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2012年02月24日

仮面ライダーBOON パート2

BOON02



■仮面ライダーBOONぱーと1

http://blog.livedoor.jp/doya_soku/archives/3296359.html

の続きだお(^ω^)
 
 
309  1 ◆ndPkY/NmQ6  投稿日:2005/11/05(土) 17:50:13 ID:T1cDsvANO

力を使い果たし、内藤は元の姿に戻った
傷だらけの体にドッと疲労が押し寄せる

(; ^ω^) (ふー。今回のはヤバかったお。)


緊張の糸が切れ、内藤は木の幹にもたれ掛かるように座りこんだ
怪人の爪に切り裂かれてボロボロになった衣服が木の枝に引っかかったが、気にするのも面倒だった
取りあえずマスターの所へ戻らないと‥‥そんな事を思いながら立ち上がろうとしたその時だった。


(; ^ω^) 「う‥‥こ‥‥これは!?」


声<ノイズ>だ。

(; ^ω^) (怪人は倒したはずだお!!‥‥いや‥‥これは‥‥さっきのと違うノイズだお!!!!)


内藤は焦った。
今の戦いで全てを使い果たしてしまったため、戦うどころか変身すら出来ない体だった。
最悪な事にその声の持ち主は既にすぐ近くまで来ていて、しかも内藤の方へ近づいて来る。
突然の事に内藤の頭は上手く働かない。そうこうしている間に声の持ち主はもうそこまで来ていた。

だがそこに現れたのは内藤の予想外のものだった。

311 1 ◆ndPkY/NmQ6 投稿日:2005/11/05(土) 17:53:03 ID:T1cDsvANO

(; ^ω^) 「な‥‥‥‥」


内藤は言葉を失う。
声<ノイズ>の主は怪人などではない。ヒラヒラとした奇妙な白い衣服を纏った若い一人の女だった。
その女は一人言のように喋り出す。そしてそれはノイズなどではなく声帯から発せられる、間違い無く人間の声だった

謎の女「素晴らしいわ。さすが<完全なるヒト>。慣れない光の力をこうも使いこなすなんてね。」


内藤には何の事を言っているのか理解出来なかった
内藤は身構えながら言葉を投げつける様に言った


( ^ω^) 「お前は何者だお!?お前は人間なのかお!?」


謎の女 「ふふ、その質問はあなたの存在を否定するものよ?」


謎の女はクスッと笑い、平然としたまま答えた


314 1 ◆ndPkY/NmQ6 投稿日:2005/11/05(土) 17:58:15 ID:T1cDsvANO

謎の女 「そう、私はヒト。いえ‥‥あなた程では無いにしろよりあるべき形に近いヒト‥‥と答えたほうが正しいかもね」


( ^ω^) 「どういう意味だお!?」


女はまたクスリと笑う


謎の女 「なかなか熱い人なのね、ますます気に入ったわ
     やはり<完全なるヒト>の心は強く、美しい。あの御方もそう‥‥‥
     それに比べてさっきのはてんで駄目ね。期待はずれだったわ」


( ^ω^) 「さっきの‥‥!!!あの怪人の事かお!?あの怪人はお前達が作ったのかお!?」


318 1 ◆ndPkY/NmQ6 投稿日:2005/11/05(土) 18:22:31 ID:T1cDsvANO

謎の女 「作る?それは違うわ。私達はヒトという存在の中の失われたピースを与えるだけ。
       私達はただの<導くもの>それ以上の役割は無いわ」


( ^ω^) 「<導くもの>?」


謎の女 「そう、そして私は貴方を私達の指導者として迎え入れたいの
     貴方は選ばれたヒト‥‥その権利と義務があるわ
     貴方なら私が今争うつもりが無いのが解るでしょう?」


確かに女から発せられるノイズはただただ内藤に対する畏怖と崇拝だった。
逆に言えば変身すらしていない内藤にそれだけクリアな感情が解ると言うことはそれだけ彼女の力が強大である事を示していた。
しかし彼女の言うことが少なくとも嘘では無いことは内藤にも理解できる。

それでも‥‥


( ^ω^) 「お断りだお!!僕はお前達の様な誰かを傷つける事を何とも思わない‥‥
       悪党の目論見に手を貸すつもりはないお!!!!!」


322 1 ◆ndPkY/NmQ6 投稿日:2005/11/05(土) 18:48:24 ID:T1cDsvANO

謎の女 「今はそう思うかもしれない。
     でもいつか全てを知った時、貴方が私達と共にこの歪な世界を楽園へと帰す力になる事を信じているわ
     そうなればきっとあの御方も喜んでくださる‥‥」


( ^ω^) 「あの御方‥‥?」


女のその端正な顔に今までとは違う、少し自嘲を含んだ笑みを浮かんだ。


謎の女 「皮肉なものね‥‥。
     気が遠くなるような時間の中で待ち続けていた<完全なるヒト>の素質を持つものが同じ時代に二人も現れたのだから‥‥。」


女の周りの落ち葉がガサガサと音を立て彼女を包むように舞い上ってい。く
その隙間から微笑む女の唇が動くのが見えた。


謎の女 「それじゃあ私はそろそろおいとまさせて頂くわ。
     次に会う時は良い返事を期待しているわね。」


( ^ω^) 「待つお!!お前にはまだ聞きたいことが‥‥。」


謎の女 「また会いましょう。」


内藤の問いに答えることも無く女の姿は一瞬にして消え去った。
立ち尽くす内藤の前には大きな謎と一筋の風だけが残されていた。


324 1 ◆ndPkY/NmQ6 投稿日:2005/11/05(土) 19:06:02 ID:T1cDsvANO

内藤が家の前に戻ると、玄関の前でマスターがタバコを吸いながら内藤の帰りを待っていてくれた。
マスターは内藤の無事を確認すると、いつもの静かな調子で話しかけた


(´・ω・`)y━~ 「やあ、帰りが遅いから心配していた所だよ‥‥
          無事だったようだね、安心したよ」


( ^ω^) 「ええ‥‥すみませんだお。
       バイクが破壊されてしまって‥‥それと‥‥」


(´・ω・`)y━~ 「‥‥何かあったようだね。詳しく話を聞かせてもらえるかい?」


内藤は起こった事を順番に話していった。
豹の姿をした怪人との戦い‥‥。
その直後現れたノイズを発する人間の姿をした正体不明の女の事‥‥。
そして女が残した意味深な言葉の数々‥‥。


325 1 ◆ndPkY/NmQ6 投稿日:2005/11/05(土) 19:23:39 ID:T1cDsvANO

無言で話を聞いていたマスターだったが内藤が一通り話を終えると静かに口を開いた


(´・ω・`)y━~「‥‥どうやらまだ今の時点では解らない事の方が多いようだね‥‥。
        だが取りあえず今回の一連の事件が例の伝説と関係がある事だけははっきりしたようだ‥‥。
        私の方も色々と収穫はあったよ。これもその一つだ。君に渡しておこう」


(´・ω・`)つ二(:◎:)二

そう言うとマスターは手に持っていたタバコを口にくわえ、内藤に無骨な飾りの着いた一本のベルトを差し出した。


326 1 ◆ndPkY/NmQ6 投稿日:2005/11/05(土) 19:35:28 ID:T1cDsvANO

( ^ω^)つ二(:◎:)ニ「これは‥‥何だお?」


内藤はそれを受け取りながら尋ねた
マスターはタバコの煙を大きく吸い込み、吐き出して答えた

(´・ω・`)y-~「ラボにあったレポートを見たがそれはどうやら君の中の光の力を自動的に貯え、増幅する装置らしい
         それをベルトとして装着出来るよう私が改造したものだ
         急ごしらえだったから少々野暮ったいデザインになってしまったが必ず君の力になるだろう」


マスターはそう言い、短くなった煙草の火をもみ消すと、吸い殻を自前の携帯灰皿の中に捨てた

(´・ω・`)「少なくとも今回のように光の力が足りなくて変身出来ないといった事態は避けられるだろう
       それに光の力を使った技の威力も飛躍的に伸びるはずだ」


328 1 ◆ndPkY/NmQ6 投稿日:2005/11/05(土) 20:00:24 ID:T1cDsvANO

内藤がそれを着けると、ベルトは吸い付くように内藤の体にフィットした。
まるでそれが体の一部であるような感覚すら覚える。

(´・ω・`)「おそらくその装置を見つけた事で君のお父さんの研究が正しかったことの裏付けにもなったのだろうね
       ほかにも幾つか手掛かりとなりそうなものを見つけたんだが‥‥‥続きはラボの中にしようか。」


二人はまた土足のまま玄関を上がり研究室の中へと入って行った。

ラボの中に広がる風景は五年前に内藤が見たものとほとんど変わらる事なく、ただ、舞う埃が窓から差し込む光を受けて太い光の筋へと変えていた
それはまるで時が止まっているかの様な静けさだった。

349 1 ◆ndPkY/NmQ6 投稿日:2005/11/05(土) 22:13:58 ID:T1cDsvANO

(´・ω・`)「これはアイツ‥‥君のお父さんが死の直前までつけていた日記だ
      いや、日記というよりも‥‥もはや殴り書きのメモに近いものだが‥‥」


マスターはパラパラと日記帳をめくりあるページで手を止め、そのページを開いたまま内藤に手渡した。


(´・ω・`)「ここを見て欲しい。なかなか興味深い事が書いてある」


手渡された日記帳を内藤は覗きこんだ。
そこにはお世辞にも綺麗とは呼べない字で書き込みがされてあった。
日付は七年前のものだ


199X年X月3日


調査に訪れた町で奇妙な噂を聞く
  二人の失踪者 接点は無し  双方とも三日後に発見

彼らの証言→奇妙な空間の中に数え切れないほどの光の塊。→伝説との一致?

光の力が現世にでてくる場合と人が冥界へ迷い込む2つの可能性の浮上


二人のその後→一方は異常な怪力が身に付く。一週間後再び行方不明に

  ↓

一方は2日後にミイラ化して変死→光の力に耐えられなかった?


光の力を使いこなせるかは個人差がある可能性高


360 1 ◆ndPkY/NmQ6 投稿日:2005/11/05(土) 22:47:10 ID:T1cDsvANO

(´・ω・`) 「力を扱う素質‥‥例の女の言葉と合致するとは思わないかい?」


内藤は目線を日記帳からマスターに向けた


(´・ω・`) 「確証はないが‥‥私が思うに怪人達は光の力を受けて変異した人間なのではないかな?」


( ^ω^) 「あれが‥‥人間?」


内藤は絶句した。


(´・ω・`)「そうだ。おそらく光の力を扱いきれず力が暴走し元に戻れなくなったのではないだろうか?」


( ^ω^)「そんな‥‥」


(´・ω・`)「恐らく例の女は完璧とはいかないまでもかなり高いレベルで光の力を扱えるために人の姿を保っていられるのだろう
       ‥‥‥君と同じようにね」


363 1 ◆ndPkY/NmQ6 投稿日:2005/11/05(土) 23:20:27 ID:T1cDsvANO

(´・ω・`) 「さっきも言った通りこれは確証のない話‥‥まだ仮説の段階に過ぎない」


( ^ω^) 「僕は‥‥どうしたらいいんだお‥‥?」


マスターは目をつぶり優しく声をかけた


(´ーωー`) 「与えられた力を何に使うかは‥‥君自身が決めることだ‥‥
      ただホライゾン君‥‥自分が信じるものだけは見失わないでくれ」


( ^ω^) 「‥‥‥‥‥」


内藤は何も答える事が出来なかった。
自分の中で何かが崩れていく気がした。


369 1 ◆ndPkY/NmQ6 投稿日:2005/11/05(土) 23:51:21 ID:T1cDsvANO

マスターのバイクに揺られ、バーボンハウスに戻って来た時には辺りはすっかり暗くなっていた。
すぐさま帰ろう内藤をマスターは呼び止めた

(´・ω・`)つ□「ホライゾン君‥‥これを‥‥」


マスターは内藤に一枚のメモを差し出す。
そこには見慣れない女の名前と、部屋の番号と思われる数字が書いてあった

( ^ω^)「‥‥これは何だお?」


(´・ω・`)「それは君が病院を抜け出したあの日に君が助けた女の人だよ
      君が目覚めた病院のその部屋に入院しているらしいんだ
      もし君の心が落ち着いたら訪ねてあげて欲しい。何か手掛かりが手にはいるかもしれないしね」


doya_soku at 18:22│Comments(0) ☆★☆ | ( ^ω^)ブーン系小説






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