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↑跡地へご案内します(≧▽≦)

この平成27年度は北海道で小学校36校、中学校12校が閉校となります。
我が子が通った江別小学校や、木造校舎が素晴らしい当別町の弁華別小学校、いずれも長い歴史に幕を引く。


↓過去記事《北海道で
一番古い木造校舎の閉校》
http://blog.livedoor.jp/donsanbonsan/archives/8497045.html





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下の月小学校。
江別の郊外にひっそりと、1980年に廃校となった学校跡地がある。




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気温マイナス4度。
学校跡地に生い茂る防風林の枝に、雪の結晶が集まった〝雪の花〟がびっしりと。





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微風に吹かれた雪の花が、ひらひらと散ってゆく様は、氷点下ならではの美しい光景です。





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下の月小学校跡地。
今は避難場所の標識に名を残す、かつて校舎や校庭は、深い雪に阻まれ、分け入るにも二の足を踏む。

この時期、下の月小学校の痕跡を探し当てるのは無理ではないが大変だ。




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歩く児童もいない道路沿いに立つ交通安全の旗。
寂しくはためいていたが、学校の雰囲気を伝える唯一の標に見えた。




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すこし時間を戻し、昨年秋の様子。
あのときも旗は、寂しくはためいていた。




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校舎、校庭の跡地。
最初は《全て撤去されたのか……》と思ったくらい、道路沿いから見ただけでは、学校の門柱など何一つ痕跡は目に入らない。




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門柱は道路沿いにある筈だと思い込んでいた。
実は敷地のずっと奥に、木々に隠れるように遺っていました。





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門柱の傍に花壇だった(?)大きな器が。
今は傾いだ門柱同様、草木に取り込まれ、風化が進んでいる。




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位置的には校舎玄関前なのか、セメント造りの像があった。
先生と児童?親子?
像が指さす先に太陽が輝いていた。




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開校は1949年というから、ベルリン封鎖、ソ連核実験成功、中国内戦で共産党軍勝利など、東西冷戦が本格化したキナ臭い年でした。
今は冷戦もソ連も無くなり、学校も無い。
小学生の頃、希望の未来世界だった21世紀に今いる。
なんとガッカリの未来だろう。
もし小学生の自分に会えたなら、21世紀に入ってからの出来事、とても自慢できない。




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国旗掲揚塔だろうか。
青木由直氏 著《江別北広島秘境100選》によれば、ブランコの支柱も遺ってる筈だったけど、確認できなかった。
変わりにこんなモノが。





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蜜蜂の箱だろうか。
学校で蜂蜜を収穫していたのかな?





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何故か箱の上にラケットが置いてあった。
ちょっと持ってみた(笑)
恐らく閉校以来初のクラブ活動《影の部員》




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小学校跡地から暫く歩いたら、また違う《江別の秘境》がありました。
それはまた後日に。


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