動画戦略総合研究室

街角やネット…どこでも映像が流れる時代です。しかし!問題は、面白くわかりやすいコンテンツか?動画の効果は?など。 経験豊かなプロデューサーたちが動画に関わる事をお伝えします。

動画の効果

コンテンツ産業 2020年には20兆円に!?

経済産業省の研究会報告書によれば
2020年、日本のコンテンツ産業は国内外で売上高20兆円へと予測しています。
2010年の売上高は15兆円で、5兆円伸びることになります。

日本のクリエーション力は「1000年を超える蓄積」
「世界最高水準の表現の自由」「目の肥えた巨大消費市場の存在」などを背景に成長すると
しています。

コンテンツ産業をめぐる環境変化と課題としては、次のことが指摘されています。

◆広告費の減少・内需の伸び悩みと新たな収益獲得形態の必要性
◆海外市場の拡大と存在的利益の現実化と収益力の強化
◆不正流通による逸失利益の回復
◆製作現場への不当な利益還元とデジタル化対応等への新たなビジネス創造基盤の整備の必要性




2011年、国内ネット動画広告の市場規模は800億円弱?!

米国 eMarketer のレポートによると
 「2008年には米国人口の半分がインターネットで動画を見る」とし、
 インターネット動画広告の市場規模は、2011年には43億ドルにまで成長すると推定しています。

一方、日本のインターネット広告推進協議会(JIAA)が発表した”2006年における「インターネットCM」の市場規模について”によると
JIAA会員社の広告媒体費から推定された2006年のインターネット動画広告市場規模は50億円強。

日米のネット動画広告市場規模のシェア推定を比較すると
アメリカのインターネット広告業界団体IABの発表では、
2004年で1.4%、2006年で2.4%。
電通の「日本の広告費」では、
2006年で1.4%。

日本の動画広告市場の伸び率は2年遅れで米国に追従しているという様相です。
とすれば・・・
「2011年の日本のインターネット動画広告市場規模は800億円弱ということになる」
という説がありました。

シナリオを用意せず、PR効果を高める面白いコンテンツ

ブログネタ
画像・動画 に参加中!

動画付きWEBサイトで販促効果をあげる方法として、
経済産業省の近畿経済産業局の平成20年度中間報告は、
「テストサイトの撮影取材では
自然体でありのままを紹介するためシナリオは用意せず、経営者から本音や熱意を浮かび出す撮影者のテクニックに依存…」と述べています。

戦略動画総合研究室(株式会社Jリポート)では、商店街の活性化事業に専門家として協力しており、まさに、この方法で制作したのが、次に紹介する映像です。

神奈川県川崎市のエルカジ動画商店会(梶が谷駅前通り振興会)のホームページに掲載しています。人気がある作品の一部をご紹介。

http://www.erukaji.com/index.html








チェック!御社のWEBサイトは大丈夫ですか?


大手企業バイヤー73%が
新たな調達手段を求める手段としてWEBサイトを活用しています。

そのバイヤーたちが新たな調達先を探す際、重視するポイントは
約8割の企業が「技術力」をあげ、次いで「会社の実績やIR情報」「製品のスペック」をあげています。

    技術力(会社の強み)  77.8%
    
会社の実績やIR情報  44.4%
    
製品のスペック      33.3%
    
納期の対応        11.1%
    
価格             11.1%


このデータは、経済省の近畿経済産業局が行った、中小企業の動画配信ブログ
「実証実験ビデオキャスティング 動画で探す!中小企業の光る『技』~価値ある技が確かに見つかる~」の平成20年度中間報告によるものです。



一方で、バイヤーたちは、従来のWEBサイトに不満も抱えています。

「得意とする技術や要求したい技術水準がわかりにくい」 
「会社の保有する製造設備など要求する製品の工程がわかりにくい」

こうした点について、近畿経済産業局は
これらは、テキストや静止画では表現しにくいもの」としています。

さらに・・・

動画情報があれば、企業の規模、製品・サービスの品質、
製造装置・機械、従業員の配置状況、作業場の風景等を見れば、
ある程度判断することが可能となります・・・」

「中小企業がWEBサイトを活用した技術の見える化により
新たな顧客の開拓が可能になっています。」

ともべています。

WEBサイトで新たな販路を開拓できるチャンスを逃さないために
動画は有効で、重要なツールだといえます。

動画付きホームページは販路開拓の効果あり!

経済産業省の近畿経済産業局は
「Webサイトを活用した自社技術や強み等の動画配信は 
            市場開拓への大きな武器となる・・・」
と述べています。

近畿経済産業局は、中小企業の動画配信ブログとして
「実証実験ビデオキャスティング 動画で探す!中小企業の光る『技』~価値ある技が確かに見つかるを公開し、
その有効性を実証しています。平成20年度中間報告より抜粋してご紹介します。


◆ わずか1ヶ月半で効果を実証

高いアクセス数を獲得し、販路開拓を実現したのは16社中5社

その他  「金融機関の融資実行時に信用補完につながった」
「営業時に会社自体に信用補完につながりPR効果があった」などの効果が認めれました。

◆ 大手企業バイヤーの約8割が
 「テストサイトは新たな調達先を求める際の入口情報として有効である」

 
その理由は・・・
・ 社長の人柄や会社の様子を実感できる
・ 経営者、担当者の顔が見え、声が聞ける
・ 文字や静止画でわからなかったことが、動画によりわかる
・ 製品や会社のよいところが直感的にわかる         などです。

動画の効果を国の出先機関が認める報告書となっており、動画制作については

「動画作成では、簡単に真似できないような
          編集者の感性と技能が必要である」としています。

さらに
テストサイトが”成功した秘訣”と”課題”ともいえる撮影取材について

テストサイトの撮影取材では自然体でありのままを紹介
 するためシナリオは用意せず、経営者から本音や熱意を
 浮かび出す撮影者のテクニックに依存した…

 動画配信をツールとした販路開拓を行う場合、心理学的な
 見識も含め撮影取材に係わる技能の確保も課題となる。」




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