メゾフォルテからあなたへ

ちょっと違う視点から歴史を語りたい。

堤重久「恋と革命 評伝・太宰治」 講談社現代新書 昭和48年(1973年)
表紙カバーによれば、東京帝国大学文学部独逸文学科卒、外務省調査部、大蔵財務協会を経て、京都産業大学の教員という経歴の持ち主である。
堤重久については こちら

表紙カバーによれば

・太宰治が生涯かけて求めつづけ、そのために書き、闘い、そして死んでいったのは、「斜陽」の中ではじめて闡明にし、高く掲げた「恋と革命」とい思想ゆえではなかったか――。数少ない友の一人であった著者は、この思想に殉じた太宰像を熱っぽく跡づけ、弱さのポーズに隠された強さ、男っぽさをあざやかに描き出す。弱者・敗北者として定着しつつある太宰像を大きく書きかえる著者渾身・悲願の評伝である。
*******************************

闡明(せんめい)とは、明らかになる、明らかにする、また明らか という意味だとのこと。
小山清とは対極にあるといってもよいタイプの弟子である。

太宰治は、弟子の人選にはこだわったのかもしれない。
堤重久には「太宰治との七年間」 筑摩書房 1969年
という著作もあって、こちらもたいへん興味深い内容である。

ただ、私が高齢となったからか、女性であるからか、我が太宰治先輩があの戦争の前後に生きて
「恋と革命」をテーマとした、とはとても思えない。
むしろ、その逆を伝えたいように感じられる。

恋に幻想を抱くな、革命に夢を見るのはやめろ

ということではなかっただろうか。


ランキング低迷中につき、ご協力をお願いいたします(汗

人気ブログランキングへ

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村<


001

ツツジは、写真うつりがいいんじゃないでしょうか。

写真は真の姿なのか、そうでないのか・・・・・
真の姿とは、瞬間でとらえるのか一定の時間でとらえるのか。

DSC03149



林芙美子の「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」の出典とされる自らの詩は

風も吹くなり 雲も光るなり
生きてゐる幸福は 波間の鴎のごとく 漂渺とただよい
生きてゐる幸福は あなたも知ってゐる 私も知ってゐる
花のいのちはみじかくて 苦しきことのみ多かれど
風も吹くなり 雲も光るなり

とのことです。(いくつかのバージョンがあるとのこと)

漂渺(ひょうびょう)とは こちら


昨今では、花の命は短くて、があてはまるのは、女性だけに限らないようにも思います。
今までの女性軽視に代わって、巧妙な男女の分断策へと変化しているのかもしれません。


ランキング低迷中につき、ご協力をお願いいたします(汗

人気ブログランキングへ

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村<


001


↑このページのトップヘ