ドーパミン株カフェ

新興GROWTH市場に特化した株式投資。ボリンジャーバンドを基本にして、ランキング日足、週足、月足より銘柄選択。その後ボリンジャーバンドを検証したうえで銘柄を決定。

2012年01月

1/30【1/28週報】

1/30【1/28週報】

相場は悲観の中で生まれた!!ユーロ高

今日は1月初めのジム・ロジャーズへのインタビューから

米著名投資家のジム・ロジャーズ氏は、昨日のインタビューで「投資家の過度の弱気姿勢を理由に、ユーロは短期的に反発する可能性がある。
通貨では、投資家の悲観的見方は行き過ぎとし、短期的にはユーロが反発する。私がユーロを保有するのは、
あまりに多くの人がユーロに弱気になり、ショートポジションをとっているからだ。コモディティ市場では依然として全般に強気である。
ただ金については、過去10年の上昇を考えるとまだ下落するとの見通しであり、私の考えでは、金は1オンス
1200─1300ドルまで下落する可能性がある。金は11年連続で上昇しており、これは金融資産としては異例のことだ。調整の時期に来ている。」
とコメントしております。

ジム・ロジャーズ氏は、ウォーレン・バフェット氏とジョージ・ソロス氏に並ぶ米国3大投資家の1人。ジョージ・ソロス氏と共に
当時世界最強と言われたクォンタムファンドを立ち上げた事でも有名であり、クォンタムファンドでは、10年間での年率が3365%という驚異
の成績を上げて、その天才ぶりを世界中に知らしめた投資家です。その後、37歳でファンドマネージャーを引退したが、1998年には再びフ
ァンドを立ち上げて同インデックスは、その後12年間で289.64%の上昇を達成している。そして、冒険家としても世界一周を2度成し遂げ、
116か国152,000マイルを旅してギネスブックでも認定された、行動力のある方です。ジム・ロジャーズの明言をいくつか抜粋して下記に掲載してみました。

相場が安い時は、割安をねらって一部の人が買いにくる。相場が上がり始めると、ファンダメンタル的に良いとかチャート的に良いとかいってさらに多くの
人が買いにくる。次の段階になると、上がるから買うということになる。そして最後に魔法の段階に到達する。人々はヒステリーのように買いたがる。
相場は永遠に上がり続けると思うからだ。そして株価は合理的、論理的経済価値をはるかに超えてしまう。全く同じプロセスが下向きにも繰り返される。

相場格言では、「相場は、悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成長し、幸福の中で消えていく」という格言があるが
、相場の天井時を「最後に魔法の段階に到達する。人々はヒステリーのように買いたがる。相場は永遠に上がり続けると
思うからだ」と説明するとわかりやすいですね。

金持ちの罫線屋には会ったことがないね。もちろん、チャートのサービスをして金儲けをしている連中以外はね。
私は、相場分析には「テクニカル分析も必要、ファンダメンタルズ分析も必要、内部要因分析も必要、心理学的分析も必要」と考えてえております。
個人的意見ですが、その中で「テクニカル分析だけに頼る」というのが良くないのではないかと思います。その事を ジム・ロジャーズも言いたいのではないでしょうか。

大儲けをするためには、絶望が支配している間に足を踏み入れなければだめだ。初めの頃の損から多くを学んだ。
この事は、経験で学ぶ事が一番理解し易いと思います。長年相場をしていると、「底値圏での買い出動」を経験された方も多いと思いますが、
そういう「底値圏での買い出動」の時には、マーケットの雰囲気も極めて悪く、多くのアナリストは「まだまだ下がる」と絶望的なコメントが支配していた事でしょう。
「底値圏=絶望が支配する誰もが売りだと思えるところ」であり、「天井圏=幸福感が支配し、だれもが上がる事だけ信じているようなところ」なのでしょう。
これらの事をジム・ロジャーズも「初めの頃の損から多く学んだ」と言っており、「経験で学んで繰り返さないこと」が大切なのでしょう。
相場のポイントは、変化が起きていること、そして、それが一般に認識されていないこと。安く買って高く売れる物を見つけ出すということは、
まだ誰も気がついていないコンセプトやまだ発見されていない変化を先取りするということだ。
「一般に認識されていないこと、まだ誰もが気が付いていないこと」を探して他人より一歩も二歩も先読みして動けと言いたいのでしょう。
誰もが予想されるシナリオが存在する時には、その「思惑」はすでに「値段」に織り込まれているのでしょう。
相場では、いかに他人よりも先読みして先手を打って動くかが大切なのだと言いたいのでしょう。
幸運は、常に努力を怠らない人のもとへ訪れる。
私も日々切磋琢磨してマーケットの分析に励んでおりますが、どれだけ努力を惜しまずに市場分析を続けようと、それでもまだ追いつけないものがあ
るのが「相場」ではないでしょうか。相場では「当たり、外れ」という事が、不確定要素に左右される部分もかなりありますが、長年、相場に携わると、
おのずと常に努力を惜しまずに市場分析を続けた者が幸運を得て、努力を怠った者には幸運が訪れないのだと思いたい。しかし、
相場で「常に努力を惜しまず」だけでは幸運が来てくれないものだと私は思います。「常に努力を怠らない」という事を最低条件として、
そして「プラスアルファー」が必要なのでしょうが、それが解らないから、私も日々苦しみながらもがいております。しかし、もがけば、もがく程に近付ける何かがあると信じております。
ジム・ロジャーズ名言集の総括 
ジム・ロジャースは、若くして「世界3大投資家」と呼ばれるようになった「相場の天才」であり、天才を凡人が理解するということには無理があるのかもしれません。
ただ、ジム・ロジャースは、相場の基本的な事ばかりを言っており、「間違いを繰り返してはいけない」というのだが、「何事にも基本が大切」であり、「相場の基本」と
「世間でいう一般常識」は全く違うものであり、人間性の弱さが「相場の基本」を忘れさせるのだと思います。こうしたジム・ロジャーズの相場観には共感できる要
素がかなり多いように感じました。ジム・ロジャーズの発言からも、「ユーロの売られすぎからの反発」と「コモディティ市場では依然として全般に強気」という発言
には注目ではないでしょうか。ユーロが反発すると、通常「ユーロ高&ドル安」となり、ドル建て商品の宿命として米国商品市場銘柄は換算値が上昇するだけに、
ジム・ロジャーズの発言内容は注目でしょう

米国経済は堅調に見えるが12年の成長率は1.8%に
2011年10〜12月期の実質国内総生産(GDP)は前期比2.8%と好調な米国も
12年には欧州危機が世界経済に本格的に波及し、成長率は鈍化しそうだ。
12月耐久材受注額前月比3.0%増3か月プラス 
失業率も昨年8月の9.1%から12月は8.5%に改善
住宅市場は過大な住宅ローンが家計の重しとなって低迷で12月の小売り売上高も
年末商戦が終盤失速し、前月比0.1%増に。

【米国債】国債が買われ、金利が下がっている。

日本時間28日朝   金利     昨日金利   先週     先月
2 Year 0.21 0.21 0.23 0.26
3 Year 0.30 0.30 0.37 0.40
5 Year 0.75↓ 0.77 0.88 0.91
10 Year 1.89 1.93 2.02 1.92


2 Year 0.21 0.21 0.23 0.29
3 Year 0.30 0.32 0.35 0.43
5 Year 0.77↓ 0.79 0.86 0.96
10 Year 1.93 2.00 1.98 2.00


【日経225先物】
27日 引値8830円 20円安
弱買 8440円割れなければ買い維持。
目先目標9020円。

【NYダウ】27日(日本時間28日朝)12660ドル 74 ドル安 12
強買 12140ドルを割れない限り買い維持。
第四目標13060ドル。

【ドル円】現在値76.675-685 1/28 6:00
強売 ドル買い点滅79.72円を超えるまでは。。。。

【ユーロ円】現在値101.408-438 1/28 6:00
強売 102.24円を超えるまでは。。。。少しずつ
クリアする上値が下降している。注目通りユーロ高
円安へと動いている。


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米国市場買い安心感ひろがる。

1/26
FOMC発表内容

 <自然失業率>
大規模な長期失業で一部労働者の技術が失われることや、労働人口から外れる可能性をわれわれは懸念している。
少なくとも当面はこのような理由から、自然失業率は押し上げられる公算が大きい。
この方向に作用する要因は複数あるが、いずれにしても、正確にどの水準が自然失業率なのかということについて、
強い不透明性があることは確かだ。その一方で、8.5%という水準は明らかに、あらゆる推定値を優に上回っていると思われ、
従ってわれわれは引き続き、労働市場は明確に活気のない状態であると考えている。

 <最近の指標>
昨年第4・四半期や最近発表された指標で確認されている勢いが2012年も継続することを望んでいるが、引き続き状況を注視していく。
現時点で、米経済が力強い新局面に入ったと宣言する用意はできてない。
われわれは引き続き、保有するポートフォリオ、保有証券を見直していく。景気回復が腰折れした場合や、インフレ率が目標に向かわない場合、
その方向で追加措置を講じる用意はできている。これは明らかに検討されている選択肢だ。(決定をめぐり)明言することは時期尚早だが、
この選択肢を見極め、状況によって正当化されれば、利用するかどうかを判断する。

 <インフレと雇用>
インフレが長期間、目標を下回る水準にとどまり、失業状況の進展が極めて遅い場合、追加の政策措置が妥当かどうかが暗黙の問題となる。
引き続き状況を見守りたいが、実際にこうした不本意な状況に陥った場合、われわれは当然、経済を支援するさまざまな手段を検討する用意がある。

 <インフレ目標>
米連邦公開市場委員会(FOMC)は、個人消費支出(PCE)価格指数の年間変化率で2%とするインフレ率が、連邦準備理事会(FRB)の法的責務と
一層長期的に最も整合がとれると判断した。
時間の経過とともに、インフレ率が上昇すれば、一段と長期的な経済・金融に関する決定を正確に行う国民の能力は低下する。
一方で、インフレ率の低下は、デフレに陥る高い確率と関連づけられる。
国民に、この2%の長期的インフレ目標を明確に伝えることは、物価安定の実現および長期金利を穏やかな水準に維持することに寄与するとともに、
経済が大きな不安定に見舞われた際の雇用最大化を促進する上でのFOMCの能力を強化する。雇用最大化は、金融政策の目標として物価安定と同等の地位にある。

 <成長見通し>
最近の指標は、世界的な経済成長の一部減速にもかかわらず、経済が緩やかに拡大してきたことを示している。住宅市場の低迷や、家計・中小企業向けの与信が
依然タイトな状況となっていることを反映し、経済成長が今後数四半期、緩やかなペースになるとFOMCは予想する。
FOMC参加者は、2012年の実質国内総生産(GDP)伸び率が2.2─2.7%との見通しを示した。
世界的な金融市場の緊張は引き続き、見通しへの著しい下方リスクとなっている。


利食い八分 (売り買いは腹八分)
相場の天井や底を確実に捕らえる事は不可能です。売った後に大きく上がると、人は「損をした」と言います。
しかし利を得た後に更に上がる売買は、損から遠ざかった確実な売買と言えます。
なぜなら売った後急落する様な売買は大きな危険に出会う可能性があるからです。余り欲を出さない事が大切です。

【米国債】国債が買われ、金利が下がっている。

日本時間26日朝   金利     昨日金利   先週     先月
2 Year 0.21 0.23 0.22 0.28
3 Year 0.32 0.37 0.34 0.43
5 Year 0.80↓ 0.90 0.80 0.97
10 Year 2.00 0.00 1.89 2.02

前日
2 Year 0.23 0.23 0.21 0.28
3 Year 0.37 0.37 0.33 0.43
5 Year 0.90 0.90 0.78 0.97
10 Year 0.00 2.05 1.85 2.02

【日経225先物】
25日 引値8870円 80円高
弱買 8440円割れなければ買い維持。
目先目標9020円。

【NYダウ】25日(日本時間26日朝)12758ドル 83ドル安 12
強買 12140ドルを割れない限り買い維持。
第四目標13060ドル。

【ドル円】現在値77.731-741 1/26 6:30
強売 ドル買い点滅79.72円を超えるまでは。。。。

【ユーロ円】現在値101.867-897 1/26 6:30
強売 102.24円を超えるまでは。。。。少しずつ
クリアする上値が下降している。注目通りユーロ高
円安へと動いている。ただ、102.94円を超えるまでは
ユーロ高が本格的になったとはいいきれない。


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注目!束の間にユーロ円安になった101円台

1/25
【欧州危機】
何はともあれ今世界の注目点は欧州危機がどうなるか?特に発端ギリシャ問題。
このことが落ち着かないかぎり、投資家心理としては落ち着かない。上昇しているとしても
いつ問題が再燃するかわからない。では注目のギリシャ問題。

ギリシャ政府は3.5%、民間債権者4%を要求。落とし所としては3.75%か?
ギリシャ政府が民間部門債権者と進めている債務交換協議が難航するなか、
民間債権者側の代表を務めるダラーラ国際金融協会(IIF)専務理事は24日、
ギリシャが無秩序なデフォルト(債務不履行)に陥る前に交渉をまとめるよう当局に対し要請した。
民間債権者は、既存のギリシャ国債と交換する新たな国債の表面利率を平均4%とするよう求めているが、
ユーロ圏財務相は23日の会合でこれを拒否。交渉の迅速な決着への期待が薄れ始めている。
ダラーラIIF専務理事はこの日、「すべての関係者が、どれほどの重要な問題に直面しているのか認識し、
解決に向け協力していく必要がある」との考えを示し、協議の進展を促した。
ただ同専務理事は、焦点となっている新発債の表面利率を4%とする要求を民間債権者側が「最終提案」
として取り下げる用意があるかについて、具体的なコメントを控えた。

【米国】
米国は景気それ自体よりも、景気認識に周期性がある、との見方が主流。統計的に誤差も多い
経済指標の小さな下振れが突然の契機となり、
市場認識が一変、株安・ドル安を通じ円高圧力が再燃する可能性を懸念する。
欧州ソブリン問題が深刻化した場合の米金融機関への影響の程度など、米経済をめぐる不透明要因は多い。

当りはずれは世のならい
相場を仕掛けるに際には「当りはずれは世のならい」という心境を持つべきであります。
当ったからといって有頂天になることなく、また、はずれたからといってくじける必要もありません。

【米国債】国債価格は横ばいで推移。

日本時間25日朝
   金利     昨日金利   先週     先月
2 Year 0.23 0.23 0.21 0.28
3 Year 0.37 0.37 0.33 0.43
5 Year 0.90 0.90 0.78 0.97
10 Year 0.00 2.05 1.85 2.02

前日
2 Year 0.23 0.23 0.22 0.28
3 Year 0.37 0.37 0.33 0.43
5 Year 0.90↑ 0.88 0.79 0.97
10 Year 2.05 2.02 1.86 2.02

前々日
2 Year 0.23 0.23 0.22 0.27
3 Year 0.37 0.35 0.33 0.39
5 Year 0.89↑ 0.86 0.79 0.91
10 Year 2.02 1.98 1.86 1.97

【日経225先物】
24日 引値8790円 20円高
弱買 8350円割れなければ買い維持。
目先目標9020円。

【NYダウ】24日(日本時間25日朝)12675ドル 33ドル安 12
強買 12100ドルを割れない限り買い維持。
第四目標13060ドル。警戒シグナル点滅。

【ドル円】現在値77.715-725 1/25 6:00
強売 79.72円を超えるまでは。。。。
上昇してきたが79.72を忘れてはいけない

【ユーロ円】現在値101.209-239 1/25 6:00
強売 102.24円を超えるまでは。。。。少しずつ
クリアする上値が下降している。注目通りユーロ高
円安へと動いている。ただ、102.94円を超えるまでは
ユーロ高が本格的になったとはいいきれない。

【本日のみ商品先物予想掲載先週終値ベース】
商品先物相場でも買い安心感が広がっているのが現状。
東京金 弱買 3915円割れなけらば買維持。
東京銀 強買 72円割れなければ買い維持。第一目標クリア。第二目標77.6円
東京白金 強買 3613円割れなければ買い維持。第一目標3863円
東京ガソリン 強買 63160円割れなければ買い維持。第二目標67510円
東京灯油 弱買 60510円割れなければ買い維持。 目先目標65020円 注目60000台からしていたので。
東京ゴム 強買 299.4円割れなければ買い維持。第四目標330円。
東京アラビカコーヒー 強買 23790円割れなければ買い維持。第一目標25300円 。
東京IOM一般大豆 弱買 37160円割れなければ買い維持。目先目標40470円。
東京トウモロコシ 弱買 21960円割れなければ買い維持。目先目標23780円。
東京粗糖 弱買 39790円割れなければ買い維持。目先目標42670円。

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EUR/¥100円台に到達、どこまで

1/24
EU、イラン産原油禁輸7月1日発動で決定
欧州連合(EU)は23日開催した外相理事会で、イラン産原油禁輸などを含む同国に対する追加制裁措置で合意した。
イランの核開発疑惑をめぐり、昨年すでに同国への追加制裁を決定している米国に足並みをそろえた格好。

小なるもたまれば金倉を満たす
ちりもつもれば山となる。小利を着実に積んで大成功をなした成功者もあります。その最たるものは、
サヤ取りなどの気の長いものですが、それが本来は相場の小利の常道であります。

【米国債】国債価格は下落して金利上昇。

23日          金利     昨日金利   先週     先月
2 Year 0.23 0.23 0.22 0.28
3 Year 0.37 0.37 0.33 0.43
5 Year 0.90↑ 0.88 0.79 0.97
10 Year 2.05 2.02 1.86 2.02


2 Year 0.23 0.23 0.22 0.27
3 Year 0.37 0.35 0.33 0.39
5 Year 0.89↑ 0.86 0.79 0.91
10 Year 2.02 1.98 1.86 1.97

【日経225先物】
20日 引値8770円 20円高
弱買 8330円割れなければ買い維持。

【NYダウ】23日(日本時間24日朝)12708ドル 11ドル安 12
強買 12100ドルを割れない限り買い維持。
第四目標13060ドル。警戒シグナル点滅。

【ドル円】現在値76.997-007 1/24 7:00
強売 79.72円を超えるまでは。。。。
上昇してきたが79.72を忘れてはいけない

【ユーロ円】現在値100.296-336 1/24 7:00
強売 102.24円を超えるまでは。。。。少しずつ
クリアする上値が下降している。注目通りユーロ高
円安へと動いている。


※赤字は変更です。
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的中ユーロ円上昇!

1/21週報

世界情勢の動向は大きく分けて4つ

1) 欧州債務問題
2) イラン核開発問題
3) 中国経済動向
4) 米国財政赤字
と4つの森をみていればだいたいの流れが読めてくる。
現状はどれもはっきりしない状況下の束の間の上昇となっている。米国の経済指標に助けられて
いるのと欧州問題では何とかしなければという雰囲気は伝わってきているのが、これぞという
決めてに欠ける状況。IMFが資金を用意するだの、下記のように債務削減後の国債利率の
駆け引きだったり、振り回されている。

ギリシャ債務問題はこの週末が正念場に!

21日0:50(日本時間)
ギリシャ政府が民間部門と進めている債務交換をめぐる協議は、20日にも暫定合意に至る可能性がある。
複数の関係筋が同日、明らかにした。合意では、民間債権者が負担する実質的な損失率が最大で70%に上るとみられている。
関係筋は「20日夜にも暫定合意が得られる可能性がある」と述べた。ただ「弁護士を交えた技術的な協議は週末にかけて、さらに来週に入っても継続される」との見通しを示した。
同筋はまた、欧州中央銀行(ECB)の関与も討議されていることを明らかにし、「ECBのような機関に期待される特別措置を通じ、ECBも何らかの貢献を行うことが予想されている」と述べた。
債務交換後に発行される新債券の期間は30年で、利率は期間に応じて引き上げられ平均でおよそ4%となる可能性がある。
関係筋は当初利率が3.5%程度になる見通しを示した。まだまだ決定ではないのでバックのドイツがどうでるか?利率は低いほどドイツ負担は少なくてすむが銀行団が納得しないだろう3.5%では4.25%はのむが、3.5%はのまないのではないか?最終落としどころは4%とみているが。。。。。。

(それまでのいきさつ)
パパデモス首相らギリシャ政府と銀行団を代表する国際金融協会(IIF)のダラーラ専務理事と再開。
13日に中断した内容は債務削減後に受け取る新ギリシャ国債の利率について銀行団が4.5から5%を主張したのに、ギリシャ側は4%を大幅に下回る水準を提示。これはドイツからの圧力があったのでは・・・・・金利負担を軽くしたい18日ギリシャ側は譲歩して4.25%の利率を提案し、妥結に向かう可能性が出てきた。
週内の決着を目指しているのは23日にユーロ圏財務相会合がある。
もし、債務削減が実施されなければEUはギリシャへの金融支援は行わない。
ギリシャのデフォルトはXデーは3月20日。

21日朝
イラン原油問題
EUは23日に行われる外相理事会でイラン原油禁輸を正式に決定する。発動時期については7月に延期される可能性もあるがこの決定事項に対してイランが強力に反発するだろう。イランもここは外交の見せどころという思いでIAEAの調査団受け入れをちらつかせることになろう。ただ、イランが原子力開発と止めることはない。

日本はと言えば円高で輸出産業は苦しめられて、政府は円売り・ドル買いで得たドルを
米国債に還流しており、2011年11月末時点では初めて米国債保有残高が1兆ドルを超えた。
要はお金の流れを突き止めればよい。NYダウの堅調は米国にお金が流れいると見る。日本でも
なく、欧州でもなく、中国でもなく、米国に集まっているのである。では米国と言えば
財政赤字削減が上手くいっているのか?8月にもあったように議会でもめた記憶が新しい。

ここにきて私は米国債の金利動向を見ているがこれが一番わかりやすい。5年物、10年物の金利が
上昇するということは米国債が売られて金利が上昇。金利の上昇が株式市場にはマイナスとなるで
あろう。ここを注意深く見ている。行きどころのないお金がどこへむかうのか?上記4つの森次第である。

【米国債】国債価格は下落して金利上昇。国債から株へ流れている、株が堅調だから。

21日  金利     昨日金利   先週     先月
2 Year 0.23 0.23 0.22 0.27
3 Year 0.37 0.35 0.33 0.39
5 Year 0.89↑ 0.86 0.79 0.91
10 Year 2.02 1.98 1.86 1.97

2 Year 0.23 0.22 0.23 0.25
3 Year 0.35 0.34 0.34 0.37
5 Year 0.86↑ 0.80 0.83 0.85
10 Year 1.98 1.89 1.92 1.92


【日経225先物】
20日 引値8750円 100円高
弱買 8330円割れなければ買い維持。

【NYダウ】20日(日本時間21日朝)12720ドル 96ドル高 12
強買 12100ドルを割れない限り買い維持。
12640ドル第三目標クリア、第四目標13060どる。
警戒シグナル点滅。

【ドル円】現在値76.975-985 1/21 6:00
強売 79.72円を超えるまでは。。。。
上昇してきたが79.72を忘れてはいけない

【ユーロ円】現在値99.552-582 1/21 6:00
強売 102.24円を超えるまでは。。。。少しずつ
クリアする上値が下降している。注目通りユーロ高
円安へと動いている。


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