試験問題は、思いがけずの主人からのメッセージのように感じますので
続けて紹介したいと思います。

・国際関係概論1979年後期テスト こちらは手書きのもので問題が長文です。

以下の文章は、日本に原爆が投下される直前の1945年6月、原爆の開発に従事したアメリカの科学者の一部が、日本への原爆投下を思い止まるよう、当時の陸軍長官に提出した報告、いわゆる「フランク報告」の一部である。この文章にはこの1年間、国際関係概論で述べてきた問題のいくつかが示唆的に挙げられている。自分が最も印象的と思った問題をとりあげ、講義に即しつつ、自分の意見を要約しなさい。


「これまで科学者はしばしば諸国民の福祉を改善する代りにその相互破壊のための新兵器を提供することによって非難されてきた。
 しかし過去の科学者は、人類が彼らの益にも害にもならない諸発見から引き出したその利用に対して、直接の責任をとるのを拒否することができた。いまやわれわれはもっと積極的な立場をとらねばならなくなっている。なぜならば原子力工学の開発でわれわれが達成した成功は、過去のあらゆる発明よりもはるかに大きな危険をはらんでいるからである。
 過去において科学は、しばしば新兵器によって可能にされた攻撃に対抗して、その新しい防御手段を提供することもできた。しかし、原子力の破壊的利用に対して、その有効な防御手段を作り出す見通しはない。この防御は世界的な政治機構によってはじめて可能となる。平和維持のための効力ある国際機構を求めて、さまざまな議論がなされているが、核兵器の存在がその議論を極めて果てしないものにしている。
 国際紛争を不可能にするためのあらゆる手段を作り出すべき国際機関をつくりえない場合にも、国家はなお核軍備競争を禁止する特定の国際協定によって、相互破壊に至らざるを得ない道からまぬがれるようにしなければならない。
 ・・・・・核爆弾がこの国だけが全く自由にできる「秘密兵器」としてどとまることは恐らく数年以上は不可能であろう。核爆弾の効果的な国際管理が制定されない限り、われわれの核兵器所有を世界に初めて明らかにした後に続いて核軍備競争が起こることは確実である。・・・・」

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翻訳の文章がわかりにくいですね。
全て参照可となっていて、前の記事のような予め課題を出したうえでのテストとは違っているようです。

原爆の投下に反対した科学者がいた、ということは小さな救いのようにも感じられます。
今でも、アメリカは協定を結ぶことをためらってしまうのでしょうか。
そこには、やはり人種的偏見というものはないでしょうか。

もし、再び東アジアで大量破壊兵器が使われるならば、他国を巻き込んで双方を破壊し尽くしていくことになりそうです。
また、軍の精神的な損傷ということも軽視するべきではないと思います。
以前よりも若者たちは繊細で傷つきやすくなっていると思います。


そして、17歳の少年として主人が見た地獄というものをぜひとも想像していただきたいと思います。
亡くなってもなおこうして訴えたいのですから。



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