どんぐり山の会

私たちは、アルパインクライミング(岩・雪・氷)主体の山岳会です。アルパイン、フリー、ミックス、沢、雪山などなど楽しみながら登攀しています。 アルパインクライミングをやりたい!やってみたい方、集会にいらしてください。

10月20日(土):阿寺の岩場

内容:アイゼン履いて岩登り、リードの練習
天気:曇り一時雨
メンバー:海田、北脇(記)

集合時間の電車に一本遅れて最寄駅の東吾野駅に到着。本当すみませんでした・・・。 

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岩場には10時前に到着。
着いた時から帰る時まで僕たち以外誰もいませんでした。

山の経験が浅い僕は冬靴もアイゼンも持っていないのですが、冬に備えてのトレーニングを午前中は行いました。
海田さんに冬履を借りて履いてみるとサイズぴったり。

まずは歩く練習。
岩場の上まで横道で登り、そのままぐるっと降りる。
ロボットみたいな歩き方になる。

その次はアイゼンで歩く練習。
同じコースを一周し、逆回りにもう一周。
もっとロボットみたいな歩き方になる。

そして歩き終わると、海田さんが岩場に張ったフィックスロープで安全確保し、登ったり降りたりしました。
前爪を乗せる感覚がなかなか掴めず苦戦・・・。
降りるのにめっちゃ時間かかる。

昼ごはんを食ベたら、初めてのリード練習。

ヌンチャクの使い方に苦戦し、登ってからの結び換えにも苦戦・・・。
物覚えが悪く怒られつつも、最後の方は少しは形になったんじゃないかと・・・!忘れないようにせねば!
5つぐらいのルートをリードやトップロープで登り、16時過ぎには終了。

二時間ほど海田さんと飲んで、ベロベロになってから真っ暗な岩場を後にしました。

靴にアイゼンにピッケルにウェアにその他諸々。飛ぶようにお金がなくなる冬になりそうです


2018/10/28 (日)
松木渓谷中央岩峰ウメコバ沢

メンバー 水木(記) 神保


経緯

前々回?
集会時に神保さんが、予定を言っていた。
「〇〇から〇〇まではあーたら、こーたら、だから28くらいにどっか行きたいんすよねぇ」
失礼!これ、集会後の二次会の話しで、ワテも、ちょっちメーター上がってたんすよね(;´_ゝ`)
「あー、それやったら、なちゅぷろ行きましょーよ!スポートルートはつまんないし」
てのが、きっかけ。
ま、スポートルート嫌!はある。なちゅぷろ、好き、はある。
そして、私は人が嫌い。
ってので、イチオシ、松木行きましょーよ!って、なったんすよね。
しかしぶっちゃけ、ワテ、クライミングしてない!
( ̄□ ̄;)!!( ̄□ ̄;)!!( ̄□ ̄;)!!
なのに、なんであんなことゆーたんやろ?
ま、えーか、神保くん強いし、易しめのルートなら、なーに、ワテもまだまだ(-.-)y-~
みとーな、感じの話で始まり。
これは信頼してる、て、ことやな。
うん。
あまり、他の事に気を使わず、山行を決めたのは久びさだった。


10月27日(土)

20:30新秋津➡️23:20銅親水公園

20:30ワテの地元駅、新秋津駅に待ち合わせ。
実は、2日前の木曜日から、風邪?やろか?悪寒が酷い(;´_ゝ`)(;´_ゝ`)(;´_ゝ`)
正直、山行やめるべき?と考える程だった。
けど、最近は会の他のメンバーとの山行も、中止続き、このままじゃ、、、
ドタキャンのワテ!!!!
つう、不名誉なあだ名を付けられかねない!
むむむ、なんとしても、、、、
と、いいつつ、待ち合わせのこの日も、午後から寝込んで、待ち合わせの駅へと向かったワテ。
神保さんが来るなり、「実は、、、」と体調を伝えると、オウム返しのように、神保さんも、「実は俺も、、、」と、二人とも体調万全ではない!という、奇跡!
そーか、そーか、そんなら、行こうか!という、変なテンション。
まー、無理はせずにね!とか、安全登山で!とかいいつつ、肩の荷が下りた二人は結局アホ話しに華咲かせ、足尾へと向かいました。

2018/10/28(日)

5:00起床6:05発➡️7:40ウメコバ沢出合➡️8:15ルート取り付き点8:35➡️12:40岩峰トップ➡️13:50松木渓谷14:10➡️16:10銅親水公園16:30➡️帰京

ま、二人とも体調悪い、つーことで、起床からどうなん?でしたが、滞りなく、予定の5:00起床。
一台もいなかった銅親水公園駐車場には、続々と車がやってくる。
大半はハイカーだが、松木の性質上、今日は100%の人が、メット着。
メシ喰うて、6:05アプローチングナウ!
いつも通り、沢山の鹿が挨拶してくれました。

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個人的には今日イチの写真(*´∀`)!
ジャンダルムの横腹と神保氏。



テクテク歩きつつ、好天に包まれる心地良さを感じる。
しかし、一抹の不安を抱えつつの歩きではあった。
二人ともウメコバ沢には行った事ないし、ウメコバ沢の中央岩峰の情報は少ない。
アプローチには時間がかかるかもしれない。
しかも、二人とも歩きもあまり強くない、という、、、( ̄▽ ̄;)( ̄▽ ̄;)( ̄▽ ̄;)

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そうはゆーても、朝焼けを浴びるジャンダルムは美しい!



テクテク歩きながら、これが、、、、黒沢、、、、かな?
いやー、アイスの時期とは全然ちゃうから、ぴんとこんなー、などと言いつつ歩を進める。

およそ一時間過ぎたころ、「もう多分堰堤の向こうあたりやで?」とワテ。
「早すぎないすか?水木さんの言ってた時間より」と、神保さん。
「そら、ワテと神保さんの足の遅さを加味しての時間やし、普通は1時間半てとこらしいし、地形的にもじきやわ」とワテ。

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一服していた沢前。
多分夏小屋さわ?かな。



間もなく、林道がガレに完全にうもれる。
河原から歩き、あそこだろう?と目検討をつけたところに、ウメコバ沢はいた。

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沢出合。




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直ぐにF1 F2 を登ることになる。




F1F2にはFIXが垂れている。
特にF1はそれなりの悪さ。
そこから、トラバースように引かれてるFIXロープ沿いに更に奥へ、、

そして、問題となる取り付き点へ。

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当初、予定していた、チコちゃんルートの取り付き、と思た取り付き点。




これやんな?
え?マジこれすか?規模が、、、
写真と一緒やない?
確かにそうすけど、こんなにヤブが、、
記録古いのばかりやし、植生がもどってるし。
確かに写真じゃわかりずらいすもんねぇ、、、

こんな会話をし、少し奥へも様子見に行くも、ここから取り付くことにした8:15。

8:35ガチャを背負い、さて、登るか、てとこで3名のクライマーが通りかかる。
「おはようございます」
「おはようございます」
「どちら登るんですか?」⬅️ワテ。
「直上ルートと、スーパーフレークをね」⬅️クライマー1さん
「ほへー、すげー!」⬅️ワテ。
「そちらは?」⬅️クライマー1さん。
「今日はチコちゃんルートだけやって、帰ろうと思います!」⬅️ワテ。
「・・・・へー。」⬅️クライマー1さん。
「ここ登るの?」⬅️クライマー2さん。
「はい」⬅️ワテ。
「じゃ、お互い気をつけてー」⬅️一同。

結論から言えば、ここはチコちゃんルートの取り付きではなかった。
彼らは知っている風ではあったが、結果的には教えなかった。
少しひっかかりを覚えるシーン。

つっても、なにも知らないワテらは、岩峰を登攀していくのであった。

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結局そのまま登って行ったのです。




1ピッチ目 神保 40㍍

スラブからカンテへ、そしてリッジ沿いに入り、ボサの茂るリッジ手前まで

2ピッチ目 水木50㍍

ぱっと見、大したことないリッジ。
だが、見た目以上にねばるボサが邪魔して鬱陶しい。

3ピッチ目 コンテ

あまりに登攀要素がないので、上に見えている、御大の岩場(チコちゃんルートの核心)と思われる壁の手前まで。

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神保さんが、御大の岩場と思われる壁へ向かう




実は3ピッチあたりから、何か、ちがくね?という思いが二人に生まれる。
そりゃそやわ、チコちゃんルートとちゃうねんから。
(;´_ゝ`)(;´_ゝ`)(;´_ゝ`)
しかし、あれが〇〇じゃねーか?とか、これが恐らく〇〇やろ?と、なんとか、チコちゃんルートと思い込もうとする二人。
うーん、、、、
遭難者にありがちなパターン、、、

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見下ろせば、ロープいっぱいに2ピッチ+α。
高度感が出てる。




4ピッチ目 神保48㍍

御大の岩場と思われた核心の上。
テラス先まで。

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青空に吸い込まれ、ロープが延びていく。
毎回ロープいっぱいに登り、お互いのコールは届かず、必然、相手の動きや気配を察しての登攀が続いた。

4ピッチ目をフォローで登っていくと、御大の岩場と思われた岩の核心へロープは流れている。
核心はわずか、2㍍くらいの薄い凹角部。
ホールドは細かく、カンテやアンダー、かなり複雑なムーヴを必要とされそうだった。
右手は垂直に切れており、確保されてるとはいえ、落ちればこの高さで足ぶらでぶら下がることになる。
のぺーとした壁面には当然ランナーをとるリスや立木もなく、これを支点なしで登った神保さんに頭が下がる、というか、ビビった。
確保されてるしなぁ、、、
トライしてみる。
しかしムーヴを見出だす余裕が、クライミングをしていないワテにはなかった。
とはいえ、ロープは凹角の角に吸い込まれ、他のルートは選択できない。
左手のカンテの向こう側のフェイスは、随分易しいが、、、
「ロープ出してーーーー!!!」
届かない声を精一杯だし、ロープを出してもらい、不安定な姿勢からロープを操作し、凹角の角からロープを出し、ロープをゆるーく余らせて、左のフェイスへ移り、難所を超えた。

「いやー、神保さんあそこを行くなんてマジすげーな?」
「いや、僕も左逃げましたよ。だってランナーとれないし、登れそうだけど怖いじゃないですか」
ありゃ( ̄□ ̄;)!!( ̄□ ̄;)!!
単にロープが凹角に流れてただけやった!
勝手に勘違いして、自信をなくしたピッチでした。
そして、思ってる以上にクライミングできてない自身を悟り、基本的にトップは神保さんに譲ることにした。

5ピッチ目 水木 50㍍

ボサ混じりのリッジ登り、ボサが切れてそうなテラスまで行こうとするも、どうやらロープがいっぱいになっていたようだった。
立木で支点構築中によく聞こえない声が、、、
「ロープアーップ!」
げ!もう登ってる!急いで確保!

6ピッチ目 神保49㍍

リッジ登り。またチコちゃんルートにある、と思われる、垂直のクラック基部まで。


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垂直のクラックと思われた壁へ。





7ピッチ目 神保 50㍍

壁の左のカンテより上のリッジへ、目一杯。

チコちゃんルートにある、と思われた垂直のクラックだが、基部へ来ると二人で「寝てるなぁ、、、」
(;´_ゝ`)(;´_ゝ`)(;´_ゝ`)
やはりルートが違うようだった。
こうなってはとにかく岩峰の頭へ出て、下降路を探すしかない。
二人で話して、とにかく上へ。

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カンテにカムを入れ上がって行く神保さん。
このとき、足場の良さげなホールドがガコっ!と動く。


8ピッチ目 神保 50㍍

岩が積み木状になっているところを登り、忠実にリッジへ。頭までは間違えようがない。

9ピッチ目 神保50㍍

リッジ。

10ピッチ目 神保50㍍

リッジ+痩せ尾根、ペタペタ歩けるスラブの上まで。



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10ピッチ目。





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勿論残置はなく、こうした、なちゅぷろを駆使しました。



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岩質は新品のホールドのように良いフリクション。




神保さんが、確保してくれているスラブ上のテラスより、さらにワテが20㍍ほど伸ばし、頭へ抜ける痩せ尾根と、オロ山尾根を視認した。
ここから痩せ尾根をコンテで歩く。
とは言えボロい痩せ尾根、かつての植生の跡か?太い枯れた立木がポツポツある。
うかつに乗ったり、引いたりすると、動いたり、折れたりする。
それらをかわしながら、堆積している浮き石にも注意だ。
神保さんが、ふんだフレークは直径20㌢ほど、はがれてボローん!と落ちる。
「簡単だけど、どっちか落ちたら巻きこまれるぞ!確実に!」
オロ山尾根についた。
ボサとガレ場の境い目を選択してツメ上がる。
12:40
ようやくケルンのある頭へと。

途中二人で話していた。
今日は下降路が一番の問題やわ。
本来のルートじゃないので、下降路がすんなり見つかるとは思えない。
以前ジャンダルムでも随分と苦労した。
時間をかけるのは、アプローチの距離もそうだが、この岩峰に暗くなるまでいるようなことにならないようにしなくてわ!


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青空に向かってる感じが良い。




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岩峰だねぇ。




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ケルン脇でゼハゼハゆーてました。




オロ山尾根に出ると、ケルンからオロ山方向に、尾根は真っ直ぐ延びている。
途中に一つ、尖った岩頭があるだけだ。
下降路はこの尾根上のどこかにあるはずだが、、、
踏み跡に見えるものは、途中鹿の糞などを見て、獣道と判断。
ボサも多く、下は見通せない。
うかつに踏み抜くと、真っ逆さまに落ちる。
冒険は出来ない。
尖った岩頭の先にあるかもしれない、と歩くも、遠目には下降路があるようには見えなかった。

歩きながら、ウメコバ沢と逆の斜面に目をやっていた。
こっちのガレ斜面なら、どうにか降りれそうだな、、、。
一度川まで下る事になるが、このままウロウロ下降路を探して、時間がなくなりながら、体力の消耗は避けたかった。
神保さんにその事を伝える。
神保さんも異存なく、ケルンから西側斜面を下っていった。
ガレを下り、沢筋に出れば、傾斜は更にゆるくなっていた。
後は絶望的な滝場があるかどうか、また、そこを懸垂できるか?が問題だった。
とにかく踏めば流れるようにガレが落ちるので、フォールラインに入らないことと、距離は100㍍くらい空けて、二人で下降していった。
14:10。一時間ちょっとで本流まで降りてきた。
気を使いながらの急峻なガレ下り。
消耗はピークだった。
心配していた滝場も、上からのガレがいい具合いに足場を作っていてくれた。
懸垂ゼロで下までガラガラと降りてこれたのだった。

一息入れて、神保さんが、残置したザックを空身で取りに行ってくれる、というので、ワテは全てのガチャとロープを担いで、トボトボと林道に向かって河原を歩き始める。
150㍍くらい先に神保さんが、ウメコバ沢目指して歩いている。
あ!河原の砂地にデカイ熊の足跡を発見!
「じん・・・・・!」
いやいや、余計な情報入れて、気を使わせて更に消耗させてもアレやし、だまっとこ🎵
(*´∀`)(*´∀`)(*´∀`)

ゆっくり歩いていると、ジャンダルム手前くらいで神保さんが追い付いてきた。
道も綺麗で、荒れてない。
もうケガする要素もなくなり、そのまま無事駐車場へと戻ってこれた16:10。

ただでさえ、情報量の少ない今回の山行。
ルートミスで、更に不確定要素を増やし、非常にリスキーなモノでした。
現在地は掴めていたので、地形を頭に入れて無事下山できましたが、不謹慎ながら、楽しかったです。
本流に降り立ち、車に戻ったときは二人ともヘロヘロ。
だが、それが良い(-.-)y-~
腹いっぱいの山行でした。
中央岩峰はまたいづれ。
今年はあってもアイスでしょ。
神保さんお疲れ様でした(*´∀`)

10月13日-14日:城山南壁 マルチピッチクライミング

 海田 神保(記)
天気:10月13日:雨
       14日:雨のち曇りのち一時晴れ

谷川岳へ行く予定が今週も秋雨前線のため中止。13日-14日の降雨予測を見ると、南の海上から雨雲が関東へ北上する予測だったため、急遽雨雲と逆ルートを狙って城山南壁にした。多少雨に濡れても城山南壁ならすぐに乾くだろう。13日夜に城山について前泊して様子を見ることにした。
 予想は当たり、14日の6時頃には雨は霧雨となり9時頃には曇り空となった。
 ゆっくり支度して10時過ぎに壁に取りついた。
 
   アップで下部ショートルート2本づつ。まだ、岩は十分乾いていない。
   次にバトルランナー(4P):3-4Pは繋げて3Pとして登った。上部は日当たりもよく岩は十分乾いていた。
   最後に中央壁ダイレクト(4P):前回は強風にてトライ出来なかったので、今回はこれだけは登っておきたかった。2P目の垂壁からのスラブが核心で丁寧な足運びが必要。OSにほっとした。

      帰りに前回見つけたお気に入りの 「ユートピア函南」で汗を流し帰京した。

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