日本人にとってのクリスマス

posted in 23:46 2009年12月24日 by dorodorono

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日本人にとってのクリスマスとは、かつて農村で行われていた子孫繁栄を願う祭りと同じような意味を持っている、と思う。クリスマスはけしてキリストの誕生を祝う日ではない。微塵もその意味合いはない。恋人同士が、愛を盛り上げ、子供をつくるきっかけを与えてくれる日なんだと思うんだなぁ。八百万の神としてキリストを祀ってるんでもない。性的な祭りなのでR。リオのカーニバルがあるとすれば、日本のクリスマス!、間違いない。

半落ち

posted in 01:52 2008年08月07日 by dorodorono

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映画をたくさんみるということは駄作を見るということでもある。

そこで今日見たこの映画は、人生で最悪の苛立ちをくれた。ありがとう。

この糞映画、どこが糞かというよりも、とにかく糞、なのである。

成立根拠自体が腐っているからしかたない。

社会問題を書いているようで、お涙頂戴に逃げて、実際の社会問題には少しも向き合っていない。

表面上は綺麗なのだが、その実よく考えると登場人物がやっていることは、自分中心な考え方で、幼稚な自己解決に過ぎない。

仕事後、夜中に家で酒飲んでいるところに、目をキラキラさせた上昇志向丸出しの記者が自分の手柄だけのために現れて、それを家にあげて内部事情を話してあげる人間がどこにいるでしょうか。小学校じゃあるまいし。

妻は息子が死んで悲しいとか言ってるけど、結局のところ、自分が痴呆に蝕まれていくのが恐いっていうのが理由で殺してくれといってるのに、何故かドナーが見つからなかった社会のせいだみたいに問題がすりかわったりする。

主人公の心情を述べればいいところを、いろんな余分な話を付け加えすぎたために、それがかえってあだになってしまったのではないか。

「百万円と苦虫女」

posted in 11:44 2008年07月27日 by dorodorono

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俺も主人公の蒼井優と同じで余所へ飛び出した。

甘い考えとは裏腹に恋人も友達もできなかった。
それから人との関係の作り方を考えて実践するようになった。
難しい事ではなく、相手の中に俺の楽しい事を見つけて多少強引でも楽しもうとする事。
論理的に正しい事なら思ってるとこをさらけ出すこと 。
ラスト、旅に出た蒼井優は次の町では人にちゃんと向かい合おうとする。
嫌な事があっても切り捨てて逃げないように、受け止め根を張っていく決心をする。恋人に二股かけられて惨めでもその土地で生きて行く。
なんでわざわざその土地で?なにがあるの?その土地に。
何もないのにきずいてしまって本当にむなしいから一生懸命愛する人を作っていく。それが俺には結局上手く出来なかった。


ハート

posted in 22:59 2008年06月17日 by dorodorono

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相手の気持ちがわからない。
だって心は千差万別だからだ。

犯罪者について雄弁に語る作家は
犯罪者みたいな心をもっている。

犯罪を思いとどまらせるの規範意識らしい。
家庭環境が悪いと規範意識が育たず、犯罪に歯止めがかからないらしい。

俺は犯罪者の心はわからない。
ほとんどの人の心はわからない。

自分一人の心しかわからない。
でもわかる人もいる。



夕暮れの僕

posted in 00:40 2008年06月16日 by dorodorono

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僕の身体は半分、未だ実家のベランダに座って夕暮れの街並みを眺めている。
そこにいて、親の帰りを待ちながら、学校で起こったことを思い返したりしている。
隣の家で夕飯の匂いがしてくる。お風呂に入る声がする。
夕暮れの涼しい風が通り過ぎる。
街が夕闇に沈み始めている。
ざわめきが聞こえる。
部屋の匂いがする。
誰も僕を傷つけない。
暖かく守り続けてくれる。


今頃家では、母や姉が去った僕を遠く思いながら、あの僕が居た頃と何一つ変わらないいつもの食卓で夜ご飯を食べている頃だ。

僕はあのベランダに未だ居て、今ここに居る僕はどこか無理をしてるところもあるけど、いまここにいる僕は結局僕であり、夕暮れのベランダにいる僕も自分であり、ここにいる僕も、紛れもなく同一人物である。どっちも僕だ。黄色に染まっていく僕も、コンクリートに一人埋没していく僕も。

エレクトロ・ワールド

posted in 22:46 2008年06月01日 by dorodorono

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c85a4448.jpg人影の見えない街を紙袋を抱えて歩いている。

とある建物に入り、装置のスイッチを入れるとドサドサと荷物が落ちてくる。

部屋に戻り、パソコンを立ち上げ、しばらくの間、何か打っている。

しばらくすると一区切りついたのか、伸びをする。

部屋からでて、川辺まで歩く。夕暮れがもう迫っている。真珠色の小川が丘の向こうから流れてきて

平原の向こうに消えてゆく。


部屋に戻りソファにすわり、ビデオのスイッチを入れる。



五感を刺激するような映像が始まる。


かつて人間社会というものは人と人は互いを憎みあい、争いの歴史を繰り返すことを避けられなかった。

なぜなら、人は打算を愛と呼び、無遠慮に受け取ることに歓びを感じ、結果として、裏切られと感じ、

悲しみは怒りに転じ、殺し合いの連鎖が加速していったから。


現代社会はそれ故、人と会う事を法律で禁じている。人と会うことは罪悪である。厳重な処罰の対象となる

業務上どうしても人と会わなければならないときは、法的許可を得てから、しかるべき順序の元にあうことになるが、

用件以外のことをしてはいけないことになっている。


パーンッという銃声がビルの間をこだまする。

窓から見ると、二人の死体が倒れており、それに一人の警官が歩いていくとことだった。

一時の幻想のために法を犯す者達がいることは知っているが、本当に愚かなことだと思う。


純粋な愛というものは映像上にしかない。



ある時、部屋に女が駆け込んできた。鍵を閉め忘れたのだ。現実に耐え切れなくなった弱い人間。おびえたような目をして、顔面は蒼白で、

震えてて、髪の毛はぼさぼさで、粗末な衣服を着て、何かを言おうとしても口から言葉はこぼれてこない。

俺は軽蔑したように目を逸らし、警察のボタンを押した。



朝、めざましで目を覚ました。学生服に着替え、一回に降りる。母親が朝食を用意してくれた。

味噌汁を飲んだ。家を出た。街路樹は初夏の光に緑がうつくしかった。

高校に着いた。同級生の女子がいた。よく僕に話しかけてくる女の子。

勇気を出して俺から挨拶をした。彼女も笑顔で挨拶を返してくれた。

二人で話しながら。教室まで歩いた。途中、階段の途中で手が触れた。

軽く手を握った。顔を見た。こちらを伺うようにおそるおそる見上げてくる顔は風呂上りのように頬が赤くなっている。

僕達は立ち止まって見つめあった。



目が覚めると、朝の光がカーテンの隙間からさしていた。

パンツが濡れていた。夢精していた。早く交尾を済ませて虚勢手術を受けたい。

あと2年もある。それまで、定期的に抜精所に通わなくてはいけない。

今朝の夢は何だったのだろうか。

幸せなイメージ・・・

でもそれはありえない事なんだ・・・



いつものように食料品をもらいに行った帰り、階段を先に上る人影が見えた。

人に会わないようになってるっているのに、たまにこういう風に人に遭遇してしまうことがある。


その階の居住棟の部屋に入るとき、ちらっとその人影の顔を見たら動悸がした。

今朝夢見た女の顔にそっくりだった。なぜか動悸が止まらない。多分抜精所に通うのをサボっていたせいだ。息苦しい。

そもまま部屋に這うようにしてもどってきた。女の顔が脳裏から離れない。息苦しい。

薬を飲んでベッドに横になった。


彼女と夕暮れの教室に二人で残っていた。

机を挟んで彼女と向かい合って話し合っていた。

宿題もそっちのけで。

ドアはしまっている。

ふと目が合うと、彼女ははっとしたように顔が赤くなって、目を逸らした。目が心なしか潤んでいた。

肩を握った。柔らかかった。彼女はびくっとして下を見た。おそるおそる俺のほうを見た

俺は顔を近づけていった。彼女は目を閉じた。彼女のきめの細かい肌は近くで見ると産毛やにきびのあとやそばかすがあった。

上気してるかのように熱さがつたわってきた。



目が覚めると、動悸は落ち着いていた。外は暗かった。

さっきの彼女が入っていったドアが見える位置に来た。

俺はどうしようとしているのだ。部屋をそっと叩いた。

怪訝な顔をしてドアがそっとあいた。彼女がそこからこちらを覗いていた。

その顔をみて何かが心臓を強く撃った。知らない感情が俺を襲った。

懐かしような、切ないような。

彼女は恐ろしいものを見るように俺の顔を見ていた。彼女はドアを閉めようとしたが、俺は靴を挟んでしまらないようにしていた。

「た、頼む、少しでいいから話をしよう」

おびえたような表情をしていたが、俺が無理やり部屋に入り、ドアを閉めて部屋の奥に入っていった。

「すいません・・・、夢で見た女性とキミがそっくりだったからつい・・・・

「夢ですか・・・

「はい、すいません、変なことしてしまって・・・。

階段を上がる音がした。

「そりあえず入って・・・

部屋に入ってドアを閉めた。

「今まで人と会いたいなんて思ったことはなかった・・・、自分でばかなことやってると思ってる・・・なのになんで・・・

「そう・・・、いずれにせよ、それは全て幻想よ・・・、早く部屋に戻ったほうがいいわ・・・

「わかってるんだ・・、すこしだけ・・・



しばらくして、女の部屋を出た。

周りに見られないようにして部屋に戻った。


翌日、また二階のホールの影に立っている

女が部屋に入るのを見てドアをノックした。ドアが開き怪訝な顔の女。さっと招きいれドアを閉めた。

「ご、ごめん・・・

「ちょっと・・・。

「ごめん・・・。

「あなた、病気なのよ・・・、

「ごめん、自分でもわかってるんだ・・・、意味の無いことしてるって・・・でも、どうしても足が向いてしまうんだ・・・

「こんなことしてたら、警察に見つかるわ・・・

「自分でも駄目だってわかってるんだ、キミにだって大変な迷惑をかけてる・・・・でも・・・キミの顔を見ずにはいられないんだ・・・・

「あなたの言ってることがわからない・・・、わざわざこんなことしてなんになるの?

「キミの顔を見ると、心があったかくなる・・・、こんな気持ち今までなかった。

「私は何も感じないわ

「キミは夢に出てきた人と同じ顔をして、同じ匂いをしてる・・・、僕はその女の子に、昔の野蛮な人間の言葉で言えば、恋をしていた

 僕はキミにそんな気持ちを持っている

「でもそれは法律で禁じられていることじゃない

「・・・しらない、・・・僕はもうどうしようもできない、僕はもう・・・・


そのとき、ガチャリ・・・と、ドアが開いた・・・

制服を着た警察が入ってきた。

「逮捕する、逃げても無駄だぞ



汗を流す。

女を見る。

顔面蒼白になっている。



白い個室にいた。

一人の黒い神官が立っている。


「お前のこれからのことについて説明する。

 このあと法律にのっとって裁判を行う。


 屋上に、白い大理石が敷き詰められている。

 白い大理石の台座を囲むように大理石の椅子がならんでいる。

 神官が裁きの言葉を喋り始めた。

「容疑者は法律を破り他人に会った。他人にあうと言うことは法律で厳密に禁じられているにもかかわらず、

 しかも、異性に会った。この行為は社会を混乱させる行為であり、法に従って厳重に処罰されなくてはならない。
 
 女のほうも同様である。



男と女は白い台座をはさんで対面している。


二人の前には一丁のナイフ


神官「どちらか一人が生き残ることができる。どちらかがどちらかを殺すことだけだ。でなければ二人も処刑される。



女がこちらをみる。不安で追い詰められたような顔をしている。


男、ナイフをおもむろにとり、柄を両手で握る


息を呑む


刃を自らのほうに向けそのまま、喉元に突き刺した


女が涙を流しながら、声をあげているような顔が目の端に映った、

空は雨が降りそうな曇り空

空を雲が流れている

放課後の教室が甦る、

彼女の唇は柔らかく、舌は柔らかく、僕を包み込んでくれるようだった


静まった校舎、教室は暗くなっていた。窓の外は夕焼けに照らされていた。

間違っているかもしれないけど、もう止められない。




北町

posted in 00:14 2008年05月26日 by dorodorono

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posted in 22:34 2008年05月05日 by dorodorono

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posted in 02:53 2008年05月05日 by dorodorono

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1fe3894e.jpg鹿児島の裏側っていえばわかるかしら
そこらへんのことはわかんないわよね
人家もまばらで森、浜があって、車のほとんど通らない道がつづいてるの
そこに、研究所があって、寮に住んでるの
なんでそんなとこに研究所があるのかっていうと
海流と水の透明度とか、山の地形とかの関係でそこで海洋・森林関係の研究所が作られたの

たしかに浜辺の砂は白く、細かくて、海の水もきれいだし、人もめったに近寄らないようなところだから、
夕日が染める頃は、なんか映画のワンシーンのように綺麗でそこだけはどこよりもすばらしいって思う。
同僚と浜辺でバーベキューしたりすることもある。
みんな個人主義者で、その人の、思想、生活、には敬して遠ざけてるから、礼節が失われることなく、静かで文化的な生活を送れてる。

今はお盆でみんな実家に帰って、残っているのは私だけ。私はここから2時間のところに実家があるから、日曜日なんかには
帰ってる。今年はやっておきたい仕事もあって、ここですごしていた。
誰もいない研究所の鍵を閉めて、ビールと本をもって浜辺に歩いてきた。
あったかい砂の上に寝転んで、橙色の光が私と、空と海を染めていくのをボーっと眺めていた
北に続く浜は遠くで崖になって水平線に消えていく
南に続く浜は岩が目立つ浜になって消えていく
波の音しか聞こえない

ザザーッ ザザーッ

誰もいない砂浜で淋しくなってきたから、砂を払って浜辺を後にした


翌日は布団の中で、雨と風が窓を激しく叩く音で眼を覚ます
朝だというのに、カーテンの外はまだ夜のように暗い
コーヒーをとってきてベットに座りながらカーテンを閉めたまま、飲んだ

私に届いた手紙
私のこの寮の住所を知ってる人はあまりいない
送り主の欄には恩師の名前


「お元気ですか、お仕事の方も、少しずつ名前をきくようになってきました。あなたの将来については順風万班で何も心配しておりません。
私事ですが、今年で70になります。大学を退職し、今では趣味みたいな研究をたまにするくらいで、ほとんど、昔の本を読み見返したりして
毎日を消化しています。・・・」

















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posted in 21:37 2008年05月04日 by dorodorono

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