感謝!感謝!最終審査会&リハビリテーションケアーに向けて、、、

2005年10月19日

フェアトレード

インターネット情報のメルマガを書いている方から、
前回、今回とフェアトレードについて書かれていて、
すっかり心が熱くなり、長〜い返信を書いていたら、
日付が変わってしまっていました。

最近地球環境に優しい品物のサイトを立ち上げられ、
そこにフェアトレード商品を載せるようにしたそうです。

 http://www.ecotsu.com/fair/

フェアトレードについては上記のURLに詳しく説明されていますので、ご覧下さい。


私が途上国の人達について、関心を持つようになったのは
20年程前〜ダイビングであちこち行って、
人々の生活を見て感じてしまったのが始まり。。。

情報を集め、益々ほっとけなくなったのは15年程前になります。

返信内容を添付します。
 
〜〜☆〜〜〜★〜〜〜☆〜〜〜★〜〜〜☆〜〜〜★〜〜〜☆〜〜〜★〜〜〜☆〜〜〜

今日のメルマガ、前回のメルマガにフェアトレードの事が書いてありましたが、
私はもう15年位前から、途上国の事がほっとけなくて、
いろいろ少しづつですが、自分の出来る事で支援しています。
本当は海外青年協力隊に行きたくて、資料を何回も取り寄せ、説明会に行き、
そのつど、親の反対にあって、諦めて来ました。
しかし、情報を得ると益々気になり、
結局、2000年末〜2001年、1ヶ月間、退職金を使い、ケニアに1人で行っていました。
(父には今も知らせていません。母は知っていますが、禁句です)
JICAの方にお世話になっていましたが、良い面、悪い面も見て、知ってしまいま
した。
本当の支援はNGOがやっている、草の根の支援だと思いです。
本当に彼らが自立出来る様に、彼らの手で、考えで、努力で、
彼らの風土の中から産み出していく事。

その当時はケニアは汚職が蔓延していて、
(ケニアに限った事ではありません。ブラジル、ジャマイカもそうでした。。。)
送った荷物検査もお金でパスしますし、当たり前の様に要求してきます。
空港でも検疫でもそのようです。

そんな中で、国民の生活は悪くなる一方。
援助物資の衣料品の横流し現場は酷いものでした。。。
ABCランク付けで欧米からの衣類の荷物が分けられ、
力関係で屋台オーナ−に売られています。
ビニールの包みに援助物資のシール、マジックで書かれたまま運び込まれ
その場で荷を解き、上から積み上げられます。。。
支援の品がお金で売買されていて、
お役所の懐(国でなく、役人)にお金が入ります。。。
商売人も利益を得ているでしょう。。。

そんな光景を国民が見ていて、国が栄えると思えないでしょう。。。?

昔からあったケニアの繊維産業
綿が取れるのだから、昔は自国で糸を紡ぎ、染色、生地を織り、
縫製もしていましたが、援助物資の横流しの連中は、自分達の利益の為に
工場を全焼させる事件が広がり、今では産業が成立たなくなっています。

これが本当の援助でしょうか?

アフリカでも南米でも、アジアでも、本当に必要な所に物資は届いていないのです。
それは、国益の為にと考えている先進国が多いからで、
顔色を見て、体裁を繕っているからだと思います。

選挙があり、大統領は代わり、だいぶ良くなって来ている報告が入っていますが、
相変わらす、ストリートチルドレン、エイズなど問題は山済みです。

路線バス(庶民の足)も個人経営なので賄賂がはびこっていました。
(改善されたのですが、新たな問題が、、、)

選挙の時、お金で人を雇い、反対人員を傷つけたり、
暴動もお金で雇われたりします。

人の命は何とも安いものなんです。。。

これは貧しさと教育の無さ、
モラルというのは、
よっぽど強い意志がないと守れないのだと実感しました。


でも、希望は捨てていません。

一人ひとり、少しでも関心を持ち、皆の力で大きくなる。

地球上の人達が、まず、飢えずに、病気に苦しまず、生きていける世界をつくる。

それは同じ地球人として、同じ命の尊さを持つ人間の指名だと思います。



ユニセフ親善大使がソマリアへ行き、そのTVから流れる映像で

5歳くらいの男の子に
「大きくなったら何になりたい?」という質問に
その子は「生きていたい。」と答えました。

その光景を今でも忘れられないんです。

5歳まで生きられる子どもは運が良いんです。

その様に体力?免疫力?神様? が
授けた生命力を持って生まれて来たから生き延びていられる。

子供達は周りでバタバタ、友達や人が死んでいく光景を目のあたりにしているんで
す。
いつ自分が、、?という恐怖と戦っています。。。

そんな不条理はたまりません。。。。

本当は、WEBサイトにその様な事を載せて、
購入して頂いたお客様の中で、関心を持たれ、賛同頂けたら、
おつり分?任意で、1円づつでも私が窓口で貯金して、
ある程度纏まったら【国境なき医師団】への支援にしたかったんです。
しかし、個人の思いは載せない方が良いというアドバイスから辞めました。
それはブログにと。。。。

毎日50円支援というのもあります。
大きなお金でなく、小さくてもその意識を持って貰いたいと思います。

ですので私は、コンビニを殆ど利用しませんし、
ユニクロでも買い物はしません。
自動販売機も電気代、エネルギーの無駄です。
そういう皺寄せが途上国の人たちに及んでいるからです。
水の大切さもケニアで教わりました。

自然保護=途上国支援にもなっているので
環境を大事にしている事をHPに載せています。

フェアトレードなど、そういう思いのある人には饒舌になってしまい、
感情がこみ上げてきます。

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想いはもっともっとあるのですが、、、、

一人ひとりの小さな力がたくさんの方々が集まれば、
とっても大きな力になります。

少しでも、自分の出来る事を、勇気を出して行動して貰いたいと思います。

doordoor_ld at 02:22│Comments(0)TrackBack(0) 途上国問題 

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