お久しぶりです。

今回は超CSの調整録になります。書いている時は超CSよりも前なのでどんな結果になるかはまだ分かってないんですけど、自分の思考を纏めることと、今までの調整過程の目直しという側面からも書いているので少し語りが柔らかめになることを了承してください。
色んな人の名前が出てくるけど、複数人同時に登場するところは敬称略でいきます。

7/31(火)
超CSの調整を本格的に始めたのはおやつ東北で全てを破壊した翌々日からでした。いつもの京都勢のメンツ(25、カイザ、ぐってぃ、うどん)と共に環境内の全てのデッキを書き出して、それぞれの勝率をはじき出す所から始めました。
その勝率にあたっては、ガリュザークの弾発売直後くらいから定期的に計測していたデータを掘り出しつつ、今のテンプレ構築ならどうかという観点から上方修正及び、下方修正をかけつつ計算しました。

それでも分からない部分は実際に10戦or20戦データを取りました。勿論、可能なら全ての対面を最低で30戦回し直すことが理想なのですが、時間と人員不足の問題もあって現実的ではないためこういう手法を取りました。

主にこの日に回したのは
・ルソーモンテス入りの新型ジャバランガループ
・ラッカバスター(赤青白)
・チェンジザダンテ
・メタリカサザン
・白単轟轟轟
の5種類。まあこの5種類同士を当てつつ、気になる対面(ラッカ剣vsブライゼとか)を回してデータを取ったり等してました。
以下結論
・ジャバランガは相変わらずバスターに弱く、ミクセル系の妨害カードが環境に多いのがネックになる。Tier1に勝てないので候補から除外。

・ラッカ剣は基盤の安定性が抜群なのと、構築の自由度も高いのがやはりウリ。dottoさんが高槻CSで準優勝していた形がミラーに対して強く出ているのでかなり良かったけど、オボロカゲロウがあった方が4t目までのバスターの確率が上がって有象無象に強く出れるのでそこは考えないといけない。
調整していく内にゼンメツスクラッパーで同型戦をコントロールで制する形もまた同型に強いことが判明。こっちの形の方がトリガーの枚数を圧縮出来るので強い可能性もあったがネックなのはゼンメツとGWDの両立が難しいことだった。もう1つ分かったことがタイム3シドが強いと言うこと。早いデッキには4000というスタッツ、3コストでジョーカーズのスロットンをケア出来る点が優秀で、遅いデッキには呪文メタが刺さるため非常に使い易く、2枚採用程度でも十分に機能した。

・チェンジザダンテはサザンとロージアダンテの悪い部分を抽出して2で割ったようなデッキで、ボード処理への脆さと速度面での問題を同時に孕んでいる不安定なデッキであり、展開をチェンジザだけに頼るという固有の弱点もあるので思ったより強くはない。時間制限の関係でロージアダンテを使わない事は確定だったので、サザンかチェンジザかの2択で考える。その場合バスターにチェンジザの方がしっかり勝率が出る事、立ち回りが確立がされてない事くらいの旨味しかなくて、基盤の安定性はサザンが上だった。他の人達は候補から外したけど、残してる結果がかなり良かったので自分は一応候補に残しておくことに。デスザークとサザンというTier上位のデッキに勝てないと有識者に言われたので結構懐疑的でしたが。

・メタリカサザンは想定していた評価よりも高い評価になった。バスターに対して優位に立ち回れることが1番の要因で、呪文メタの刺さりも環境的に悪くない。ただ、デスザークみたいな当たるとネックになる対面が存在する以上使いにくさは残った。ミラダンテⅫは1枚採用しても十分機能していて、詰めに欲しい対面もかなり多いため採用した。

・白単轟轟轟は先々週にカイザと赤白轟轟轟を触っていたので、どう差別化がされているかを確認していった。白系のメタカードでバスターへの立ち回りが安定していたのは好印象で、ロジックサークル2枚を採用してヘブンズフォースにアクセスし易くする構築も感触が良かった。しかし、轟轟轟を引けないときに出力不足で負けそうなのは痛手。赤白の方が轟車”G-突”で攻めるルートが作れたので自分はそっちの方が使い易かったです。環境が1周すればアリ程度の感触でした。

で当面の目標が3つ出来ました。

1、ラッカバスターの構築の最適化
2、ドロマーハンデスの構築
3、ポクチンちん4投のジョーカーズの構築

ドロマーハンデスは勝率を書き出していく上で構築が定まってないせいではっきりした数字が出せず、新殿堂発表当初からワンチャンありそうって話になっていたのでこれを機にしっかり考えようという話になり、HARUさんの全国の時から調整に付き合っていた25さんが担当。また、ジョーカーズはニヤリーゲット無いから弱いと皆思っていたけど、ポクチンちんという広く刺さるカードを最も効果的に使える以上、無視出来ないため提案。作って来いと丸投げされたので僕が担当になった。


8/1(水)
それで次の日に高知勢のかくたすさんに相談したら。
「ジョカーズ強いよ~」
って言われて、何やらブログも公開されているらしかったので見に行きました。そこで白梟さんのブログを拝見しました。そのリストを基盤にしつつも、無視ムシのんのんの有用性については今までの調整で通常環境においては微妙なのは分かっていました(後述)。そこでかくたすさんの意見を取り入れてサイコロプスや無視ムシのような赤いカードを抜いていってマンハッタンの様に枚数をしっかり採りたいカードを採っていき、太いルートを作れるカードとしてプレリュードを選択。取り敢えずの原案が完成。

『ジョラゴン 原案』
4 x ジョジョジョ・ジョーカーズ
4 x ヤッタレマン
4 x ガヨウ神
4 x ジョット・ガン・ジョラゴン
4 x キング・ザ・スロットン7/7777777
4 x アイアン・マンハッタン
3 x ポクチンちん
3 x パーリ騎士
3 x 戦慄のプレリュード
2 x 波乗りザブンプル
2 x ジョバート・デ・ルーノ
2 x ワイルド・シールド・クライマックス
1 x ゼロの裏技ニヤリー・ゲット



8/2(木)
夕方まで普通の生活して夜に食べ歩きしていた25、るのと合流(僕も甘味食べたかった)。
回すことになったのは予定通りラッカ剣、ジョラゴン、ドロマーハンデスの3つ。

ラッカ剣(吸い込む・オボロ無し、GWD・メメント・ゼンメツ有り)vsジョラゴン
5-10でジョラゴン側勝ち越し。半端な回数だったのは負けが続いてラッカ剣側のやる気が途中でなくなって、プレイに影響が出たのと、6回戦目から構築を少しだけ弄ったので15回の回数はある意味で切りが良かったから。
ザブンプルのメタカードとしての優秀さが目立つデータになった。先攻は3コストメタカードで縛ってから7×7で相手の2コストを流せば大体勝てる。後攻は逆に7×7→メタカードになる。相手側がメタカードを触れるカードがGWDしかないのが勝率に大きく響いていたので吸い込むアリならもっとバスターに寄りそうという話にもなった。

ドロマーハンデスvsジョラゴン
1-9でジョラゴン勝ち越し。ポクチンちんが最強の対面。ハンデス側が制限時間内に勝つ事が無理だった。この時点でジョラゴン強い説が濃厚になって、それに勝てないドロマーが没に。

メタリカサザンvsジョラゴン
1-9でジョラゴン勝ち越し。あまりにも試合内容が酷すぎてデータとしては信頼性低め。サザンがトップからミラダンテⅫ(ピン投)引いて濁って負けとか、ワンパン7×7とか、カダブラ2点で7×7を2枚踏むとか兎に角酷かった。25さんが途中で嫌になったから10戦だけになった・・・

次の日はるのさん仕事だし、25さん疲れてたし、自分も学校だったのでこれくらいしか回さず。ただジョラゴンが初期の見積もりよりも明らかに強そうな事が分かった。

あと、takiさんがvault大会でジョラゴンを触ってたので意見交換(一方的に貰うだけ)。
無視ムシのんのんが弱いという見解が一致し、自分達もその結論に到達しかけていたけどジョラゴンが今の環境で同速ではないデッキ全てに有利が付いているっていうことも教えて貰いました。
プレリュードはニヤリーゲットが合った頃と違って手札枚数がカツカツになるから弱いと思うと言われましたが、GWD等でボードを焼かれたあとに、盤面とマナの枚数に依らずにジョラゴンをだすことが出来るのは強いかもという話で終わりました。



8/3(金)
夜中から25、カイザ、うどんで調整。まあでも自分は次の日ジャッジの仕事があったので早めに寝ました。結構雑な説明もあるんですけど、ノートに残ってたのを転記してるだけなので許してください。この日はあんまし自分は関与してない。

デスザーク(グリール&ラピリビト)vsジョラゴン
7-13でジョラゴンが勝ち越し。グリールラピリビトは正義。基本は全ハンデスが先かジョラゴンの着地が先かのゲームになるため、デスザークの方が要求値が高いため、この勝率は納得。


ブライゼvsジョラゴン
6-4でブライゼ勝ち越し。4~5t目に走る時はスロットンorジョバートで盾を削る。
最後の詰めはジョラゴン2~3枚で他のクリーチャーを出さずに殴る。殴る前にシールドで場の全てのジョラゴンのパワーを22000にしておき、SSTのハードラックをケアしシールドをを出来れば2枚持ちつつ殴っていくと詰めれる。

赤黒デッゾvsジョラゴン
9-11でジョラゴンの勝ち越し。
ニトロは先攻4t以外は弱い。マッドデーモンをキープするのは大事かも?
先攻4tニトロも盤面に3コストメタクリーチャーが居る状態なら、ニトロの返しにガヨウ神を出せば戦える。スロットンとマンハッタンの優先度は低めで、小型+ジョラゴン+ジョバート+シールドで物量で押し込むのが先攻なら一番確実。後攻ならマンハッタンやスロットンで瞬間打点を形成する必要も出てくる。
ジョラゴンは先攻4ターン目に出せれば1ターン溜めるのもアリ。返しにデッゾ2枚出されるのは割り切って良いレベル。

ジャバランガループvsジョラゴン
2-8でジョラゴン勝ち越し。ポクチンちんは最強。
ムカデが捲ったのは2試合ともロマノフⅡ世でした。

白単轟轟轟vsジョラゴン
4-6でジョラゴン勝ち越し。スロットンが重要な対面。

チェンジザダンテvsジョラゴン
5-5。ジョラゴンを出せるなら出す、理由は相手に処理する手段は無いが、出すのを止める札があるため。強いて言うならディールでバウンスされるくらいでラッキーナンバーを1枚潰すことにもなるので嬉しいくらい。
並べて圧殺がおそらく有効。シールドや7×7のような除去は大事に使っていきたい。ジョラゴンを出してもすぐに殴らずに溜めること。ジョラゴン2体並べてスロットン等でソリティアも理想の動きですね。



8/4(土)
京都CS外伝宇治鳳凰杯にてカイザが使用。シールドを持ってなかったらしく、ジョバート4枚にして出てましたが、予選を5-2で通過、ベスト8で終了。(流石に除去0はやばいでしょ・・・)

この日は調整も何もせず、普通に帰って体力が残る限りやれるだけのデスクワークして机で寝落ち。
次の日に起きれたらCSでも行くかと思ってた。



8/5(日)
何故か5時に起きる健康ボーイ(くっそ体痛い&眠い)。という事で高槻CS。朝の内しかデスクワーク出来ないと思い、やっておいたので朝から達成感が最高潮で気持ちよい朝。
CS行く前から充実してたので「今日は負けてもいいや」って思ってたのは今思えばダメでしたね。

この日は25さん、カイザと3人でジョラゴン使ってカイザだけ通過。(俺は予選でカイザにヤッタレニヤリーで滅ぼされる)
本戦1回戦でカイザが死亡。この日もチェンジザダンテが勝ちのこってたのでちょっと心が揺れつつも、情報交換してる限りだとジョラゴンの方が広く環境上位のデッキに勝てることを鑑みて、チェンジザの選択肢を切ることに。

本戦が全部消化されてから、カイザと俺(途中からライネス邸の皆)、25さんとdottoさんの組合わせで調整開始。

赤白轟轟轟vsジョラゴン
10-10。ジョラゴンは先攻なら7×7で盤面を流すことよりも、轟轟轟着地前にメタクリを出すことが優先でそのあとスロットで1:3交換していく。逆の手順にすると相手のリソースを刈りきれずに負ける事が多い。
轟轟轟側の後手捲りルートは1t目に呪文唱えてからヘブンズフォース2体展開→轟轟轟。ポクチンで轟轟轟を封じられるのが一番キツいため。

青白ロージアダンテvsジョラゴン
0-5でジョラゴン勝ち越し。ロングゲームになりがちで疲れるので今日はこれだけに止めた。
ロージア側が時間制限内で詰めるのがほぼ不可能なのに対し、ジョラゴンは20分以内に詰めることが可能なので、おそらく当日問題になることがない対面だった。


回した順番は違うけど、メメント入りジョラゴンとか言うクレイジーデッキを自分が回したり。ジョラゴンミラーをひたすらやったりしてこの日は終了。

一日を終えて収穫が2つ。
1つ目はバイナラドアの方がシールドよりも優先度が高いということ。
シールドが見てる相手はブライゼとデスザーク。特にブライゼに対してしっかり詰めにいける点は評価をしていた。
しかし、25さんの意見だと「ブライゼ対面はシールドがなくても分の良い勝負が出来る」とのこと。結局相手の盾を2枚残しで割ったらエメラルーダが絡もうとも相手は不確実なSSTに頼るしか無いわけであり、貫通も狙うことが出来る。
デスザークに対してシールドは確かにエンドカードになり得るが、なくても有利はついている。(それに寧ろハンドキープの難易度も高いため25さんはデスザークには関係ないという見解だったし、実際に正しいと思う。)また、ブライゼが環境内に多いと予想することも無理がある。

バイナラドアは除去としての有用性はシールドとそこまで差があるわけではないが、トリガーであるためジョラゴンの当面の課題であったミラーと剣という2つのデッキへ強く出れるのが優秀でした。
そのため原案のリストのシールドを全てバイナラに差し替えました。


そして2つ目。「プレリュードが弱い」。
プレリュードの弱点は以下の通り。
・ニヤリー無しだとハンドカツカツ。
・低コストジョ+プレリュ+ジョラゴン+ジョラゴンの弾で走れるのは魅力だが、1トリで返されやすい。
・ミクセル系だけでなく呪文メタも重い。
・GWDの返しにジョラゴンのコストごまかせるのが強みと思ってたけど、実際はメタクリーチャーを吸い込むorGWDで処理してから一気に走ってくるから結局あんまし関係ない。
・ガヨウ神の枚数の達成が出来ない時がある。
総じて今の環境に合ってないし不純物になる。

今更になりますが、無視ムシのんのん+サイコロプスというパッケージをどうして避けているのかというのを説明していこうと思います。
無視ムシを採用したくない理由は盾に入らないと機能しないという点、盾に入っても勝てないという点でした。
まず前者は言うまでもなく、cip系の能力を持っている訳でも無いこのカードは手札に来ると使い道がありません。バイナラドアは確定除去としてジョラゴンの弾にも出来、4枚積んでも強そうでしたが無視ムシはそうじゃなかった。
後者はサイコロプスをキープすることが難しい点に尽きます。ジョーカーズというデッキは(規制前もそうでしたが)ニヤリーゲットの殿堂後からハンドがカツカツのデッキになりました。
ジョラゴン+ヤッタレ+小型ジョーカーズ+ジョラゴンの弾+マナチャージ用のカードこれで5枚のハンドが必要です。後攻なら確かにここにサイコロプスをキープする余裕も生まれるかもしれませんが、ガヨウ神+ジョラゴンの弾のようなキープの仕方は出来なくなります。パーリ騎士のキープも難しくなるため、相手のミクセル系を乗り越えるためにパーリをキープするか、相手の4ターンバスターを受けきるためにサイコロをキープするかの理不尽な2択に迫られます。
サイコロをキープして無視ムシじゃなくてバイナラがトリガーした場合は、パーリ騎士でマナを伸ばしておいた方がカウンター出来てたやん!ってなるし、灰になるほどがトリガーした場合は、サイコロプスキープしてたらミクセルもろとも盤面返せてたやん!ってなります。
まあ、バスター側も7×7のおかげでミクセルを場に残すことは難しいですし、実際トリガーとして無視ムシがいつでも優秀ではないにせよ、噛み合い次第で最強の受け札になるのも事実なんですけどね。
ただジョラゴンを本格的に回す前から、信用できる人達が無視ムシでは受けきれないと言ってたこともあって、かなり懐疑的でプレリュード型がダメになったからこっちに戻って来るという結論にすぐにしませんでした。

ということで模索する第三の選択肢。プレリュードでも無視ムシでもない選択肢。

25さん、dottoさん、カイザで色々知恵を絞って出た案がこんな感じ。


まずはプレリュードに変わる初動の安定化を図れるカードを積むという案が出ました。
候補カードとして上がったのは
・ヤッタレ総長
・オッケーBros.
の2枚。

まずはヤッタレ総長から見ていきます。
5~8枚目のヤッタレマンとしてどうかっていう案。この場合赤の枚数をしっかり採らないといけなくなるため、パーリ騎士を抜いて救世主ウマシカのようにボードを処理するカードでミクセル系に対抗していきます。ミクセル系ならば総長+ウマシカで1枚で2枚分のアドバンテージを取れるのが強そうじゃないかと。

ただ問題点が多かった。まずは4ターン目にジョラゴンを着地させるにはヤッタレマンが絡まないとどちらにせよダメなため新しくルートを作るには2コストのヤッタレマンじゃないカードが必要になります。それこそオッケーがあると新しくルートが出来る事もあるんですけど、パーリを抜くまでしてるのにそんな枠は無い。
また、ジョラゴンを出すのをボードに依存するため単純な除去が重くなります。パーリでボードとマナを両方伸ばしていくのはやはり優秀だなあと。しかも3→5ガヨウ神もしにくくなるため寧ろ安定性を損う可能性もありました。基盤さえ弄らなければ同速の剣とジョーカーズ以外に有利なジョーカーズですが、その基盤を弄るのは怖かったです。

次にオッケーBros.。
このカードの強みは双極篇1弾発売直後に京都勢とひたすら4ターンジョラゴンの確率のデータを採った時がありました。この時、3種類目の小型ジョーカーズとしてツタンカーネンかオッケーかというのが議論の種でした。まあ議論とは言ってもひたすら確率を採って比較していっただけなんですけどね。
結論はオッケーの方がツタンカーネンよりも小型ジョーカーズとして優秀というものでした。理由はツタンカーネンが1枚分多く山を掘れるのに対し、オッケーは1~5枚分掘れるからです。
カーネンは確かにハンドキープは楽になりますが、1枚分多く引いてそこに自分の欲しいカードが無いとあまり効果がないです。対してオッケーは自分のガヨウ神と絡めると山の上5枚分掘ることが出来ます。何より、オッケーはジョラゴンの弾になります。ジョラゴンの特徴として基本のハンドキープが、小型ジョカーズ2枚+ジョラゴン+ジョラゴンの弾になるのですが、オッケーは小型ジョーカーズでありジョラゴンの弾になります。ガヨウ神が強いのもこれが1つの理由ですよね。
自分のリソースをボードに置いておけるのが非常に優秀で、今回もかなりアリな選択肢ではないか?という話になりました。

新しい4ターンジョラゴンのルートとして、ジョジョジョ+オッケー+パーリが出来るのも結構魅力的ではあるんですよね。ヤッタレマンが引けないと4ターンジョラゴン出来ないっていうのはあまりにも安定性に難があります。
まあただプレリュード程は4ターンジョラゴンが出来るようになるわけでは無いだろうなというのも本音で、実際前にオッケーが強いという結論になった時はプレリュードが4枚入ってたんですよね。まあでもこの時点でもかなり望みはありそうな案ですよね。




これ書くか悩んだんですけど、もう1つ案があったんですよね。まあ僕の案なんですけど。
スパーリングしてて思うことがあって
・ブロッカーが欲しい
・盾を先に詰められたときに返す札が欲しい
・7マナまで伸ばす時間稼ぎが出来るようになりたい
って感じがあったんですけど、1枚のカードで解決出来るんですよね。「メメント守神宮」っていうんですけど笑

散々周りからなじられたんですけど、神様(dotto)からきつい一言。
「ドラえもん君、どういう使い方するのかイメージ出来てる?」

思いつきで言ってることを看破されて冷や汗。
「バスターに先に走られたのをトリガーして、盤面でジャスキルストップして、次のターンを増えたハンドで展開して、返しをDスイッチで耐えて、次のターンにジョラゴンで走る。なんて駄目ですかねえ」
なんてとぼけつつも、確かにジョラゴンと赤青バスターが当面の課題だったからありかもね・・(多分手張り出来ないのが微妙だと思うけど)みたいな話の流れになって、25さんからも「今までありえんやろみたいな構築が回してみたら結構いけるっていうやつを何度も見てきた」と有り難い言葉を頂きました。
で、「火曜日に回しといてね」って丸投げ(2回目)されたので、上の3つの案を考えつつ月曜を過ごすことに。

結構早い段階でヤッタレ総長のために赤を増やすという案が倒れたので、実質はオッケーとメメントの2つの型を考えるっていう感じになったんですけどね。




8/7(火)
夜から京都勢と回すことになる。
とりあえず、オッケー型でラッカ剣と40戦やりました。
ラッカ剣vsジョラゴン(オッケー)
16-24でジョラゴンが勝ち越し。
40戦中、ホーリー0枚GWD3枚の構築と20戦、ホーリー3枚GWD2枚の構築と20戦した。
プレリュードを抜いてオッケーにしたことで、GWDでボードを取られるのが激重い。更にプレリュード無しだとマナが4の時に走ると、吸い込むでジョラゴンを処理されたとき、返しにヤッタレマン×2とパーリがないともう1度走れないということもよくあった。
とはいえ勝ち越しており、オッケーのおかげでワンショットの成功率や小型の横並びがしやすかったのは好感触で、オッケーも良いけど、プレリュード型とそこまで変わってないという結論になりました。



次にメメント型に変えて30戦行いました
ラッカ剣vsジョラゴン(メメント)
13-17でジョラゴンが勝ち越し。
結論はメメントを入れたとしても、そのおかげで勝てるという試合はかなり少ないということになりました。実際に絡んで勝つ事が出来て、かつそれがメメントじゃないと勝てなかったというケースは30戦やって2回だけでした。(しかもアパッチで手札17枚中1枚しか無い有色カードだったメメントを抜かれて負けた試合もあった・・・)
プレリュードと違って早く走るためのカードではなく、走るまでの時間稼ぎをするカードなので思ったよりも「ジョーカーズで無いこと」がノイズにはならなかったのですが、それでも活躍する機会の少なさや手打ちのしにくさは無視ムシのんのんと同じくらいでした。

この後、京都勢の人が赤白バイク対ジョラゴンのマッチアップをやったりしてたんですけど、そこではメメントが活躍してジョラゴンが勝ち越したらしいです。ただ、そういう微妙な対面に対して有効であることがメメントを使う理由にはならなかったです。



この時点の結論として、オッケー型は候補に残し、メメント型は候補から外しました。




構築を固めようにも色々な対面に当てないと駄目なので、取り敢えず先週のCS結果を踏まえてスパーリング用のデッキを作ることになりました。
色々試したけど、中国地方で結果を残したユニバース型デスザークも触ってみることに。
京都勢の内の1人が超CSでデスザークを候補に入れているとのことでユニバース型を使ってたため、横で見てました。確かに3t目のグリペイジを軸として相手の計算をくるわせていく動きは強く、今の環境でグリール型ではなくこっちを使うのにも納得がいきました。

実際、ドゥンブレ4グリペイジ4のデスザークが勝っていたときにも、序盤で少しずつアドバンテージを稼いでいく構築を試してはいたんですけど、その時は殿堂直後で環境に遅いデッキが増えていたので、グリールを使った方が目に見えて勝率が高いという結論になってました。で、今はまさに序盤を凌がなくてはならない相手(主に剣とジョーカーズ)が増えているので、もう1度試すべきだよねって話になりました。

ただ同時にグリールの裁定変更がきていて、グリール軸のデスザークが素直に強化されてもいました。これも見過ごすことは出来ないという事になり、そっちも回すことに。


ジョラゴン(オッケー)vsユニバース型デスザーク(グリペイジ)
11-9でジョラゴン側が勝ち越し。後攻の方が勝率が高かったです。
自分達の理解度が未熟で拾えなかった試合もありそうなんですけど、勝率はこんな感じ。
議論になったのは、ジョーカーズ側がデスザーク側のグリペイジを警戒して動くかどうかっていう話。関西だとグリール4グリペイジ0の構築が多いのでグリペイジ警戒せずに、ヤッタレを先攻2t目に出し、破壊された返しにパーリ騎士、次のターンにガヨウ神って動いていく事も出来るんですけど、これってパーリ騎士の返しにグリペイジで手札2枚の中からガヨウ神を抜かれるとほぼ負けが確定します。
そのため、こういうプレイをする相手にはグリペイジデスザーク側はかなり分の良い勝負が出来ます。警戒してこられるとグリペイジのハンデスでキーカードを抜く確率が1/3とか1/4になって勝率も落ちそうでした。

取り敢えず、自分達はこういう「グリペイジを意識しないプレイ」をグリールが公開領域に見えない限りはしないことにしました。理由は超CSなのに、関西の主流構築を前提に話を進めるのはそもそも怪しいからです。(勿論2tヤッタレを絶対にしないという事ではないけど)

このスパーリングがある程度進んでから、横で自分がグリール型を回し始めたんですけど、ユニバース型を見ていて気付いた事が1つ。「卍月の流星群」の有用性についてでした。
以前に裁門型デスザークが環境を席巻していたときに、ミラーに差を付ける9枚目のリソース札として流星群が候補に挙がったことがありました。しかし、当時は採用する上で明確な理由付けが難しいカードでした。イメージとしてはハンデスのゴクガロイザーの様に、自分が有利なときにしか使えない基本的には不必要なカードといった感じ。オーバーパワーカードと言っても良いかもしれません。
当時はミラーに差を付けるカードとしては、流星群より有効な対面が多い裁門だったり、デッキ内の魔導具率を底上げしてくれるジグス★ガルビの方が良いという結論になってました。しかし、ジョーカーズというポクチンちんを最も効率良く使う事の出来るデッキが環境に出現したことによって流星群の評価が上がりました。

墓地がリセットされてしまうとヴォーミラをリソースカードとして見ることが出来なくなります。ジョカーズにはヴォーミラも重要になるけど、ヴォガイガをどれだけ引けるかという勝負にもなりやすかったです。
リソース札の必要性は中盤にデスザークで蓋をした後にも言えることで、デスザークで蓋をしたは良いが自分のリソースが無いという場合に、流星群があればデスザークの下にヴォガイガやヴォーミラといったリソースカードを逃がしておく事が出来るようになります。

ということでただのパワーカードではなく、明確な役割を持てた卍月の流星群を採用したグリール型デスザークを考えました。

『黒単デスザーク』
4 x 卍 デ・スザーク 卍
4 x 堕魔 ヴォガイガ
4 x 堕魔 グリギャン
4 x 堕魔 ドゥグラス
4 x 堕魔 ドゥシーザ
4 x 堕魔 グリール
4 x 追憶人形ラビリピト
4 x 堕魔 ヴォーミラ
3 x 卍月 ガ・リュザーク 卍/卍・獄・殺
2 x 堕魔 ドゥポイズ
2 x 革命の裁門
1 x 卍月の流星群

簡易になりますがリスト解説。
ドゥポイズはグリールの新裁定によりガリュザークの下のカードを墓地に送ることが出来るようになったため、終盤のガリュザークの破壊に使うという役割が薄くなったので枚数を減らしました。
裁門にするのか、他の魔導具にするのかは悩みましたがドゥポイズを減らしていることで、除去札が足りなくて負けという事は避けたかったこともあり採りました。
あれだけ強い強いって言った流星群が1枚なのは、ジョカーズ以外にはヴォガイガ、ヴォーミラが使い易く、魔導具の枚数も26枚と少し少なめなので採用を抑えました。流星群を探しに行くというプレイは出来ませんが、見えたときに使うといった感じでプレイがぶれにくかったので感触は良かったです。


ジョラゴン(オッケー)vsデスザーク(グリール)
15-15。
ユニバース型がグリペイジという単体のカードで相手の計算ずらして戦うのに対し、こちらは手札のカードの組合わせで戦っていくように感じました。(グリペイジ単体で勝てるわけじゃ無いので、実際は両方組合わせで戦うけど、比較すればって話です。)
グリペイジは1枚引くだけで良いけど、ランハンなので確率の壁を越えないといけない。ラピリビトはハンドの噛み合いが悪いとそもそも腐るし、遅いためそもそもの要求値が高い。という感じでどちらも分の悪い勝負になると思います。

グリールは序盤を逃すと出すタイミングがなくなり、使い道が終盤の実質SAで打点を増やすくらいしかないというのが課題でもありましたが、新裁定のおかげで中盤に再構築によってガリュザークの下のカードを墓地に送るという役割が出来ました。
またグリールの弱みが4ターンラピリビトに構築を寄せると、魔導具以外のカードを採用しにくいという部分でした。しかし、最速ラピリビトだけでなく、少ない魔導具枚数で2枚目のガリュザークを立てるという役割が出来、構築段階で魔導具率がある程度低くてもグリールの大量墓地肥やしでカバーが可能という風にも考える事が出来るようになりました。
慣れもあるんだろうけど、こっちの型の方が使い易く、採用理由も40枚全てに持てるため自分が使うとしたらこっちを使うかなーって思います。

ジョラゴンとも互角だったので、このデスザークも超CS候補に入れることにしました。




8/8(水)
朝起きてもまだ皆寝てたから自炊して時間を潰してました。
ちゃんと調整したのは25さんが来て、京都勢が帰ってから。

昨日の結果とか、takiさんがこんなこと言ってたとか話してたけど、やはり自分はオッケーにもプレリュードにも懐疑的でした。それでオッケーが有効に働きそうな対面ということになってデスザークともう1度回すことに。


ジョラゴン(オッケー)vsデスザーク
11-9でジョラゴン勝ち越し。
オッケーが有効だと思っていたら逆に弱かった。盤面に置いておけるわけがないので、手札に持っておくんですけど、当然だけどそれならプレリュードの方が圧倒的に強い。
実際、自分の展開を抑えて盤面に依存せずにマナを誤魔化してジョラゴンを投げる事が出来るプレリュードの必要性を再確認させられました。


それともう1つ。このデッキの特徴である「事故率が高い」という部分を改善するためにオッケーや、ヤッタレ総長といったアプローチを散々考えていましたが、それを諦めました。
小型ジョーカーズで動きに安定性を与えてくれるカードなんてなく、辛うじて採用できるカードはプレリュードのみであり、そのプレリュードもニヤリーゲットが無くなったせいで不安定さが目立ち、ミクセル系及び呪文メタで腐りやすいことも考えると、以前のように4枚採用なんてことはあり得ないです。ですが、盤面を除去しながら攻撃するデッキでジョラゴンと同速ないし、ジョラゴンより早いデッキ及び、小型クリーチャーを展開することが裏目になるデッキには絶対に必要なこともあって2枚は採用しても良いだろうという話になりました。

加えて、初動の安定化以外のアプローチでネックとなるジョーカーズと剣に対してどうやって差を付けるのかという話になり、ザブンプルの増量という結論を出しました。実際引けた試合は有利になるのは目に見えて分かっていたのでかなり妥当な結論だったと思います。

実際に赤青バスターと軽く回して良い感じで勝ち越せたので大枠は出来ました。
後は受け札のバイナラドアとジョバートの比率を考えるだけといった感じです。25さんはジョバートよりも軽いコストで、素出しを視野に入れることの出来るゲラッチョ男爵を推していたので、それも試さないとなーと話をしつつ、ゲラッチョとジョバートの部分だけ違う構築でミラーのスパーリングを始めました。
25さんの引きが弱すぎて、勝ちが自分に偏り、機嫌が悪くなったので25さんが帰宅しその日の調整は終了。
この日はマラかっちつけてtakiさんの意見聞いたり、かくたすさんの意見聞いたりで自分達の理論が間違ってないか確認作業も出来たのも良かったです。

『ジョラゴン』
4 x ジョジョジョ・ジョーカーズ
4 x ヤッタレマン
4 x ガヨウ神
4 x ジョット・ガン・ジョラゴン
4 x キング・ザ・スロットン7/7777777
4 x アイアン・マンハッタン
3 x ポクチンちん
3 x パーリ騎士
3 x 波乗りザブンプル
2 x 戦慄のプレリュード
2 x ジョバート・デ・ルーノ
2 x バイナラドア
1 x ゼロの裏技ニヤリー・ゲット



8/10(金)
前日にITSUKIさんの車で金沢入り。おいしい刺身を堪能しつつ、デスザークかジョラゴンかの2択で揺れる。
ただ、実際に当日に当たるであろうジョーカーズにはサイコロプスが3~4枚採用されてることが予想でき、デスザークを使う上では少し懸念材料にはなりそうだった。

調整段階でジョラゴンがブライゼシュート以外に大きく勝ち越すことができるのは目に見えていたのでジョラゴンを最終的には選択。感覚とか好みではなくデータを信用することにしたってわけです。

それとジョバート1枚をバイナラドア3枚目に差し替えました。理由はバイナラドアがトリガーとして信頼できるという部分が一番大きいのですが、それと同時にジョバートでなければならない理由があまりなかったからです。
アンタップ能力というのはジョラゴンの攻め方に幅ができるため、ブライゼのSSTケア等に非常に優秀なのですが、基本的にはスロットンでも代用が効きます。ただチェンジザダンテのメメントを乗り越えるためにどうしても必要な場面があったりもするので0枚にも出来ないと思い1枚は残すことにしました。




8/11(土)超CS当日
ということで長かったようで短かった調整も終わり本番。
後日、対戦レポートを記事にする予定なので今回は結果だけ。

自分 予選7-0 本戦1没でTOP128(ジョバート1バイナラ3)
25  予選5-2(ジョバート2バイナラ2)
カイザ 予選3-3(ジョバート2バイナラ2)

他にも京都勢が数人似た構築を使いましたが大体皆予選落ち。

ただカレーアイス君が自分が上に載せたデスザークを使って予選6-1で上がっていたのは嬉しかったですね。128で散ってしまいましたが・・・・

反省点は特にはなかったけど、わざわざ時間を作って調整してとことん詰めても128にしか入れないのかというのが正直なところ。まあ良く言えば時間さえかければ128には入れるよって事なのかもですけど、本音はもっとデュエマしたかったし、出来ると思ってたので残念。

まあでも、普段会えない人とも会えたのは良かったですね。ろーず君とも会えたし、松川組は相変わらず周りを巻き込みながら騒いでて面白いし、自分が松川CSに出ずにタイムスリップドラフトしてたら自分の身代わりにパタさんが松川に巻き込まれてたのには笑ってしまいました。本当申し訳ない。
(自分はタイムスリップドラフトでボルバルザークに殺されました)


超CSをチラーっと見てた感じと人から聞いた話でいくつか面白いなと思ったデッキがあったんですけど、一番はセイントキャッスルが入ったゲイルでした。2t目に13500のブロッカーのデデカブラが出るから絶対バスターにも勝てるぜ!!



最後に
超CSお疲れ様でした。
超CSまでの調整とか相談に付き合ってくれた皆さんに今一度感謝します。本当はそれに報いるために結果を出したかったんですけどね。
一応予選は上がれたのでもう暫くデュエマは良いかなー。レン様のデッキも発売されることだしヴァンガードでも始めようかなーなんて。


・・・・・・・・


そういえば来週おやつファイナルだ・・・・

折角の大きな舞台なんで、今回以上にいいデッキを作って望みたいと思います。

そういえば、超CS本戦1回戦のカバレージに登場します。良かったらそれも見てください。


今回はこういう風に時系列に沿ってどういう調整をしたのかを書いていったんですけど、正直失敗でした。書きたいことが多くなりすぎてしまうこと、内容が重複する部分が出てきてしまうことなんかが原因だと思うんですけど、皆さんはどうでしたでしょうか?もし宜しければ、書き方への感想として、もっとこうした方が良いよとか、こんな書き方が見たい等ありましたら、twitterでもブログのコメント欄にでも書き込んでくださると嬉しいです。
では今回はここまでです。長めの記事でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。




50音順で登場人物を紹介します!(敬称略)
ITSUKI 車移動でお世話になりました。
うどん  ミスプラの人。最近vaultでよく勝ってる。
カイザ  Eurekaの人。スパーリング面でよくお世話になる。
かくたす 辺境紙妖怪。とても強い。
ぐってぃ 社会人なので普段は忙しい。ループ全般の理解度が高め。
taki     vaultでは九条カレン。環境構造への理解が早い。TSKの教祖。
dotto   去年の全国一位。行き詰まったら頼ってた節がある。
25    ミスプラの人。構築面で理論を組み立てるのに一番お世話になった。
るの   Eurekaの人。オプル大魔神。えっち。