January 29, 2006
中国における学校給食事情
新年快楽。あけましておめでとうございます。
今日は中国の元日、春節です。今年は久しぶりに爆竹の販売も解禁となって、例年になく賑やかな正月になってそうですね。
というわけで、今回は中国の学校給食の紹介ですw。 中国では学校給食のことを「学生栄養食」と呼んでいます。
まずは、5年以上も前の資料を参考にしますが、北京市では、1998年以降、北京市教育委員会による栄養バランスを考慮した学校給食制度の普及活動が行われてきました。 意外というか、中国でありながら、ほとんどが当初から民間委託です。 北京市では児童・生徒の数も30万と、かなりの市場規模です。 それがビジネスになるんですから、給食業界もかなりチカラ入ってたのではないでしょうか。(記事ソース:北京市の学校給食制度@中国情報局2000年11月24日)
そもそも、なぜ北京市教育委員会が上の記事のような栄養バランスを考慮したのかについては、イメージ的には「栄養不良」だからと考えがちですが、実のところは中国の経済成長率と同じように子どもたちの食生活の変化も急激で、「肥満児の大量増加」が最大の原因のようです。(記事ソース:児童に肥満の“警戒注意報”発令@北京週報2002年)
但し、その傾向は今の中国国内の地域間経済格差問題を映し出すかのように、都市部をはじめとする沿岸部では肥満が問題になっている一方で、農村部・大陸西部においては、栄養不足が指摘されています。
中国の学校給食「学生栄養食」についてとても詳しく説明されている資料を見つけましたので紹介します。
現在、中国では20あまりの省市・地区・県で学校給食が普及し、給食加工・製造業は100社余りとなり、それらの学校給食を食べている児童・生徒数は約100万人、直営で学校給食を提供している学校を加えると述べ150万人が学校給食を食べています。(記事ソース:中国における学校給食の現状@社団法人中央畜産会 畜産情報ネットワーク推進協議会、2005年10月)
ところが、そこはやはり中国。 質の低下、栄養無視、価格の上昇などの問題を抱えてるみたいです。随意契約が続き、袖の下がまかりとおる地方官僚の汚職や、栄養士不足が大きな要因のようです。
今年に入って、1月20日まで開かれていた、北京市人民代表大会に給食の改善を求める議案が提出されました。 北京市では児童生徒は、給食費として月額1550〜1850円を払っていますが、小学生の40〜70%が「給食が足りない」、90%以上が「下校時に空腹になる」と回答しています。 また、味についても95%以上が「まずい」と回答、なかには「食べずにそもまま捨てる」という生徒もいるようです。 メニューについても「単調で、同じおかずが二日続けて出たこともある」と不満続出だそうですw。(記事ソース:北京の給食は“まずい”?市人民代表大会代表ら調査 一部業者独占背景@西日本新聞2006年1月22日)
それでも、北京でも有数な進学校などでは、学校給食もかなり進んでいるようです。
ある学校の食堂では、専門の勉強をした栄養スタッフが献立を作成し、それをコンピューターにインプットして、栄養食の専門のソフトでその栄養成分が国家の制定した「学生栄養食」の基準に合っているかどうかをチェックしています。
献立は毎週1回作成し、毎日そのメニューは変わり、それを食堂に掲示して、生徒たちに自分の好きなものを選ばせるというシステムになっています。(記事ソース:「学生栄養食」が育てる健康な子ども@人民中国2006年2月号)
尚・・・。先に紹介した「中国の学校給食の現状」では、給食の他に「牛乳」についてもレポートされています。 それによると、中国では給食と牛乳が切り離されて考えられており、給食を実施する学校においても、必ずしも給食時ではなく、午前中に牛乳を飲んでいるようです。 中国における給食の普及率がまだ低いこと以外に、中国の食習慣にも起因しており、生徒の多くは十分な朝食を摂っておらず、午前10時ごろに、多くの生徒の血糖値の低下が見られているためと書かれています。
おお。いいことじゃないですか。牛乳を午前中に飲むって。日本もそうすればw?
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この記事へのコメント
が 午前中というと 正直 調理作業真っ只中 そんな忙しいさいちゅうに牛乳を教室に届け また白衣を清潔なものに着替えなおし 手洗いからはじめるってぶっちゃけ大変
それに 平成八年のo157発生以来 衛生管理で 食材の温度管理とか記録が厳しくなり 牛乳を休み時間に飲むためにと廊下に放置しておくことが不可能に…昔はおおらかで良かったよなぁ(遠い目)それにフシンシャがいつ校内に入り給食に異物を混入させるかわからないという危機管理の意味で給食時間ギリギリまで給食すら給食室から出せません!
ま 色々 提供する側,物資を管理する側にも事情っつうもんがあるんだぽ(^_-)
学校給食で使用される牛乳の殺菌方法って、日本の牛乳メーカーが誇るUHT(ultra High templeture)じゃないのですか?
UHTだったら、常温でも全然オッケーかと思ってたです。件のレポートでも、中国の学乳はUHT処理のLL牛乳で常温6ヶ月保存できるってw。
今時は牛乳も冷蔵庫に入れておくのですか?
熱帯魚の水槽のセットアップと風邪でボロボロでつ。
えーと、UHTでもいくつかの種類に分かれませんか?
中国はUHTの無菌パックでLL(Long Life)牛乳って書いてあるんですよぉ。
中国の給食はとても面白い話なので、
来月の給食だよりに使ってもイイでしょうか?
問題としては中国に批判的なことはまず書けないことですか(中国系の方がいるかもしれませんので)。
それと小中学生のわかる内容。
そして一番重要なのは、スペースの問題です。
二月は20回給食があるので空きのスペースがほとんどないのです(><)
というわけで以下掲載予定文(笑)
中国の給食
みんなこんにちは。今月は海外の給食について紹介したいと思う。
中国では給食のことを「学生栄養食」と呼んでいて、給食を食べている子供は150万人だそうだ。
食べている人数は日本と比べるとまだ少ないけど、これからどんどん増えるそうだよ。
それに中国では、給食と牛乳は別にされていて、牛乳だけを給食の前に飲むんだって。
海外の給食も知ってみると面白いよね。
本当に有難うございました。
siMoNita君が読んで感じたことをsiMoNita君の言葉で書けば大丈夫。
つか、ふと思ったのだが、こういう児童・生徒向けのこういう配布物ってですます調じゃなくていいの?
中国の幼稚園給食に関しての情報何かご存知の方おられませんか?
私の方も出来る限りの視察状況を報告いたします。
また最近の中国の学校給食事情について情報をお持ちのかたおられませんでしょうか?
ネットだけの話で恐縮ですが、上の記事に書いてある「学生栄養食(学生栄养食)」という言葉ではあまりひっかからないのですが「校餐」で検索するとある程度ヒットしますね。
baidu.comで検索してみてください。
http://www.baidu.com/
ブログでは、こんな記事を見つけましたが既にチェックされましたか?
■中国幼稚園の役割@住めば都!中国ほどおもしろい国はない!
http://blog.smatch.jp/china/archive/46
中国語はまったくわからないのでずが‘中国ほどおもしろい国はない!はとても参考になりました。
中国でつまらない質問をぶつけて恥じをかかずにすむかもしれません(笑)
またなにか情報がありましたらよろしくお願いします。
お仕事がうまくいきますようにお祈りしております。 見てきたら話を聞かせてください。 写真も撮ってきてくださいねぃ。
とりあえず今月末より1週間ほどで北京の幼稚園を4箇所ほど役所の了解をもらい視察に行ってきます、ずっこけた視察にならないよう頑張ってきます

写真もできるだけ撮ってこようと思っています

でも「現地に行ってみたら話が違っていて、1箇所しか見ることができませんでした。」っていう展開に100元w。
冗談抜きでそれくらいは想定範囲内なので、4箇所アポが取れたという裏づけとなる「紹介状」を持って臆せず暴れてみてください。でも4箇所全部廻れたら大成功ですよ。 傾向もわかりますしね。 今をときめく北京ですか。 いいですね。
報告はこのブログの本記事で写真とともに紹介したいので、会社への出張報告書とは別に、ブログ用とふたつお願いしますw。すごい楽しみw。
って、シャレにならない地震が起きたばっかりだた。 お気をつけていってらっしゃいませ。

今回は北京で教育関係の展示会と給食現場視察が目的でとにかく何が飛び出すかわからない初めての北京出張です。
それにしても不安なのがホテルの建築がおから工事で作られてない事を祈るような気持ちです。

今回はブースも出展されるんですか?
特別給食が主体の展示とかではないのでとにかく今回は様子見です。
給食に関係する展示会がないかも調べてきます。
今時の中国は食生活が劇的に変化しているのでドンピシャのイベントもたくさんあると思いますよ。 集団給食もその分野に入るでしょうからね。
行ってきました北京に、三箇所の幼稚園を視察できました。
一箇所目はは北京市の師範大学付属幼稚園700人の園児と140人の職員がいる大きな幼稚園でした。
2箇所目は400人の園児と70人の職員がいる中国で現在140箇所の幼稚園を経営している大地という幼稚園、数年後には500ヵ園にまで増やす計画らしく台湾人の社長にも会うことができました。
三箇所目は日本人の幼稚園です。
いずれも調理室は思いのほか衛生管理が行き届いていて園児に対する栄養管理もパソコンソフトでやっていました。失礼かもしれませんが北京市の衛生局の指導もけっこうきちんとやっていて意外でした。
ちょっと日本とは違いますが教育レベルもまったく引けをとってないように見受けられましたし逆に中国の方がいろんなことが立派で驚きました。
3タイプの幼稚園のチョイスにアレンジする側の配慮が感じられますね。 ホスピタリティを感じます。 なかなかやりますね。 出張報告書も書きやすかったのではないでしょうか?
中国の古典「易経」に「観国之光 利用賓于王=国の光を観るは王の賓たるによろし」とあります。 その“国の光”(政治、文化、風俗など)を観察することは、本国に帰り報告する際は、王の賓客として迎えられるに相応しい、という意味だそうです。
いやはや、まさに「観光」を実践してこられたご様子。うらやましい限りです。
で。 給食の写真ありませんかw? 差し支えなかったらドニにメールで下さい。このブログで紹介したいのです。 何卒ご検討下さいませ。
アドレス送っていただけますと画像いっぱい送ります。






