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    2017年09月

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    転載元 : http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1506176204/

    1: 名無しで叶える物語 2017/09/23(土) 23:16:44.82 ID:3mz72qzR.net

    絵里(放課後。いつものように生徒会室へ向かう)

    絵里(生徒会長たる私がいなければ生徒会の仕事は進みませんからね!)フフン

    絵里(でも……ここのところは、少し別の目的もあって、生徒会室へ行くのが楽しみなの)

    絵里(それは……)



    2: 名無しで叶える物語 2017/09/23(土) 23:17:19.26 ID:3mz72qzR.net

    ガラリ

    絵里「皆さんお疲れ様」

    後輩「あ、絢瀬先輩お疲れ様です!」

    絵里(後輩たちもみんな来てるわね……そして)

    希「エリチお疲れ様~」

    絵里(……希も)

    絵里「お疲れ様、希」

    絵里「さて、それじゃ生徒会、始めましょう」

    後輩「はい!」



    3: 名無しで叶える物語 2017/09/23(土) 23:18:11.81 ID:3mz72qzR.net

    ―――

    後輩「それじゃ、先輩方お先です」

    絵里「はーい、お疲れ様。気をつけて帰ってね」

    後輩「はい!お疲れ様でした」



    4: 名無しで叶える物語 2017/09/23(土) 23:18:57.15 ID:3mz72qzR.net

    絵里(――残ってるのは、私と希だけ)

    絵里(お互いに、ふたりだけが居残るように意識して動いてるんだよね)

    絵里(……早く、してくれないかな)モジモジ

    希「……エリチ」

    絵里「あ、何、希……」

    希「何って……いつもの、今日もしようか?」

    絵里「う、うん……お願い///」




    【絵里「放課後のヒメゴト」】の続きを読む

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    1: 名無しで叶える物語 2017/09/24(日) 04:18:56.74 ID:TzQDg1yE.net

    ────────
    音ノ木坂学院 廊下


    絵里「おーもいーでーをー」フンフン

    絵里「とーじこーめーたー」フンフン

    凛「あ、絵里ちゃ…」


    絵里「はーとぅぶれぃっく!」ババッ!


    凛「…」


    絵里「ありふ…」

    凛「…」

    絵里「あのーこれはね?」

    凛「wwww」トテテテ

    絵里「凛っ!待ちなさい!待って!」



    2: 名無しで叶える物語 2017/09/24(日) 04:20:10.29 ID:TzQDg1yE.net

    ────────
    部室前


    トテテテ


    凛「ぷーくすくすくす」

    絵里「凛っ!」

    凛「はーぶれいっ!」ババッ!

    絵里「捕まえたっ!」モッギュー

    凛「ひゃあ、捕まったにゃー」ジタバタ



    3: 名無しで叶える物語 2017/09/24(日) 04:20:49.49 ID:TzQDg1yE.net

    絵里「まったくもう…」

    凛「絵里ちゃん廊下で熱唱するのよくないよ?」

    絵里「先輩をバカにするのもよくないわね?」アタマグリグリ

    凛「ひゃーw先輩禁止にゃーwww」グラレグラレ


    ギャーギャー


    凛「?なんか中うるさいね」

    絵里「…嫌な予感がするわ」




    【絵里「ソロライブ反省会два」】の続きを読む

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    1: 名無しで叶える物語 2017/09/26(火) 01:18:17.85 ID:xbeco/y4.net

    ダイルビ



    3: 名無しで叶える物語 2017/09/26(火) 01:20:14.56 ID:xbeco/y4.net

    ダイヤ「ルビィ」


    ルビィ「んー?」モグモグ


    ダイヤ「...」


    ルビィ「どしたのおねぇちゃ」


    ダイヤ「どしたの?ではありません」


    ルビィ「ん、...なんか怒ってる?」


    ダイヤ「はい」


    ルビィ「どーしてかなー、どーしてかなー」モグモグ


    ダイヤ「それ私のプリン!!」



    5: 名無しで叶える物語 2017/09/26(火) 01:21:05.49 ID:xbeco/y4.net

    ルビィ「おねぇちゃ」


    ダイヤ「あ?」


    ルビィ「今日はなんの日ですか」


    ダイヤ「...」


    ルビィ「ねぇ」


    ダイヤ「ルビィの...あなたの誕生日ですわね」


    ルビィ「そういうこと」モグモグ


    ダイヤ「そういうことではない」




    【ダイヤ「なにを拗ねてるの」ルビィ「つーん」】の続きを読む

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    1: 名無しで叶える物語 2017/09/24(日) 20:10:04.75 ID:yxzGLnRv.net

    善子「おはよう…… いい朝ね、リトルデーモン達」

    花丸「よしこちゃん、おはようずら」

    ルビィ「お、おはようございます…… 津島さん…………」

    善子「だーかーらー! よしこでも津島さんでもなくて ヨ・ハ・ネ! だってば!!」

    ルビィ「ピギィ! ご、ごめんなさい……」ナミダメ

    花丸「よしこちゃん、やめるずら。ルビィちゃんが怖がってるよ?」

    善子「…………」



    2: 名無しで叶える物語 2017/09/24(日) 20:11:27.85 ID:yxzGLnRv.net

    ルビィ「うゆゅゅゅ……」ビクビク

    花丸「よしこちゃん?」

    善子「……ずらまる、ちょっと来なさい」

    花丸「急にどうしたずら?」

    善子「いいから! こっち!!」グイッ

    花丸「あっ、分かったから…… 引っ張らないで欲しいずら」

    ルビィ「うゅ……?」キョトン




    【善子「ルビィが心を開いてくれない」】の続きを読む

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    1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 15:33:21.79 ID:esaq45Huo


     「例えばの話だけどさ」


    歌って、踊って。
    泣いて、笑って。
    数えるのも大変なくらい、たくさんの思い出をもらって。
    振り返れば、刻み付けた足跡は遥か遠くまで霞んでいた。



     「私がアイドル引退しようと思ってたら、どうする?」 
     






    2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 15:34:21.69 ID:esaq45Huo

    もしアイドルにならなかったら、私はどうなっていたんだろう。
    普通に会社へ通っていただろうか、店先でハナコを撫でていただろうか、プロデューサーに出会っていただろうか。
    ときどき寝る前にふと考えて、結局答えが出る事は無かった。


     「例えばの話、だよな」


    それに答える言葉を、私は持っていなくて。
    ただ、プロデューサーに笑いかける事しか出来なくて――


     「…………そう、か」


     「うん」



     「――ありがとう。凛」




    3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2014/12/24(水) 15:34:56.14 ID:esaq45Huo



    十二時の鐘が、鳴ろうとしていた。





    【渋谷凛『シンデレラ』】の続きを読む

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    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/29(金) 08:49:37.11 ID:VW5rMWY50

    アナスタシア「ずっと我慢をしていましたが、もう限界です」

    未央「えっと、何か気に障ることしちゃった……かな?」

    アナスタシア「いいえ、ミオは何もしていません」

    未央「じゃあどうして」

    アナスタシア「何もしていないということが、何より許しがたい罪です」

    未央「どういうことなの……」

    アナスタシア「あらためてはっきりと言わせてもらいましょう」

    未央「は、はい……なんでございましょう?」





    アナスタシア「パッションにネコアイドルが全く増えていないのはどういうことですか!!」

    未央「私に聞かれても困るってば!!」  
       






    2: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/29(金) 08:50:28.68 ID:VW5rMWY50

    1年前のこれの続き

    アナスタシア「ミオ、私はとても怒っています」本田未央「えっ」
     
     
     
    EoIhqBN

    アナスタシア(15)

    dvgoPbk

    本田未央(15)




    3: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/29(金) 08:51:56.62 ID:VW5rMWY50

    アナスタシア「私は去年伝えたはずです。あなたにはネコアイドル普及委員会パッション部長としての自覚が足りないと」

    未央「そういえばあったねそんな話」

    アナスタシア「その時ミオは『刀折れ矢尽きるまで粉骨砕身、本田死してもネコアイドルは死せず』と快く返事をしてくれました」

    未央「そこまで命懸けた覚えはないんだけどなあ」

    アナスタシア「だというのにミオはいまだにその認識が甘いです。ミリオンシアターのパーフェクト判定並に甘いです」

    未央「判定以外の部分を難しくしてバランスとってるからね」




    4: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/29(金) 08:54:40.13 ID:VW5rMWY50

    アナスタシア「けものフレンズというアニメが流行したこともあり、ジヴォトネ(動物)アイドルの競争は激化の一途です」

    未央「すごーい!」

    アナスタシア「今年3月末にはふれあいフレンズガチャがありました」

    未央「はい」

    アナスタシア「その時アイコが仮装した動物は何でしたか?」

    未央「…………」

    アナスタシア「アイコの動物は?」

    未央「……ハムスターです」

    アナスタシア「ミウは?」

    未央「……おサルさんです」

    アナスタシア「オイ!!!」

    未央「面目ございません!!」ドゲザ





    【アナスタシア「ミオ、私は心底失望しました」未央「えっ」】の続きを読む

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    1: ◆xyCtqBd8Ao 2017/09/28(木) 22:38:25.69 ID:K7hW9pLJ0

    モバマスSS

    3作目 
     
    千枝「プロデューサーさん!」トテトテ
    ↑1作目 
     
    千枝「お兄ちゃんって呼んでもいいですか?」
    ↑2作目

    読まなくても大丈夫ですが、読んでおいたほうがいろいろつかみやすいかと思います。

    キャラ崩壊、呼び方違い等あるかもしれません。

    まったり初めて行きます





    2: ◆xyCtqBd8Ao 2017/09/28(木) 22:51:14.80 ID:K7hW9pLJ0

    ------ある昼下がり-------

    モバP(以下P表記)「~♪」トトトトトト

    比奈(プロデューサーが机でなんかしてるっスね)

    比奈(歌いながらってか曲聴きながら机を叩いてる…?)

    P「~~♪」バンッ!バンッ!トトトトト…

    比奈(今度は両手で机叩いたと思ったら片手でリズムとってる?)

    比奈(本当に何してるンスかねえ…)

    比奈(聞いてみようかな)

    比奈「プロデューサー。プロデューサー!」

    P「~~~♪」タタタタッ。タタタタッ

    比奈(聞こえていない。ただのしかばねのようだ)

    比奈(ってしかばねじゃないっス)

    比奈「プロデューサー」トントン

    P「~~♪ っておう。比奈か。どうした?」

    比奈「何回もよんでたんスけど聞こえてなかったようで」

    P「あー。ごめんごめん。気付かなかったや。」

    P「なんかあったかな?」

    比奈「いや、何してるのかなーって思っただけっス」

    P「あーこれか。見られたか。」

    比奈「バッチリ」



    3: ◆xyCtqBd8Ao 2017/09/28(木) 23:00:57.60 ID:K7hW9pLJ0

    P「いやはや、恥ずかしい」

    比奈「んで、なにしてたんスか?」

    P「これか?んー…練習?」

    比奈「練習…まさかプロデューサーもアイドルに…!?」

    P「俺も歌って踊れるアイドルに!ってんなわけあるか。」

    比奈「…そうっスよね」

    P「当たり前よ。さっきやってたのは俺のやってる音ゲーの練習ってか癖みたいなもんだよ」

    比奈「そうっスか。あんまり詳しくないもんで」

    P「チュウニズムって音ゲーなんだけどね」

    比奈「ちゅうにずむ…?こんなんスか?」シュバッ

    比奈(中二病独特のポーズを取る)

    P「俺も最初そう思ったけど、違うね。」

    P「それだと後輩Pくんが担当してる蘭子ちゃんと飛鳥ちゃんみたくなるね」

    比奈「ハハ。そうっスよね…」テレテレ

    P「そうそう。実際の表記はこうやって書くんだけどね」カキカキ

    "CHUNITHM"

    比奈「ふむふむ。結構やってるんスか?」

    P「そこそこやってる気がするなあ。」

    比奈「一人でやるんスか?」

    P「まあ音ゲーだから基本一人だね」

    比奈「他にやってる人とかいるっスか?」




    【比奈「CHUNITHM っスか?」】の続きを読む

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    1: 冴木 2017/08/15(火) 20:24:38.30 ID:hpoZulZVO

    アイドルマスターシンデレラガールズのSS です。

    以下の要素が含まれます。ご注意の上で見ていただけると幸いです。

    ・キャラ崩壊
    ・オリジナル設定あり
    ・文章ミス
    ・遅筆


    オリジナル設定について
    ・アニメ最終回から一年くらいの時期
    ・プロデューサーが3人(PaP、CuP、CoP)
    ・CoP(男)とCuP(女)が兄妹





    3: 冴木 2017/08/15(火) 20:33:06.33 ID:hpoZulZVO

    事務所ーー


    塩見周子「……」ボケ-

    道明寺歌鈴「お疲れ様です~」

    周子「……」ボケ-

    歌鈴「あ、あの~。周子さん?」

    周子「…あ、歌鈴ちゃん。ごめんねー、ちょっと考え事してた」

    歌鈴「いえ。……それよりなんで頭にぬいぐるみを乗せてるんですか?」

    周子「コレ? 今日卯月ちゃんにもらったんだー。いっぱいあるからどうぞってね」ピニャァ

    歌鈴「は、はあ……」(器用だなぁ)

    周子「ところで事務所にはCuPさんに用事?」

    歌鈴「はい。乃々ちゃんと一緒のお仕事でお話したかったんです」

    周子「ニアミスだねぇ。さっき卯月ちゃんと出てっちゃった」

    歌鈴「え?! お話しは今日って確かに」

    周子「ライン見てみ?」

    ポスッ ポスッ   ゴソゴソ

    歌鈴「あ、変更になってる。昨日見てなーー」

    周子「?」

    歌鈴「…乃々ちゃんのバッグも持ってきちゃった」マッサオ

    周子「あらら」

    歌鈴「どうしましょう?! 乃々ちゃんの携帯多分この中です! 早く渡さないと」

    周子「歌鈴ちゃん、落ち着こうよ。乃々ちゃんはこれから仕事?」

    歌鈴「いえ、もう仕事はないから凛さんに会いに行くと言ってました」

    周子「なら下手に動かないでここで連絡待った方がいいよ。乃々ちゃんは歌鈴ちゃんを探しに来るだろうから」

    歌鈴「は、はい。あの、ありがとうございます、周子さん」

    周子「ん、どういたしまして」

    歌鈴「……」

    周子「……」ボ-

    歌鈴「…あ、あの。周子さん?」

    周子「はぁい?」

    歌鈴「何か悩み事ですか?」

    周子「あ~、そんな大層なものはないなぁ。ちょっとした疑問がねぇ~、あるんだけどねぇ~」グテ-

    歌鈴「はぁ…」(よく頭から落ちないなぁ、ぬいぐるみ)

    周子「346プロってなんでこんなに変な人多いのかなって、ね?」

    歌鈴「」



    4: 冴木 2017/08/15(火) 20:34:42.63 ID:hpoZulZVO

    周子「もちろん嫌な意味ではないけど、毎日退屈しなさ過ぎるのは何でかなーって思うとさぁ」

    歌鈴「えと、……ごめんなさい?」

    周子「いや、歌鈴ちゃんは全然変な人って感じじゃないよ。直球で可愛いからね~」

    歌鈴「そ、そんなことないでひゅ! …こほん。それを言うなら周子さんのほうが可愛いです。みんなが認めるシンデレラガールなんですから」

    周子「うーん、最近私がシンデレラに選ばれたことが夢だったのかと思えてきたんだよね」

    歌鈴「そんな! どうしてですか?」

    周子「さっきも言ったけど、ココって変な人多いじゃない?」

    歌鈴「はい。あ、いや。……はい」

    周子「悪い意味ではないから気にしないほうがいいよ?」

    歌鈴「つい…」

    周子「でさ、シンデレラに選ばれた子って全員変な度合いが極端に高いと思うんだ」

    歌鈴「…蘭子さんのことですか?」

    周子「あぁ、蘭子ちゃんが一番普通に近いかな。最近特に可愛い仕草も増えたし。一番シンデレラガールやってるなぁって感じ」

    歌鈴「ぇ……? 私の中では卯月さんが普通のアイドルの頂点なのですが」

    周子「昨日までは私もそう思ってた」

    歌鈴「私が来る前に何かあったんですか?」

    周子「それがねー」


    ーーーー




    【周子「シューコの憂鬱」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1506381290/

    1: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/26(火) 08:14:50.32 ID:SjBa6GBgO


    初投稿です。
    設定との矛盾等あるかもしれません。
    ご了承下さい。
    特にヤマもオチもありません 






    8: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/26(火) 08:48:13.43 ID:SjBa6GBgO


    ***

    わたしが、尊敬する人。
    先日受けた雑誌のインタビューで、記者からその質問を受けたとき、頭が真っ白になってしまい答えることができなかった。咄嗟に出たのは「織田信長」だったが、わたしは別に織田信長を尊敬はしていない。ただ、前日にたまたま授業で歴史に少しだけ触れたから頭に浮かんだだけだ。
    なぜ、頭が真っ白になったのか、それは自分でも分かっている。それは、わたしが尊敬するのは…

    「ありすちゃん」

    事務所のソファでタブレットをぼうっと眺めていると、背後から声をかけられた。

    「鷺沢さん。おはようございます。」
    「はい。おはようございます、ありすちゃん」

    分厚い本を抱えた鷺沢さんが、透き通るような青い瞳で私を見つめている。その瞳で見つめられたら、世の男性はきっとドキドキしてしまうのだろう。

    「なにか、調べものですか?」

    そう聞かれて、ふと自分のタブレットに目を落とす。インターネットで検索をかけた結果が表示されたままになっていた。『小学生 尊敬する人』の検索結果がずらりと列挙されている。あぁ、そうだった。わたしは…

    「はい、先日インタビューをうけたとき、尊敬する人を聞かれたのですが、上手く答えられなくて…それで、世の小学生はどんな人を尊敬する人として挙げているのか、調べていました。次に同じ質問をされたとき、ちゃんと答えたいので。」

    そう、それは間違いではない。けれど、間違っている。きっと指摘されるだろう…そう思いながら再びあの青い瞳を見つめる。



    9: 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/26(火) 08:49:11.93 ID:SjBa6GBgO


    「そう、でしたか。ありすちゃんは…とてもお仕事熱心ですね。その熱意は、ぜひ見習いたいと思います。」

    そう言って、鷺沢さんは静かに微笑んだ。あぁ、この人は全てお見通しなのかもしれない。すべて分かったうえで、わたしの矛盾を突かずにいてくれる。こういうところが、大人ということなのかも。
    けど、わたしは大人じゃないから、鷺沢さんの瞳の奥を知りたくなってしまう。

    「鷺沢さんなら、どう答えますか?」

    一瞬、瞳がきらりと光った気がする。何か感情を動かすことができたのかもしれないーー

    「わたしが最も尊敬する人は、プロデューサーさんです。」

    即答だった。重ねてわたしは質問する。

    「それは…それは、雑誌のインタビューでも…お仕事で聞かれてもそう答えるのですか」
    「えぇ、そのつもりで、いま答えました。」
    「そう、ですか…」

    わたしはそう答えられなかった。誰よりも尊敬しているのに、声に出せなかった。こんなこと、今まで一度だってなかった。

    「お隣、いいですか」
    「どうぞ」

    鷺沢さんは滑らかな動作でわたしの横に腰かける。そして、わたしの瞳をじっと見つめ、静かに微笑んだあと、

    「ありすちゃんは、雑誌のインタビューではなく、この誰もいない事務所の片隅で、私からいま同じ質問をされたら、なんと答えますか。」

    と質問した。




    【橘ありす「あなたの瞳には」】の続きを読む

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    転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1506675205/

    1 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/29(金) 17:53:25.68 ID:XDx6nnilo


    「美波、現実逃避しよう!」

    誘うなら今日しかない。

    今期の節目となるライブを終えてすぐの休日。

    緊張から解放された今日こそが好機と見て前々から計画していたプランを実行に移すことにした。

    結果、うれしいことに二つ返事で快諾をいただいた。 






    2 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/29(金) 17:54:38.90 ID:XDx6nnilo

    「それでラーメン屋さん、ですか?」

    隣にいる美波が興味深そうに店内を見渡す。

    L次方のカウンターに4人掛けのテーブルが2つのこぢんまりとした中華料理屋、ここが今日の昼食会場だ。

    ところどころ塗装の剥げた赤いカウンターをなでる美波はどこか落ち着かない様子で、
    さきほどからメニューを手に取ったりガタガタいう丸椅子の脚を調整したりしている。

    「こういうところ、あまり来たことがなさそうだったからな」



    3 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2017/09/29(金) 17:56:24.58 ID:XDx6nnilo

    わかっている。これが悪手だということは。
    女性を連れ込んでラーメン屋もないものだといいたいのだろう、でもそれでは意味がない。

    今回の狙いはずばり美波の化けの皮をはがすことにある。

    清純ぶった振る舞いの、優等生面した表情の裏に隠された彼女本来の姿。
    そいつを暴いてやるために今日までプランを練ってきたのだ。
    だからこそ普段と違う場所に連れ出して、非日常の中に彼女をぶち込んでやる必要があったというわけだ。

    とはいえラーメン食っただけでそんなんなるか?

    たぶんなんない。

    まあ行きつけの店に連れてきたかったっていうのもあるよね。




    【モバP「美波ィ!現実逃避するぞォ!」】の続きを読む

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