2015年03月

イメージ 1震災支援で“どさんこ”がとてもお世話になっているNGOのSHARE「国際保健協力市民の会」の代表の本田徹さんは大学の先輩です。先日彼の著書の紹介文を同窓会誌に書かせていただきましたのでこちらにも掲載させていただきます。


「人は必ず老いる。
  その時誰がケアするのか」

                        本田 徹  角川学芸出版

 



 「あしたのジョー」で有名になった泪橋(なみだばし)の辺りを本田徹先生に連れられて見学したのは、20113月。NGOを主宰する本田先生の計らいで派遣された12日間の名取市での被災地支援を終え、このままいつもの診療に戻るには、あまりにもボロボロになっていたときだった。「山谷」(さんや)と呼ばれる高度成長時代を支えた日雇い労働者の街は、現在、身寄りのない高齢者で溢れ、近い将来の超高齢者社会の縮図のようなところだという。しかし、意外にもそこでは、ホームレスの方も、生活保護を受けながら簡易宿泊所に暮らす方も、ケアする側の方とケアされる側とがそれぞれに併せたほどよい関係性の中で、実に生き生きと暮らしていた。


「多職種連携」「地域包括ケア」という言葉を昨今よく耳にするが今ひとつピンとこなかった小生にとって、クリニック、病院、訪看ステーション、居宅介護事業所、福祉事務所、ホスピス、NPO、ボランティアの連携を、この本は、そこで働く人物に視点をあてて描いている。30年にわたる海外医療協力、山谷での医療活動が、昨夏、NHKの「プロフェッショナル 仕事に流儀」でも取り上げられた本田先生は、住民の参加と主体性のもと、このケアする人たちの有機的なネットワークが、ともすれば悲観的になりがちなこれからの超高齢者社会への処方箋へとつながるのではないかとこの本をしめくくっている。「人は必ず老いる」ケアするにもされるにも、これからにそなえて皆様にご一読をお勧めします。

67期 大泉 樹)


イメージ 1昨日、気仙沼から帰ってきました。
写真は3月11日の気仙沼市階上の杉ノ下の慰霊碑です。杉ノ下地区は震災ですべてが流され、町内会が解散してしまいました。この日は、かつてここに住んでいらっしゃった多くの方々が慰霊祭に集まっていました。近くの仮設住宅からも、遠くから駆けつけてきた感じの若い人たちもいました。
自分の故郷が・・・

悲しい日ですね。




イメージ 2その後、地元団体「生活支援プロジェクトK」のトレーラーハウスに戻り、編み物教室にきていた方々の健康相談でした。

ここでは、311だからこそ、いつもどおりの行事をしているそうです。あの日のことを想いだしてしまうので、その辛さを忘れるためにも、いつもどおりがいいんだそうです。3月11日でもほぼいつもどおりみなさま集まっていました。












想いだしたくない。けど、風化させてほしくない。忘れてほしくない。


イメージ 3岩井崎にも花束がありました。
日の出前から、わかめ漁がおこなわれていました。

イメージ 1気仙沼は今、ワカメ漁の真最中、写真は朝の港で水揚げした若芽を湯どうししているところです。
前回の派遣では僕の帰る日に間に合うようにと、仮設住宅に暮らす漁師さんが若芽をもってきてくださいました。









イメージ 2さっそくの若芽しゃぶしゃぶ。茶色の若芽が湯につかるとパッと緑に変わります。プジェクトKの菅野さんがわんこそばのように、僕のお椀にどんどんいれてくれました。





















イメージ 3そして、帰ろうと用意をしていたら七半沢仮設住宅の自治会会長さんが 獲れたてイチゴをもってきてくれました。津波で家もイチゴ畑も失い、その後仮設住宅に暮らしながら畑を借り、この冬に初めて収穫した苺だそうです。





若芽も苺も涙がでるくらいにおいしかったです。
僕はこうやって被災地に通って元気をいただいているんだなぁ~と思いました。

イメージ 1気仙沼市階上地区の復興住宅は平屋が中心です。一番早い棟はごらんのように完成間近となっています。
そして気仙沼市街の10階建の復興住宅はいよいよ転居がはじまりました。先週の前林仮設住宅での健康相談会では、気仙沼市街の復興住宅へ転居する方のお別れ会でもありました。毎週一緒に体操した仲間たちとのお別れです。
彼女は、また違う地区に行ってうまくやっていけるのでしょうか。“どさんこ”の支援している地元団体「生活支援プロジェクトK」では、移られた方にも、連絡をとって、団地に引っ越ししてからも、困ったことにならないように応援していきます。

体操して・・
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この日は血管年齢測定もやってみました。
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そしてお茶会ではお別れ会、今までの写真をお渡ししました。
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こうやってこれから一人ずつ減っていくのですね。
引っ越して、早く近所づきあいができるといいですね。


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