週末は、昔の釣り仲間とともに、新潟は上越地方の直江津~柿崎海岸へキス釣りに行きました。                  
先週の佐渡でのキス釣りが、数は出ましたが小ぶりであったため、今回は型狙いの釣行です。                        
数は別として、20センチを超える良型を期待です。
朝、10時くらいに家を出て、関越道は六日町ICで一般道に出て、国道253号線で直江津に向かいます。
直江津の手前10キロ位の所にある「大池いこいの森公園」です。濃い緑の公園で、夏は木陰が涼しそうです。

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かなり大きな池で、釣りをしている人の姿も見られました。

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釣りは、午後3時ころの開始を予定していたため、まずは、行きつけになっている直江津の佐渡汽船ターミナルの食堂で、岩のり、たまご、ながもソバです。                                          
いつもの通り、写真では伝えにくいのですが、このソバの上に載っている岩のりやながもの量が圧巻です。                                            
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昼食の後は、佐渡汽船ターミナルから15分くらい走って柿崎海岸へ。                       
この海岸は、良型キスの投げ釣り場として有名で、釣り具メーカーなどのキス釣り大会もたびたび開催されています。
そのためか、広い砂浜の海岸には、キスを狙う人、ヒラメや青物などを狙ったルアー釣りの人などで賑わっています。

午後3時半、私の一投目・・・100メートル以上の遠投をして仕掛けをゆっくり引いて来ると、波打ち際から数十メートルの所で、いきなり強い引きが繰り返しやってきます。

キスにしては引きが強すぎるため、何だろう?と思いながら仕掛けを上げてみると、何と・・・20センチを優に超える良型のキスが、全仕掛けに掛かっています。一気に3匹の良型です。これでは重いはずです。                         

良型3匹を一荷で・・などという経験はもちろん初めてです。                                              
今日は大漁・・の予感を胸に、写真を撮り、ゆっくりと2投目、またもや一荷・・・・の筈が、今回は何のアタリも感じません。                                                                              

感動に浸っているうちに群れは去ってしまったようです。                                                   
まだまだ初心者ですね。こんな時こそ名人は隙をつくらないもの!!!

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その後は、釣れたり釣れなかったり、大きかったり小ぶりだったりを繰り返して、6時くらいに釣りを終了。       
ここからが夕まずめで、一番釣れる時間帯に入るため少し惜しい気もしましたが、次に控えている「飲み」も、また重要。さっさと片付けに入ります。

夕暮れ時の日本海
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飲みの会場は、釣り場から歩いて3~4分の鮮魚料理店です。
だだし、鮮魚のみではなく何でも美味しい店で、私も何度か食事をした経験があります。
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日本酒「久比岐」と「鮎正宗」。安価で美味しい超お奨めの酒です。                                          

刺身は、アイナメ、ハチメ、マイカ、アジです。                                                      事前の処理が素晴らしいせいか、朝採りの鮮度そのままでとにかく美味です。こちらもお奨めです。
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夏野菜のチーズ焼き。決して鮮魚だけが得意なわけでは無く、これも美味しかった。DSC_2706

2次会は、近場の、柿崎駅近くの店です。

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午後10時を過ぎているにもかかわらず、店内はほぼ満席なくらいに賑わっていました。

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森伊蔵、魔王・・・結構珍しい焼酎が揃っています。私は、森伊蔵のロックをいただきました。                          
1杯1500円と高めでしたが、大きなコップになみなみと注がれていて、これ一杯で出来上がりました。


翌日は、朝5時から柿崎海岸へ。既に、海岸は釣り人がかなりおります。                                      
ここで、7時くらいまで投げて、10匹くらいのキスを追加。                                                  

その後、場所を移して直江津港近くの浜で10時くらいまで釣りをして、今回の釣行は終了です。

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余談ですが、浜はかなりのごみが散乱していて、決して美しい砂浜・・と言える状況ではありません。                
仮に釣り人のゴミではないにしても、砂浜を利用させていただいている手前、綺麗にしたいものです。               

そんな訳で、帰り際に釣場の周辺のゴミ拾いをして帰りましたが、肝心のごみの捨て場がありません。 
家庭まで持ち帰りが原則なのでしょうが、量が多いですから、場合によってはゴミ拾いに対するモチベーションが下がりかねません。
どこかに海岸で拾ったゴミの集積場が欲しいと考えます。

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帰り道すがら、少し回り道でしたが「善徳寺」という古刹に立ち寄りました。 
山の中の寺ですが、大きな立派なお寺です。

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全くの偶然ですが、ここには全国的にも珍しいと言われる「仏足石」がありました。


これがその石です。足裏の形が石に刻んであります。
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この後は、山道を抜けて関越自動車道に出て、午後4時くらいに無事、家に帰り着きました。
ところで、新潟の日本海沿岸(直江津、柿崎、柏崎、糸魚川等)から関越道、上信越道に抜ける山道、狭くて曲がりくねっていて、急勾配の箇所が多いですが、これがいいのです。                                                 
雪深い新潟の山里ならではの家の造り、日本の山村の原風景のような棚田、ところどころの古刹や文化財。
高速道では決して味わえない、車で走る楽しみのひとつです。

下は、旅好きの「根性イナゴ君」です。                                                        

十日町近くの山中で車のフロントガラスに取り付いたまま、関越道に入っても振り落とされることなく、必死にしがみついています。                  
振り落とされれば、きっと後続車か何かに衝突となり即死ですから、私共も頑張って群馬まで連れてこようとスペードも控えめにしたのですが、月夜野IC辺りで、落ちてしまいました。

後続車に轢かれることなく、地面に叩き付けられることなく、無事、生き延びていることを心から祈ります。

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今回の釣行の釣果
         
         キス 20センチ前後       8匹(最大22センチ)
         キス 15センチ~18センチ  10匹            
         キス 10~15センチ      14匹(10センチ前後のものは放流) 
         メゴチ   13センチ       1匹
と言うわけで、全体的に満足な釣行でした。