2009年12月20日

電柱の上に立つセーラー服。ひらりとスカートが揺れて、今日もごみ収集車を静かにお見送り。

「ねぇ、ノートの回収はもう終わった?」

黒板には観たくないたくさんの白い字と。ぼそりと呟いた悪いこと。短針が刻む音に吸い込まれてしまえば。そこは日記にも残されなかった明日をも越せなかった昨日のことだよ。

「(英語の時間に今日の終わりについて考えていたら、先生に当てられて。でも、すらすらと答えてみせたら、もうね)」

もうね、ぜんぶ終わりにしたい。明日もきっと終わるから。瞼を閉じた時間を、私が走った距離を、一つ一つ数えていったら、何か変わるの?変わったこと、チャイムの音、トラウマ、踏みしめて、ここまで逃げてきたんだ。ひらりと揺らいで、見下ろした地面に水溜まり。たとえ、一人でも、今日が過ぎていくのを待っていたいよ。


downerkills at 16:01│Comments(0)TrackBack(0)

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