高橋清隆の文書館

 当ブログでは、マスメディアが伝えない情報や事象分析を発信しています。
新聞やテレビがつくる「社会標準」から解放されれば、人類は本来の豊かな人生を送れると確信します。

『Net IB News』連載「種子法廃止の恐怖」第5回

種子法廃止の恐怖〜国民は巨大種子企業のモルモットに?(5)

『Net IB News』連載「種子法廃止の恐怖」第4回

種子法廃止の恐怖〜国民は巨大種子企業のモルモットに?(4)

『Net IB News』連載「種子法廃止の恐怖」第3回

種子法廃止の恐怖〜国民は巨大種子企業のモルモットに?(3)

加計氏の日程表、求めない文科省 首相関与の疑い深まる

 加計学園疑惑を調査する野党合同ヒアリングが18日、国会内で開かれたが、文部科学省は2015年2月25日の加計孝太郎氏の日程表を提出せず、学園側に提出も求めていなかったことが分かった。

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宿題の未提出を釈明する児玉氏(右から2人目、2018.9.18筆者撮影)

 愛媛県作成の文書には、同年2月25日に安倍晋三首相と加計理事長が面談したと記されているが、今年5月、同学園の渡辺良人事務局長が「実際にはなかった」と県に謝罪している。ヒアリングで学園側が保有するシステム上の日程表の提出を文科省に求めていたが、前回5日の会合に提出がなかった。

 川内博史衆院議員(立憲)が「加計学園として、どう説明されているのか」とただしたのに対し、文科省の児玉大輔・高等教育局視学官は「まずは県にどう説明責任を果たされるのか見た上で(判断したい)。国民への説明、外に向かっての発言を調べている。しばらくお時間を」と釈明した。

 学園側に要請したかを問われると、「内部において、どのような情報に従って依頼すればいいか、調整している」と答え、提出も求めていないことを認めた。

 川内氏は、県作成の文書として政府が保有していることを重視し、「県に加計学園がどう説明するかとは別に、政府として果たすべき説明責任を誠実に履行することが大事」と強調。児玉氏は「持ち帰らせていただく」と応じた。

 福島瑞穂参院議員(社民)は「事務局長が『勘違い』と言われても、私たちは信じ難い。こんな重要なことを勘違いするわけがないし、もし違っていたら大問題。会っていると考えた方が、その後の柳瀬(唯夫首相秘書官・当時)氏やその他の人たちの動きが説明できる」と迫った。

 さらに「加計孝太郎氏はアリバイを言っていない。裁判なら必ず聞く。それを聞かないのはおかしい」と文科省を糾弾。「事務局長の発言がうそなら、文科省は被害者。当日、加計氏がどこにいたのか事実究明しなければ」と求めた。

 川内氏は「私学助成金が入っている以上、政府として説明責任をどう果たすのか。指導監督する立場に文科省はある」と同調した。

■関連記事
加計氏かばう政府、「総理から号令か」 野党ヒア

『Net IB News』連載「種子法廃止の恐怖」第2回

種子法廃止の恐怖〜国民は巨大種子企業のモルモットに?(2)

Net IB Newsでの連載が始まりました

 データマックス社のウェブニュース『Net IB News』で拙稿の連載が始まりました。
 主題は種子法廃止と巨大企業による世界支配で、全5回です。情報を拝借した山田正彦元農水相や『日本の種子(たね)を守る会」、篠原孝衆院議員、鈴木宣弘教授、仲を取り持っていただいた植草一秀先生らには心より感謝申し上げます。

種子法廃止の恐怖〜国民は巨大種子企業のモルモットに?(1)

「発言記録不要」文書も改ざん? うそ塗り固める経産省

 省内外の人物との打ち合わせについて「議事録のように個別の発言まで記録する必要はない」と周知する文書が経済産業省内で配布された問題で4日、国会内で野党合同による検証ヒアリングが開かれた。同省が提出した文書は保存期間などが異なっており、改ざんが行われた疑いがある。

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「全て逐語的に記録するのは職員に負担」と論点をずらす山内氏(右から4人目、2018.9.4筆者撮影)

 この文書の存在は8月30日、毎日新聞が報じた。3月27日に開催された同省の筆頭課長補佐級職員約20人が出席する「政策企画委員会」で配布され、出席した職員は「誰が何と言ったか分からないよう、議事録を残してはいけないと指示を受けた」と証言したと伝えられる。

 ヒアリング会合で同省は問題とされる文書の存在を認め、提出した。しかし、野党議員が入手した文書と若干の違いがあった。議員が入手した文書は7ページなのに対し、同省提出のものは5ページ。日付は入手文書が「平成30年3月9日」と書かれているのに対し、提出文書は「平成30年3月27日」となっている。保存期間は「30年3月31日まで」に対し、「平成30年12月31日まで」と記載されている。

 欠けている2ページ目と7ページ目の題目はそれぞれ、「公文書管理の留意事項」と「(参考)公文書管理に関する規程改正と過去の公文書に関するルールとの関係」。前者は2011年に定められた「経済産業省行政文書管理規則」を概説し、後者は「変更なし」の部分と「明確化」の部分を挙げている。

 説明を求められた山内輝暢・情報システム厚生課長は「われわれが作ったものだと思う」と認めるとともに、日付の違いについて「省内にどのような形で連絡すると一番、文書管理を適正にできるか意見を聞いて回っていた時期」と釈明。

 抜け落ちたページについて「2ページ目は分かっていること。7ページ目のルール変更はすでに明確化されたことであり、枚数を減らした」と答えた。

 しかし、うなずく委員はいなかった。「議事録のように個別の発言まで記録する必要はない」との記述は、7ページの終わりにも強調されている。冒頭で「これまで省内に出された文書の内容と矛盾するものではない」とうたっているが、「経済産業省行政文書管理規則」第10条は「経緯も含めた意思決定過程に至る過程並びに経済産業省の事務及び事業の実績を合理的に跡付け、又は検証することができるよう」文書作成を義務付けている。

 2ページ目は「規則」の概説だが、「個人的なメモ等であっても、課室員と共有した時点で行政文書」「電子メールも個人文書を除き行政文書」の原則を囲みで強調。この配布文書が「組織的に用いるもの」とみなされるのを避ける狙いがあったのかもしれない。

 昨年12月に改正された文書管理に関するガイドラインは、意思決定など検証に必要な文書について1年以上の保存を定める。提出文書の日付を動かしたのは、文書の存在をめぐり森・加計問題のような泥沼化を恐れながらも、批判を少しでも軽減するためではないのか。

 そもそも、公文書管理の見直しは、森・加計疑惑を受けて官邸が指示したものである。安倍首相による政治の私物化こそが問題で、被害者でもある官僚が加害者のためにルール変更する必要などない。しかも、今度は、文書を残さないように圧力が加わっているのだ。

 会合で今井雅人衆院議員(国民)は嘆いた。「昭恵夫人や官房副長官、安倍総理がこう言ったと後で検証されて、政治の私物化、違法まがいの行為がバレたから、今度は誰が何を言ったか書かなくていい。そういうことにしたんじゃないか」。

 川内博史衆院議員(立憲)は「発言記録不要」のくだりについて、「この文章は変更される必要があると思うが」と助け船を出す。同省総括文書管理者である山内氏は「このような文書で誤解を招いたなら本意ではないので、この資料を使うかどうかも含めて、きちんと検討してきたい」と修正に含みを持たせた。

 一方、世耕弘成経産相は同じ日、「不一致な不整合な指示が出ていれば当然、担当課に問い合わせが来る。そういうものは一切、来ていない」と発言し、「発言記録不要」の方針に問題がないとの考えを示した。

 同省に記録不要の方針が敷かれるのは、今井尚哉首相補佐官や元同補佐官の柳瀬唯夫審議官、安倍昭恵夫人付の秘書官だった谷査恵子氏ら、森・加計問題に深く関わった担当者や安倍首相の側近が多いからだろう。

 現政権は、まともな仕事をしたい大多数の官僚をますます息苦しくさせている。

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2種類ある公文書。これが管理の在り方を定めているのは冗談か
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議員入手文書の7ページ目

ニュース解説 阿波おどり分裂報道の真意

「みちばた興業」がCDを発売

 畏友の黒川敦彦君ら「#みちばた興業」がCDを発売した。題名は『みちばた音頭』(定価・1000円)で、名曲『安倍NOセイダー』らを収録。ただし、普通の商業店舗では扱っていない。

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 「#みちばた興業」は、森友疑惑をめぐる文書改ざんを財務省が認めた3月12日から首相官邸前で抗議する市民が自然発生して結成された集団。「安倍のせいだ 全て安倍のせいだ 安倍晋三が国を売る おじいちゃんの代からCIA」と歌う『安倍NOセイダー』は、多くの永田町労働者の耳にこびりついている。

 曲はほかに『あすなろのええじゃないか音頭』『晋・CIA音頭』など5曲と、カラオケ2曲がある。

 「税金高くて嫌になる うそつき総理と友達で 何だかんだほら吹いて悪巧み 忖度(そんたく)し合って丸もうけ」

 「テレビや新聞うそばかり 誰かの不倫で大騒ぎ 原発、福祉や基地などは あんまりニュースじゃ見かけやしない」(いずれも『あすなろのええじゃないか音頭』)

 痛快な歌詞が小気味よい和楽器の音色とともに飛び出す。「国会でうそまでついて私服を増やす政治家や経営者、もうそんな人たちに国の運営を任せるのはやめましょう」と黒川氏の演説が始まり、金融資産課税の導入と消費税廃止を提案する。

 このCDは彼らの活動資金を捻出するために自作したもので、下記のホームページの問い合わせフォーマットから注文できる。安倍政権を終わらせ、主権者市民のための政治を求める彼らを支えたい人は、購入してみてはいかがだろうか。

「黒川敦彦#みちばた興業」問い合わせページ

■関連記事
官邸監視7週間、「政治の主役は私たち」黒川氏

ニュース解説 脱獄報道の目的

喜べぬ釣果

 お盆の帰省を一日早め、郷里新潟の山奥に渓流釣りに行った。バイトを辞めた感傷を癒やしに先月訪れた際、尺上のイワナをばらした。その悔しさを晴らすための再挑戦である。

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 夜半に車で出たが、道中、雨が降り出す。通行止めのゲートに着くと、土砂降りになっていた。小雨になった六時すぎ、雨合羽を着てさらに上流を目指す。一時間ほど歩いて本流に降りると、土色の水が河床いっぱいに流れていた。雨がまた強まる。鉄砲水が来たら、ひとたまりもない。私は怖くなり、ろくに竿を出さずに谷を駆け上がった。

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 私は半ばあきらめて、車へ戻ることに。とぼとぼ歩いていると、右岸に小さな滝が見えた。小沢が増水により、立派な落ち込みを作っている。胸が高鳴った。やぶ漕ぎをしながら、沢に入る。道路から見えた二つ上の滝だまりで、三十二センチのイワナが釣れた。

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 魚が腐らないうちに帰路に就くが、まだ十時。ダム湖に差し掛かると、急に雲が去り、視界が開けてきた。この川に注ぐ布倉沢(雨生沢・まごいさわ)が、巨大な河道を作って湖面に連なっている。私の血が騒ぐ。釣りを始めたのは、ダムができる前のこの沢だった。地元の従兄弟や中学の級友との楽しい思い出がよみがえる。

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 無性にあの場所を見たくなり、かつての林道を捜す。工事用の飯場の裏から、道は出ていた。時折、ショベルカーや作業小屋が顔を出す。と、巨大な木製の砂防えん堤が立ちはだかった。私が初めてイワナを釣った西ノ沢だ。えん堤下の巨岩に見覚えがあった。しかし、躍動的な流れはなく、U字溝のような河床をちょろちょろと水が流れている。林野庁が所管する「環境に配慮した治山事業」の一環だった。貿易自由化によって、もはや林野業を支援する仕事はないのだろう。

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 私が理想郷だと思った集落の田畑は土色の水に没していた。醜い変容に、悲願の獲物を釣り上げた喜びは打ち消された。現実を見る気になれず、ひたすら旧道を選んで帰った。

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■関連記事
清流再び
汚れた幽谷と希望

YouTubeを始めました

 YouTubeを始めることにしました。題して「高橋清隆のニュース解説」。目下、やかましく報じられているニュースの目的を毎回、解説していこうと思います。

 今回扱った主題は、「日本ボクシング連盟たたきの真意」です。何ら設備を整えず、スマホで撮っただけの動画のため、音量が小さくて聞きづらい上、顔が悪くて見づらいですが、ご海容ください。音の方は今後、善処していこうと思います。

新聞に載らなかったトンデモ投稿
亀井静香―最後の戦いだ。
亀井静香が吠える 痛快言行録
偽装報道を見抜け!世論を誘導するマスメディ…
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       高橋清隆

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【店番】318     
【預金種目】普通預金  
【口座番号】 1090041 
【口座名】盒鏡粁粥  

著者プロフィール


反ジャーナリスト。金沢大学大学院経済学研究科修士課程修了。ローカル新聞記者、公益法人職員などを経て、2005年から現職。『週刊金曜日』『ZAITEN』『月刊THEMIS(テーミス)』などに記事を掲載。  著書に『偽装報道を見抜け!』(ナビ出版)『亀井静香が吠える』(K&Kプレス)『亀井静香—最後の戦いだ。』(同)『新聞に載らなかったトンデモ投稿』(パブラボ)。           

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