今日はインノット温泉(Innot hot springs)に行く!

今いるイニスフェイルから内陸に120kmの地点に
インノット温泉はある。
約1時間30分のドライブだ。


明日には、最終目的地のケアンズに入る予定だ。
ケアンズに入る前、インノットに向かう前にパロネラパークに
行くことにした。

2日間お世話になったミクに挨拶がしたい!

インノットに行く前にパロネラに立ち寄った。



ミク、発見!

 「今からインノット行って、明日ケアンズに入るよ。
  2日間いろいろありがとう!楽しかったよ!
  ワーホリ、がんばってね!」

すると泣きだすミク・・

そんなつもりで言ったんじゃないんだけど・・。


その涙に感動した俺とナカジ。

ハグを交わしてしてサヨナラを告げた。

たった2日間でハグを交わして涙を流すようなお別れに
なるのも、日本から遠く離れた地で、同じワーホリという
目的を持った日本人同士が出会うという、何か特別な
この感じが、そうさせているのかもしれない。

去り際に車の窓を開けて
 「ミク、ありがとーーー!」
実はこの時、初めて呼び捨てで呼んだ。
それまではミクさんだった。






パロネラパークを後にした俺とナカジは、
しばらく余韻に浸りながら温泉に向かっていた。

「俺ら何かしたかな?」
「まさか泣くとは思わんかったなぁー」
「なんかイイことした気分やね」
「こういう出会いもワーホリの醍醐味やね」





何もない道を内陸にひたすら走る。

途中、風力発電の風車と草原が綺麗な景色の
場所を通りかかったので車を停めて休憩。


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小雨が降っているのが残念だ。
温泉は大丈夫かな?





パロネラを出て1時間半ほど、
インノット温泉に到着!

ネットで見た看板も見つけた!

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 趣があるレトロな看板 

実はこの温泉、看板のように川に浸かる。

この温泉にわざわざ120km運転して来たのは
自分たちで川岸を掘って温泉を作るという、
この企画的なスタイルに惹かれたからだ。



ところが、その温泉が湧くという川をいざ見てみると、
ここのところ続く雨に、ハリケーンの影響だろう、
水は濁って、川岸がなくなっていた。


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ある程度予想はしていたが、テンションは下がる。

どこを掘ればいい!?

水着に着替えた俺とナカジは小雨が降る中、
川に入った。


足をグリグリひねって水底の砂を掘ってみた。
かすかに温かい・・


確かに温泉はある! 

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まず土手を作った。
川岸が無くなった川で、いくら掘っても、
温泉は流れていってしまう。



なんとか完成したのがこれ ↓
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お尻と背中が、かすかに温かいぐらい・・
とても満足のいく出来ではないが、
ここに至るまでの過程は楽しんだ!


川向こうを見ると、ネットで見た源泉タンクを発見。
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源泉タンクに望みを託し、
腰まで水に浸かりながら、反対岸まで渡った。



ん?

温かい!

源泉タンクから溢れ出す温泉が冷たい水に混ざって
流れ出ている。

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熱っ! 冷たっ!  熱っ!熱っ!     冷たっ!!
熱いと冷たいの攻防戦。 





自分で掘るのは面倒くさい!
ちゃんとしたお湯に浸かりたい!

という方には
川に併設されたスパ施設で6ドルで入浴することが可能。
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屋外の温水プールと、

屋内には3段階に温度が分けられたスパを利用できる。
手前の一番熱い温泉は、日本人でも十分に
満足ができる温度だった。

オーストラリアに来て1年近く湯船に浸かってない二人
には天国だった!
改めて、自分たちが日本人であることを実感した。

いい湯だった。


風呂を出て着替えを済まし、
売店でフィッシュ・アンド・チップスを購入。

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車に戻り、二人で喰らいつく。
ウマいっ!!



ちょっとワイルドなプチ温泉日帰り旅行を終えて、
今日も昨日と同じレストエリアに向かう。

そして2時間後、再びイニスフェイルに到着。



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ピクルスをツマミに、ミクにもらったワインを飲む。



明日は、いよいよケアンズ!
待ってろケアンズ!



Innisfail (Innot hot springs)
 【本日の走行距離】           242km
 【総走行距離】                7436km