メンバー:海田、古賀野

2019年
9月6日(金)晴れ一時雨
北陸新幹線かがやき501号で富山0826着
1110 室堂着
1200 室堂発
1530 劔沢キャンプ場着
1900 就寝

9月7日(土)晴れ
0200 起床
0310 劔沢キャンプ場発
0420 源次郎尾根取り付き着
0450 源次郎尾根取り付き発
0915 Ⅱ峰懸垂終了
1030 劔岳山頂到着
1100 劔岳山頂到発
1415 劔沢キャンプ場着
2000 就寝

9月8日(日)晴れ
0400 起床
0510 劔沢キャンプ場発
0830 室堂着
1200 不二越の満天の湯
1430 富山駅解散

今年は1月から敗退続きで、ほとんどは天候悪化による稜線手前で引き返しなんだけど、劔岳は5月には高度障害みたいな体調不良で平蔵谷をコルまで100mの所から撤退し、7月は腰痛のため劔沢小屋から1歩も出られなかった。今年3度目のトライはなんとしても成功させたかった。トシとともに脚力が落ちているのは確実なので少しくらい時間がかかっても完登することを目指した。
パートナーは筋肉量抜群の元ラガーマンだし、ゆっくりいけば大丈夫だろう。

台風13号が朝鮮半島西側に居るけど距離があるし、日本の南には熱帯低気圧があるけど動きは不明、まあ大丈夫だろう。




9月6日(金)晴れ一時雨
今回初めて新幹線で富山入りした、やっぱラクチンね。

DSC_0486 車窓から朝の劔、よい天気だ。

1110に室堂についてロッカー前で牛丼食べて支度しているとなんか見たことのある人がひとりで小さな荷物を支度している、カンヤさんですか?はじめまして私最近ニイホさんとタカトリで遊んでますって言うとあ、あ、あ、ニイホさんね、むかし一緒に登ったよぉ、と一言いってそそくさとどこかへ消えた。

意識的にゆっくり歩いて、50分歩いて10分休みをきっちり時計で守って、呼吸数と心拍数が一定になるように会話できる程度のスピードで歩いた。
雷鳥沢の登りもそうするとやっぱ楽だわな、若い人に付いていこうとするとしんどいんだわな。
でもまあまあの2時間40分で御前小屋に着いた。けっこうな雨降り!予報には無かったよぉ。
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でもすぐに止んで、劔沢キャンプ場に着くと晴れてきた。1530着、室堂から3時間半だからゆっくり歩いたにしては良いタイムでないかい?腰いたくないし。
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御前小屋で買ったビールで入山乾杯してパタゴニアのレンズ豆スープと日本酒2合で夕食即就寝1900。

9月7日(土)晴れ
夜中といっても寝てから3時間の22時に小用に起きた時満天の星だった。
それから4時間は時計ばかり見ていてあまり寝てない気がする。
2時に起きて支度して0310出発。
暗闇のトレースは見つけにくく、途中でヘッデンをビームの効くやつに交換する。
ずっと右岸の夏道をたどったがザレ場でトレースを失う事2・3回あり少々時間かかる。
思えばトレースを失った所は早めに雪渓に降りる場所だったのかもしれない、そのつど高場にトレースを見つけて歩いたけど雪渓の方が早かったかもしれない。
源次郎尾根と思われるシルエットが近付いた所で先行2人が左岸に居る。ほんの50mほどの雪渓トラバース。ここはたいらなので軽アイゼンも要らなかったかも。
星あかりはあっても日の出前の草の中のトレースは見つけにくく、先行Pも取り付きに自信が無いようだがとりあえずと言って登って行った。少し右へ行った所で支度していると5人Pがやってきてあの白い岩の右にトレースがありますよと教えてくれた、そういえばハルさん(懐かしのハンドルネーム?)もそう言っていたなとあとで思い出した。
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5人Pのリーダーさんは「ロープだすかな~ってとこが3か所あって私ら時間かかるかもしれないのでどうぞ先に行ってください」と譲ってくれたんだけど「ぼくらオジンで初見なんで、どうぞ」と彼らの後ろにつくことにした。
最初の悪場はすぐの所で当会石田夫妻が順番待ちになったところだな、でもこれはむずかしくなかった。問題はその次で、見た目よりむずかしい、ハード登山靴で来たことをちょっと後悔した、ハーケンにA0で越したけど古賀野君が動けなくなってしまった、A0した腕がプルプルして次が出ないので120スリングを3本繋いでお助けを垂らしてゴボウで登ってもらった、A0したカラビナスリングを回収中に落としてしまって見えない所まで逝ってしまった。スリングを垂らしながら力尽きちゃうと死ぬ所だなと思い怖くなった。ここはちゃんとロープを出して登らないとダメな所だと思う、源次郎の登りでロープ出す所は無いよというのは嘘だと思った。
0125_xlarge 右足をこのスタンスに乗せるまでが難しい。
この写真は名古屋山岳同志会さんのwebからお借りしました。

5人Pは若い人なのでどんどん先へ行って声も聞こえなくなってしまった。
ひょっとしたら文登研の講習生と講師の方かな?ちょうど研修やってたみたいだし。

藪の木登りや露出感のある3級の岩場やらを登っているうちに「酸素が足りない感じ」になってきた。5月に平蔵のコル手前でなった時ほどではないけど後頭部と肩の腫れた感じやめまい感(目を閉じると揺れる感じ)など低酸素状態かと思ったので休んだ。水も飲んでゆっくり休むと少し回復したのでペースを落としてなめくじのスピードで登った。

DSC_0490 ルンゼルートが右から合流してくる


DSC_0491 Ⅰ峰頭からⅡ峰を見る
Ⅰ峰を過ぎるとクライムダウンを交えてアップダウンが多くなったが傾斜は緩んできた。
踏み跡は右に左に回り込みながら小岩峰を越してⅡ峰の頭へ。
Ⅱ峰の懸垂は心配したけど50mロープで足りた。若干50mより長めのロープではあるけど傾斜テラスの下まで届いた。よかった。
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あとはひたすらなめくじ登高を続けるのみ。
そのころ右下からヘリがゆっくり長次郎谷を登ってきた、救助の時の進入の仕方なのでいやだなと思ったら6峰Dフェース取り付きに隊員をおろしてしばらくホバリングした後飛び去った。
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あとで聞いたらDフェース1ピッチ目の3ピンで堕ちてグランドしたがけがで済んだらしい、
よかった。

山頂到着は1030、0450取り付きスタートだったので5時間40分、計画時5時間30分と見積もっていたので途中大休憩入れてるしまあまあかな。
初めての劔岳山頂は天気に恵まれて360度の大展望でした。
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 みんなで写真撮り合っていい感じ


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なんか赤いヘリが山頂を一周して行ったし
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30分ほど滞在してから下山、土曜日なので混雑してなくてよかった。カニの横ばい渋滞なし。

3時間15分かけてゆっくり下山、天場帰着1415でした。
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9月8日(日)晴れ
0400 起床
0510 テント場発
0830 室堂着
1200 不二越の満天の湯
1430 富山駅解散、海田は高速バス古賀野は新幹線で帰京