人で歩いた。山頂で山口の女性に声を掛けられて「登山口で堤先生にお会いしました先日講習会でお世話になったばかりです」、とあいさつされた。
山頂は晴れていて雲海が広がっていた。
登山口付近まで降りてくるとクライマーの声が聞こえた、10時頃からは登れたのだろう、残念だが仕方がない、11時下山して日之影温泉駅まで走って昼食食べて全日程終了とした。
前半の小林飛行機乗れず事件や後半の予想外の雨にもかかわらず皆さん良く登りました花丸です💮
70周年記念第二弾は春雪山・大谷原から鹿島槍東尾根かな・・
こう御期待
・・・と、ここでどんぐりメンバーと別れた私は・・・
11月17日(日)日之影温泉列車ホテル泊
11月18日(月)大分佐賀関まで走りフェリーで佐田岬に渡り伊方原発見学してしまなみ海道で尾道から実家の府中市に入り羽高湖でキャンプ
11月19日(火)実家裏山の草刈り、駅前旅館泊
11月20日(水)実家裏山に桜など6本植樹、旅館泊
11月21日(木)裏山片づけ→帰路足柄入浴車中泊
11月22日(金)→帰宅
足柄からの富士山
と、追加の5泊6日こなしてトータル12泊13日でした、お疲れさん。
海田勝・神保健一郎・あい・古賀野源太郎・小林裕介・堤信夫
2025年6月が創立70周年に当たるため記念事業第一弾として九州クライミングツアーを4泊5日で行いました、竹下君は直前に家族の不幸があり残念ながらドタキャンとなった、野田葵はフランス滞在中の為不参加、OBの堤信夫氏が参加いただいた。
当初は10~14日で海外を考えたがそれだけの休みをとれる人は私以外になかったので縮小版・国内ツアーとした。
記念事業と銘打つので交通費は会費積み立ての中から拠出した。
海田は自車で先乗り11月10~12日 岳間キャンプ場ロッジの下見とカニのハサミ岩アプローチ偵察など。
あいは熊本観光などで先乗り。
11月13日(水)晴
神保・古賀野・小林・堤4名の予定便は羽田発0820なので三々五々空港到着のlineが入る中、
0730小林から宇都宮から4時に乗ったリムジンバスが渋滞につかまり予定便に間に合わないと怒りと泣きの入り混じったメールが来た、空港到着後別便を探したが当日料金はとても高いのであきらめて自宅に帰るとline来るが、取りにくい休みを取っていて(しかも彼は2泊3日しか取れなかった)もったいないので品川から新幹線で熊本入りするように説得し変更した。26000円・5時間半くらい、う~む皆これでもよかったかも?
予定の便に乗った3人とあいは熊本空港で合流しレンタカーに乗って途中買い物と昼食を済ませて矢立渓谷キャンプ場入り口へ向かう、カニのハサミ岩へはこのキャンプ場をベースにしたほうが近いのだがあいにく11月は営業しておらずやむなく30分遠く隣の岳間渓谷にロッジを予約していた。
新幹線の小林は1630頃の熊本駅到着なので海田と堤さんは皆を岩場入り口まで案内して(初見だとわかりにくいです、海田の下見が功を奏したよ)すぐに駅まで迎えに走り、3人はカニのハサミ岩のショートルートを登って同じく1630に下山開始して1800に岳間渓谷キャンプ場に集合するよう打ち合わせて別れた。関東より日は長いけど1745にはヘッデン必要でした。
エントランスエリア
熊本駅で小林を感動のお迎え、堤さんも同行なので10年前の彼の遭難救出劇を思い出してしまう(涙)
ドラマチックな小林君です。
岳間キャンプ場にはショートルート数本登ったクライミングチームのほうが先に着いていた、受付を済ませ(2泊分前払い)前日海田が買い物しておいて大型冷蔵庫で保管してもらっていた肉類を受け取ってロッジに入る、畳3畳とロフトがあり6人でジャストサイズ、どうやら夏キャンプ仕様で室内にテーブルが無くテラスには立派なテーブルがあるが11月はさすがに寒いので長い座卓を入れてもらった。
バタバタと支度して7時には初日と小林君の無事到着を祝って乾杯できた。
長い一日だった
ロクスノ097の松原尚之さんの記事を参考にしました、アプローチの地図は若干不正確だったので、修正したものが2枚目右下の図です、きらりの看板のすぐ近く(右)にも沢筋に原田養魚場(仮に手前の、と呼び)があります300m?ほど進むと次の沢筋に原田養魚場(奥の)があってその先の駐車場に停めました、この原田養魚場(奥の)の手前にロープで進入禁止の林道があってこれが取り付きに続く廃林道で駐車場の5m先から直登すると5分でこの廃林道のポールだけになったカーブミラーのところに出ます。その先は図のとおりでした。
・580の左に見える最短コースは今回は確認していません。
トポは良く出来ていると思います、ボルトは全てステンレスハンガーボルトとステンレスボルトでした。
11月14日(木)晴
全6人でお茶会ルートと西稜第一などへ、
天気も良くて最高に気持ち良い、クライミングいいよねっと言いたくなるルートでした。
マルチの後はそれぞれねらうショートルートへ、5.8から5.11cくらいまでを登りました。
11月15日(金)曇り時々雨
今日は移動日であわよくば鉾岳か比叡のショートルートを登りたいところだがどうも天気が良くないので、阿蘇の火山博物館や高千穂を観光して夕方鹿川キャンプ場に入ることにした。
小林はこの日夕方は熊本空港から羽田に帰るので阿蘇で昼食後皆と別れて海田が送っていく。
海田はその後追いかけて鹿川キャンプ場に入る予定。
阿蘇です
高千穂です 神様のミーティング場 ボルダーがいっぱいある
日之影には温泉駅があって足湯や入浴施設・食堂・売店や列車ホテルもある
日之影温泉でゆっくりしすぎて鹿川キャンプ場到着は19時になってしまった、管理人さんすみませんでした。真っ暗なワインディングロードを1時間走るのは神経使いました💦
こちらのロッジも快適でしたよ。
自炊道具持ち込んで1時間でセット完了、3日目入山乾杯です。
11月16日(土)明け方雨のちくもり
6時起床するもなんと道路がびちゃびちゃに濡れている、明け方雨が降ったようだ、雌鉾岳スラブを予定していたが皆さん意気消沈・・・が、朝食後にとりあえず行ってみることにする、ロッジから歩き約1時間で取り付きだが、行ってみるとなんとか登れそうくらいには乾いてきているので美しいトラバースを直上してみることにする、雨降ったら左の下山ルートに逃げることにしてスタートした。4人なので逆V+1人、リード神保・セカンドあい・サード海田・フォース古賀野のオーダーとした。
堤さんは取り付きで待機
2P終了くらいでガスが降りてきて岩もロープもしっとりしてくる。神保は直上したいようだがどんどんガスが濃くなって視界も悪くなるので3ピッチ目は左の下山ルートに逃げることにした。トップが下山ルートに入るころには取り付きに堤さんも見えず、トップの姿も見えなくなっていた。樹林の中でしっとり濡れたロープをしまって下山した。
朝の鉾岳 とりつき 撤退
下山途中に大滝方面を偵察、日本最大級のスラブと銘打つだけあって圧巻のスラブ。
ロッジに帰ってもまだ昼前だった、行動食を食べて昼寝した。
3時過ぎてトポに紹介してある「庵・鹿川」へ行ってみる、誰もいないが犬が4匹繋がって佇んでいる、しばらくすると隣から奥さんと思われる人が出てきて三澤澄男氏を呼んできてくれた、足がおぼつかなくなってはいるが岩場開拓の話になるとなかなか止まらずまだまだお元気でした。
帰り際に手ぬぐいなどのお土産を頼むと隣の奈須商店にはあるのだが今日はまだ開いてないのでとあとでキャンプ場で手配してくれました、ありがとうございます。
祖母・傾・大崩ユネスコエコパークなんですね。これで1000円は申し訳ないです。
11月17日(日)夜明け前に雨のちくもりのち晴れ
午後は熊本空港まで走らねばならないので午前中勝負ということで
4時半起床5時半出発。
予報では朝から登れそうだったのだが・・・6時頃比叡山のトイレに近づくにつれてあたりはびちゃびちゃに濡れていて明け方に降った模様、ああ、
明るくなると見える壁は全部濡れていて絶望的・・・
8時過ぎまであちこち覗いて登れそうなところを探したけれどどこもダメそうなのでピークハントで歩くことにした、往復3時間強とみて神保・海田・あいの3人で歩いた。山頂で山口の女性に声を掛けられて「登山口で堤先生にお会いしました先日講習会でお世話になったばかりです」、とあいさつされた。
山頂は晴れていて雲海が広がっていた。
登山口付近まで降りてくるとクライマーの声が聞こえた、10時頃からは登れたのだろう、残念だが仕方がない、11時下山して日之影温泉駅まで走って昼食食べて全日程終了とした。
前半の小林飛行機乗れず事件や後半の予想外の雨にもかかわらず皆さん良く登りました花丸です💮
70周年記念第二弾は春雪山・大谷原から鹿島槍東尾根かな・・
こう御期待
・・・と、ここでどんぐりメンバーと別れた私は・・・
11月17日(日)日之影温泉列車ホテル泊
11月18日(月)大分佐賀関まで走りフェリーで佐田岬に渡り伊方原発見学してしまなみ海道で尾道から実家の府中市に入り羽高湖でキャンプ
11月19日(火)実家裏山の草刈り、駅前旅館泊
11月20日(水)実家裏山に桜など6本植樹、旅館泊
11月21日(木)裏山片づけ→帰路足柄入浴車中泊
11月22日(金)→帰宅
足柄からの富士山
と、追加の5泊6日こなしてトータル12泊13日でした、お疲れさん。