場所:南アルプス 戸台川駒津沢及び奥駒津沢
日時:2012年12月29日(土)夜~2013年1月2日(水)
メンバー:
L海田・平賀・勝野
L高橋・前西・高濱(記)

当初計画ではそれぞれ、戸台川本谷および三峰川岳沢から北沢峠まで抜ける計画であったが、1日から2日にかけて寒気が南下、および南岸低気圧による降雪が南アでも予想されたため、ベース形式での戸台川駒津沢及び奥駒津沢に転進した。

29日夕方、都内発。道の駅南アルプスむら長谷で前泊。
30日7時15分 戸台河原駐車場で補導所に計画書を提出し出発。不気味に暖かい。当初は曇り空だったが、9時ごろから雨がパラつき始め、堰堤を4つ越え赤河原、丹渓山荘に着くころには雨脚が強くなる。当初計画では駒津沢近くにBCを設営予定であったが、雨でずぶ濡れになり戦意喪失ぎみ。ひとまず丹渓山荘ちかくのテント適地にBCを設営することした(10時)。
 
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結局30日はずっと雨が降り続け、結局一日中テントの中で閉じ込められる。

31日5時起床。6時30分BC発。
五条の滝F1は氷結状態が悪く左岸の緩いスラブ滝から巻く。五条の滝F2も氷結状態がイマイチなため、左岸側壁の草付きスラブとF2直登組に分かれて抜ける。直登組は海田がリード。勝野、高濱がフォロー。抜け口部の一手が悪いため水流に手と足を突っ込んで抜けろと上から無線でアドバイスがある。途中までは余裕(Ⅲ級くらい?)だが確かに最後の一手に氷が無い。アドバイスどおり足を思いっきり水の中に突っ込んで抜ける。草付き組はアックスも効かない、ホールドも乏しいボロボロの斜面で肝を冷やしていた。

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(五条の滝F1)
 
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(五条の滝F2)

10時35分、駒津沢到着。氷結状態もまずまず。駒津沢F1(70m・Ⅳくらい)を勝野と高濱でリードさせてもらう。こんなでっかい滝を登るのは初めてだ。勝野は安定した登攀。高濱はもうボロボロ。とにかく2Pでのぼり本日はここまで。16時すぎBC着。

駒津沢F1
( 駒津沢F1)

1月1日5時起床、6時45分BC発。
昨日より気温が下がったためか、舞姫の滝、五条の滝F1、F2ともに成長していた。七条の滝も登れそうとのこと。七条の滝の滝はやたら立っててどデカい。途中のハングの処理が思いつかないがとても気になる。五条の滝F1は巻き、F2は直登で抜けて奥駒津沢に到着。氷の状態も良くテンションが上がる。
 
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(七条の滝)

奥駒津F1、勝野、高濱でリード。出だしの5mくらいが立っていて後は45度くらいの斜面をロープいっぱいまで伸ばす。F2は簡単な滝、勝野、高濱リード。F3(25m・Ⅳ+くらい)は幅広く立派な滝。勝野、前西がリード。真ん中の氷の密度が高そうな立った凹角を攻める。

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(奥駒津F3)
 
奥駒津F3上部から奥駒津F4の下200メートルくらいの範囲で30日の雨で雪崩たのだと思われるデブリが堆積していた。何発も出たようで積み重なっており、表層にはうすく新雪が積もっていた。岳沢や戸台本谷の遡行は止めて正解だったと思う。
奥駒津F4(30m・Ⅴ-くらい)は高濱リード。立った奇麗な滝。氷は固くなかなかアックスが決まらない。左岸側の大木でセルフをとった後、しばし放心状態。海田パーティはすったもんだでF4は登らずF4基部から下山開始。18時頃BC着。夜間、風強く風の音で目が覚める。
 
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(奥駒津F4)

1月2日5時起床、曇り。BC撤収し7時出発。10時頃戸台河原着。