2010年05月30日

君に会って、日記に書くことがなくなった。


昔。私のことも殺していいよ、と、日記の中だけにいるあの子に言ってあげていたことを思い出した。笑いながら言っていたこと、泣きそうになりながらも水に流したことが、泡にはならずに、ずっと私についてきたいつかに見捨てたあしあとと共に、アイスクリームのようにどろどろと溶けた。それは生温くてすごくまずくて、でもぜんぶこの手ですくって飲み込んだ。
ため息は出なかった。


downerkills at 10:15│Comments(0)TrackBack(0)

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