2014年03月

イメージ 1"なまらambitious"という北海道大学の国際保健サークルの医学生、看護学生の8名が来てくれました。ルスツリゾートでスキーのあと、夕方に診療所を見学してもらい、夜は診療所実習生の定宿の「ほうぼう」で、宴会をしながらカレンダーの裏紙にカンボジアや被災地活動のスライドを映して、ざっくばらんなNGOや国際協力の話をしました。
 
 
 
 
 
 
 
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 翌日は留寿都公民館でまじめなセミナーをしました。発展途上国でどんな活動をするかのグループディスカッションや、被災地でのトリアージやコミュニケーションのロールプレイなど、さすがにモチベーションの高い学生さんたちばかりなので、レベルが高くでビックリしました。
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3 みんなもノッてくれたので、休憩をとるのを忘れて午前中3時間ぶっ続けでやってしまいましたが、彼らは昨夜のセッションの後も、朝の4時まで飲んでいたそうで、若いひとのパワーはすごいです。
 
 国際保健にご興味のある方、グループでも個人でも、どうぞ留寿都に遊びに来てください。
 

先日の気仙沼の仮設住宅の講演のことを、“どさんこ”が支援しています「生活支援プロジェクトK」のブログにも載せていただいていたので、みなさまにご紹介します。「生活支援プロジェクトK」、資金繰りに苦しみながらも、階上地区の仮設住宅の方々の健康のために頑張っています!
 

イメージ 1 3月12日、石巻市で「被災地石巻が推進する地域包括ケアの展望」という市民対象のシンポジウムに参加しました。
 仮設住宅、みなし仮設に2万6千人も住んでいる石巻。これからできてくる復興住宅の高齢化率はとても高いことが予想され、あちこちから入居される高齢者でいっぱいのたくさんの団地ができて、今までの縦割り行政ではとうてい対処できないことが心配されます。このため開成仮診療所の長先生を中心に、復興庁より予算をもらって、現在、石巻市地域包括ケア推進協議会で計画をすすめています。
 写真は市の現状を説明する亀山市長さん。長先生は後ろで頭ろかかえているように写っていますが・・・、先生は現在、石巻市包括ケアセンター長も兼ねており、これが市の中の新しい組織だからマネージメントが超大変。他にも診療業務に医学生、研修医の指導やマスコミ対応もあり、・・・。僕も時々行っては、そのとき必要なことを邪魔しないように気を付けながらお手伝いをしています。
 これで、今年度の被災地訪問は終わり。(北海道から連絡はとりあっているので活動は続いていますが)僕の訪問は今年度は12回、45日、“どさんこ”としては15回、57日でした。昨年度に引き続きの活動地の3ヵ所。気仙沼市階上の地元団体「生活支援プロジェクトK」、本吉病院と本吉役場支所、石巻市開成仮診療所と包括ケアセンターの3つです。どこもまだまだお手伝いすることはあり、今後もみなさまのご支援をどうぞよろしくお願い致します。そして、札幌市のさぽーとほっと基金の助成金も大変ありがたく、札幌市民のみなさまにも厚くお礼申し上げます。

イメージ 1高さ9.8mの防潮堤が一部完成したと、地元のラジオで聞いて、気仙沼市は本吉の大谷というところに見に行きました。高く、圧倒される、コンクリートの壁でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 2このときに3月11日14時46分のサイレンが鳴りました。ひとり、多くの尊いご命を飲み込んだ海に向かって黙祷しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 33月11日は本吉病院の病棟再開1周年の日でもありました。久し振りに病院でみなさんとゆっくりお話しすることができました。いろいろご用意いただき、本当に感謝です。

イメージ 12014年3月8日は“どさんこ”オープンハウス、お題は元カンボジアワーカーの丹野太介さんによる「瞑想と健康」でした。僕の拙い理解では、瞑想って、自分を客観的に遠くから見つめること。これって、確かにストレスに苦しむ僕らの毎日には大事なことだよね。
ビートルズの"Let it be"が瞑想の境地から生まれた曲だということも初めて知りました。
「なるようになるさ」
「なんくるないさ」
「マイペンライ」
「オッ・パニハーテ」
あれ、ネパール語でも覚えたのに忘れちゃった!
 
イメージ 2 で、昨日から10日振りですがまた気仙沼に来ています。"どさんこ"がお手伝いしている地元団体「生活支援プロジェクトK」の副代表の小松さんと久し振りにいろいろお話することができました。
 仮設住宅の支援の在り方、地元の介護事業所などの忙しさと人手不足、いろいろ考えさせられます。
 
 事務所近くの岩井崎のお寺です。3年だからどうだというわけではないですが、お参りさせていただきました。
 
 
 
イメージ 3 3月11日の朝は雪、あの日も寒かったと旅館のおばあちゃんが言ってました。
 気仙沼駅です。写真を撮っている場所は大船渡線が続いていた場所ですが、線路はとぎれて、未だ予定も立たず。

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