競技

2015年06月13日

徒然。

はいはい。

久しぶりに開催された「なんちゃら選手権大会」。
今年は忠類で開催でした。

初開催の会場なのに雪解けからの準備期間も短いし、
諸事情からフロントラインに立ってアレコレ出来ないし、
これまた色んな事情で絶対に失敗出来ないしで大変だったようです(笑)。

まぁ今回しくじってたら以後の選択肢は2つ。
・開催を止める
・計測にアホみたいに高い某マトリ○クスを使う

開催止めるのもアレだけど、今回の総予算が吹っ飛びそうな額が予想される計測ってのもありえないよねぇ。
どうやって大会回すんだよ。
コース作製から大会運営まで全部ボランティアかよ(笑)。

で、
今回の大会、開催してみて問題が無かったわけじゃない。
一番問題なのは北海道支部のポイントが与えられない扱いだったこと。

全日本にも繋がらない、しかも「コレって何て種目だったっけ?」ってなるような某大会にはポイント付くらしいのにねぇ。
まぁ全て私が悪いってことなんでしょうねぇ。北海道支部的には(笑)。

んで、
折角だからココにも噛み付いておくよ(笑)。
確か女子ユースの全日本チャンピオンとか居るみたいなんだけどねぇ。
目が無いのか、耳が無いのか、文盲なのか知らんが「強化」ってロードとトラックだけなんだなぁ。
まぁ正直個人的には「こっち見んな!」って気持ちも有るんだけど(笑)、選手や家族やチームはどう思ってるのかねぇ・・・。

ほいで、
このままで良いとは思っていないけど、連盟絡みの大会等で私がフロントラインに立つことは無いだろうから他の面々に頑張ってもらうしか無いかな。
今回の選手権大会を開催に漕ぎ着けさせたように。
もちろん暗躍はするつもりだけどね(笑)。

いずれにしても現役のオリンピアンが居る種目なのにこの対応ってのは無いなぁと。

モッチャンが去った後の北海道支部を考えると寒気がする51歳(笑)。

と、いうことで。

ではでは。





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2014年06月25日

ORG。

何をもって成功とするのか。
何をもって失敗とするのか。

何をもって正しいとするのか。
何をもって正しくないとするのか。

きっと「成功だった、正しかった」って思っている人の「基準」ってのは、
おそらくは多くの人々にとっては「地下」だ。

反省しないから前に進まない。
前に進まないから20世紀なまま。

私自身は決して交わることは無いだろうが、
「あぁはなりたくない」って見本として心に刻み自戒するよ。

「そんな人」が居ないと成り立たないものに関わっている多くの人達の苦労を考えるとき、
本当に明るい日はやってくるのだろうかと思う。
またその多くの人達に彼らの基準をどう思うか訊ねてみたい。

「成功だった、正しかった」って思っている人の「基準」ってのが、
多くの人にとっての「地表」に出てくることを祈るよ。

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2013年09月21日

脱。

はいはい。

GPミストラルがAJ○CCから離脱したのは7月末。
まぁ12−13シーズンのエントリーが多かったんで「調子に乗って」飛び出したんでしょうなぁ。
AJ○CCのポイントって後ろ盾が無くても同様のエントリー有れば良いですねぇ(棒

で、
GPミストラルと北海道選手権は「JECX」ってワケのわからない枠組みでのレースになった。

何がワケがわからないかってJECXでも東北はAJ○CC離脱しなかったから、同じJECXのレースなのにカテゴリー分けが2つになってる。

・AJ○CCのカテゴリー分けはこんな感じ
http://homepage3.nifty.com/cyclocross/kisoku.html

・JECX(っていうかGPミストラル)のカテゴリー分けはこんな感じ
http://jecxtour.com/info
※あまりに見づらいので直接PDFダウンロードした方がいいと思うわ(笑)
http://jecxtour.com/wp-content/themes/twentytwelve/2013jecxguide.php

私があんまり意欲的に見てないからかもしれないけど、コレをバリっと理解できる人ってスゲーなと。
少なくとも私はこの表を見ながらでも名簿を振り分けるのは難しい。

んで、
正直GPミストラルやJECXがどうなろうが知ったことではないのだ。
どうでもいい。

でも、コレに巻き込まれた北海道のライダーはイイ迷惑なのだ。
それはJECXのリザルトが全日本選手権や世界選手権出場に関して、全く参考にされないから。
AJ○CCが認めたレースのみが対象。
http://homepage3.nifty.com/cyclocross/jcx.html

自虐を込めて書くとシクロクロス北海道選手権大会ってのは、どりでのDH北海道選手権大会同様全日本や世界選手権と繋がらない大会ってこと。
ただのローカルレースだってこと。

HCF及びSCF(旧道央車連)はこの部分をキチンとライダーに説明するべきだと思うけどね。
北海道選手権大会の今までのエントリー数からいって、AJ○CCよりも細分化されたクラスで競技は成立するのかね?
まぁ成立しなくてもいいのか、ローカルレースだから(笑)。

上記を理由に今季はシクロクロスの北海道選手権大会は開催されないと思っていたんだけど、やるみたい。
やらなかったら、どりでで2戦くらいやるかぁって思ってたけど杞憂だったわ。
(ある意味開催される方が憂鬱だったりもするが)

と、いうことで。

ではでは。

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2013年05月22日

線。(その3 競技篇)

はいはい。

日本のスポーツってのは「頂点スポーツ」って思想が根強い。
オリンピックを頂点にした考え方ね。

まぁ、オリンピックが「アマチュアスポーツの祭典」だった頃はそれで良かったんだろうけど、
今はプロが仕切ってる「スポーツ世界一決定戦」になっちゃってるんで、頂点スポーツってのは有名無実になっちゃってる。

で、
今回はその競技について考えてみますか。

私は生粋の道産子なんで、内地の事情は良くわかりません。
故に北海道を中心にアレコレと書いていきます。

自転車競技始めるきっかけって何でしょう?
まぁ色々なんでしょうけど、私はヒドイ渋滞をすり抜けていくママチャリを見て
「もう少しまともな自転車だったらナマラ早く着くんじゃね?
ってことは早起きしなくてもいいじゃね?」
って思って6段変速、700C、フラットバーの当時「フィットネス」とカテゴライズされていたフラットロード買ったのが始まりでした。

すぐに持って生まれたスピードジャンキーが顔を出し、自転車店で「もっと速くするにはどうしたらいい?」と言い出しドロップバー化を勧められ、それ以降どんどん悪化。
当時乗っていた英国車が思いの外高く売れて、欲しかったロードレーサーを購入。
当時追分町で開催されていた「追分メロンカップ」なるロードレースに誘われたのがレースに関わるきっかけでした。
ちゃちゃき24歳の初夏のことです。

んで、
本題。

最初からバリバリの競技会とかに参加する人は少ないと思う。
親や友人が競技やっていれば、それも有り得るだろうけどね。

とりあえずはローカルレース出てみる。
北海道だとアチコチでロードレースやってるので初心者用下位クラスで走ってみる。
何だか思ったよりも走れなくて悔しかったので猛烈に練習して、次のレースで優勝して昇格。
真面目にやってれば3年有ればエリートクラス。

北海道だとその先はツールド北海道の北海道選抜チームに入って終わりかな。
一部の人は内地のレース出たり、国体出たりもするのかもね。

ちなみにコレは大人の話。
将来プロになったりもしない「あくまでも趣味」の人達の話。

じゃぁチビッコ達はどうなの?
勘違いして将来プロになるかもしれない可能性を持ってる子供達。

親がレースに出てたり、知り合いがやってたり、友達がやってたりしてローカルレースへ参加。
何だか良くわからないけど周りの人が色々やってくれて登録も無事終了。
更に何だか良くわからないけど成績良くて毎回表彰台。
親も何だか良くわからないけど面白くなってきて道内各地を転戦。
まぁ、こんな風景良く見ますわね、ロードでもMTBでも。

ロードだと車連の強化プログラム(というか予算消化事業)に巻き込まれて、トラックもやれ、合宿も出ろ、練習会も走れってことに。
恵まれてますなぁ。
MTBとはエライ違いだよねぇ。
国体の順位で体育協会からの補助金の額が決まるから、レベルアップして上位目指して欲しいわけですよ。
まぁ、その為のプログラムとして合宿や強化指定が機能してるかは別問題ですけどね(笑)。

HCFの事業計画によると「強化合宿」ってのはトラックの強化合宿でロードのは無い。
函館のトラック走ったらロードレースで速くなるんか?
そんなことの前に先頭交代とか集団で車間空けないとかの方が大事だと思うのは私だけか?

毎度言うけどHCFは色々頑張ってると思う。
ただ、それぞれの事業の方向性が一致してないし、情報共有もされてないから選手の役に立っているかは微妙。
ここでも「点」でしかない。
「コレに出て上位だったら、強化合宿参加して、更に次の大会で・・・」とか繋がってない。
場当たり的で、何でもギリギリになってから告知される。
まぁ普通に考えれば「テキトー過ぎないか?」ってことになってることにも中の人達は気付いてない。
「合宿に参加させてやる」「国体に連れて行ってやる」とかって思想は終わってると思うよ。
少なくとも国体とかにはちゃんとディレイラー調整出来るメカニック連れてけよ。恥ずかしいから(笑)。

ここにもキチンとしたフローチャートが有れば良いのになぁって思う。
それが無いばっかりに上手く回ってないし、親御さん達の負担を大きくしてる。

ほいで、
MTBなんかもっと悲惨よ。
悲しくなるくらい。

どりでのレースで楽しくなって調子づいたものの、受け皿が無い。
年に一回のMTB小中学生大会しか無い。

Jなんちゃらの大会でも小学生ってのが有ったりするけど、開催地周辺の子供達(普段レースなんかやってない)用の「イベント」でしかない。

Jなんちゃらって大会で、一般とか初心者とかビギナーとか呼び方はそれぞれだけど消化試合的なレースに「中学生の部」とか「ユース」ってのを混ぜる。
同時スタートで表彰だけ別。
可能ならポイント与えて強化の資料にも出来るし、親御さんも本人も気合入る。

何より全国のJなんちゃらってレースに行くことが当たり前になる。
行けば毎回国内のトップライダーの走りを目にする。
チームの動きや機材を目の当たりにする。
MTBレースをやってる子供にとって、こんな刺激的なことって有るだろうか?

全国小中学生ほどのライダーが集まらなくても毎回20〜30名集まったらどうだろう?
ビギナークラスのレース、ナマラ盛り上がるぞ。
その盛り上がってるの見て「自分も走ってみたい」って思う子供だって出てくるかもしれない。
当然人が増えれば開催地にだって金は落ちるし、わずかかもしれないがエントリーフィーだって増える。

その中から更に勘違いして日本を飛び出すライダーが出るかもしれない。

今までやっているレースにカテゴリーを増やしてポイントを与えるだけ。
ナマラ簡単じゃん。
金だってほとんどかからない。

夢見る夢男は夢を見る。
連盟や協会が見られない夢を見る。

と、いうことで。

ではでは。

(※まだ続いちゃうけどね。笑)





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2013年05月21日

線。(その2 登録篇)

はいはい。

事あるごとに私が言う口癖に近い「失われた20年」。
正確にはもう少しだけ短いけど、長い間って意味では変わらんわ。

マウンテンバイクの競技をするのには「登録」が必要です。
ローカルレースとかファンな大会じゃなくて「自転車競技」としてのマウンテンバイクレース、Jなんとかって付いてるレースね。
最近は「臨時会員」とかって扱いも有るみたいだけど、一応正規だとこんな感じ。

1 都道府県の自転車競技連盟に登録する
2 JCF(日本自転車競技連盟)の「競技者登録」をする
3 JMA(日本マウンテンバイク協会)の会員になって「カテゴリー登録」する

これでやっとスポーツクラスで出場出来ます。
推薦状とかもらってJMAに送って認められればエキスパートクラスから走ることも可能です。

で、
ぶっちゃけ登録するのに全部でどのくらい金かかるのよ?

以下北海道で登録する場合。

1 北海道自転車競技連盟に登録する
  http://www.hokkaido-cf.jp/member/hcf-about-regist2013.pdf
  新規で個人会員として、新規入会登録料500円、会員登録料4,000円、スポーツ安全保険1,850円。
  合計6,350円。
2 JCF(日本自転車競技連盟)に登録する
  http://www.hokkaido-cf.jp/member/hcf-about-regist2013.pdf(1と同じリンクです)
  http://jcf.or.jp/wp2012/wp-content/uploads/downloads/2013/03/hoho0312.pdf(JCFの登録フロー)
  http://jcf.or.jp/wp2012/wp-content/uploads/downloads/2012/12/chirashi1227.pdf(賠償責任保険の概要)
  エリート・マスター共に大人だと5,000円。(賠償責任保険代含む)
3 JMA(日本マウンテンバイク協会)に登録する
  http://www.japan-mtb.org/wp-content/uploads/2012/03/rinfo13a.pdf
  一般会員Bってのがスポーツ安全保険代込みで6,825円。

合計で18,175円。

気づいちゃった人も居るかもしれないけど、HCFとJMAと両方でスポーツ安全保険かかってる。
知ってる人はJMAの保険は蹴れないんで、HCF登録時にスポーツ安全保険かけないで、JMAの使う。
(HCFの登録条件にスポーツ安全保険加入があるので)

もっと気づいちゃった人は「JCFの賠償責任保険も自分のケガでも出るんじゃね?」思ったかと。
でもJCFのは死亡時のみのなのよ。
故にスポーツ安全保険とは違うのだ。

ちなみに登録の順番は、この数字の通り。
全体を把握してないとスポーツ安全保険2口かけちゃうことに。
団体が違えば2口かけられるんだけど、実際にケガした時に2口出るのかはわかんない。
約款サラッと読んでみたけど書かれてない。
別々の団体から請求されれば出るような気もするけどわからん。

仮にHCFのスポーツ安全保険をかけなかったとして16,325円。

んで、
前述のとおり基本的にはHCF登録から始めなきゃならないのよ。

ちなみにJMAもHCFもJCF傘下の団体なのよ。
でもJCFで全部一括で登録することも、HCFで全部一括で登録することも、JMAで全部一括で登録することも出来ない。
しかも簡単なフローチャートが示してあるだけで、初めての人はどうすれば良いのか判らない。

とりあえず北海道だとHCFに問い合わせるわな。
「マウンテンバイクの競技者登録したいんですけど・・・」って聞いても答えられない。
だって知らないんだもの。

実はコレ北海道に限ったことじゃなくて、ほとんどの都道府県車連はマウンテンバイク競技の登録の方法知らないと思う。

だってJMAが都道府県車連に対して「マウンテンバイク競技者の登録フローは以下の通りです」とかってもの与えてないんだもの。
知らなくて当たり前。

単純に年末にでも各都道府県車連の窓口にメールなり郵送なりすれば良いだけ。
・登録のフロー
・登録料
・カテゴリーの解説
・ライセンス発行のタイミング
A4で2枚も有ればこと足りる。

こんな簡単なこともしないくせに「2013年度のJMA登録は6月15日締切です」って脳ミソ湧いてるレベルでしょ。
それでマウンテンバイクの普及振興がお題目ってアンタ(笑)。

一番良いのはどこかで一括で登録出来るのが理想だよね。
少なくとも都道府県車連、JCF、JMAのどこに問い合わせても同じ答えが出てくるのが基本だよね?
でも今は「点」でしかない。
全くと言って良いくらい繋がってないのだ。

登録の時点で既に「線」になっていないヒジョーにお寒い状態なのだ。

と、いうことで。

ではでは。

(※実はまだまだ続くんだけど。笑)

doride at 14:15|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

2013年05月13日

線。

※今回のお題は現行の連盟の活動に不満の無い人は読まなくて結構です。
 特にエライ人達は読まないことをお薦めします。


はいはい。

みなさんの考える組織って「どんな形」ですかね?
丸とか、四角とか、八角形とか(笑)。
単純に図形で捉えた時の形。

多くの人は三角形をイメージするのかなと思っているのですが、どうでしょう?
底辺が広くて頂上が急峻な三角形。

これを日本の自転車競技に当てはめるとこんな感じですかね?
底辺は「自転車を楽しんでいる人達」
中間は「競技にはまった人達」
先端は「真剣に競技に取り組む人達」
頂点は「日本チャンピオン」

で、
今の自転車競技を取り巻く形は三角形ですかね?
底辺の「自転車を楽しんでいる人達」は、ここ数年で劇的に増えていると思います。
その質は別として相当数増えて長大な底辺ですよね。

中間の「競技にはまった人達」も相当増えてると思います。
底辺の劇的増加と比例はしないでしょうが。

先端の「真剣に競技に取り組む人達」は純増分はたいしたことないような。

んで、
自転車競技連盟は競技の普及振興がお題目なわけです。
が、
普及振興ってなされてますかね?

底辺である「自転車を楽しんでいる人達」を競技に引き込むのが普及ですよね?
その手段として日本国中「一律」でされてることってあります?
単純に新規掘り起こしってことですよ。

北海道車連だと小中学生大会とかママチャリレースとかって話になりますよね?
私、これらのレースを否定しませんが何か方向が違うような。
単発の「点」じゃなくて、連続した「線」じゃなきゃダメじゃないかなと。

今日長沼で開催された道新杯を見ていて改めて感じたことは、ライダーが「ロードレースで必須の基礎的なことが出来てない」ってことです。
おそらくは個々の身体的性能は素晴らしいんだと思います。
にも関わらずほとんどのカテゴリーでロードレースになっていない。

例えば先頭が5名で逃げたとして、集団が追えない。
集団走行のスキルの低さは言うまでもなく、追い方を知らない。
ただ個々がスピードアップした塊で動いていくので、見た目だけは集団になってるってだけ。

その塊からこぼれ落ちたライダーは単独走行の一人旅。
追いついて数名の集団になっても数名で走っているだけでスピードアップも出来ない。
単純に一人旅が数名旅になっただけ。
集団じゃない「ただのライダーの塊」。

そのうち先頭が追いついてきて規定周回をこなすことなく降ろされてオシマイ。
コレって楽しいかな?

スポーツで大成した選手の多くが語る「楽しいから競技を続けてきた」って言葉。
その楽しいは世間で考えられている楽しいとは別のものなのだろうけど。
苦しくても辛くても「楽しい」。
それは達成感かもしれないし、仲間や周りの声援に応えられた喜びかもしれないし、自分が考えていたとおりに動けたことかもしれない。
多分、これも個々で違う部分なのだと思う。

一方で楽しくないことはハッキリしてる。
ロードレースだと途中でレースを降ろされる、怒鳴られる、集団なのに自分がずっと引いてる等々。

じゃぁ楽しくないことを減らせばいいじゃないか?ってのが私の意見。

個々の身体的性能をアップさせるのは個人でも出来ることが多い。
でも集団での先頭交代や集団内での身のこなしと言うかマナーと言うかお約束に沿った動きってのは一人じゃ出来ない。
以前はチームで練習して体得されたものなんだけど、ショップに頼らないライダーが増えた今、それには期待出来ない。


通販で初めてのロードレーサーを買った。
それまで乗っていた自転車との違いに驚き遠出してみた。
自分が思っていたよりも速く走れる自分に気付く。
インターネットの検索や、たまたま走りに行った先で出会ったライダーから自転車レースが開催されることを知る。
力試し、レーサーへの憧れ、自分への挑戦、色んな理由でレースに参加してくる。
参加クラスはS−4かS−5。
ドキドキしてスタートして何だかわからないうちに先頭に追いつかれて降ろされる。

次のレースはどうだろう?
テレビやDVDで見た先頭交代をすることも無くレースは終わる。
そして自分の力が足りなかったのだと反省し、また一人で練習する・・・。


これは単純に私の想像。
こんなライダーは実際には居ないかもしれない。
でもこの想像に近いライダーは多いと思う。

こんなの何回か続いたらどうかな?
この一人ぼっちのライダーはレースを続けるかな?

以前はチームやショップが「担ってくれていた」ライダーの基本的な技術。
前述のとおり今はそれが機能していないのは判ってる。
レースの時だけしか集団走行を経験出来ないのに、先頭交代を始めとする集団走行が上手くなるわけが無い。

そこでレースを主催した車連が大会で配布しているプログラムに
「毎週日曜日○○で集団走行の練習をしています。
 座学を1時間程度受講してから走行します。
 集団走行の色々を練習するのが目的なのでスピードはゆっくりです。
 みんなで楽しく練習しましょう。」
って書いたらどうなるだろう?

集団走行の練習は4名も居れば問題無い。
有志を募ってやればいい。
走るのが速くなくても出来ることだから。

会場は農試公園とか前田森林公園とか野幌運動競技場とか、駐車場が確保出来て交通量の少ない道路があるところで。

折角マイナーな自転車競技に興味を持ってレースに出てるライダーを逃がさないでいられれば、ライダーの友達や知り合いも興味を持つかもしれない。
お父さんのカッコイイ走りを見たら子供も興味を持つかもしれない。

個々の練習って「点」じゃなくて、レースに来やすくする「線」を作らないとダメだよね。

今日道新杯に参加した300余名のうち、5年後にレースを続けているのは何人かな?
そう多くはないんじゃないかなぁって今日のJとかS−4を見て思った。

国体やインターハイや選手権も大事ですが、多くのファンライダーを育てる事の方が大事だと思う。
だってライダーが居なければ大会は開けないのだから。
例えは悪いけど養殖を続けないと生簀は遅かれ早かれ空になる。

参加するライダー増えた今だからこそ、やらなければならない。
生簀を空にしないためにも。

と、いうことで。

ではでは。

doride at 02:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2013年03月17日

評価。

はいはい。

昨日バイト先で20代後半と思われる男性社員が40代の女性社員に言った言葉に少しカチンときた。

女性社員は「今夜は家に帰ってフィギュア見るのが楽しみ」って旨の話をしていたのだが、
男性社員は
「フィギュアって何が面白いんですか?」
「芸術性が何とかって言うけど全然わからない」
「人が評価して採点してるのってスポーツですか?」
とか持論を展開。

いやぁ久しぶりにリアルで痛い人だと思った。

評価には「ものさし」が必要でしょ。
タイムを競うものでも「時計ってものさし」があるし、
競技ごとに「ものさし」違うでしょ。

格闘技でも単純に倒せば良いもの、動けなくするもの、規則に載っている技を決めたものってそれぞれの「ものさし」あるでしょ。
それをすっ飛ばして「人が評価して採点してるのってスポーツですか?」って何だかなぁと。

まぁ挨拶もろくに出来ない、脱いだ靴も揃えられない御仁には理解出来ないのもしゃーないかぁ。

同じフロアだか別会社の社員なのが救いだ(笑)。

と、いうことで。

ではでは。

doride at 08:08|PermalinkComments(4)TrackBack(0)

2013年02月18日

相変わらず。

はいはい。

まぁ冬の仕事も落ち着いて来たのでRSSリーダー任せのブログ巡回にも余裕が(笑)。
若いヤツラの戯言に笑ったり呆れたり。

そこで例によって例のごとく展開される選抜入り。
「北海道選抜目指します!」とか、
「道選抜で走れたらサイコーです!」とか。

あのなぁ、
TDHって国際レースに「出場すること」が目標とか夢って何だ?
その先の完走したいとか、1ポイントでもKOM獲る!とかってのは無えのか?

毎度アチコチで言ってるが、
北海道選抜って入るのそんなに大変か?

北海道のエリートって何人だ?
70名くらいで、その中で真剣なの何人だ?
20人くらいか?
その中で5位になれば良いだけだ。

他のチームだったらどうだ?
北海道のエリートのライダーが実業団(BR1)に入れるか?
大学行ったって学連のポイント無かったらTDH出られねぇぞ。

ってことはTDHに「一番簡単に出場出来る」のが北海道選抜チームに入ることだ。
しかもその確率は70分の5以上。
2012の選考レースだったエンガルは57名がスタートだから57分の5ってことだ。

ソコに入るのが夢か?
笑かせてくれるわぁ。

若いヤツラの夢とか目標とかってのはお手軽で楽チンなもんだなぁ。
もう少し先を見ろよ。
最低でも「TDHの完走が目標です!」とか言えよ。
ホント情けなくて応援もしたくなくなるわ。

レースに出るのにスタートに立つだけでイイってなんだ?
レースって走って競うもんだろ?
出場するだけで満足なのか?

運営も志低くてがっかりなこと多いが、選手にも伝搬したか。
まぁいいか。
どんなに簡単に手に入れられるものでも夢は夢か。
そんなガサイ夢を世界の広い波で発信する度胸は買うわ(笑)。

と、いうことで。

ではでは。

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2013年02月07日

ライセンスマニア。

はいはい。

3月3日に帯広でMTB3級公認審判の講習が開催されます。
HCFが何年もやらないから東北海道の理事長がしびれを切らした感じですかね。
前回は数年前に告知だけして「参加者が集まらなかったので開催しません」とかってやらなかった。
私がロード・トラックの2級受けようとした時も「集まらなかったので中止」ってやってたな。

それでいて「ライセンスマニアの方はご遠慮ください」って何だかねぇ。
今車連で活動している公認審判員って最初から「オレは審判でバリバリやるじぇ!」って人ばっかりだったのかね?
私の記憶が確かならば現在旧道央支部の理事長さんってツール・ド・北海道のモトが足りないからって「たまたま」手伝いに来たのが始まりじゃなかったでしたっけ?

私はライセンスマニアが増えれば良いなとすら思うね。
HCF登録してJCF登録して、どちらにも登録費が入るんだよ?
しかも受講者が増えれば赤字にもならない。
資格取得してもレースの手伝い来なくても良いと思うけどねぇ。
毎年やってライダーにもドンドン受講してもらって、一線を退いた後は役員でお手伝いしてもらう。

レースにたいして興味ないけど受けてみて、より競技を理解して観戦とかして「中の人になりたい!」って思う人だって少なくないと思う。

個人的にはライダーにドンドン受講してほしい。
「聴講生」みたいな扱いで公開授業風にやっても良いと思うんだよね。
まぁ、ヤツラはそんなことやらないだろうけど(笑)。

ライダーはいつまでもライダーだろうか?
競技役員は歳を取らないのだろうか?

と、いうことで。

ではでは。

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2013年02月03日

資格。

はいはい。

最近冬の仕事で疲れているのか、外見同様に人間が丸くなったのか毒を吐くことが少なくなりましたなぁ。
このままおとなしくして居られれば、世間的には良い人ってことになるんだろうけどねぇ(笑)。

で、
今日のネタは色々な方面に既に波及しているようなので少し書いてみる。
コレ当事者を糾弾したりする意図は全く無いってことを先に言っておきます。

先日JCFのサイトで出ていた「最新記事」。
http://jcf.or.jp/?p=26006

「なんじゃコレ?」とか思ってググったら出てきたのがコチラ。
http://www.jsaa.jp/award/DP-2012-001.html

ついでに担当した弁護士のこの件に関する能書きはコチラ。
http://mczkk.jugem.jp/?day=20121103

そんで、弁護士が言うところの「JADAの見識有るコメント」がコチラ。(PDF)
http://www.playtruejapan.org/downloads/release/20121102/20121102_JSAA-DP-comment.pdf

まぁ、ぶっちゃけて言わせてもらえば全日本選手権でドーピングコントロールが有るのは当たり前だし、途中棄権だろうがスタートした選手全員が対象なのは当たり前。
もし途中棄権した選手が対象じゃないなら、ドープして自チームの選手を強力にアシストしてゴール前に途中棄権すればドープは露見しないことになる。

こんなことは説明しなくてもわかりそうなもんだ。
国内競技の「最高峰」に登録して走っている選手なら。

でも、今回は「広報が足りなかった」って結果になった。
要するに自転車競技をしている選手達には当たりまえでも、世間的には「それってもっと判りやすくしなきゃダメじゃない?」ってことなんだと思う。

その意見は全く否定しない。
確かにドーピングコントロール対象者の掲示場所が判りづらかったりすることとかもあるから。
でも競技者としてはどうなのかねぇ?って気もする。

ローカルレースにはローカルレースのルールが有るだろうし、国際レースには国際レースのルールがある。
しかも全日本選手権のルールは基本的にUCIルールに沿ったもので世界共通に近い。
自身が国内最高峰のクラスで競技をしていて、世界共通のルールで行われるUCIポイントの対象レースに出ているって自覚が有れば、このJCFの決定に不服申し立てしないだろうし、そもそも結果を待たずして帰ったりはしないと思う。

ホビーレーサーには時間も金も無いことは重々承知してるけど、全日本選手権に出るってことはホビーレーサーであることは関係ないと思う。

まぁいいか、ロードレースはルール知らなくても最高峰のクラスで全日本選手権も出られちゃいますよって広報は十分にされたみたいだし(笑)。

と、いうことで。

ではでは。


※2/3 12:55 一部訂正
 国際レースじゃなくて全日本選手権だったのでレース名訂正しました。

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