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ゾンビ映画の人気作。サバイバルアクション映画…「地獄が死者であふれた時、死者が地上を歩く」

アメリカで2004年公開。日本の公開も同年。
前回記事でご紹介した「Dawn of the Dead」(邦題<ゾンビ>)と同名のリメイク映画

監督はザック・スナイダー
代表作は「300(スリーハンドレッド)」「ウォッチメン」「エンジェルウォーズ」など。どの作品でもCGをとてもうまく使って印象的なビジュアルを見せてくれるのが特徴。ビジュアルに切れがあり、どの作品も場面がとても印象に残ります。
ミュージックビデオやCM制作出身者のクリエーターは本当に映像をうまく作りますね。

作品は、なんといってもロメロ作品「ゾンビ」のアレンジ・リメイク版であり、舞台がショッピングモールであったり、オリジナルのキャスト達がちらりと出演していたりでオリジナル好きなら必見の作です。
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映像は、ダレるシーン以外はリアルで洗練されています。
ディティールはよく出来ているので各シーンの繋がりや伏線が自然でリアル。カメラワークやフィルムエフェクトもところどころ効果的です。

オープニングのタイトルバックのリミックス映像、看護婦アナが飛ばす車を上空から引きで撮ったシーンで壊滅的な街の様子が詳細に分かったり、後半に出てくる改造トラックのニヤリとさせられる出来の良さ(ダウンオブザデッドには負けますが)、各ゾンビのダメージメイクなどの出来もいいなと思います。

多彩なキャラクターも皆それぞれ魅力的。それぞれが過去を持ち、性格付けもよく出来ているように思います。

ゾンビ映画でこの映画が一番好きという人も多いらしく、現代作のゾンビ映画としてもサバイバルアクションとしても非常に楽しめる映画だと思います。

この映画は「走るゾンビ」が特徴的だったと思うのですが、ボイル監督の「28日後」に触発されたものだそうです。(ボイル作品も個人的に非常に好き)
各シーンでゾンビが走ります。ゾンビが走るというのはゾッとしますね。場面の展開が非常にスピーディーで、危機感、恐怖感も半端でありません。

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■オリジナルのキャスト登場シーン
  • テレビ中継出演の保安官…トム・サヴィーニ(暴走族髭)
  • テレビ中継出演のアーミー…スコット・H・ライニガー(小柄スワット隊ロジャー)
  • テレビ出演の牧師…ケン・フォリー(黒人スワット隊ピーター)

■ストーリー
ジョージ・A・ロメロ監督の“リビング・デッド・トリロジー”の第2作であり、恐怖映画の歴史的傑作「ゾンビ」を、CM出身の新鋭ザック・スナイダーが監督したアレンジ・リメイク・バージョン。オリジナル版の隠し味だった文明批評的なニュアンスはなりを潜めたが、『ドーン・オブ・ザ・デッド』はホラー映画としてのおどおどろしさや生理的嫌悪感を増長させる演出ではなく、時にユーモアを交えながら、極限状況に陥った主人公たちのサバイバルと、終末へと向かう地球の姿をサスペンスフルに描いている。
主役は『死ぬまでにしたい10のこと』のサラ・ポーリーで、オリジナル版をこよなく愛するという彼女が、強い意志を持ったヒロインを的確に演じることで、この作品が描く“現実的な恐怖”の輪郭がより明確になった。オリジナル版のスタッフがちらと顔を見せているあたりは、マニアへのサービスか。
(引用:amazon)

■終末の理由
謎のウィルスが原因。感染者に噛まれると咬み傷から感染する。
謎が謎のまま。

■魅力シーン
  • 冒頭、引きの街壊滅シーン
  • 愛情深く強い意志を持つ看護婦アナの活躍
  • アンディとケネスの中距離チェスシーン
  • ゾンビ集団に祭りのように囲まれる改造トラック
  • 粗野だが頼れるCJの最期

本作を見るならプレミアム・エディションがオススメです。

死者の夜明け―ドーン・オブ・ザ・デッド (竹書房文庫)
ノベライズ本。映画より一歩踏み込んだ登場人物の描写。
28日後... 特別編 [DVD]
走るゾンビが登場。ボイル監督の作品はスタイリッシュ。こちらもサバイバルホラー。
■ザック・スナイダー監督作品
ウォッチメン スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
ヒーローの悲哀を描いた作。シナリオよく出来てると思います。キレがある映像
エンジェル ウォーズ Blu-ray & DVDセット
これは映像がすごい。そして悲しい物語
00<スリーハンドレッド>特別版(2枚組) [DVD]
観たことがない方は必見です。映像・ストーリー共に感動的。