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    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/23(木) 01:51:28.48 ID:Xy9tDIZZ0

    ラブライブ!サンシャイン!!のssです

    ファーストライブが近いということで、キャラ×キャスト、のコンセプトで書いてみました

    書き溜めてあるので、一気に行きます





    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/23(木) 01:52:19.30 ID:Xy9tDIZZ0

    果南「すわわー、いる?」


    すわわ「んー?(シャンシャン)」


    果南「もー、またレッスン着のままでスクフェスしてるし」


    すわわ「うん……明日通しリハでほとんど出来ないから……イベント走っとかないと(シャンシャン)」


    果南「はいはい、さすがガチ勢さんですねー」


    すわわ「……………………(シャンシャンシャンシャン)」


    果南「………だめだー。スイッチ入ったらいっつもこうなんだから。そういうとこ、μ'sの愛乃さんに似てるよね。いいですよーだ、こっから私の独り言で」


    果南「……いよいよ、ライブだね。私と初めて会った時のこと、覚えてる?すわわってば最初すっごくシャイだったし、初めましてから先が続かなくて、私もついごめんなさいなんて言っちゃってさ。今思えばすごいやりとりだよね」


    果南「だから正直……すわわのことが分かるまで時間がかかったんだ、私。でも、裏で厳しいダンスに耐えてるところとか、ニコ生で話聞いてないようでちゃんと聞いてて絶妙にスパイスきかせるところとか、そういうのを見て、今は、すわわのこと大好きになったよ」


    すわわ「…………(シャンシャンシャン、ボンッ)」


    果南「私の声は、すわわしかいないから……もう、すわわじゃなきゃ私嫌だから。ライブ、絶対絶っ対成功させようね!」


    すわわ「……………(ボンボンボンボン、\シッパイシチャッタ/)」


    果南「あーあ、独り言じゃなかったら、すわわとハグしたのになー、残念だなー(バタン)」


    すわわ「…………ああもう、涙でノーツ全然見えないじゃん、果南のばかぁ……果南!待って!ハグするっ!」



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/02/23(木) 01:54:08.69 ID:Xy9tDIZZ0

    しゅかしゅー「ほっ、と!このステップはバッチリかなっと」


    曜「しゅかしゅー!ヨーソロー!」


    しゅかしゅー「YO!YO!ヨーソロー!あっ、今の分かった?」


    曜「呼びかけと、私の名前と、ヨーソローでしょ?ラッパーじゃないんだからw」


    しゅかしゅー「さっすが曜ちゃん!いやぁー斉藤、元気とテンションだけが取り柄ですからなぁ」


    曜「あっはは!しゅかしゅーはライブ直前でもいつも通りだねっ」


    しゅかしゅー「うん、むしろいつも通りにしたいっていうか。私、特別な日の前だからって特別なことはしたくないの。だからこのままで当日迎えるよ!」


    曜「……ほんっと、似てるよね、私としゅかしゅーって。初対面から全速前進だったもんね」


    しゅかしゅー「そうだねー。だから私も曜ちゃんには自然体でなりきれるし、この出会いって奇跡かもね」


    曜「ああ、しゅかしゅーの顔見てたら、なんか不安を言い合う空気でもなくなっちゃった……でも、多分私たち、こういうノリな方がいいんだよね!」


    しゅかしゅー「私も、そりゃ不安とかプレッシャー、あるよ。むしろありすぎるよ。でも、そ!曜ちゃんと私なら、今はぶちまけない方がいいんだよ、きっと!終わってからやろっ!」


    曜「……うん!今はただ頑張ろう!あっ、最後にあれやろうよ!」


    しゅかしゅー「あーあれ?斉藤、準備万端であります!」


    曜・しゅかしゅー「横浜アリーナに向かって!前速前進!!」


    「「ヨーソロー!!!」」




    【果南「すわわー、いる?」すわわ「んー?」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1480821292/

    1: ◆kdCeKYg8YWHJ 2016/12/04(日) 12:14:52.83 ID:qLMjCwPY0

    なんか誤字あったらごめんなさい

    http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1480818624/
    これの修正版です





    2: ◆kdCeKYg8YWHJ 2016/12/04(日) 12:15:42.44 ID:qLMjCwPY0

    奈緒「あ、それサンムーン?買ったんだ」

    紗南「もっちろん!発売日オフにしてもらったからね!」

    菜々「ポケモンですか!懐かしいですねえ~!」

    菜々「ナナはその頃17歳で………雑誌の応募券で特別版を買ったんですよ!」

    菜々「便利な裏ワザとかは詳しくなくて、近所の小さい子に教えてもらったりしましたね~!」

    紗南「えっとそれって、初代?」

    奈緒「奈々さん17歳だろ?」

    菜々「あ、えっと、それは」

    菜々「あ、あ~~~~いけない!ダンスレッスン行ってきますね!」ドタドタバターン



    3: ◆kdCeKYg8YWHJ 2016/12/04(日) 12:16:08.51 ID:qLMjCwPY0

    _______________________________________



    4: ◆kdCeKYg8YWHJ 2016/12/04(日) 12:16:35.67 ID:qLMjCwPY0

    夕美「なんでこんなことに……っ!」

    仁奈「バリバリイケてるナオンになるですよー♪」

    早苗「似合ってるじゃない!昔のボディコン持ってきた甲斐があったわ」

    菜々「バブルですか!懐かしいですねえ~!」

    菜々「ナナもその頃17歳で、毎晩ディスコに通ってて………」

    菜々「あとゲレンデにもよく行きましたね!真っ白なウェアを着て、私をスキーに連れてって、なんて!」

    夕美「ナナちゃん?」

    早苗「ちょっとあんた17歳なんでしょ?うまくやりなさいよ、仁奈ちゃん驚いてるわよ!」ヒソヒソ

    菜々「あ、えっと、それは」

    菜々「あ、あ~~~~いけない!ダンスレッスン行ってきますね!」ドタドタバターン

    仁奈「?」



    5: ◆kdCeKYg8YWHJ 2016/12/04(日) 12:17:04.21 ID:qLMjCwPY0

    _______________________________________




    【菜々「ビッグバンですか?懐かしいですねえ~!」】の続きを読む

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    1 : ◆TOYOUsnVr. 2017/02/20(月) 23:05:05.98 ID:G5GC7UEv0

    ダンスが好きで好きで仕方なくて、どうしても続けていたかった。

    そういうアタシの気持ちに反して、アタシが本気で踊ることができる世界はどんどん狭くなる。

    アタシの本気を受け入れてくれる場所はなくなっていく。

    それでも、ダンスだけはやめたくなかったから諦めずに踊っていた。

    そんなあるとき、道を示してくれた人がいる。

    アタシが踊り続けられる場所をくれた人がいる。

    きっと、そのときからアタシが踊る理由は一つ増えた。 






    2 : ◆TOYOUsnVr. 2017/02/20(月) 23:06:24.16 ID:G5GC7UEv0

    ◆ ◇ ◆ ◇



    高校の頃に始めてから、ずっと手放せなかったものがある。

    中途半端に握りしめ続けてしまったものがある。

    本気で踊りたい、と願いはするものの、それができる場所を本気で探すことはしなかったアタシ。

    プロデューサーさんはそんなアタシを見つけてくれた。

    真っ暗で何も見えないし、ごつごつしてて歩きにくいんだけど、歩むべき道を教えてくれた。

    なら、全力で応えるのが筋だよね。

    そう思って、レッスンに明け暮れる日々だ。

    プロデューサーさんは、いつもレッスンの終わりになるとちょこっとだけ顔を出してくれる。

    もちろん、事務所に行けば会えるんだろうけど、お仕事の邪魔になっちゃうだろうから、それはしない。

    レッスンは、アタシの好きなダンスだけじゃなくて歌とか演技とか、そういうのもたくさんある。

    まぁ、アイドルなんだし当たり前と言えば当たり前か。

    他のレッスンが嫌ってわけじゃないけど、やっぱりダンスが好きだから、ダンスレッスンの時は胸が躍る。

    そして、今日は一日フルでダンスレッスンの日なんだ。

    朝から楽しみで楽しみで、わんこに餌をあげて散歩に行って時間まで家で暇を潰してようかと思ったんだけど、そわそわしちゃっていつも

    より1時間くらい早く家を出た。

    まだトレーナーさんもいないだろうに。

    大人なのに、浮かれちゃって恥ずかしいなぁ。

    自分で自分がおかしかった。



    3 : ◆TOYOUsnVr. 2017/02/20(月) 23:07:24.20 ID:G5GC7UEv0



    レッスンスタジオに着くと、自分の予約が入っているルームを確認する。

    よんまるさん……四階かぁ。

    よーし、階段で行っちゃおう。

    とん、とん、とん、と階段を駆け上がり程無くして4階に到着する。

    体力がかなり戻ってきてるのを、ちょっと実感して軽くガッツポーズ。

    廊下をてくてくと進み、四○三の部屋に入った。

    「あれ、水木さん早いね。おはよう」

    アタシが部屋に入ると同時に、いつもレッスン終わりに聞く優しい声がした。

    プロデューサーさんだ。

    「あれ? プロデューサーさん?」

    「驚いたかな。今日はちょっとトレーナーさんに水木さんのレッスンで相談があってね」

    「アタシの? え、アタシ何か問題あったの?」

    「んーん。逆、やっぱりダンスはすごいんだね。水木さん」

    逆、ってどういうことだろ。

    問題なし、ってことなのかな。

    ということは、褒められてる?

    だとすると、なんで?

    「え。え? どういうこと?」

    にこにこ顔でアタシにそう言うプロデューサーさんと、その隣で微笑むトレーナーさん。

    なんだかアタシだけ置いてけぼりだ。

    「えー、っとね。詳しくは言えないんだけど、水木さんに課題をお願いしようかと思って」

    「……課題?」

    「うん。それで、その課題が水木さんにできそうかどうかをトレーナーさんと相談してたんだ」

    「トレーナーさんは何と……?」

    「水木さん次第、だって」

    「なるほど……」

    「それじゃあ、トレーナーさん。お願いします」

    そう言うとプロデューサーさんはトレーナーさんにぺこり、と頭を下げて出て行ってしまった。



    4 : ◆TOYOUsnVr. 2017/02/20(月) 23:07:50.46 ID:G5GC7UEv0



    説明されたものの、何が何やら分からず、呆然としているとトレーナーさんがぱちん、と手を叩いた。

    「じゃあ、水木さん。今日も頑張りましょうか!」

    はい。と返事をして、いつも通りアップを始める。

    そのアップの最中にトレーナーさんが今日のレッスン内容を話してくれた。

    なんでも、プロデューサーさんが持ってきた課題は、3曲。

    これを今日と明日で完璧に踊れるようにして欲しいんだとか。

    無茶苦茶言うよね、全く。

    トレーナーさんは選ぶ権利はアタシにあるって言うし、いつも通りトレーナーさんが組んだレッスンメニューでもいいよ、とも言う。

    さぁ、どうしたものか。

    なーんて、考える必要ないよね。

    プロデューサーさんがくれた課題だし、応えなきゃ恰好がつかないもん。

    「やる。やります!」

    こうして、鬼のようなレッスンが幕を開けた。




    【「アイドル水木聖來、スタートアップ」】の続きを読む

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    1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/21(火) 02:01:12.19 ID:BoCUVpdL0

    日菜子「皆さん、妄想してますかぁ?妄想大好き、喜多日菜子です♪
    今週から、日曜日のこの時間は日菜子が皆さんに素敵な妄想わーるどをお届けすることになりましたぁ♪
    はじめての冠番組で日菜子、もう感激で…むふふふ♪」

    ?「おーい、日菜子、番組説明しないと!」

    日菜子「むふふ…あ、ゲストさんに怒られてしまいました。
    えっと、この番組では毎週ゲストさんと一緒に日菜子の理想のデートを妄想ましましでお送りしていく、予定です♪
    ということで早速ゲストさんをお呼びしましょうかぁ。
    日菜子といえば王子様、王子様といえばやっぱりこの人、菊地真さんですっ♪」

    真「テレビの前の皆さんこんにちは、菊地真です!
    日菜子、今日はよろしくね!」

    日菜子「真さん、よろしくお願いします♪
    今日は日菜子と一緒に乙女な妄想デート、していきましょ♪」

    真「日菜子と遊ぶのは久々だし、すっごく楽しみだよ!」

    日菜子「むふふ♪それじゃあタイトルコールいきましょう。
    『喜多日菜子の妄想で~と♪』」

    2人「「れっつ、すたーと!!」」 






    2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/21(火) 02:02:06.22 ID:BoCUVpdL0

    日菜子「改めまして、喜多日菜子です。
    初回の今日は豪華ゲスト、菊地真さんとお送りしますよぉ
    真さんといえばアイドル界屈指の王子様としても有名ですが、実は夢見る乙女さんで、日菜子の妄想友達だったりするんです♪」

    真「えへへ、乙女なんて照れるなあ。
    日菜子とは何度か遊びに行ったことがあるんだよ。
    そう、今日の服、かわいいでしょ!こないだ日菜子と買い物に行ったとき選んでもらったんだ!」

    日菜子「日菜子の目に狂いはありませんでした…!キュロット、良く似合ってますよ♪」

    真「日菜子だって、今日も女の子らしくてかわいいなあ…
    そういえば麦わら帽子な日菜子って珍しいね。でも、合ってるよ」

    日菜子(そういうことさらっと言えちゃうところが王子様なんですよねぇ♪…っとカンペが)

    日菜子「ありがとうございます♪じゃあそろそろ出発しちゃいましょーか」

    真「そうだね。今日はどこにいくの?」

    日菜子「初めてですしまずは王道デート、っていうことで。
    遊園地、行っちゃいましょ~♪」



    3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2016/06/21(火) 02:02:51.33 ID:BoCUVpdL0

    真「とうちゃーく!まさか遊園地に行くのに空中ゴンドラに乗るとは思わなかったよ」

    日菜子「真さんはここははじめてですかぁ?」

    真「うん!日菜子は?」

    日菜子「私もはじめてですよ。以前ここで未央さんと李衣菜さんがラジオのイベントして楽しかったって聞いてたからずっと気になってたんです♪」

    真「そうなんだ!早速だけど何か乗ろうよ!
    今日は日菜子の理想のデートってことだけど、順番決めてる?」

    日菜子「そうですねぇ。真さんにエスコートしてもらう、っていうのもいいですけど…
    せっかくお友達と遊びにきているんですし、一つづつ気になったものに乗っていきましょう♪
    まずは真さん、お願いします♪」

    真「えへへ。こういう番組で好きなのに乗るっていうのははじめてだなぁ。いつもは王子様役ばっかりだから…
    じゃあ、まずは…」




    【【アイマス】日菜子「新番組ですかぁ♪」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1482479986/

    1: 3eyes2will 2016/12/23(金) 16:59:46.54 ID:lsZj+NMQ0

    初投稿です。

    モバマスP×三船美優のR18SSです。

    地の文あり。



    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/23(金) 17:07:43.88 ID:lsZj+NMQ0

    >>1の名前間違えました……。気にしないでください

     運転手に一万円を渡してタクシーから降りた。
     俺ともう一人、同乗する人を運転手には顔が見えないよう注意して、意識のはっきりしていない体を支えつつ降ろす。
     その人は酒に弱いせいであっさりと潰れてしまった。量としてはあまり飲んでない分すぐ復活してくれるかと淡い期待を抱いたが、叶わなかったようだ。
     走り去るタクシーを見送り、思わず嘆息した。

     今日はプロダクション単位の大きなライブがあった。
     俺の担当アイドル――三船美優もそれに漏れず出演し、色眼鏡抜きに見ても盛り上がったと思う。新ユニットのシャイニーナンバーズの一員として、会場を沸かせてくれた。
     ライブが無事終わって、打ち上げがあった。まあ自然な流れだと思う。大きなプロジェクトだったし、企画は大成功といって差し支えない。一息つきたかったしこのプロダクションには酒好きが多い。プロデューサーの先輩後輩たちに設営スタッフ、千川さん、高垣さんや川島さん、片桐さんに柊さん。あと安部さん。
     とにかく挙げれば切りはないが、飲み会に集まるメンツは多かった。そこで盛り上がって、普段以上の勢いで飲酒して、酔っぱらうのはしょうがないだろう。俺もあまり飲めるたちではないが今回は場の空気に飲まれていつもより酒を飲んだ。
     そして集まったメンバーの半分近くがつぶれたのもまあ仕方のないことだと思う。
     むしろ、これ以上のカオスの陥る前に解散を決意した部長の英断を俺はたたえたい。下手したらはしごをして二件三件と回った末全員潰れていた可能性は否定できない。

     とにかく。
     酔っぱらったとはいえなんとか意識のあるメンバーがつぶれたメンバーを連れ帰ることになった。ここに異存はない。問題は俺の担当が三船さんだったことだ。
     なにが問題かって、俺は三船さんの家を知らないことだった。
     さらに問題だったのは、三船さんの家を知っている人は全員潰れていたことだった。
     泥酔した三船さんとタクシーに乗った時は、ひやひやしたものだった。半分以上酔いがさめてしまったほどだ。人生で一番緊張したかもしれない。
     千川さんには、様々な理由がありホテルに泊まってはダメというお達しは受けていた。酔った頭で考えた結果、いける場所は自宅のみと結論つけてしまった。タクシーを降りて少し冷静に考えて女子寮に送ればよかったのに気づくが後の祭り。
     仕方がないと心中で繰り返し三船さんを家に連れ込む再決心がついたのが数分前の事だった。



    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報Rがお送りします 2016/12/23(金) 17:09:20.07 ID:lsZj+NMQ0

     ようやく家に辿りついてなんとか三船さんをベッドに寝かせ、布団をかける。
     思った以上に疲れた。というか精神がすり減った。下手したらスキャンダルものだ。
     自分の頭の悪さに頭を抱える。いくら酔っていたとはいえどういうプロセスを経たら、こんな状況になるのだろうか。今以上にタイムマシンが欲しくなったこともない。

     顔を赤くして、無防備に俺のベッドに寝ている姿をみて何も思わないわけではない。なんとなく頭を撫でた。こういう行為が頭の悪さの現れな気がする。なにをやっているのだと自問自答。
     ……自分自身も酔っているのを自覚している。行ってる行為の一つ一つが間違っている気がしてならない。なにかこれ以上変な行動を起こす前にとにかく早く寝たい。
     煩悩を振り切り部屋を出ようとしたところで一瞬動きが止まる。袖を引っ張られていることに気づいた。

    「……三船さん、起きちゃいました?」

    「えぇ……ここ、は……?」

     三船さんが体を起こす。酒のせいか頬は赤く、軽く息も上がっていて、俺が雑に運んだせいだろう、服が乱れていて目のやり場に困った。
     なんと言うべきか……ホテルというのはまずいだろう。
     嘘をついてもしょうがない、後々の事も考えて正直に言う事にした。

    「あー……僕の家です。三船さん酔いつぶれちゃって……ほかの人にも頼れなかったので、しょうがなく」

     言い訳ぽくなっていないだろうか。
     いや、事実言った通りではあるのだが、客観的に見れば酔っぱらったのにあかせて部屋に連れ込んでいるので、糾弾されたらなにも言い返せない。

    「え……? あ、す、すみません。私ったら、そんな」

    「お構いなく。明日は僕も休みで三船さんもオフなので、案内してくれれば家まで送りますよ」

    「ごめんなさい、なにから……なにまで。……じゃあ、このベッドも?」

    「え、あー、僕のです。嫌かも知れませんが、風邪を引かれても困りますし……」

     それを聞いた三船さんの頬がさらに赤くなった気がする。
     いけない。酔っているせいか、浮かれている。都合のいい解釈をしている気がする。

    「嫌なんてことは……ないです。むしろ……」

    「むしろ?」

     むしろ?

    「えっと……、いえ、なんでもないです」

    「あ……はい」

     なんと言うつもりだったのだろうか? むしろ、嬉しいです。とか?
     等と考えて、心中で否定しないのは酔いのせいしたくなる。ここまで築いてきた関係を崩してはたまらない。バカな考えも一晩寝れば治る、早く寝てしまおう。

    「……じゃあ、僕はリビングの方行きますんで、おやすみなさい」

    「え? リビングって……Pさん、どこで寝るつもりですか?」

    「まあ、ソファですかね……会社で慣れてますし。僕がいるのが不安なら、ネカフェかなにか探しますが……」

    「嫌なんてことは……、私がベッドで寝ているのにそんな」

    「とにかく、心配しなくて大丈夫ですから」

    「いえ、それなら……一緒、とか、でも……」

     言いながら、どんどん顔が赤くなっている。
     三船さんの突拍子のない発言には毎回どきりとさせられる。
     一瞬、勢いで「是非!!」と叫びそうになるのをぐっとこらえ、
    「ばっ、あのですね、三船さん。そういう風に言ってると勘違いを……!?」

     腕を引っ張られる。近くに三船さんの赤い顔。
     酒か、この状況のせいなのか。頬が赤く染まっているのがわかる。軽く息が当たってくすぐったい。





    【三船美優「一歩、踏み出して」】の続きを読む

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