前回のRETRON5と同じ方法でレトロフリークの遅延を検証します。
今回もスーファミのスト2で検証します。


レトロフリークにはv1.1のアップデートで「オーディオレイテンシー低減機能」が追加されました。
それにより音声遅延が低下したとの情報なのでそちらも検証します。 

■  低減 OFF

off 
実機が3.95秒に再生されているのに対し、レトロフリークは4.04秒に再生されています。
音声の遅延は0.09秒RETRON5の結果が0.1秒だったので、誤差のレベルですがレトロフリークの方が遅延が少ないようです。


■オーディオレイテンシー低減 ON

on
実機が2.14秒、レトロフリークが2.20秒に再生。
音声の遅延は0.06秒と結果が出ました。

録音した音声をyoutubeに上げました。
遅延が明確にわかると思います。


結果

オーディオレイテンシー低減機能により音声遅延が低下することが確認できました。
公式には通常の1/3に低減と表記されていましたが、1/3低減される結果となりました。
今回はスーファミソフトでの検証だったので機種によって違う結果が出るのかもしれません。

音ゲーなどプレイする時はオーディオレイテンシー低減機能をONにすると良いかもしれません。
ただし音質は下がります。しかもGBAソフトはびっくりするほど音割れしますのでリズム天国などをプレイしたい
ユーザーは次のアップデートで改善されるまで我慢が必要そうです。
アップデートで改善されました。遅延を気にする人はオーディオレイテンシーをONにしましょう。

次回
、コントローラー遅延について検証します。