花便りとドウシテ？ : 2014年06月

2014年06月

2014年06月30日17:40

中央公園（金毘羅池周辺）

明後日から,お天気がぐずつきそうな予報。それと、朝のＮＨＫの報道で、ＰＭ2.5が基準値以下で配なさそう。
10時に出発。中央公園へ

初めは好いお天気で

、見通しもよかったのですが、11時頃から様子がおかしくなり、帰宅してネットで調べてみると、11時～5時の値が37～51μg。

25日にもブログで報告しましたが、肺の弱いものは心配です。（ＮＨＫさん報道には気を付けて）

さて、開花情報ですが、「オオバギボウシ」が体育館から降りる散歩道に咲いていました。丁度見頃です。

●オオバギボウシ（ユリ科）
（大葉擬宝珠）。山地や丘陵の草地に生える多年草。高さは50～100㌢。葉は卵形で30～40㌢と大きく、表面で凹んだ脈が目立つ。7～8月、花茎の上部に白色～淡紫色の花を多数横向きにつける。花は4～5㌢で、1日で萎む。

金毘羅池の山側の歩道沿いに「シャシャンボ」が咲き始めました。（山田緑地には中の道を登って、稜線を左に少し行ったところにある）

●シャシャンボ（ツツジ科）
（小小ん坊）。丸くて小さな果実をつけるのでこの名がある。暖地の林の中に生える常緑低木。高さは普通2～3 ㍍、大きいもので5 ㍍を超える。葉は互生し、3～7 ㌢の楕円形～楕円状卵形で、光沢があり、先は尖る。７月頃小さな白い花が総状に多数つく。7 ㍉ほどの壺形で、下向きに咲く。

上の小さな池の周りに、「ワルナスビ」が咲き始めました。

●ワルナスビ（ナス科）
（悪茄子）。北米原産のの多年草。地下茎で増えるので繁殖力が強く、茎や葉に刺が多いので畑の嫌われもの。それで「悪」がつく。高さは40～70cm。枝先に径約2cmの淡紫色~白色の花を6～10個つける。

2014年06月29日17:41

山田緑地

今日も梅雨の晴れ間

、ＰＭ2.5も基準値以下、

9時半に入門。日曜日なのでお客さんは比較的多い。
7月に入らないと、春の花

夏の花の切り替わりが進まないので、花数は少ない。
森の家裏の「リョウブ」はまだ開かない。

チシャノキは盛りを過ぎました。シモツケは花数を増やしています。樹木園の「コクラン」は大分咲いてきました。ネムノキは落花を始めました。「アカメガシワ」の花が見頃になりました。

●コクラン（ラン科）
（黒蘭）。クモキリソウ属で、関東以南に分布する多年草。葉は卵形で２～３枚あり、基部は鞘状になり茎を抱く。10～15㌢の花柄を伸ばし、上部に黒紫色の花を5～6個つける。

●アカメガシワ（トウダイグサ科）
（赤芽槲）。新芽が赤いので赤芽の名がある。昔はカシワと同じように葉を食器代わりに使ったと言う。山野に生える落葉高木。若枝、冬芽、葉、花序には星状毛が密生する。葉は互生し、10～20㌢の倒卵状円形または広卵形。雌雄別株である。画像は雌株です。

野草広場では、オカトラノオとカワラナデシコが盛り、ハルジョオン、ダイコンソウ、ドクダミ、キキョウソウ（ほんの出かけで花は小さい）、ユウゲショウもチョロット有ります。

ガマの池の周りでは、エゾミソハギは未だです。「ハンゲショウ」が咲き始めました。向こう側には「ガマ」の穂が出ています。

●ハンゲショウ（ドクダミ科）
（半夏生）。6月25日に紹介しているので、説明省略。花弁のない小さな花が10～15㌢の穂になってつく。花穂は始垂れているが、大分立ち上がり、咲き始めています。

●ガマ（ガマ科）
（蒲）。水辺に群生する大形の多年草。高さは1.5～2㍍、茎は円筒形で径5～8㍉。花は茎の先端に雄花がついた黄色の穂がつき、そのすぐ下に雌花の穂がつく。　

2014年06月26日16:37

ご近所から

アチコチで見られますが、「シマトネリコ」がいま見頃です。
この画像は原町緑道で撮ったものです。

●シマトネリコ（モクセイ科トネリコ属）
（島戸練子）。最近とても人気の高い観葉植物です。原産地は沖縄、台湾、インドで、半落葉高木。熱帯育ちの植物ですが、耐寒性があるので、関東から南で庭植え越冬可能です。花序が大きく、小さな白い花（４弁）を多数咲かせます。花の後、一見豆のような、翼が付いた種子が一杯ぶら下がります。

珍しい名前のトネリコの語源はなんでしょう。去年ご紹介しましたが、覚えていらっしゃいますか？お忘れになった方のため、もう一度説明します。

●トネリコて変な名前だな？
　和名の由来は、本種の樹皮に付着しているイボタロウムシ（イボタノキの所で出てきましたね！）が分泌する蝋物質（イボタロウ）で、滑りの悪くなった敷居の溝にこの白蝋を塗って滑りをよくすることから「戸に塗る木」（トーニーヌルーキ）が訛って「トネリコ」になったそうな！ホントですか？

2014年06月25日17:49

山田緑地

朝のＮＨＫのニュースで、今日はＰＭ2.5の値が基準値以下のような知らせが有り、晴れている内に出かけました。皿倉山がぼやけているのに大丈夫かな？と思いながら、マスク不要、紫外線除けのスタイルで出発。

帰って、福岡県の大気環境状況を見ると、朝8時まで好かったが、9時～17時の間37～53μｇだった。それまで部屋の網戸を開けっ放しにしにしていたので、空気清浄器をいれると表示が真っ赤、1時間回しても取れませんでした。こんなことは初めてです。情報の発表の仕方が問題ですね！

森の家裏のリョウブはまだ開いていません。クチナシは咲いています。樹木園入り口の「チシャノキ」は見頃を迎えています。

●チシャノキ（ムラサキ科）
若葉は野菜のチシャの味に似て食べられる。暖地の山地に生える落葉高木。高さは10～15㍍。葉は互生し、5～12㌢倒卵形で、表面は疎らに毛が有る。枝先に小さな白い花を密につける。
　

向かって左側溝にある「コクラン」がまだ小さいが、咲き始めました。

●コクラン（ラン科）
（黒蘭）。クモキリソウ属で、関東以南に分布する多年草。葉は卵形で２～３枚あり、基部は鞘状になり茎を抱く。10～15㌢の花柄を伸ばし、上部に黒紫色の花を5～6個つける。咲き初めでもう少し後が見頃。

野草広場に渡る橋の手前、「ネムノキ」が咲き始めました。この近くの「ヤマモモ」が一杯実をつけています。

●ネムノキ（マメ科）
（合歓の木）。日当たりのよい山野や川岸に生える落葉高木。夕方になると葉は、小葉を閉じて垂れ下がり、眠ったようになるのでこの名がある。葉は偶数２回複葉で互生する。花は珍しく蝶形でなく、筒状で小さく、淡紅色の多数の雄しべが目立つ。咲き初めで、蕾を一杯付けています。

●ヤマモモ（ヤマモモ科）
暖地の常緑樹林内に生える常緑高木。庭木や街路樹にも多い。高さ15～20㍍、葉は密に互生し、倒披針形で、光沢のある濃緑色。雌雄別株。果実は径1～2㌢に球形で、赤く熟し、食べられる。果実を一杯付けていましたのでパチリ。

樹木園の奥の方の「サカキ」が咲いています。終わりがけです。

●サカキ（ツバキ科）　　　　　　　　　　　　　　　
（榊）。暖地の海岸近い所に生える常緑高木。葉は厚く光沢がある。葉の付け根に白い小さな花が数個ずつ下向きにつく。花弁は５個。関東ではヒサカキを神棚に供えることもあり、ヒサカキは非榊または姫榊ともいう。

野草広場ではヒメジョオン、ドクダミ、カワラナデシコ、テリハノイバラ、ニワセキショウ、キキョウ、オカトラノオが咲いています。ガマの池では「ハンゲショウ」が見頃です。

●ハンゲショウ（ドクダミ科）
（半夏生）。半夏（7月初旬）の頃、花が咲き、白い葉も目立つのでこの名がある。また葉の下半分が白くなることから半化粧ともかく。水辺や湿地に生える多年草。葉は互生し、5～15㌢の卵形。花弁のない小さな花が10～15㌢の穂になってつく。花穂は始垂れているが、開花するにつれて立ち上がる。画像の花穂はまだ垂れて咲いていません。

森のゲートへ行く手前、左側の林に「コバガマズミ」がポツンと咲いていました。ここでガマズミを撮ったのは初めてです。

●ガマズミ（スイカズラ科）？
山野に普通に見られる落葉低木。高さは2～4m。葉は対生し、6～15cmの広卵形～円形で、縁に浅い鋸歯があり、先は急に尖る。5～6月に白い小さな花が多数集まって咲く。花径は5～8㍉。雄しべは花の外に長く突き出る。

森のゲートを出て、2，3の谷コースへ行く手前に「イセハナビ」を数輪見つけました。

●イセハナビ（キツネノマゴ科、秋の花に分類）
中国原産のやや低木状の多年草。観賞用に栽培されているが、野生化しているものもある。高さは50㌢ほど、葉は対生し、長さ3～5、幅1～2㌢の披針形で、縁には波状の鋸歯が疎らにある。枝先に淡紫色の花がつく。花は漏斗状で、先は5つに切れ込む。

帰りがけ、自衛隊の道路ぎわに「セイヨウヒキヨモギ」が有りましたので参考まで、

●セイヨウヒキヨモギ（ハマウツボ科）
（西洋引蓬）。ヨーロッパ西部原産で、道路や河川敷に生える１年草の帰化植物。茎は直立して分岐せず、高さ40㌢ほどの半寄生植物。茎や萼は腺毛に覆われる。葉は先の尖った狭卵形で、縁に鋸歯がある。柄がなく密に互生する。茎の上部の葉腋に、黄色い唇形の花を1個ずつつける。初め名前を知らなかったが、むっちゃんにコメントで教えて戴きました。

2014年06月24日17:19

ご近所から

梅雨の晴れ間、ご近所をまわってみました。

⇒

、ＰＭ2.5がＡＭ11時を除いて基準値以下

最近、アチコチで「アガパンサス」の花が見かけられます。花が美しいのでついシャッターを押してしまいます。

●アガパンサス（ユリ科）
アフリカ南部原産の多年草。寒冷地を除けば地植えのままで越冬できます。青紫色のの花を咲かせ、クンシランを小型にしたような形なのでムラサキクンシランとも呼ばれる。多肉質に地下茎と多数の太い根に水分と養分を蓄える。葉は根元に集まってつき、肉厚で30×2㌢。葉の間から花茎を伸ばし、先端に多くの花が散形状につく。花は青紫色～白色、八重咲き種もあり。
勝山公園のエコハウス付近の「モクゲンジ」が最盛期を迎えています。今がシャッターチャンス。

●モクゲンジ（ムクロジ科）
（木患子）。中国原産の落葉高木。英名で「Ｇｏｌｄｅｎ　ｒａｉｎ　ｔｒｅｅ」と呼ばれ、金色の雨が降るようにハラハラと散ります。葉は奇数羽状複葉で、小葉にも鋸歯があります。枝先に穂状の花序をつけ、たくさんの黄色い花を咲かせます。花は開いた当初は全体が黄色ですが、一両日の内に中央部のふくらみが赤く色づきます。間もなく金色の雨が降ることでしょう。

原町緑道沿いの民家の庭に、「ボタンクサギ」の花が咲いています。

●ボタンクサギ（クマツヅラ科）
（牡丹臭木）。中国南部原産の落葉低木。葉は対生し、長さ10~20㌢の広卵形。枝や葉を切ると臭い。枝に先端に小さな花が直径10 ㌢ほどのボール状の塊になってつく。花は濃桃色で、１1.5㌢ほど。

2014年06月19日17:19

山田緑地

梅雨の晴れ間を見て山田緑地へ快晴

、ＰＭ2.5は環境基準値以下

全般的に、気温が低い日が続いたせいか、開花は進行していませんでした。
森の家付近の「リョウブ」は開いていません。「クチナシ」が咲きはじめました。

●リョウブ（リョウブ科）
（令法）。日当りの好い山地に生える落葉高木。幹はスベスベしていて、樹皮が剥がれた後がマダラ模様になってよく目立つ。この模様を生かして床柱に利用される。枝先に５ミリ位の白い花が総状に多数つく。　咲き初めで、花穂の下から上に咲きあがる。8日の状態からあまり進んでいません。

●クチナシ（アカネ科）
（梔子）。山地に自生するが、庭木によく植えられる常緑低木。果実は染料にしたり、きんとんなどの着色料にする。葉は対生し、5～15㌢お長楕円形で光沢がある。6～7月芳香のある白色の花を開く。花径は6～8㌢。果実は6稜のある長楕円形で橙色に熟す。

チシャノキは未開、サラサウツギ、ウツギ、ハコネウツギは終わりました。コクランは遅れそう。「ウバユリ」は未だ蕾が固く7月の楽しみ。

●ウバユリ（ユリ科）
（姥百合）。花が咲く時期には根元の葉が枯れるものが多いので、「葉がない」→「歯がない」にかけたもの。山野の湿ったところに生える多年草。茎は中空で、高さ６０～１００㌢。葉は茎の下部に集まってつき、大きい。茎の上部に緑白色の花を数個つけ、先はあまり開かない。

野草広場では「オカトラノオ」が群生しています。ガマの池では「ハンゲショウ」の白化が進んでいます。中程の草むらの中には「キキョウ」が咲き出しました。

●オカトラノオ（サクラソウ科）
（岡虎の尾）。上部が垂れ下がった太い花穂を虎の尻尾に見立ててこの名がある。山野の日当りのよいところに生える多年草。高さ60～100㌢。葉は互生し、長さ５～１５、巾2～5㌢の長楕円形で、先は鋭く尖る。茎の上部に白い小さな花が10～30㌢の穂になって多数つく。花は約1㌢で、深く5つに切れ込む。

●キキョウ（キキョウ科）
（桔梗）。山地の草原に生える多年草。このものは植えられたもの。花期はわりと長く7～9月。花は青紫色で４～５㌢の鐘形である。　

2014年06月15日15:40

勝山公園とご近所

今日は朝からＰＭ2.5が環境基準値より多い。

晴れのち薄曇り

湿度が高いので蒸し暑い。
勝山公園では「モクゲンジ」、「スモークツリー」が見頃です。その他、ビヨウヤナギ、コマツナギもよく咲いています。

●モクゲンジ（ムクロジ科）
（木患子）。中国原産の落葉高木。英名で「Ｇｏｌｄｅｎ　ｒａｉｎ　ｔｒｅｅ」と呼ばれ、金色の雨が降るようにハラハラと散ります。葉は奇数羽状複葉で、小葉にも鋸歯があります。枝先に穂状の花序をつけ、たくさんの黄色い花を咲かせます。花は開いた当初は全体が黄色ですが、一両日の内に中央部のふくらみが赤く色づきます。間もなく金色の雨が降ることでしょう。

こどもの遊び場では「スモークツリー」見頃です。

●スモークツリー（ウルシ科）
中国中部から南欧原産の落葉小高木。葉は互生し、3～8㌢の卵形。6～7月、枝先に径3㍉ほどの黄緑色の花を多数つける。花は目立たないが、花の後、花柄が糸状にのび、花序全体が煙の様に見える。これから、Smoke-treeの名がついた。

金田第一ＵＲの内庭では、ディコが真っ赤な花を咲かせています。

●アメリカディコ（マメ科）
カイコウズ（海紅豆）とも呼ばれています。ブラジル原産の落葉低木～小高木。鹿児島県の県木。濃赤色の蝶形の花を咲かせる。花は長さ約5㌢で、旗弁が下側になる。

2014年06月13日17:44

山田緑地

朝方は曇っていましたが、次第に晴れてきて昼過ぎには快晴→
昼前から出かけました。

先ずは、駐車場の奥（自衛隊との境界）で「ハナハマセンブリ」「ノラニンジン」が見頃になっていました。6月8日に報告しましたリョウブはまだ花が開いていません。

●ハナハマセンブリ（キキョウ科）
（浜花千振）。20年前ぐらいに発見された帰化植物で１年草。河原の比較的湿り気の多いところに群生する。高さ20～30㌢、茎には4稜がある。葉は柄がなく十字対生。花は茎の上部に散形状に幾重にもつけ、花は約径1㌢、淡紅色の5弁花。

●ノラニンジン（セリ科）
（野良人参）。ヨーロッパ原産の帰化植物で、野菜の人参の原種といわれ、１年草。葉は2～3回3出複葉で、小葉は細かく裂ける。茎の先端に複散形花序をだし、白色の花を密生してつける。花序の基部は糸状に細裂した苞があるのが特徴。

野草広場入り口付近で、「シモツケ」が咲き出しました。ヒメジョオン、カワラナデシコ、ドクダミ、ニワセキショウなどが咲いています。

●シモツケ（バラ科）
（下野）。日当りの好い山地や原野に生える落葉低木。生け花の材料でよく知られている。高さ約1m。葉は互生し、枝先に径4～6㍉の小さな花多数集まって咲く。花弁は5個、濃紅色～白色まで変化が多い。雄しべは花弁よりも長い。

「オカトラノオ」は一株だけ咲き始めていました。ガマの池では「ハンゲショウ」が葉にお化粧をしています。

●オカトラノオ（サクラソウ科）
（岡虎の尾）。上部が垂れ下がった太い花穂を虎の尻尾に見立ててこの名がある。山野の日当りのよいところに生える多年草。高さ60～100㌢。葉は互生し、長さ５～１５、巾2～5㌢の長楕円形で、先は鋭く尖る。茎の上部に白い小さな花が10～30㌢の穂になって多数つく。花は約1㌢で、深く5つに切れ込む。

●ハンゲショウ（ドクダミ科）
（半夏生）。半夏（7月初旬）の頃、花が咲き、白い葉も目立つのでこの名がある。また葉の下半分が白くなることから半化粧ともかく。水辺や湿地に生える多年草。葉は互生し、5～15㌢の卵形。花弁のない小さな花が10～15㌢の穂になってつく。花穂は始垂れているが、開花するにつれて立ち上がる。画像は他の草が被って見難いですが、葉1枚白くなっています。

樹木園では、目立たない花なので見過ごすことが多いのですが「ソヨゴ」の開花に遭遇しました。クマノミズキ、ネムノキは未だです。ヤマボウシは末期です。

●ソヨゴ(モチノキ科）
（冬青）。山地に生える常緑小高木。。葉は互生。6月頃、白い小さな花が咲く。雌雄別株。これは雌花で、1個ずつつく。果実は径6～9㍉の球形で赤く熟す。

森のゲートを出て、森の池付近では「クマノミズキ」が咲いていました。

●クマノミズキ（ミズキ科）
（熊野水木）。山地に生える落葉高木。葉は対生し（ミズキは互生）、6～15㌢の卵状長楕円形で、ミズキより細長い。花は6～7月、枝先に黄白色の小さな花を多数つける。花弁は4個。

帰りがけ、自衛隊の道路に沿って「チガヤ」が群生しいて綺麗だったので載せておきます。

●チガヤ(イネ科）
（茅）。まだ葉鞘に包まれた若い花穂はツバナと呼ばれ、甘味が有るので、子供が食べていた。日当たりの好い草地や土手などに群生する多年草。花期は5～6月。花穂は10～20㌢、1㌢ほどの円柱状で、銀白色の長い毛におおわれている。花の頃は赤紫色の雌しべと雄しべの葯がよく目立つ。チガヤはまた千茅とも書き、千本の群生をイメージさせます。

2014年06月11日10:59

山田緑地とご近所

勝山公園ではエコハウスの壁に這わせてある「ノウゼンカズラ」と近くに2本ある「モクゲンジ」が咲き出しました。それと、「コマツナギ」、ビヨウヤナギが見頃です。

●ノウゼンカズラ（ノウゼンカズラ科）
（凌霄花）。中国原産の落葉つる性木本。茎から気根を出して他のものに絡みつき、よく茂る。枝先に6～7㌢の橙黄色の花が対生して多数つく。広い漏斗形で、横向きに咲く。注意しなければいけないことは家の壁に這わせないこと。気根が細い隙間から入り込み、壁を傷めます。

●コマツナギ（マメ科）
（駒繋ぎ）。野原や川の土手、道端などの日当たりの好い所に生える小低木。高さは60～90㌢。根や茎が馬を繋いでおいても抜けないぐらい強いのでこの名がある。葉は奇数複葉で互生する。葉の付け根に紅紫色の蝶形の花が穂になってつく。山田緑地にもあが枯れてしまいました。

野村マンションの前庭では、「アジサイ」と「ヒメヒオウギズイセン」が見頃になっています。

●アジサイ（ユキノシタ科）：西洋アジサイ、ガクアジサイ、など。

●ヒメヒオウギズイセン（アヤメ科）
（姫檜扇水仙）。繁殖力が強く、人家の回りなどに野生化している。地中にはクロッカスに似た球根がある。細長い葉が2列に互生する。葉の間から花茎を伸ばし、上部で分岐して橙色～朱赤色の花をつける。

2014年06月08日16:17

山田緑地

梅雨の狭間をぬって山田緑地へ、幸いに雨に遭わなかった。

今にも雨が降りそうな天気、写真写りが悪い。

ホタルブクロ、ネムノキ、チシャノキ、キキョウソウあたりを期待していましたが、ダメでした。

駐車場西側の奥では、ノラニンジンが花序を出していましたが開花はもう少し。「ハナハマセンブリ」はほんの咲き初めで数本小さな花を付けていました。

●ハナハマセンブリ（キキョウ科）
（浜花千振）。20年前ぐらいに発見された帰化植物で１年草。河原の比較的湿り気の多いところに群生する。高さ20～30㌢、茎には4稜がある。葉は柄がなく十字対生。花は茎の上部に散形状に幾重にもつけ、花は約径1㌢、淡紅色の5弁花。画像が悪いので再撮影します。

駐車場の南側奥の「リョウブ」は花穂を大きく伸ばし蕾を一杯付けていましたが、開花は未だです。

●リョウブ（リョウブ科）
（令法）。日当りの好い山地に生える落葉高木。幹はスベスベしていて、樹皮が剥がれた後がマダラ模様になってよく目立つ。この模様を生かして床柱に利用される。枝先に５ミリ位の白い花が総状に多数つく。　咲き初めで、花穂の下から上に咲きあがる。　今花穂の状態で、咲きましたらもう一度紹介します。

野草広場入り口右側の看板裏側に「ヤマアジサイ」が見頃になっています。左側のサラサウツギは落花中だがまだ見られます。オカトラノオは花穂を伸ばした一株が有りますが、開花はこれからです。「カワラナデシコ」ポツンポツンと咲いています。

●ヤマアジサイ（ユキノシタ科）
（山紫陽花）。沢沿いなど湿ったところに生える落葉低木。葉は対生し、6～13cmの長楕円形。ガクアジサイより葉が薄く、表面に光沢がない。枝先に小さな両性花と径2～3cmの装飾花をつける。花の色は白～青紫～淡紅色など変化が多い。（野草広場入り口）

●カワラナデシコ（ナデシコ科）
（河原撫子）。日当たりのよい草地や河原に生える多年草。高さは30～100㌢。葉は対生し、長さ3～10㌢の線形～披針形で、基部は茎を抱く。茎の先に4～5㌢の淡紅紫色の花がまばらにつく。花弁は5個、細かく糸状に切れ込む。

ホタルブクロは事務所の」情報では今年はダメらしい。　今回はタイミングが悪く、好いお花の照会ができず申し訳ありません。