「まめことネコゼのどたばた会議」って?

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深夜の通販番組もグルメ番組も! 知られざるテレ東の「革命」

5 18 2010

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火曜日のPVが最底辺であることに心が折れかけている、火曜日担当、ネコゼです。身内ですらはてブをしてくれません。そもそも「はてブをする」なんて言葉がおかしい気がします。はい。

…という訳で、今日は一眼カメラの正しい使い方……じゃなくてテレ東のお話を。

今回は『テレビ番外地―東京12チャンネルの奇跡 (新潮新書)』という本をご紹介したいと思います。

これは、テレビ東京の編成局長だった方が、開局当初から退社されるまでを振り返る回顧録的なもの。

他局よりも極端に低視聴率だったため、かつては「テレビ番外地」とまで呼ばれていたテレ東(旧 東京12チャンネル)。そんなテレ東が、いかに「番外地」だからこそ斬新な企画を繰り出せたのかが、当時の秘話を交えて描かれています。

一通り読んでみると分かるんですが、テレ東って何度かテレビの世界に革命を起こしてるんです。例えば…

ニュース速報にチャイム音を入れたのはテレ東

報道に関して、人でもお金も不足していたテレ東。しかも、もともと東京単独の局としてスタートしてるため、全国に系列局がない。

そんな逆境で考えられたのが、「ニュース速報を他局よりもできるだけ早く、多く」。そして、「ニュース速報」の前に必ずチャイム音を入れること。

今となっては当たり前の「ニュース速報のチャイム音」。そもそもこれを始めたのは、「ニュース速報で他局と差別化を図ろうとした」テレ東だったんです。

深夜の通販番組を始めたのはテレ東

今となっては、どの局も毎日やっている深夜の通販番組。これを始めたのもテレ東です。

1994年、ある商社から提案されていたアメリカの通販番組「テレコンワールド」をテレ東は平日深夜に編成することになります。
テレビは24時間放送されていなかった時期なので、深夜から明け方までの「誰も見ない」時間帯で実験的に。

開始当時、そもそも成功するとは思われていなかったそうです。深夜よりも早朝というべき時間帯に見る人はいるのか、そもそもそんな時間に電話番号をメモするのか、アメリカ製の通販番組特有のくどい演出は受け入れられないのではないか、等々。

ところが始めてみると、注文が殺到。東京を限定に放送されていた番組は、1年で全国展開されることになります。

グルメ番組もサッカー番組もテレ東が始めた

また、グルメ番組をゴールデンの枠で始めたのもテレ東だったり、まだ「ワールドカップ」という名が日本で知られる前からサッカー番組を始めたのもテレ東だったり……と、今のテレビの世界では当たり前の手法・ジャンルをテレ東が作り出しているのです。何気に。

人気だった野球中継は放映権が高額で、既得権でもあったため参入が難しい。それを逆手に、テレビでは馴染のない「女子プロレス」「ローラーゲーム」そして「サッカー」を持ち込んだ訳です。

これも、視聴率が最後尾で、人でもお金も不足しているテレ東だからこそ、大胆で奇抜な企画を実行できたことが本から良く伝わります。

テレビの苦境を救うのはテレ東かもしれない

最近苦境を迎えているテレビの世界で、また新たな手法をテレ東が生み出すのではないか、とこの本を読むと思ってしまいます。

「空から日本を見てみよう」や「モヤモヤさまぁ〜ず2」など、他局が絶対やらないような番組をゴールデンにぶつけてくるのが最近のテレ東です。

最近の番組について触れられていなかったり、ちょっと個人的なエピソードが多かったりしますが(視聴率調査のモニター家族を突き止めようとしたエピソードは面白かったですが)、今も脈々と受け継がれてる(たぶん)テレ東らしさの源泉を確認できる一冊です。テレ東ファン、テレビ好きにはオススメです。

テレビ番外地―東京12チャンネルの奇跡 (新潮新書)
石光 勝
新潮社
売り上げランキング: 199024
おすすめ度の平均: 3.5
3 看板に偽りあり?
1 オビに偽りあり
4 新書なので写真はありませんが
4 テレビはどうあるべきか
5 小なりといえども、意気高し……

writtenby ネコゼ
Title Photo by videocrab

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