甲種危険物取扱者試験に合格しました!!
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この記事を読んでる方は、甲種危険物の勉強法について知りたくて来てるんだと思います。
そこで、今後の人たちの為に、合格体験記を書いておこうと思いますが、ちょっと茶番に付き合ってください。

さて、ここで問題です。


[問]
「自動火災報知設備の設置が必要な施設」に該当する施設の中で、「貯蔵、取り扱う危険物の種類、数量に関係なく保安監督者の選任が必要な施設」あるいは「保安距離を必要とする施設」には該当しない施設は何か?

分かりましたか?答えは「屋内タンク貯蔵所」です。※反転してください。





正解しなかった方、あなた間違いなく試験に落ちますよ。




解説です。
・自動火災報知設備
製造所/屋外タンク貯蔵所/屋内タンク貯蔵所/屋内貯蔵所/給油取扱所/一般取扱所
・保安監督者の選任
製造所/屋外タンク貯蔵所/給油取扱所/移送取扱所/一般取扱所
・保安距離
製造所/屋外タンク貯蔵所/屋外貯蔵所/屋内貯蔵所/一般取扱所

見比べてみると屋内タンク貯蔵所だけが残りますね。



この問題は私が独自に作成したものなので、難易度が高めです。
しかし、甲種に合格するためには、下記の施設くらいは暗記しておかないと合格は無理です。
保安監督者の選任が必要なもの
貯蔵・取扱の量に上限があるもの
危害予防規定の作成がMustなもの
定期点検が必要なもの
定期点検が必要でないもの
保安検査が必要なもの
保安距離が必要なもの
保安空地が必要なもの
自動火災報知設備が必要なもの

勉強すれば分かりますが、絶望しかありません。泣きたくなります。
でも、合格するためには何とかして覚えるしかないんです。

もう一つ、最大の難関であろう危険物の性質に関する話です。
甲種危険物は記憶力の勝負です。社会人にとっては聞いたことも見たこともない物質の特性を覚えるのは大変です。
物理化学は大学・高校で何とかなるし、法令は一部を除けば何とか覚えられます。

でも、物質の特性はかなりやばい。試験は第1類から第6類まで満遍なく数問出題されます。
・・・・・・で、私が受験した時に出た物質で覚えているものは以下の通り。

二酸化鉛
アルキルアルミニウム
トリクロロシラン
ニトログリセリン
ピクリン酸
硫酸ヒドロキシルアミン
硝酸

おまえ、ふざけんなよ!各類の中でもマイナーな物質ばっか出してんじゃねーよ!
ガソリン?灯油?そんなメジャー中のメジャーなものは出なかったよwwwww
正直、硫酸ヒドロキシルアミンとトリクロロシランが単体で問題に出てくるとは思いませんでした。


というわけで、満遍なく記憶する必要があります。絶望した!!


まずは危機感を持ってください。


それでは、私がやった勉強法です。真面目に勉強を頑張ったのは1ヶ月ちょいです。
ちなみに、私のスペックですが、工学系の大学院卒。センター試験は8割以上取れる学力でした。
したがって化学の分野はかなり覚えていたので、社会人になって5年以上経過してもちょっと復習する感じで合格ラインに到達できてます。

さあ、まずは勉強を始める前に、3つの本を手に入れましょう。
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危険物取扱者必携実務編と法令編、そして甲種の試験例題集。
教科書2つを読み込んで、試験例題集を軽々解けるようになれば合格できます。


ふざけんな!当たり前だろ!と思いましたよね?私もそう思いました。
この3つの教科書を全て覚えれば合格ラインには到達できます。それは間違いない。
でも、教科書は情報量が多すぎるし、問題集は答えしか載ってないんです。一応、この頁を見ろ!と書いてますが、複数ページに跨ってると省略されてます。何処見ていいかわかりません。
こんなんで分かるわけねーだろ!
そして、覚えても直ぐ忘れるし、そもそも教科書読んだだけでは覚えられない。

そこで、私はまず、本屋に行って市販の問題集を買いました。
沢山本があると思います。とりあえずざっと見てみて、自分に合いそうなものを選んでください。

私はこの本を選びました。厚みが3cm程度あります。
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解説があること、問題数が多いこと、そして語呂合わせの例が載っていたことが理由です。
語呂合わせを馬鹿にしてはいけません。変な語呂合わせでも覚えられればなんでもいいのです。わらを掴む思いなら手段なんか選んでる場合じゃない。語呂合わせを考える時間が無かったので、既存の語呂あわせがあるのはとても楽でした。

この本以外にもよさそうなのはあったので、実際に手にとって見てください。
でも、2冊も買う必要なし!!まずは1冊をやりこんでください。

物質の特性についてですが、ノートを作ると便利です。
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携帯できるノートに、物質の特性と貯蔵の方法と消化の方法を纏めていきます。問題集で出た所をひたすら書いていき、間違ったり知らない所をどんどん追記していきます。
そして、直ぐに検索できるように、いつでも見られる様にすれば、とても便利です。自分の手で纏めることで、頭が整理されるし、記憶にも残りやすくなります。
この方法、かなりオススメです!!




本はやりこみましたか?そしてやりこんだら下の文章を読んでください。




本にある問題集は解けるようになりましたか?絶対に受かると自信に満ち溢れてるかもしれませんね。


でも甘い!



結論から先に言いますが、試験では市販の問題集でも公式の例題集でも見たこともない問題が2割ほどありました。
クソむずかしかったです。

もしかしたら、市販の問題集だけでもギリギリ合格ラインには届くかもしれません。
でも、私が買った市販の本の問題は優しい問題しかなかったのです。


そこで、1つの問題集ではカバーしきれない問題を2冊目で勉強する必要があります。それがコレ。
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見覚えありますよね?この本をやりこんでください。
この本が、本番で出てくる問題の難易度に限りなく近いです。むしろ、全く同じ問題が出ます。
市販の問題集には無い難しい問題が載っています。間違っても答えしかないから理由が分かりません。苦労するでしょう。

いきなりコノ問題集に入る前に、ワンクッション置くと楽です。だから市販の問題集がオススメなのでした。

市販の問題集と公式の例題集の両方に載っている問題は直ぐに解けると思うので、公式の例題集にのみ載っている、ちょっと難しい問題を重点的に解きましょう。

ここまでやっておかないと、本番の試験問題の難易度に対応できません。
だから、この問題集を解けるようになれば、合格できると書いたのです。
異次元の問題が出ても、確率的に感で当たります。数問は同じ問題が出ますので、確実に点を取れます。


というわけで、法令93%、物理・化学80%、性質・消化75%で無事に合格できました。
不得意としていた性質・消化でも合格ラインの60%は突破してます。


危険物試験は、如何にして膨大な知識を効率的に覚えられるかどうかにかかってます。
私の勉強法が全ての人に当てはまるとは思いませんが、何らかの役に立てば幸いです。