徳永英明 Concert Tour 2017 BATON 9/17~18 神戸こくさい会館ライブレポ

神戸国際会館2日間参加して来た。徳永さんのバトンツアー。
なぜ二日経った今でもこんなに気持ちが高揚しているのだろう。
それもワクワクドキドキと言った激しいときめきではなく、優しい西日にじっくりと晒された後の肌のように、うちから沸々と火照っている。
いいライブは後を引く。

オープニングスクリーン〜ずっとかわらないもの

スクリーンには現在から過去をさかのぼるような映像&画像の連写。
薬師寺も、太陽の日も、箱の森も。ガスボン、郁美さん、庄司さん、飯室さんも。
ツアー「remind」のオープニングだけがアップになった。
「これまでを思い起こさせる(=remind)」意味が含まれているのかと推測...。

1.時代 
これまで歌って来た自身の「時代」を思い起こさせるために、さまざまな思い、足跡、経験を繋ぎ合わせてこのツアーを創るのだと言う意味を込めているのなら、非常にふさわしい楽曲だと思う。

2.過ちの夏 
ジャジーで斜に構えたようなギター、ビターなよこしまな恋を連想させる名曲。
Nostalgiaには佳曲が多いが、これは白眉。
今日の徳永さんの、かすれ気味のエクスタシーを連想させるような声が世界を作り上げていく。
いまこの年齢にふさわしい余裕と距離感を持った聞かせる一曲。

3.恋心 
思わず自分の頬に両手を当てる。
終わりを見据えた恋、すり切れるのではなく、燃え尽きるのだという覚悟を歌う。
自分にかつてそんな日があったことを思い出させる。
そして、恋をしないまま聴く身には、別の意味の涙が誘われる。
微動だにしない徳さんの肩にブルーのライトの影が濃く映える。綺麗な曲...

4.僕のそばに 
ラブバラードの締めくくり。

5.ハルカ 
新アルバム「BATON」から。ここからラストまでスタンディング。
トンネルを抜け、視界が開け、空を仰ぎながら、深呼吸をするようなまぶしい楽曲。

6.レイニーブルー 
メジャーデビューの至宝の曲。初心に立ち返るために歌っているのだろうか。

7.やさしいキスをして 
カバーだけど、もう徳さんの声はこの曲を塗り替えている。
愛する対象を目の前にしているかのように、説得力と実感のある歌唱。
後ろのスクリーンに映るのは満天の星空。
闇に浮遊し、上下感覚をなくす星雲の中、2つの流れ星が絡みながら落ちていく映像。
物語を添え余韻の残る構成で、特筆の一曲。

8.最後の言い訳 
徳さん自身のターニングポイントとなったという、それからの道のりを決定づけた名曲。
徳さんにとっては道しるべであり、路に迷わないための北極星。
初めて聴いたときの感動がよみがえる。噛みしめるように聴いた。

9.Wednesday Moon 
曲間にギターソロプレイがあるんだけど、「WMだ!」と判ってから少し間があいてしまうので、やや肩すかし感。
ここは一気に滑り込むように、堰を切るようにWMに入りたい。

10. ....覚えていない。書けない。

11.夢を信じて


MC メンバー紹介と、来年のツアーの抱負を語ってくれた。「来年はセルフカバーやります。以前にもカガヤキナガラというカバーアルバムはあったんですが、あれは〜、会社の方針が xxxxxxxx(マイクを遠ざけて声を入れないけれどヤバいこと言ってるとすぐに判る 笑) アレンジも〜 西脇くんが〜XXXXXX(同じくマイク離す)」館内爆笑だけれど、いいの〜?そんなこと言っちゃって〜。
(もちろん後から「いいことしか言ってませんよ』のフォローあり
大体あの頃「天才だ!パーマネントメンバーだ!」などとゾッコンだったじゃないですか。
でも、正直こんな機会でも、西脇さんの名前を出してくれて嬉しいのです。
彼がメンバーから離れて以後、映像もアレンジされた曲を歌うのも避けていたような気がするから。まぁ、私見ですけど...。
私は、知的でかつエキセントリックでもあった西脇さんのアレンジは大好きだったので。

前列にいらしたご夫婦をイジる。
「ご夫婦ですか。お父さん、ごめんなさいね、足いたくないですか?あんまりこんなに長い時間立ったことないでしょ?回りが立つもんねぇ、いいんですよ、座って。おいくつ?69?じゃあもう70ですね。じゃあもう座って。明後日くらいに足痛くなりますからね。その一角の8人さん、座っていいからね」
失礼やろ(笑)でも一気に和やかになりました。バッチグー

「中高生も来てくれるんですけど。友達には言いにくいかな『徳永英明?ハァ!?』とか言われそうかな。福山くんなら...言えるよな、ウン」 

12.愛をください 
白いシャツにアコギを抱える。最初のコードで「愛をください」が躍動する。
観客の両手も揺れる。愛を乞う徳さんに対し、両手から全てを差し出す仕草。
長期休養の後の再生の歌だ。
みんなあの時はどんなに苦しかったか。どんなに会いたかったか。
「生きててくれるだけでいい」とまで願ったあの日。
復活ライブに行きたくて買い漁った、応募ハガキの封入されたこのCDは、いまも自室の棚に売るほどあります。
徳さんの声が晴れやかにキモチよく伸びる。加速して来た。

13.壊れかけのRadio
 汚れなき(?)思春期を関西で過ごした徳さん。冒頭のディストーションが音量過多かも。そういうアレンジなんだと言われればそれまでですが...
スクリーンに映る黄昏の高層ビル群はきっと東京で撮られたのだろうけれど、雑多に澱む大阪の方が似合うような気がする。
途中から歌詞が浮かんで「みなさんもご一緒に」パターンなのだけれど、徳さんの声だけで聴きたい。
中二病の裏面に潜む含羞やもろさ、不安感は徳さんの声だけで聴きたい。
不世出の名曲だけに切に願う。

14.セレブレイション 
若い歌。歌詞も曲も弾けるような勢いを持っている。自然に飛び跳ねる。
最後「セレブレイション!」と叫ぶところを「コウベ!」と入れ替えてくれる。
字余りだけど、ありがとう!

15.鼓動 
平原綾香さんに提供した曲。
人に歌ってもらって、評価されて、また一回りして自分の元に戻って来た...
たくさんの人に磨かれて、深みを増して。
訥々と人生のページをめくるように、歌う徳さん。会場に感動のさざ波が立つようだ。

...そのまま本編終了...「え〜〜〜〜〜(短い!)」というブーイングに対し
「それは、それ。進行通りすすめます」とクールに歌い終わった


16.バトン 
しかし、その後のアンコールで...嬉しいハプニングが!
楽曲とともに幕が上がるはずが、途中で止まってしまって上がらない!
徳さんが歌いながら、肩のあたりに止まったそれを片手で必死に支えるけれど、ムリ。
「もう一回やります(苦笑)」で再度幕が降り、やり直し。
場内喝采!だって、1分でも1秒でも徳さんと長くいたいんだから、ライブならではのハプニングだって大歓迎です!
この曲、「また会いましょう」で終る、ラストに相応しい曲。
折れそうな自分を励まし、次に繋げていく心のバトン、しかと受け取りました。

ラストスクリーンは「愛という名の真実」。
愛のための嘘は許されないのか、嘘は悪なのか、嘘が真実になるか...哲学的示唆を含んだ歌。
裸足の徳さんが淡々と疑問を投げかける。
スクリーンの後ろに待機していた徳さんが「ありがとう!めっちゃ今日は楽しかった!」と...いや〜、こちらこそ!久々に心酔しましたよ。

そして、観客を送り出す曲には井上陽水さんの曲が選ばれていた。
徳さんを音楽の道に引き込んだアーティスト。これを聴き終えて、帰ろう。

今回MCが極端に少ないと思われる人もいるかもですが、選曲がすべてを物語っています。
その雄弁さに瞠目するばかりです。
デビューへの引導、デビュー曲、若さのままにシャウトしたあの歌、記念碑的作品、復活の曲、代表曲、未来への布石。
MC以上に徳さんの歌人生をくっきりと地図に描いているし、私は大満足のライブでした。

 

非常に個人的意見ですが、Vocalistからの10年は、私には「失われた10年」だった。
かつて確かにあった熱狂のライブを、もうあんな高揚感は望めないのだろうかと、諦めに近い場所で切望した10年だった。
カバー歌手と言われた時代を、徳さんはどう受け止めていたのだろう。
数字を出しているのだから。売れれば官軍だから。ビジネスだから。勝ち組だから。
しかし売れた喜びとは裏腹に、自分の現状スタンスを踏み壊してしまいたい衝動はなかっただろうか。
自分の言葉で、メロディーで、声で、表現者として思うままに楽曲の奔流に溺れたいと。
そんな気持ちを失わずにいてくれたのだろう、 その結実が今回のツアーだ。

もう私はうつむいてライブ会場を後にすることはないだろう。
少なくともこのツアーでは。そしてこれからもそうあってほしいと強く願う。
シンガーソングライター徳永英明が、今度こそ帰って来た。

ひな祭り

3/3はひな祭り。
女児の幸せを祈る行事です。
人形と言う形代を用いて、子供に降り掛かるさまざまな災いを払うことが目的でした。
そして雛人形を川や海に流し、穢れを流す。
華やかでありながら、人形に哀れを催す祭りでもあります。


●妖魔、闇うようよ。今朝女の児、恵方訪え。狗ら不知火へ 遠吠え。
 この難を避け、揚々宮参うよ 

●手鞠音 雛かすかな灯 通りまで

●開くさ はなびら ひとひら 雛は桜日

●貝合わせ 花冷え雛は 背は愛か

●一重咲く桃 千代紙の雛 灯のみが予知 百草へ飛び

●浮く水彩 川波、花菱かな。
身代わりへ借り、振る弓に鬼見ゆる。
振り返り我が身 流し雛は水泡が委細掬う 

 

猫の日

2/22は猫の日です。

猫の回文は 大家の土屋耕一先生の「軽い機敏な子猫何匹いるか」
大家の村上春樹先生の「またたび浴びたタマ」などがあります。
私も猫の3匹の里親。
猫はいい。地球上で一番愛しい生き物。




●南風からの手紙来て、Kからは「安らぐ」と。
 コネティカット単身赴任に、「分身だ」と。
 「つがいで猫と暮らす。柔らかい毛で...
 君かてノラ飼えば?」


●また鼻の横 寝息大らかで、うんとブタで、はみ出した身は出た布団、
 腕から大きい猫 余の名はタマ


●靴噛むわ ゴネルわ 鳴くわ 逆立つ毛 また鈴は外すタマ
 蹴ったか?騒ぐな!ワルネコはムカつく


● 自分もあれきり うりきれ嗚呼モンプチ


●皆とひとつ部屋、ペット人並み


●マタタビ後、崩れてん。ツ〜〜〜〜、よだれだよ。ツンデレすぐ媚びたタマ 


●この策士 鯛、ツナ、餌のためならば 尻すり すり寄り、スリスリし
 腹舐めたのさえ懐いた仕草の子 


●寒波のさなかは、遺体を抱いて寝ていた。「追いたい...」はかなさの挽歌


●虹の橋に またね、タマ  二児は野路に

バレンタイン

男性にとって嬉しい日なのか、辛い日なのか...
義務でも義理でもええやんか。
たかが、チョコ。人間関係の潤滑油。

●菓子細工の冬 リトルトリュフの喰いさしか

●なかなかモテキなんて皆無。義理より義務以下でんな。来てもガーナかな

●お返し二倍でゴディバにし、笑顔

●「もてたなぁ...ふふ、出来過ぎの過去よ、チョコがの、来過ぎで」「 ぷぷ、あなたでも?」

●ワンサカの波、女、怯まん。本丸美男を皆逃さんわ

●婚活のとめどない誤解甘いまま 今、愛か恋などメドのつかん子 

鬼やらい

鬼やらいとは「追難」(にんべんがつく)ついな、と呼ばれた
魔界のものたちを追い払う行事です。 
旧暦時代は立春と同時に元旦がめぐるようになっていました。
事実上の年越しだったんですね。

鬼とともに冬の厳しさ、暗さを振り払うための豆撒きなのかな...


回文


●塚に花一枝 故事届けと年越し 追難は二月 

●鰯の木戸、福豆よ。2月3日に嫁蒔く、風土記の芝居

●娑婆の仕上げに爆ぜた火と固い豆の元に鬼どもの目、
 撒いたか、飛び出せば逃げ足の早し

●二月、豆の元に鬼どもの目真っ赤に

●夜は硝子戸を透かせ、映えを匂わせ開花待つ梅。
 豆打つ魔界か、背は鬼追えば急かす音すらが春よ 

文フリ京都 2017 1 22

文学フリーマーケット京都へ行って来た。
京都会館の向かいのみやこメッセ。
「自分が文学と認めるものならば何を販売してもOK」らしい。Tシャツだっていいんだって。

地下のほとんどの会議室を使用して開催、熱気が伝わってくる。
入り口前には「立ち読みコーナー」として、出品する本を一部立ち読み資料として置いている。
同人誌やサークル誌、私家版、豆本、ホチキス止めの簡単な体裁の本... 
コミック誌、ビジュアル誌のレベルの高さにビビる。「これで、アマ?プロッてどんだけ?」

中に入ると、けっこうな人の列。
コミケ並の熱さに汗が吹き出る。長机ひとつを自分のブースとして借り、
思い思いにディスプレイして販売しているわけだが...

販売者がずっとスマホいじってたり、マスクして下向いていたり、目も合わせない
オタクなブースも。それじゃ売れんやろ...という前に、手に取って見てもいいのか
それすら迷う。客を拒絶してるとしか思えないんだけど。

やっぱり「どうぞ、手に取ってご覧下さい」と、服屋のおねーちゃん程度には
接客して欲しいなあ。

ディスプレイも凝ってる組の勝ち。自作ポスターで目を引いたブースにはやはりお客が集う。
並べ方も狭いなりに雛壇作ってみたり、となりとコラボしてみたり、
あと売り物だし、はっきりプライス出して欲しいわ。
ビジュアルって大事。
だけど、中途半端なコスプレは、悪いけど逆効果かとも思いました(個人的感想)。
「**の本は、読者を選びます」...こんなこと書かれたら立ち読みすら遠慮しますよ
 
coconさん、九鬼まさちかさんの作品を購入する。 
販売者の感じの良さもさることながら、何よりセンスの高さが決め手でした。 

春らしく

あけましておめでとうございます。

春らしく、めでたさを描こうと思います。


●ニワトリよ ここより永久に


●虹二重 森飛ぶ鳥も 得た富士に


●大寒刺す冷え解いて、ほのぼの布袋と夷さんがいた


●床の間へ、一の糸。命祝えば絵馬の琴


●寒天へ椿咲き、初弁天か


●大願参りと、伊勢の柏手打てば、鹿の精、鳥居、満開だ


●酒屋開きの今朝、春で愛でたし祝いは 
初七草煮え、七日の鍋に咲く七つ葉。
ワイワイ舌で愛でるは酒のきらびやかさ



●駆け足で春になり背伸び。
沢、森と汀浅く、子は葉の薫りがもてなす。
並ぶ、嗅ぐ粥で揺らす田平子。
蘩蔞等は採りたてで、めんこい大根、芽でてたりと。
ハラペコは子ら。ひたすら茹で湯がく。
蕪、薺でも刈り、丘の母子草。
淡き緑も山葵のセリ菜煮る葉で仕上げか 

大河「真田丸」を見終わって..

「回文・真田丸」     


草刈正雄氏の真田昌幸が白眉だったなぁ。
草刈さんと言えば、「昭和のハンサム」の代名詞。軌跡のように美しかったけれど、
あれから幾星霜...
しぶい、しぶとい、喰えない、百戦錬磨の武将となって私達を魅了しました。         


●幾多の戦へ参加、すぐ谷越えた日々、野良駆けぬ。
 敗戦し流託、和歌山や。
 信濃路と恋い、耐えうる意味、しみじみ染み入る上田。
 以後土地のなし、山や川下る人生は、抜け殻の日々耐え、
 子に託す勘さえ作為の類い


●かすれ胸刺し焼く父、同胞は千々悔しさ眠れずか


●臣下、恩顧遺臣が城の元へ輪になる浪速 
 江戸も狼煙感じ遺恨を監視


家康役の内野聖陽さんも、手のひらを返し続けて恥ともしない、
さすがの鉄面皮を演じ切っていた。


●白髪殿、怒鳴る今朝。ふた開け、「真田家が傾いだ?」
 にわか九度山隠遁 いまや徳川に対峙か 
「かけた情け仇? ふざけるな!」と喉涸らし


●彼もタダじゃ起きぬタヌキ親爺 ダダ洩れか


●私と本多で指揮全部解析して、
 ためらわぬパラメータで士気・成果分析して担保としたわ


●合戦だ。後の豊臣と淀の血の断絶か



毛利役の岡本健一、いい役者。崩れた色毛のある無頼漢。
腕はあるけれど性狷介で向こう見ずな又兵衛、
土佐のことしか頭にない長宗我部、
貧乏くじを引いた形の美男、木村。




●武士の意地まだ生きて、
 旗へ真田が、参戦目論む六文銭さ。
 刀冴えたは敵意、魂の自負


●大セーブ。テッパン毛利 門張って防いだ


●天下美男子、散華。 
 木村が嗜みと、濃く香残し、兜も飛ぶか。
 死後の覚悟とみなした。
 絡む危険さ 死んだ悲願で


●大損害だ、城落ちた。望む郷へ、
 仮想よ長宗我部 土佐無双の太刀降ろし、大願削いだ


●片手は握って肩怪我し Oh!God!! 
 槍の意地 又兵衛へ魂 ノリや特攻を仕掛けたが..
 敵騎に果てたか


●誰だ、名は。逸る死に様。反撃だけがキツい。 
 始めたか追いつけ 陣へ絡む気 
 勇猛幸村が怨じ、決意を堅めしは一騎駆けだ。 
 危険はまさに、知る矢は放たれた


●態勢をかんがみ、六文銭が統率し狙ったは首ひとつ。
 間一髪。因果つと響く。旗連ね疾走と
 眼前目論み看過追い急いた


●忸怩飲んで 朱の具足や刀 真田が約束の勇姿、天王寺口


自己中で視野の狭い淀、過保護で弱腰の秀頼。
どうせ自害するんなら、華々しく戦で討って出れば良いのに、
犬死にだわ。


●塵芥で伯父の血と途切れ観念し、
 来たか、江戸よ、沓音の響きよ。
 旗死なば、手に落日。「負けか..」影まっしぐらに。 
 手放したは良き日々。喉を突く淀へ堅き信念。
 瓦礫と土地の死を諦観し


●「ざまあ見よ...」裏は寧々笑う、読み甘さ


●戦国の音 太刀追え戻せ 
 一代が築いた城 時代尽き欠いた地位  
 背と燃え落ちた遠のく混世


●「イシシ...私ツイート、天下餅も噛んで統一したわ」ジジイ

●「イイネ!」井伊 

クリエイターとして

VOCALIST 6
 
いよいよ1月21日 デビュー29周年に発売します
 
話しは変わりますが
僕が事務所を独立したのが1990年4月1日
理由はいろいろあったが
 
「輝きながら…」が売れてから売れる為の作品を
求められすぎたこと。
 
音楽を志したのは、そんなものの為ではないと
僕は「壊れかけのRadio」に僕のメッセージを込めて発表したんだ
 
「VOCALIST」10周年の今年
僕はこれを機に、しばらく「VOCALIST」からは離れることを決めたよ。
 
ファンの方々には
テレビや雑誌でもコメントはしているが
カットされたり大事な言葉が抜けたりしているかもしれないから
ここで僕の想いを正直に書きます。
 
「VOCALIST」をトライしたおかげで
徳永英明の知名度は確実に伸びたね
それでコンサートも満員だし、紅白も9年連続出場だよ
 
「VOCALIST」からファンになってくれた人々もいる
その人々が僕のオリジナルに触れてくれる
それは本当に有り難いことだった
 
「VOCALIST VINTAGE」は心から楽しめた
髪型を昭和風にしてサングラスをかけて
あれこそが僕の目指していた「VOCALIST」だったのかも知れない
 
今回『さよならの向う側』を入れた意味
ある意味山口百恵さんの心境と似ていて
「VOCALIST」のマイクを置いていきます。
今度いつ会えるか分からないけど。。。
僕的には本当にしばらく会えないか、ずっと会えないかの覚悟でいます。
 
誤解の無いように!あくまでも「VOCALIST」というアルバムの徳永英明がです。
 
「VOCALIST」は奇跡的な売れ方をしました
びっくりしましたよね。
 
僕はシンガーソングライターです。
この10年間でオリジナルは2枚、カバーが6枚です。
ファンの大半が家族が期待しているのは売れなくてもオリジナルアルバムだと思います。
僕も同様ですが売れた方がいいです。
 
『オリジナルアルバムは売れない』このワードこそがこの10年で僕に刷り込まれた言葉です。
 
 
でもね僕は感じるのです
最近その傾向が変わってきていると。
 
そんな今だからこそメッセージのあるオリジナルが付入る隙があると。
 
今年は「VOCALIST 6」のツアーで「VOCALIST」を満喫する気持ちで挑みます!
そして来年から本家本元の徳永英明が帰ってきますよ!
 
僕はブレません。
 
 
2015年1月5日  徳永英明


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以上、徳永英明さんの公式ファンクラブの記事からコピペしました。

もう「しばらくは」なんて言わないで「永遠にヴォーカリストとは決別」と
言い切って欲しい。

自分に逃道を作らないで欲しい。 

これは長年のファンだからこそ言えるのだけれど、徳永さんは危機に直面すると
見苦しい、言い訳がましい部分が露呈する。

「シンガポールスリング」がポシャったとき...

スペイン留学で孤独に落ち入った時...

ポリープ、もやもや病のとき...

それを「人間らしさ」と呼ぶ人は呼ぶのかもしれないけれど、
もう自分に言い訳をするのは辞めて欲しいの。
 

たとえ今後のオリジナルがセールス的にへこんだとしても、もう
カバーに還るのはきっぱりと足を洗って欲しいの。


命綱のない崖っぷちと言う創作の世界で 
勝負を掛けて下さい。

 

テレビ痺れて「軍師勘兵衛」を見終わって...

NHK大河ドラマが最終回を迎えました。
「軍師勘兵衛」一年という長丁場でありがなら、中だるみもなく
最後まで緊張感をもち、好奇心を刺激してくれたドラマでした。

岡田准一さんの演技力もさることながら、やはり「脚本の力」の重要さも
ひしひしと感じました。緩急をつけ、視聴者を引き付けて離さなかった
脚本家の力量はさすがです。



黒田勘兵衛(岡田准一)
初々しい若武者時代の純情から、晩年の世の中の裏を見据えた腹黒さまで、
目のかがやきや濁り、シャイな笑みや皮肉な口元で演じ切っていました。 
今若手で彼を凌ぐ演技者はいないでしょうね。
有岡城での一年の悲惨な幽閉をへて、不具になると同時にそれまで持ち合わせていなかった
マイナスの内面を露にしだす。綺麗ごとだけで生きて行けない時代の流れを
身を以て表現していた。「鎮西の関ヶ原」で天下取りを目指すもあっけなく諦め
ざるを得なかった、趨勢に翻弄された人。最後は畳の上で亡くなったけれど、
軍師として戦場で散るよりも、黒田家の存続という目的のため野望を捨てた勘兵衛。
淡々としたラストシーンも、勘兵衛の人生に相応しい気がする。

豊臣秀吉(竹中直人)
大河で二度めの秀吉を演じた芸達者な竹中さん。 あくまで主役の勘兵衛を立て、
ワル目立ちすることがなかったけれど、晩年の逸脱した狂気を含む
秀吉の複雑な内面を、幾重にも仮面を着て演じられるのはこの人しかいない
かもしれない。

織田信長(江口洋介)
信長の並外れた瘴気をはたしてこの人が演じられるのか...と思っていたんだけど
回を重ねるごとに「戦国のティラノサウルス」の牙を研ぎだしていた。
震え上がるほどの凄みにはあと一歩だったかもしれないけれど、最後の本能寺での
炎の抗戦は圧巻でした。

徳川家康(寺尾聡)
感情を潜め、淡々と忍従の路を歩いて来た家康。常に半開きだった右目を大きく
開けたとき、それは天下取りの決意を表した時だった.... というあの場面は
鳥肌が立ちました。寺尾さん...ちょっと年齢的にどーなの?と正直思っていましたが
不動の貫禄や 内面の権力欲、盤石な力量を演じ切ったのはさすがです。

明智光秀(小朝師匠)
あえて表情に乏しい光秀を演じていたのかなあ...。信長の圧政下で感情を出すことを
極端に押さえてしまったかのような「鬱寸前」のヤバさが感じられました。
色々言われている本能寺の変の最大の動機には、このドラマなりの解釈と決定打を
もっと押し出して欲しかった。べつに「学術歴史番組」じゃないんだからそこは
自由でしょ。

黒田長政(松阪桃李)
なんだか、このドラマで見直した...。ずっと「愛だ、恋だのチャラい若手タレント」
ぐらいの認識しかなかったんだけれど、 なかなかの演技力と解釈。
ひたむきで真っ直ぐで、青さと若さとフレッシュさが溢れていた。
もっと父との確執、又兵衛との軋轢も描ければ、後半に厚みが出たかも。 

竹中半兵衛( 谷原章介)
白皙の美青年、鋭い知性と分析力を持つも、病弱な竹中半兵衛。 
谷原さんぴったりだったわ。「その容貌女の如し」と書かれながらも
命を賭けて松寿丸をかくまった男気。それは勘兵衛と言う人間を信じるが故だった...
柔な外見に似合わない、芯の剛毅さ、信念の堅さを非常によく演じていたな... 

荒木村重(田中哲)
この人が仲間由紀恵の旦那様なんですね。追いつめられて焦燥の泥沼にはまり、
選択を誤って道を外してしまう。苦渋したたる、非常に人間味溢れる村重で、
それまでのイメージをくつがえされました。信義のために死ねるのも武士ならば
家族や家臣を捨てても生き延びる道を選ぶのもまた武士なんだと...
お伽衆として 秀吉に仕えた、ある意味屈辱的な晩年。それを受け止めて去って行った
最後の後ろ姿のシーンは、正直涙がにじみました。 

石田三成(田中圭)
切れ者三成の怜悧さとか非情さとか、もっと遠慮なく押し出して欲しかった
若い俳優さん。大谷に対する友情の表現などもあれば人間・三成に巾が出た気がする。
ドラマ中では茶々と目配せをし合う場面が多々あったのだけれど
男女の中を暗示しているのだろうか。だとしたら従来のイメージを一歩踏み出す
演技があってもよかったかな..


光(中谷美紀)
美貌で知的で、勘兵衛の愛を一人占めした無二の正妻。武士の妻として、筋を外さない
硬質な部分も時に光った男前な妻。子の死や、夫の幽閉と言う局面に対峙しても 
乱れない剛直な精神は常人の想像を超える。ここぞという場面で切る啖呵は必見でした。


ねね(黒木瞳)
秀吉を支えた、陽気で磊落な糟糠の妻。 戦友としての部分も持ち合わせ、先を読む
能力に長けた秀吉の片腕ともいえる存在。愛妾茶々に子が出来たあと、女性としては
ないがしろにされ、屈辱を味わうが、秀吉のねねに対する尊敬は変らなかった。 
さすが黒木瞳さん、プライド高き正妻に潜む、若い女性への確執を演じ切っていました。 


茶々(二階堂ふみ)
正直茶々にはすこし子供っぽい容貌のような気が...と思ったのですが、挑戦的な
演技力で外見とのギャップを埋めていました。秀吉の寵愛を得てどんどん図に乗って
タカビーになって行き、太閤の死後も考えを改めず、豊臣家の滅亡のあしがかりを
作ってしまった女性。すっごい偉そーでやなオンナ、上手かったです。
三度目の落城で喉を突き死を選ぶのですが、少し駆け足気味。
いいシーンだけに惜しい。 


千利休(伊武雅人)
主役レベルの演技力の高さ。 寡黙さに哲学を込められることを要求される難しい利休役を、
力みもなく水のように 演じていた。ハッキリ言って、まわり、かすんでいました。
この方の主演で「利休に尋ねよ」 見てみたいわ。
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