花便りとドウシテ？ : 2013年03月

2013年03月

2013年03月30日13:56

勝山公園

午前中は青空だったので

、勝山公園とその周辺を散策しました。

公園では、弓道場横の「ザイフリボク」が見頃だったので、もう一度紹介します。

●ザイフリボク（バラ科）
（采振り木）。山地の斜面などに生える落葉小高木。花には白い線形の花弁が５個あり、これが多数集まった花穂を采配に見立てて采振り木の名がある。小倉総合庁舎前にあるアメリカザイフリボクは未だ蕾の状態です。

近くの「ナシ」の木が咲き始めました。

●ナシ（バラ科）
（梨）、ヤマナシから改良されたもので落葉低木。。花は白色で径2～3㌢で、ヤマナシと殆ど変わらないが、果実は大きい。場所：弓道場前のトレーニング場横

また、中央図書館周辺の「ベニバナトキワマンサク」が見頃になりました。

●ベニバナトキワマンサク（マンサク科）
（紅花常盤万作）。中国原産の常緑小高木。白花のトキワマンサクの変種で、庭園用に植栽。花期は３～５月。花弁は４枚、雄しべは４本。場所：中央図書館近傍。

珍しくはありませんが「ツルニチニチソウ」も咲いていました。

●ツルニチニチソウ（キョウチクトウ科）
（蔓日日草）。ヨーロッパ原産の常緑蔓性の多年草。地面を這ったり、斜面から垂れて茂る。葉は対生し、卵円形で光沢がある濃緑色。春に新芽を伸ばし、径約4㌢の淡紫色の花が咲く。

帰り道、TOTO紫川沿い道路の「ソメイヨシノのトンネル」は散り初めで、とっても綺麗でした。

●桜のトンネル
TOTO横紫川沿いの桜並木です。

序に、近くの民家の庭に「クレマチス」が一杯、花をつけていましたのでパチリ。

●クレマチス（キンポウゲ科）
クレマチスとはセンニンソウ属の学名だが、園芸界ではカザグルマやテッセン、その他の原種と交雑して育成された園芸品種の総称。花弁のように見えるものは萼片で、白、紫、青、ピンク、赤などが有る。大形のものは8個の萼片を持ち、これは6個です。

2013年03月29日10:29

朝は曇り、後晴れの予報、PM2.5はやや多い。曇りのせいか皿倉山はぼんやりしている。

勝山公園の開花情報は、ソメイヨシノ（満開）、ヨウコウ（盛り過ぎる）、コブシ（末期）、シデコブシ、ベニバナトキワマンサク（咲き始め）、ナシ（蕾膨らむ）、ザイフリボク（5部咲き）、アーモンド（満開）

●シデコブシ（モクレン科）
（紅四手辛夷）。高さ2～4㍍の落葉小高木。葉がでる前に花弁数の多い香りのよい花を咲かせる。庭木、公園に多い。花は白色から淡紅色で直径8～10㌢。これは薄紅色の品種。場所はこどもの遊び場エリアで、小倉総合庁舎の前付近。撮影は3月24日。

●ザイフリボク（バラ科）
（采振り木）。山地の斜面などに生える落葉小高木。花には白い線形の花弁が５個あり、これが多数集まった花穂を采配に見立てて采振り木の名がある。花穂を玉串などにつける四手に見立ててシデザクラともいう。アメリカザイフリボクも植えられているが、木が小さいので、違いが分からない。場所：弓道場横。　撮影は3月28日。

ザイフリボクには思い出があります。山田緑地で初めて見た花であるが、中の道を登り、尾根道を左に曲がった所にありました。満開時期の予測と風が無い日を当てなければなりません。撮影するため毎年、数回登り降りました。この様に、撮影に苦労したので強く印象に残り、ハンドルネームをzaifuriにしております。今は、勝山公園に植えられたので楽ちんです。

2013年03月28日21:37

山田緑地

朝から快晴

、PM2.5はやや多く、皿倉山

がチョット霞んで見える。

気温は久しぶりに高く、日差しは汗ばみ、薄手のジャンバーを脱ぐ。

森の家近くでは、コブシが満開、丁度、中村さんに逢い、樹木園の「サツマイナモリ」の群生地を案内してもらった。

こんな近くの足場の好い所にあるとは知りませんでした。大発見

これからは２の谷に行く必要なし。

●サツマイナモリ（アカネ科）
（薩摩稲森）。伊勢稲森山で発見されたイナモリソウに似ており、薩摩で始めて見つけられたのでこの名がある。暖地の林の下の湿ったところに生える常緑の多年草。花期は１２～５月頃まで白い花を次々咲かせる。３月１１日に２の谷のものを紹介しています。

樹木園では、「オオシマザクラ」が満開を迎えています。その他はクロキが満開ぐらい。

●オオシマザクラ（バラ科）
（大島桜）。伊豆諸島に自生しているほか、房総半島や伊豆半島には野生状態のものが見られれる。落葉高木で、樹皮は暗灰色。枝が太く、葉や花も大きい。白い花を咲かせるが、葉は桜餅を包むのに使われる。

野草の方は、オオイヌノフグリ、タネツケバナ、ナズナ、ハコベ、ムラサキケマン、ホトケノザ、ムラサキサギゴケ、「サギゴケ」、セイヨウタンポポ、シロバナタンポポ、ウマノアシガタなど。

●サギゴケ（ゴマノハグサ科）
（鷺苔）。３月２１日に紹介済み。省略。

森のゲートを通って、森の池の方へ向かう。野草広場の野草に加えて、「オドリコソウ」が咲き始めました。

●オドリコソウ（シソ科）
（踊り子草）。花の形が笠をかぶって踊る人の姿を思わせる。林の縁や道端に生える多年草。葉は対生し、全体に縮れて、しわが目立つ。花の色はピンクから白色まで変化がある。

その他、ニワトコ、コショウノキ、アケビは咲き初めです。森の池で引き返す。

2013年03月23日19:52

小倉城の花見

今日の天気予報は午前晴れ

、午後曇り

。皮肉なことに午後から晴れる

それと人出が少ないことから、朝９時頃に小倉城に。

案の定、人出は少なく,場所取りのグリーンシートも殆ど目に付きません。それで、人の頭を気にする心配がありませんでした。

でも、空は曇り

でガッカリ。言い訳になりませんが画像は冴えません。

●小倉城の桜
一本の赤いサクラは陽光ザクラです。

2013年03月21日20:17

山田緑地

風は少し冷たく感じますが、朝からの好天

、山田緑地に行ってきました。エアロゾルは少ない。

野草広場では、サバイバルの野草が一斉に咲き始めました。

オオイヌノフグリ、ハコベ、、「ホトケノザ」、ナズナ、「ムラサキサギゴケ」、「サギゴケ」です。

●ホトケノザ（シソ科）
（仏の座）。柄のない葉が対生し、茎を丸く取り囲んでいるのを仏の座る蓮華座に見立ててこの名がある。春の七草で言うホトケノザは本種ではなく、キク科のコオニタビラコのこと。

●ムラサキサギゴケ（ゴマノハグサ科）
（紫鷺苔）。田んぼの畔などの湿ったところに多い多年草。走出枝（ランナー）を出して四方に広がる。花は長さ1.5~2㌢で、上下２唇に分かれ、下唇の中央部に黄褐色の模様がある。色は淡紫色～紅紫色である。花が白いものをサギゴケ（咲き初め）という。

オガタマノキは終わりです。樹木園ではアオキが咲く寸前、ヒサカキは盛りで、「クロキ」が見頃になりました。

●クロキ（ハイノキ科）
（黒木）。暖地の海に近い所に生える常緑高木。樹皮は黒灰色で、若枝には稜がある。葉は互生し、厚くて光沢がある。縁には浅い鋸歯がある。葉の付け根に白い小さな花が集まってつく。径は8㍉ほど、雄しべが長い。

桜は数が少ないが、ソメイヨシノが5部咲き、ヤマザクラは3分咲き、オオシマザクラはまだまだ。コブシは満開。

森のゲート（気温10℃）を抜けて、4の谷に入る手前の「ニワトコ」が咲き始めました。2の谷へ行く途中、シュンランが花茎3個付けています。コショウノキは満開。谷に入ってサツマイナモリが咲いています。

●ニワトコ（スイカズラ科）
（接骨木）。山野に生える落葉低木。よく枝分かれして、高さ3～6㍍になり、樹皮はコルク層が発達する。葉は奇数羽状複葉で対生する。葉が開くと同時に薄黄白色の小さな花が多数集まって咲く。骨折、打ち身に、生葉を外用します。干した葉または木部の煎じ汁で湿布します。

森の池へ進むと、オオイヌノフグリ、オドリコソウ（咲きかけ）、「ムラサキケマン」も咲いていました。それに「ウマノアシガタ」までもポツポツ花をつけていました。春の野草の大集合です。

●ムラサキケマン（ケシ科）
（紫華鬘）。華鬘というのは仏殿の欄間などの装飾具のことです。平地から山麓の道ばたや林のふちなどに生える越年草。全体に軟らかい。葉は長い柄があり、羽状に何回も細かく切れ込む。紅紫色の花を多数開く。花は長さ1～2㌢の筒状で、先は唇状に開き、基部は袋状の距になって後ろにつきでる。

●ウマノアシガタ（キンポウゲ科）
（馬の脚形）。日当たりの好い土手や道端など普通に見られる多年草。高さ30～60㌢。花弁が八重のものをキンポウゲと呼ぶ。茎や葉柄に白い毛が有り、葉は掌状に切れ込む。径1.5～2㌢の黄色の花を咲かせる。花弁は5個で、テカテカ光っている。

2013年03月17日11:49

勝山公園

午前中は好いお天気だったが、昼頃から薄曇り。

勝山公園の花情報はこどもの遊び場エリアのミモザ群、「シデコブシ」。隣に渡って、ネコヤナギ、ハナモモ、アーモンド、カンヒザクラ、コブシ、「ヨウコウザクラ」が咲いています。小倉城のソメイヨシノも少し花をつけています。

●シデコブシ（モクレン科）
（四手辛夷）。ヒメコブシともいい、高さ２～４㍍の落葉小高木。葉がでる前に花弁数の多い香りのよい花を咲かせる。庭木によく植えられている。本画像も城内タワーマンションの前庭で撮りました。

●ヨウコウザクラ（バラ科）
（陽光桜）。天木吉野と寒緋桜との交配種。樹形は立性で、横に広がらない。ちなみに、アマギヨシノザクラはオオシマザクラとエドヒガンザクラとの交配種。
　（勝山公園のアチコチ）

2013年03月16日21:22

山田緑地

今日もエアロゾルが少なく、空は快晴

、山田緑地へ向かう

野草広場から出発。前回紹介したオガタマノキは花弁が少し落ちだしたが見頃です。野草の方はオオイヌノフグリが主体で、サバイバルのホトケノザも小さく花芽を出す。、ガマの池近くではムラサキサギゴケが小さな花を咲かせ、これからです。

樹木園ではヒサカキが見頃、クロキは今にも咲き出しそう。アオキの花芽が一杯出ています。

ゲート（気温15℃）を出て、2の谷に向かう、途中シュンランの花茎が3つほど（楽しみ

）。それと、新発見の「コショウノキ」が満開。来年からはドングリ峠に登る必要なし。

●コショウノキ（ジンチョウゲ科）
（胡椒の木）。果実が辛いのでこの名がある。暖地の山地に生える常緑低木。高さは１㍍程になる。葉は枝先に集まって互生し、枝先にジンチョウゲに似た白い花をつける。樹木園の休憩所のフェンスの外、今まで気が付かなかった所）

サツマイナモリは相変わらず成長していませんで小さいく蕾の状態です。途中から引き返す。ゲートを出てすぐ近くTEL中継塔のまえに「ニワトコ」が開花寸前の状態でした。

●ニワトコ（スイカズラ科）
（接骨木）。山野に生える落葉低木。よく枝分かれして、高さ３～６㍍になり、樹皮はコルク層が発達する。葉は奇数羽状複葉で対生する。葉が開くと同時に薄黄白色の小さな花が多数集まって咲く。骨折、打ち身に、生葉を外用します。干した葉または木部の煎じ汁で湿布します。

引き返して、森の池に進むと、途中セイヨウタンポポ、シロバナタンポポ、オドリコソウ（1～2本）、ウマノアシガタ（1本）、「ノジスミレ」が咲いていました。フデリンドウはまだ姿を見せません。

●ノジスミレ（スミレ科）
（野路菫）。日当たりのよい乾いたところに生える多年草。スミレに似ているが、葉は地に伏せる様に出て、形は色々あるがスミレほど長くない。

2013年03月15日17:00

中央公園

ソメイヨシノの開花宣言がアチコチで発表されています。

高見保育園の「オオカンザクラ」はその後どうなったでしょう？

満開でした。

中央公園へ探索に行ってきました。お天気は快晴

、チョット肌寒い。

●オオカンザクラ（バラ科）
（大寒桜）。カンヒザクラが一方の親になっている園芸品種。枝は横に広がり、ややうねりながら伸びる。花は径３～３．５センチで、淡紅白色。鳥が集まっていましたがメジロではなくヒヨドリでした。

帰り道、3月9日の「ヒュウガミズキ」が咲き初めで、寂しい画像だったので、見頃の花を撮ってきました。

●ヒュウガミズキ（ミズキ科）
（日向水木）。落葉低木で、根元からよく枝分かれする。トサミズキに似ているが全体に小さく、花穂には黄色の花が２～３個つく。雄しべの葯は橙色である。トサミズキと比べてください。

その他、ハクモクレン、コブシ、ボケなどが咲いていました。

2013年03月12日13:31

勝山公園

朝から快晴

、最高気温１８℃、エアロゾル少ない。
勝山公園を一回りする。まづ、こどもの遊び場エリアから

⑤ミモザ類の「フサアカシア」が見頃になる。

●フサアカシア(マメ科）
（房アカシア）。オーストラリア原産。香りが好く、葉は羽状複葉で、羽片は１０～２０対ぐらいである。ギンヨウアカシアに似ているが羽片が３～５対ぐらいであることで区別できる。また葉、花とも大きく、花の色も薄い黄色である。　中央の最も背の高い木です。

隣の公園に渡って、⑩辺りに「ハナモモ」が２本あり、見頃を迎えています。

●ハナモノ（バラ科）
（花桃）。果樹の桃とは別に、花の観賞用に栽培されたもの。園芸品種で、赤、桃、白、紅白咲き分け、など。また、一重、八重咲きがあり、樹形は立性、枝垂れ性、箒立ち性、矮性などがある。結実するが実は小さく、食用には適さない。

中央図書館下に、「ユキヤナギ」が見事に咲き誇っていたので撮影しました。

●ユキヤナギ（バラ科）
（雪柳）。花の最盛期は雪をかぶった様に美しいのでこの名がある。。庭や公園によく植えられている。自生のものもあり、川岸の岩場などに生える。高さ１～２㍍の落葉低木で、よく枝分かれし、枝は弓なりに垂れる。花は径８～１０㍉。

これから咲き出すお花は、シデコブシ、オオシマザクラ、ヨウコウザクラ、ザイフリボク、アメリカザイフリボク、ソメイヨシノ、と桜類が続いて咲きます。

2013年03月11日19:52

山田緑地

今日は見通しが好く、エアロゾルの心配がないので、緑地に行きました。

３月４日のブログでは、オガタマノキの花が完全に開いていなかったので、再挑戦の目的です。

森のゲートの気温は９℃、チョット肌寒かったです。

先ず、野草広場の北西側の観察路をとり、藤棚の手前に数本ある「オガタマノキ」が目標です。キョウカノコの立札がある近辺の木が花付がいいです。

●オガタマノキ（モクレン科）
（招霊の木）。暖地に生える常緑高木。枝を神事に使うことから、招霊（おきたま）がオガタマに変わったとか。高さは１０～１５㍍になる。葉は互生し、厚くて光沢がある。径３～４㌢の香りの良い白い花が咲く。モクレン科にしては花が小さい方です。

樹木園では、「ヒサカキ」が咲き始めました。クロキは未だ蕾の状態です。

●ヒサカキ（ツバキ科）
（姫榊）。サカキより小さいので姫サカキからヒサカキ。またサカキに似ているが、サカキに「非ず」からヒサカキになったとか。関東ではサカキの代用にこの枝葉を神棚に供える。山地に生える常緑低木～小高木。雌雄別株。花は白い壺状ですが、まだ小さいです。

森のゲートを出て、直ぐの石橋の所に「ネコヤナギ」の雄花が咲いていました。

●ネコヤナギ（ヤナギ科、雄花）
（猫柳）。水辺によく見られる落葉低木。よく枝分かれして、高さ１～３㍍になる。葉が開く前に開花する。雌雄別株。雄花穂は長さ３～６㌢で、赤い葯から黄色い花粉を出す。雌の花穂は２～４㌢で雄の花穂より細い。

２の谷へ向かいます。途中シュンランの花茎が３本のぞかせていました。まだフデリンドウは見当たりません。谷の中ほどに「サツマイナモリ」が咲き始めていました。まだ花が開いているのは画像の２つのみで、花も小さいです。

●サツマイナモリ（アカネ科）
（薩摩稲森）。伊勢稲森山で発見されたイナモリソウに似ており、薩摩で始めて見つけられたのでこの名がある。暖地の林の下の湿ったところに生える常緑の多年草。花期は１２～５月頃まで白い花を次々咲かせる。まだ咲き初めで、これから良くなる。

野草の方は、オオイヌノフグリとハコベがアチコチの陽だまりで咲いているぐらいで、早咲きのホトケノザ、ナズナ
はこの間の寒さで枯れてしまい、再出発です。その他、「セイヨウタンポポ」、「シロバナタンポポ」が地べたに張り付くように咲いていました。

●セイヨウタンポポ（キク科）
（西洋蒲公英）。タンポポの花は、花弁の一枚一枚が花で、花弁の数はセイヨウタンポポで約２００枚、関西や関東タンポポで約１００枚からなっている。大きな花を作るには、大きなエネルギーが要るので、小さな花を集合して、大きな花に見せ虫をひきつけている。頭花は径３．５～５㌢で、総苞の外片が蕾のときからそっくり変えいるのが特徴。

●シロバナタンポポ（キク科）
（白花蒲公英）。西日本では普通に見られるタンポポで、名前の通り白花で、径は4㌢ほど。総苞の外片はやや開き、三角状の突起がめだつ。セイヨウタンポポと同様、受粉しなくとも種ができる。