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続 祭りのかたち
祭りとは
大勢の人たちの
平穏なる暮らしへの感謝と願いが
凝縮されたもの
世界の子どもたちに、この祭りの思いを届けたい
そう思いませんか。
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家紋について〔１〕
私が若いときに出会った明治生まれの人たちは、ひとりでたくさんの
暮らしに関わる能力を持っていたと今更ながら思い出されます。
古代の人たちは、想像を越えて多くの能力を持っていたでしょう。
もっと時間があれば、さまざまな文書を読んでみたいと思うのですが
もしかしたら有用なものほど目に触れないものとなったかもしれません。
そこで家紋に目をつけてみました。
家紋とは一族の団結を図るとともに、子孫に残すメッセージでもあります。
菱とはよく家紋に使われます。
菱紋については こちら
ヒシについては こちら
昨日、まちづくりのお仲間の方に聞いたら、ヒシの実はおいしいものとのこと。
食べ物に困ったらヒシの実をゆでて食べること
薬効もあるようです。
歴史の中で、さまざまな思惑が働いたのか
植物の名前や働きが隠されてきた、と思うときがよくあります。
毒のあるものがあるものも多いと思います。
しかし、毒のあるものが難病の薬として役に立つのかもしれません。
それほど開発費がかからないと思います。
先人たちの思いが家紋に詰まっている
もし病気や飢餓といった危機に直面するようなとき家紋が救ってくれる
なんだか心強い話ではないでしょうか。
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日本の秘密
これは私たちのまちの自慢の緑道です。
自転車も通ることはできません。
私たちのまちはごく普通の人たちが暮らすまちです。
お金持ちや特権階級のためのまちではありません。
毎日この道をボランティアでお掃除してくれる方たちがいます。
だからきれいな道なのです。
東京の都心の富の象徴のような磨き上げたビルディングと
いうのが日本ではありません。
ここから毎日満員電車で通勤し
子育てをし
年老いて痛む足をひきずりながら散歩をする
ごくふつうのまちの暮らしを大事にする人たちがいる
そういったことが日本では隠されています。
有り余るお金をばらまき、物を買占め、
他の国の人たちの仕事を奪い
意味もなく時間に追われて
他人の気持ちを思いやることを忘れている
そういった人間ばかりではありません。
日本はまだまだ隠していることが
たくさんあるのです。
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住宅の低層化を
何か必要なのかということが行政の側がよくわからないのではないか、と
思うことがある。住民の方も発信していくということが大事だと思う。
私たちのまちでは、階段があちこちにある。
また、５階建てのマンションでエレベータがないという建物が多い。
高齢者にとって４、５階はきつい
外付けでエレベーターをつけようとしても難しい構造である。
築２０年を過ぎ、売りにくい物件となっている。。
例えば自治体が買い上げて、市営住宅とするとかできないものだろうか。
１棟ではなく、１戸ずつとか。
あるいは低層と高層の交換といったことをまちづくりの組織と共同でするとか。
その一方でこういった将来を考えていない建物ができないようにする、ということ
も必要だと思う。
子どもを育てる場合でも、高層でないほうがよい。
火事や地震などの災害が起こったときには、高層ではとり残されてしまう。
さらに、解体するときのリサイクルを考える必要がある。
昨今の建築確認についての混乱をみるにつけ、住宅政策の貧しさを感じる。
耐震偽装事件はおそらく防げたはずであったと思う。
マンションでの孤独死を防ぐには、いろいろな手立てが必要だと思う。
まず住宅について高齢化社会への準備をするべきだと思う。
日本の再生を！⇒ 
目標は１位です。
 考える力・気づく力 |
賽の河原で
まちづくり交付金なるものが道路特定財源から千億円ほど支出されていると聞いて唖然とした。
私がまちづくり活動に参加したのは、このままでは高齢化でまちが崩壊していくと思ったからなのだけれど、まちづくり交付金は高齢化社会を想定して使われているのだろうか。
http://www.toshimirai.jp/index.html
穴が開いた側溝では子どもや高齢者がケガをするだろう。
30年先など考えずに建てたマンション群の町並みには高齢者や子ども、あるいは災害への配慮が感じられない。
りっぱな道路をつくっても高齢者のためのバスは走らない。排気ガス汚染対策はとられない。
救急車が立派な道路で遠距離を走るより、地域の病院の整備が必要だろう。
張り巡らされた電線や狭い道路での電柱はどうにもならないのだろうか。
高圧線の送電線は大きい顔で道路の傍らでのさばっている。
電力の送電によるロスはかなり大きいのだとか。原子力発電だ、今でも高い電力料金の値上げだと、電力会社は国を崩壊させようとしているかのごときである。
私たちはこのまま賽の河原で石を積み上げているわけにはいかない。
賽の河原を緑あふれる美しい景色に変える方法を探らなければならない。
日本の再生を！⇒ 目標は１位です。
考える力・気づく力 |
高齢化社会の透視を
先日、横浜へ出かけた。
電車の乗り入れによって、池袋から横浜まで乗り換えなしで行けるのは
ありがたかった。
けれども横浜駅は、これが横浜の駅かと思われるほどであった。
足元注意の注意書きがあちこちにある。
階段も歩きにくく、エスカレーターもない。
それに引き換え、道路はよく整っている。
政治家や自治体の職員は車に乗っているのだろうか。
立派な駅舎である必要はない。
高齢者にとって、わかりやすく安全な駅であるべきだと思う。
どこのホームでもいえることだが、寒いときや風のきついときのために、
風除けや待合所をもうけることはできないものだろうか。
それとも、高齢者にそこで事足りるやさしいまちをあちこちにつくって、
格安に住めるようにする構想でもあるのだろうか。
高層ビルの上層階が空き家となって、補修のされない広いだけの道路を
車は走らず、多くの年老いた人間たちが痛む足を引きずりつつ行き交う、
若者たちは外国へ出稼ぎにいくしかない日本がすぐそこまできている
のかもしれない。
横浜・関内
とりわけ政治には想像力が必要だと思う。
道路だ、高層ビルだといって、多額のお金をつぎ込み、高齢化社会への対策を
なおざりにするのなら、将来、年老いた元政治家は肩身のせまい思いをし、
顔を隠すようにして暮らすことになるだろう。
思考停止の日本を何とかしよう！⇒ 目標は１位です。
考える力・気づく力 |
温暖化対策について
各国の思惑があるうちは、実質的な温暖化対策が進むわけがないと思います。
また、地球の温暖化が歴史に見られるような変化なのかそうでないのか
見極める必要があると思います。
もちろん、地球をいろいろな汚染から守る必要があります。
それには、ひとりひとりが子ども達にこの地球を引き継ぐのだという自覚を
もって取り組むべきだと思います。
電力消費や車の使用を控えていく。
緑化を種類を考えて守り、進める。
途上国の事情を最大限考慮して、技術的な支援をする。
価値観の押し付けによる支援は、むしろ逆効果ではないでしょうか。
あるいは企業のイメージアップのために、といったことは
長い目で見れば反感を買うと思います。
たとえば、自然豊かな日本の景観を映像で見てもらう、
ブログなどで、ごくふつうの国民の暮らしや住環境、あるいは考え方など
を紹介することが大事だと思います。
椿峰まちづくり協議会： http://blog.goo.ne.jp/dorci
環境問題でも、まちづくりは必要です。まちづくりにどうぞご参加を。
自分たちで地球の環境を守りましょう。
漂泊への憧れ
先日、まちづくりでご一緒の方たちと話をしていて、気がついたことが
ありました。
子育てでも、おもちゃの興味などの男女差を感じましたが、老後の過ごし方の
希望についても、男女差があるのでは、ということです。
どうも、男というものは漂泊願望があるらしいのです。
西行や芭蕉が根強い人気を保つのはそういう面があったのか、と思います。
動物のオスたちが漂泊する、あの名残のさらにしっぽのようなものを引きずって
いるんだ、うーむ。
確かに長年の仕事でがっちり組織に組み込まれていたら、あるいは家庭でも
気をつかって暮らしていたら、老後ぐらいは自由に羽を伸ばしたい、
となるでしょうね。
まちづくり活動で孤独死を防ぐにはと、あれこれ考える前に、よくよく観察が
必要なのかな、と思います。
女たちは、どちらかというと、氣の合う仲間とおいしいものを食べて茶飲み話で
老後を過ごしたいと思っているようです。
おしゃべりしていると、あれこれ健康についてとか、福祉についての情報とか、
理想的な亡くなり方の例まで見聞できますし ・・・・
かなりの男女差がありますね。
何が必要なのかを考える
教育、環境、共生、循環といった抽象的な言葉をつなげてみても、
はっきりした未来は描くことができないのだと思う。
今、この季節に気づかされることは数多くある。
人間にとって森というものが考える以上に重要なのだと思う。
形、色、香り、光、空気、さまざまなものが脳を刺激する。
ウィーンで暮らしたとき、大家さんが森の散歩に連れて行ってくれた。
雑木林を歩きながら 「ルフト、ルフト」と深呼吸を促された。
住んでいるところも樹をたくさん植えているにもかかわらず、である。
子どもを高層マンションに住まわせ、休日に出かけるところが
人ごみのイベント会場では、もっとも必要な想像力が育たないだろう。
新鮮な空気が必要である。森を守り、水を守る必要がある。
車の使用を最小限にする必要もある。
子育てによい環境で若い人たちが働けるようにするべきだと思う。
目先の欲で自然や多くの人間を犠牲にするということに鈍感であっては
ならないと思う。
日本をリードする人たちが、ゴルフでものを考える力を得られるとは思わない。
森を破壊したせいで、今、この日本が苦しんでいるのではないだろうか。
狭山湖・多摩湖近辺の雑木林を子どもを連れて歩いて見ませんか。
自分にとって何が必要なのか、きっとその答えが頭に浮かぶでしょう。
こちらの写真もどうぞ。
椿峰まちづくり協議会ブログ http://blog.goo.ne.jp/dorci/
お助けマンの活動から
まちづくりで今、お助けマンという活動をしている。
もと看護婦の７０歳を過ぎたひとり暮らしの方が自分だったら
こうした組織がほしい、といって作ったものに加わっている。
無事の確認や病院の送迎や託児、電球の取替え、部屋の模様替えなど、
２時間程度でできる簡単な作業を窓口に申し込んでもらい、登録したお助けマンが
出かけるといっったもので、料金２００円をまちづくり協議会にいれる仕組みの
まったくのボランティアである。
半年を過ぎたばかりではあるが、いろいろなことがわかってきた。
２５年ほどの歴史をもつニュータウンで、まだそれほど手助けを必要とする
人たちは少ない。けれども介護保険ではできない細かなことをなんとか
助け合っていく活動は今後必要になるだろう。
若い人でも一人暮らしの人が病気になったとき
子どもがいても多忙なときや家族での人間関係がよくないとき、どうするか。
線引きというのが難しい。
安い、手軽な便利屋さんだと思われるのはちょっと悲しい。
旅行に行くので水遣りを、というケースもある。
ただ、助けようと思って集まってきた人たちと話をすることは心地よい。
線引きなどせずに、この心地よさで、少しずつ身勝手さというものを取り除いて
いければ、と話し合っている。
まちづくりでは、すぐ表面的ではない会話ができる・・・・お勧めです。
人間の力
身につけたものから力を得るということはよくあることである。
とくに、手の込んだ着物を着たりすると、元気が出るような気がする。
デザインを考えた人、糸をつむいだ人、染めた人、織った人、縫った人
それぞれの思いが力を与えてくれるのだろうか。
秀吉もそういったことを考えていたのではないだろうか。
今まであまりよくわからなかった安土桃山文化というものに興味がわいている。
さて、私が参加しているまちづくりの活動では、カレンダーを売って
活動資金にしている。
航空写真の地図に何人かで手分けして彩色したまちの地図を載せている。
不思議な力を感じないだろうか。
人間の力というものは、多くの人間が関わることで不思議な力を生み出すような
気がする。
来年のものは、まちの桜の木の紹介をしていて、もうすぐできることになっている。
よかったら、お買い上げ下さいね。
そしてまた、アメリカの中間選挙には多くのブロガーたちの思いが届いたとも
聞いている。
小さな力でも集まれば大きな力を生み出すことができるのだと信じたい。
介護について
幸い、両親が元気なので介護を経験しないできている。
先日、主人が体調をこわし、２週間ほど寝たきりになった。
体調が悪いので、よりいっそうわがままになり、
私の仕事もできなくなり、忙しい息子達にも何回か帰ってもらった。
こんな小さな体験でも大変な思いをする。
いま、介護をされている方々のことを思うと
何が必要なのか、何ができるのか、を地に足をつけてと考えたいと思う。
調べてみたら、しっかり介護をされている頼もしい方々がいる。
http://www.tcn-catv.ne.jp/~moreri/index.html
なんといっても、情報やつながりが大事なのだと思う。
働きながらの子育てにしても介護にしても、身の回りからの
情報では限界がある。
よりよいノウハウを求めることができるように、情報を積み上げていって
重圧でないものに変えていく必要がある。
地域でのつながりも実のあるものにしたい。
ヘルパーの資格のある人たち、介護の経験ある人たちが、
どんどんまちづくりに参加してくれたらと思う。
また巡り会わせで、必ずしもよい関係ではなかった人を介護すると
いうことはたいへんなことである。
介護者の精神面でのケアも考えるべきだと思う。
ネットで、そういったことも気軽にできるかもしれない。
政治への発信を効果的にしていくためにも、
介護体験をおおいに語って欲しいと思う。
所沢を語る
子育てにいい環境を、と思い、所沢に引っ越してきて２４年が過ぎた。
家の売り買いをするので、宅地建物取引主任なる資格までとって
力んでいた若い頃が思い出される。
どうしても地方の出身者は便利さよりも自然環境にひかれてしまう。
狭山湖や多摩湖には歩いていけるし、子供たちにとっては
虫取り、あちこちにはりめぐらされる迷路のような農道、さまざまな植物が
魅力だったはずだ。
地元の人たちの多少無愛想なところと、海産物がいまいち、というのが
不満といえば不満だったのだけれど、災害には比較的強く、暮らしやすい
ところではないかと思う。
川越高校や所沢高校は自由過ぎて、いわゆる受験実績は同クラスの高校に
比べて劣るのだが、音楽のコンクールなどで活躍している。
今年、所沢メンネルコールという男声合唱団（中高年の方たち）の発表会では
所沢ミューズの大ホールの席がほとんど埋め尽くされた。実力も相当なものである。
また、楽器製作の工場があちこちにある。
音楽のまちとしてのイメージづくりが可能のような気がする。
都心まで1時間だけれども、地方都市、これがよいのかもしれない。
ひとりひとりがつながりを求める積極性もあると思う。
所沢のようなところで、まちづくりが盛り上がれば
楽しく日本再生のお手本になるのではないか。
人の恵み
ある年代になると、自分の人生をふりかえって、時間の重みを
感じるようになる。若かったとき、なぜ、あんなに時間を浪費したのだろう。
時間はお金よりも貴重だ。
ベラスケスが宮廷の時間の浪費につきあわないで、あと、せめて5枚の絵を、
と思う。問題の解決には、まず、時間について深く考えるべきだ。
まちづくりに参加して、いろいろ学ぶことがある。
�々埓�も各個人も家の住居表示をきちんとしてほしい。
探すのに大変な思いをする。
�△泙舛鼎�りが必要なことはよくわかる。でも時間がないから、しっかり組織が
できたころに参加したい、という人が大半だ。
もしかしたら、その猶予がないのではないか。
�Ｅ群爾蠅呂笋瓩童気�役人には、まちづくりに参加してほしい。最適である。
ただし、上下関係はなし。きっと果たせぬ夢もかなう、かもしれない。
�ぅ法璽箸諒�々もまちづくりに参加してほしい。若い人の感性が必要だ。
�イ△量蟻婿箸い箸い錣譴覦賚△諒殕椹楡澆覆匹發泙舛鼎�りの一環と考えて
おおいに有効活用すべきだと思う。
人の心はお金では買えない。人の心は時間ならば買えるかもしれない。
「愛」を時間を使って定義してみる。
時間を共有したいと思う心、またはその対象のために自分の時間を与えたい
と思う心のありようを愛という。
おそらく、自分の時間を他人のために使うならば人を動かすことができる。
日本は人に恵まれている。それほど多くの時間でなくてもよい。
少しずつ出し合えば、暮らしやすい社会になるような気がする。
まちづくりについて
なにぶん暗い時代のことだから、そのことがらを書き綴っていくのはつらい。
ここで、ちょっと「まちづくり」にふれてみたい。
地縁という言葉がある。縁とは説明が難しいが、そのもので納得できる意味を
もっている言葉だと思う。縁の不思議さを折にふれて感じるからだろう。
まったく知らないもの同士が出会って暮らしを共有する不思議。
暮らしを心地よいものにしたい、あるいは災害から守りたい
という気持ちをひとつにしていくことができれば、何かの可能性が生まれるの
ではないか。善きつけ悪しきにつけ大勢の人の気持ちがひとつになったとき、
時代は動くのだから。
田村 明 『まちづくりの実践』 岩波新書 １９９９年 から
・人類の未来への見通しには靄がかかってきた。だが、人類が消えてしま
わない限り、生きることに値する「まち」を目指す「まちづくり」は終わることは
ない。国家という枠組みは色合いが薄くなってくるだろう。だが、一人だけでは
生きられない人間は「まち」をつくってゆかざるをえない。「まち」は国家の
統廃合や国境の変動にかかわりなく存在してきたし、未来へ続くものである。
未来を考えるとは、まだ見ない未来に生きる市民との対話をすることである。
それはロマン溢れるものではないか。また、過去の懐かしい人々との対話も
できるだろう。
「まちづくりの実践」は過去から未来への時間のなかの現在として行われる
ものである。一人の小さな人間も、｢まちづくり」を通じて、心は空間的
時間的にも無限に広がることができるし、そのなかに自分の小さな位置を発見
することもできるだろう。
