高橋清隆の文書館

 当ブログでは、マスメディアが伝えない情報や事象分析を発信しています。
新聞やテレビがつくる「社会標準」から解放されれば、人類は本来の豊かな人生を送れると確信します。

2016年06月

感謝

 6月10日KD様、同15日にSK様、同29日にMM様、同30日にYR様、ご支援くださり、ありがとうございました。励みになります。

亀井静香氏に聞く 2016.6.29

 さっぱり盛り上がらない参院選の最中、英国国民投票がEU離脱を選択し、米軍需産業が日中分断を仕掛ける。トランブ氏は対話に応じるのか、有権者はどうすべきか。亀井静香衆院議員(無所属)に話を聞いた。

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「日本人の精神の背骨をしっかりさせなければ」と憂える亀井氏(2016.6.29筆者撮影)

「気の抜けた選挙」も野党は勝てず
——本当は政治の話を聞くべきだが、新聞を読むと嫌な気持ちになるから読まないようにしている。亀井さんは以前、新聞を毎日2時間かけて読んでいると言っていた。
亀井 1時間半くらいは読む。
——嫌な気持ちにならないか。
亀井 なる。嫌だから読む。嫌なことから目をそらすわけにはいかない。
——みんなが政治から目をそらせば、案外良くなるのでは。
亀井 それはない。
——今回はどの選挙区にも応援に入らないのか。
亀井 カメの昼寝中だよ。ばかとあほうの戦いに俺みたいな気違いがしゃしゃり出ても仕方ないだろ。
——応援したい候補はいないか。
亀井 いないね。
——今回の参院選は重要だが、全然盛り上がらないのはなぜか。
亀井 ハーア(ため息)。1度ごみばかりでごちゃごちゃになって沈むしかないよ。
——「さくらの木」構想に民進党が乗ってこなかったからか。
亀井 あれで民間と一緒になって国政を正すということをやらなかったから、こんな気の抜けた選挙になった。ああいうばかやってる中に、俺が絡んだってしょうがない。立派な木に育てようと思ったが、木にならなかったね。
——その結果、みんなばらばらになって出て、自公を勢い付かせている。
亀井 だけど、自公は勝たないよ。この間、マスコミが自公圧勝の予想を出したから、振り子現象が起きるよ。これはいかんということで。政党じゃなくて投票する人たちがね。民進党はなまくらでどうしようもない野郎だから。投票する人が、これで3分の2取られちゃかなわないと。2、3%動いただけで、ガーッと雪崩現象が起きる。

広がる分断現象、マネーゲームに規制を
——新聞のプロパガンダは逆効果だった。
亀井 それと英国がEUから抜け、経済が不安定になっている。これは日本政府にとってマイナス。この間、プールで石原伸晃に会ったとき「どう思うか」と聞いたら、「マイナスです」と言っていた。日本経済にとってのマイナスは、政権にとってマイナス。選挙に影響する。
——日本は何か働き掛けを行うべきか。
亀井 当然、行うべき。
——EUに戻れと?
亀井 いや、そういうことはできない。これは世界の金融システムについて、日本がもっと主導的にイニシアティブを取って、今のマネーゲームが過度に踊らないよう、手を打つことを主張してやればいい。ここまでバブルが踊り出すと。しかし、やらないから駄目。先物取引を規制するとか、やり方はいろいろある。
——株価が1200円以上も下がった。
亀井 ちょっと反発するだろうが、世界経済が大変な影響を受ける。今、「分断」という世界的な現象が起きている。本当は協力すべきところを分かれて戦うという。米国だって共和党と民主党が右と左に分かれて激しく戦っている。EU離脱もその現象の1つ。
——東アジアでも日中間にくさびを打とうと、米国が一生懸命になっている。
亀井 米中は結んでいる。日本をどう食おうかと。
——ドナルド・トランプ候補から返事はあったか。
亀井 いや。周りの連中が「党大会が終わったら会います」ということを言って来ている。これはなかなか難しい。共和党が組織としてトランプ氏を支持しているというより、プライベートな選挙の側面があるから。

日中戦争は杞憂? 野党に勝機も
——日本のマスメディアで米兵や米軍属の犯罪が報じられている。
亀井 おかしいと思う。4、5万人の米軍人が沖縄にいて、しかも海兵隊は明日には命がないような仕事をさせられる。ベトナム戦争だってそうだったように、あそこから海外派兵させる。海兵隊員だって気が荒れるよ。そうすると、「酒を飲むな」と言っても飲むよ。一部で強姦(ごうかん)やったりする。もっと言えば、米国内においても牧師さんや先生みたいに品行方正にやってるわけじゃない。日本に来たら行儀が良くなるわけじゃない。米国であれだけの犯罪が起きている。沖縄に来たらそれが変わる訳じゃない。だから居るのがいけない。
——米国の本音は、沖縄から引きたがっているのでは。
亀井 トランプはいいことを言っている。しかし、米国はまだ軍事力に頼って外交をやるという姿勢を続けている。オバマの本心はやめたいと思っているはず。だけど、やらない。膨大な軍需産業があるから、国防総省には手が付けられない。
——ジョセフ・ナイ元国防次官補や軍事研究者のクリストファー・レインは、日本と中国をドンパチやらせるに当たって米国は一歩引き下がるべきとの主張をし、米国の外交・軍事戦略に影響を与えている。
亀井 だけど、米国は日中が戦争するとは思っていない。
——小競り合いしてくれると在庫がはけるから、軍事メーカーは喜ぶのでは。
亀井 小競り合いするなら、軍事力を行使しなければばらない。中国がどうやって小競り合いするのか。気が狂わない限りはやらないと思う。尖閣諸島は岩山だよ。漁業権の問題はあるが、岩山を手に入れるためにドンパチやるか。あそこを軍事占領するか。しないよ。
 竹島を韓国が実効支配しているが、そこを日本が自衛隊を派遣して取り返すか。できっこない。やらない。「うちの領土だ」とワイワイ騒ぎ立てても。尖閣と同じ。中国は国内向けに「うちのものだ」と言っているに決まっている。
——CIAの工作員が中国軍のふりをして日本に撃ってくるとか。盧溝橋事件みたいに。大体、戦争の始まりはそうだ。
亀井 そんなことはない。今の時代。
——よく「みんな投票に行きましょう、棄権はいけません」と言うが、どう思うか。
亀井 選挙での投票は(政治参加の)唯一の機会だからね。今回みたいに、誰に投票していいか分からないときは困るが。
——戦争できる国にしようとしている自公政権はけしからんと思っている人は、投票率を上げようと主張する傾向が強い。上げれば、野党に勝機はあると思うか。
亀井 それは当然、あると思う。

■関連記事
亀井静香氏に聞く 2016.4.7 1/3

私の演説(6/21)

 6月21日、新橋駅前で開かれた『月刊日本』辻説法での私の演説の1つ「マスコミの言う通りにするとろくなことにならない」の動画です。

https://www.youtube.com/watch?v=xqMghpJUho4

「現憲法下で最後の選挙か」、福島氏が危機を訴え

 7月10日投開票の参院選に立候補している社民党の福島瑞穂氏(現職)は25日、東京・高円寺駅前で街頭演説会を開き、「日本国憲法下で行う最後の選挙になるかもしれない」と危機感を吐露。改憲勢力による3分の2以上の獲得阻止を呼び掛けた。

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老若男女に声を掛け、対話を試みる福島氏(2016.6.25筆者撮影)

 同駅南口に現れた福島氏は、今回の参院選の争点を。院鵑良挈義悗里燭瓩寮治を続けるか99%のみんなのための政治をつくるか憲法を生かすか殺すかCΩ業か原発推進か——と定義。

 「子供たちに私たちが引き継がせたいものは一体何か。誰の子も殺させない。子供たちの未来に戦争も原発事故も貧困も要らない。いずれも政治の結果です。政治をどうするかによって未来は変えられる」と通行人に向けた。

 改憲の動きについて「安倍総理は戦争法案を強行し、これから憲法を改正しようとしている。今参院選で(非改選を含め)発議に必要な3分の2以上の獲得を目指すと言っている。自民党はすでに改正案を発表し、自衛隊を国防軍とし、世界中で戦争ができる中身。こんな憲法は嫌だ」と訴えた。

 さらに「きのう英国がEUから離脱し、株が1万5000円台へと1200円以上も激安になった。皆さんの年金積立金は何と半分株にぶち込まれている。今回の暴落で、どれだけ損しているか」と述べ、安倍政権が行った年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運用改革を批判した。

 最後に福島氏は、「今回の参院選が、日本国憲法下で行う最後の選挙になるかもしれない。私たちはそれくらいの覚悟でやっている。どうか皆さん、冷静なご判断を」と改憲阻止への投票行動を呼び掛けた。

「日本人は魂を抜かれた」と南丘氏 『月刊日本』6.21辻説法

 保守系言論誌『月刊日本』の辻説法会が21日、東京・新橋駅前で開かれ、南丘喜八郎主幹らが「日本人は魂を抜かれた」などと日米間の不平等な関係を改めようとしない政府を批判した。

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「闘う言論誌」を引っぱる南丘氏(2016.6.21筆者撮影)
 南丘氏は幕末に結んだ不平等な日米修好通商条約を解消するのに、明治の政治家たちが40年近く命懸けで闘ったことを紹介し、戦後体制に言及。「71年前、わが国は大東亜戦争に負けてから、民族の誇りを踏みにじられ、米国の従属下で唯々諾々(いいだくだく)として今日まで来た」と皮肉った。

 「いわゆる55年体制をつくったのは米国。自民党の結党資金はCIAを通じて提供された。その一部の金は社会党にも流れた。日本共産党はモスクワと北京から資金提供を受けた。残念ながら、わが国の主要政党は他国の工作資金でできている」

 南丘氏は現在の日米関係に触れ、「だから自民党は米国に対して物を言えない。日米安全保障条約は不平等条約。日米間の従属的な関係の骨格をつくっている日米地位協定は、行政的な取り決めで、国会審議を経なくていい。ところが、殺人事件があった後も、政府はこれを改定しようとの意志表示もしていない」と批判した。

 「運用で手心を加えてもらおうなどと、奴隷根性が消えていない。71年間、日本は物質的に豊かになったが、魂を抜かれた。残念ながら今、本物の政治家はいない」と嘆いた。

 山浦嘉久論説委員は、17日にネット上で金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が暗殺されたとの情報が流れた問題を取り上げた。妹の金与正(ヨジョン)が後継の委員長に就任したが、中国が文句をつけ、金正男(ジョンナム)に替えるよう圧力をかけているとの内容である。

 この情報は韓国政府が否定したことでガセネタとして扱われたが、北朝鮮のテレビを見たマスコミ関係者が「番組に微妙な変化が起きている」と評じたことや2、3日後に核問題の6者協議に復帰したことを紹介し、「何か大きな変化が起きたことは間違いない。しかし、残念ながら、わが国には全く情報が入ってない」と嘆いた。

 山浦氏は「日本と北朝鮮が親和的になるのを最も警戒しているのは米国。だから、日本は北朝鮮に対しては2歩も3歩も遅れている。あるいは冷戦構造時代の感覚でしか付き合いができない。朝鮮半島や台湾に対し、わが国は旧宗主国の立場。その責任においても、そろそろ冷戦時代の感覚を廃棄して、前向きな姿勢で接触すべきときが来ている」と訴えた。

 さらに「日朝間の最大のくさびは拉致問題。わが国はこの真相を知らされていない。拉致事件の背後には、米国が一枚かんで演出した可能性が強い。北朝鮮が大日本帝国の残治国家であるとの疑いを米国が持っていたことは事実で、今も持っている。米国の目線をうかがって隣国と付き合うのでなく、日本独自の目線で北朝鮮との付き合いを再興すべきでは」と提起した。
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       高橋清隆

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【店番】318     
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【口座番号】 1090041 
【口座名】盒鏡粁粥  

著者プロフィール


反ジャーナリスト。金沢大学大学院経済学研究科修士課程修了。ローカル新聞記者、公益法人職員などを経て、2005年から現職。『週刊金曜日』『ZAITEN』『月刊THEMIS(テーミス)』などに記事を掲載。  著書に『偽装報道を見抜け!』(ナビ出版)『亀井静香が吠える』(K&Kプレス)『亀井静香—最後の戦いだ。』(同)『新聞に載らなかったトンデモ投稿』(パブラボ)。           

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