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1: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 18:09:05.08 ID:NFkyG5rO0

優花里「生徒会の引継ぎや河嶋先輩の留年騒動で何かと忙しくて、こういった催しは随分ご無沙汰でした」ウキウキ

優花里「第一目標の戦車関係の本は全て確保しましたし、後は知り合いのスペースを回りますか」

優花里「まずは……まあ、あそこですね」

テクテクテク…

優花里「おはようございます逸見殿!」

エリカ(おさげ&黒縁メガネ)「ちょっ……! 本名で呼ぶんじゃないわよ!」

優花里「ああ、すみません。久々だったもので……サークル『シュバルツバルト』の三ツ井かりヱ殿」

エリカ「よし。こっちでは久々じゃない」

優花里「色々忙しくて……。三ツ井殿だって、隊長になって大変なのでは?」

エリカ「めちゃくちゃ大変よ……毎日胃が砲弾でも詰め込んだみたいに重くて……」

優花里「黒森峰の隊長ですからね……そのプレッシャーは私では計り知れません」

エリカ「そんなんだからストレス解消の為に妄想がはかどることはかどること」

優花里「ほほう」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

>>1/23「いつみ」の日記念ガルパンSS

※キャラ崩壊・ネタ被りは二次創作の華

※最終章のネタバレ入荷しました

※続きものですが今回から読んでも大丈夫だと思う
 あらすじ「エリカなどが同人作家やってる」



2: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 18:11:19.93 ID:NFkyG5rO0

これまでのガールズ&同人

エリカ「私のみほまほエロ同人誌が無い!?」

優花里「同人誌を買いにイベント参戦であります!」

エリカ「同人作家な戦車女子の集い?」

エリカ「同人作家な戦車女子の合同本?」



3: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 18:20:54.62 ID:NFkyG5rO0

エリカ「だからアイデアはどんどん湧いてくるんだけど、原稿やる時間がとれなくて……1冊仕上げるのがやっとだったわよ」

優花里「それはお疲れ様です。ですが……」

ガラ~ン…

優花里「見たところ机に何も残っていないようですが、まさか完売ですか……?」

エリカ「……もしかしたら、秋山が来るんじゃないかと思って――」ガサゴソ

エリカ「ほら、取り置いてあげたわよ」つ【本】

優花里「み、三ツ井殿ぉ……」ウルウル

エリカ「ちょ……このくらいのことで泣かないでくれる!?」

優花里「うう……すみません。三ツ井殿の優しさが心に染みてしまいまして……」

エリカ「いいからさっさと受け取りなさいよ」

優花里「はいぃ。拝見させていただきます!」


『イかせてっ! みほエリ寸止め作戦です!』




4: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 18:31:56.15 ID:NFkyG5rO0

~エリカの部屋~ 

エリカ『隊長……私は本当に――』 

まほ(ビデオ通話)《しっかりしろエリカ。隊長はお前だ》 

エリカ『あ……すみません……』 

まほ《何度も言ったが、お前は隊長という役職を重く考えすぎだ。もちろん重要な役割には違いないが――》 

まほ《お前は縛られすぎだ。隊長とは、黒森峰とは、西住流とはこうあるべきだと……》 

まほ《大切なのはエリカがどうしたいかだ。私を目指す必要はない。エリカの戦車道を探しなさい》 

エリカ『……分かっています。分かっていますけど……』 

まほ《ふむ……仕方ないな》 

エリカ『……?』 

まほ《エリカが押し潰されそうになった時の為に、あらかじめカンフル剤を用意しておいた》 

エリカ『はあ……』 

まほ《多少荒療治だが、エリカには効果てきめんだろう。明日の夜にそちらに届くように手配するから、楽しみに待っていろ》ニコリ 

エリカ『よく分かりませんが……分かりました』



5: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 18:46:45.05 ID:NFkyG5rO0

~翌日の夜~ 

エリカ『届くって何が来るのかしら……やっぱり宅配便で? でももう結構遅い時間だけど――』 

ピンポ~ン! 

エリカ『! はーい! ええっと印鑑印鑑……』ドタバタ 

エリカ『お疲れ様ですー』ガチャ 

みほ『こんばんはっ、エリカさん♡』 

エリカ『みみみみっ、みほぉ!? なんで!?』 

みほ『お姉ちゃんに頼まれてたの♪ 入っていいですか? 外寒くって……』 

エリカ『え、ええ……』 

みほ『おじゃましまーす♡』 

エリカ(ど、どういうこと……? つまりみほがカンフル剤ってこと? みほで元気を出せと?)



6: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 19:06:24.16 ID:NFkyG5rO0

みほ『はぁ~♪ エリカさんの(お部屋)あったかい……♡』 

上着ヌギッ ムワッ! 

エリカ『ッ……!』カクッ ガタッ 

みほ『うわっ! どうしたのエリカさん!』 

エリカ『べ、別になんでもないわよ!』 

エリカ(なに今の……っ。みほが上着脱いだ瞬間部屋に甘ったるい香りが広がって……嗅いだら一瞬意識が持ってかれた……)クラクラ 

みほ『……♡』ニコッ 

エリカ『と、とりあえずコーヒーでも出すわね』カチャカチャ 

みほ『うーん、エリカさんの入れてくれるコーヒーも好きだけど、久しぶりに黒森峰に来たんだし、地ビール(ノンアルコール)飲みたいなぁ……♪』 

エリカ『えっ……いいけど』 

みほ『エリカさんも一緒に飲もう?』 

エリカ『えー……明日も朝からミーティングが――』 

みほ『エリカさんと一緒にお酒(ノンアルコール)飲みたいなぁ……♡』上目遣い 

エリカ『~~~っ仕方ないわねぇ……!』ドキドキ 

エリカ(ダメっ……みほスメルのせいで頭がボーっとして……みほに逆らえない……!)ハァハァ…



7: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 19:22:01.84 ID:NFkyG5rO0

シュコッ! トクトクトクトク…シュワァ…!(ノンアルコール) 

みほ『えへへ、それじゃあ乾ぱ……じゃなくって、プロージット(乾杯)!』 

エリカ『プロージット……』 

チンッ! 

みほ『ごくっ……ごくっ……!』 

エリカ(……みほの白い首筋がビール(ノンアルコール)を飲み込む度にうねうねと動くのが艶かしい……)ゴクリ… 

みほ『ぷはぁ! あ~やっぱり黒森峰といったらこれ(ノンアルコール)だなぁ……♪』ペロッ 

エリカ(口元についた泡(ノンアルコール)を舐めとる仕草が淫靡……)ギンギン… 

みほ『からし蓮根も久しぶり~♪ お酒(ノンアルコール)進んじゃうね』シャクシャク 

エリカ(みほ咀嚼音が……艶やかな唇の蠢きが……いちいち悩ましい……!)フゥフゥ… 

みほ『はぁ~……なんかアルコール(ノンアルコール)回ってきて暑くなってきちゃった』パチッ…パチッ… 

エリカ『カハッ…!?』 

エリカ(そっ……そんなにシャツのボタン外したら……みっ、見えちゃう――)カッ!



8: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 19:32:28.01 ID:NFkyG5rO0

みほ『……もぉー、エリカさん視線がエッチだよぉ♡』 

エリカ『なっ!? ななななべべべべべつに何も見てないわよ!?』 

みほ『そんなにまじまじ見つめてるくせにその言い逃れは無理じゃないかな……♡』ムニッ 

エリカ(そう言いつつ胸を寄せてッ……何これ……もうなんか、完全に……この雰囲気はヤバい……流される……!)ハァハァ… 

みほ『んふふ……♡ エリカさんばっかりズルいんじゃないかなぁ』スッ 

エリカ『へっ、な、何を――』 

みほ『エリカさんもなんだか顔が赤くて息が荒くて……暑そうだよ?』パチッ…パチッ… 

エリカ『あ……私の服……っ』ビクッ 

みほ『ふふっ♪ 抵抗しなくていいの?』 

エリカ(普段ならこんなこと絶対させないのに……体温の上がったみほから立ち上るむせかえるような甘い香りで……あートぶ~トんじゃう~……)クラクラ 

みほ『えいっ♪』グイッ 

エリカ『あっ』ドサッ



9: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 19:44:59.10 ID:NFkyG5rO0

みほ『えへへ、エリカさんを押し倒しちゃいましたー♪ どこまでやればエリカさんは抵抗するのか、試してみましょう♡』パサッ 

エリカ(私のシャツめくり上げて……何を――) 

みほ『あはー♪ エリカさん相変わらず鍛えてるんですね! 綺麗な腹筋……』スー… 

エリカ『ひぅっ! あっ、ちょっと、くすぐった……!』ゾワゾワビクッ 

みほ『すべすべできもちいなぁ……』スー…サワッ 

エリカ『ふひぃ! あぁ~……あっ♡ はぅ♡』ピクン 

みほ『あははっ、お腹撫でられるの気持ちいい?』スリッ…スワッ… 

エリカ『なにこれっ♡ こんなっ、こんなの知らなっ♡ 待って待って待って怖いお腹やめて♡』ピクンピクンピクン 

みほ『えー、まだまだこれからだよ。――そういえばエリカさん、あんまりビール(ノンアルコール)飲んでないね。もったいないよ?』 

エリカ『はぁっ……はぁっ……だからっ……言ったでしょ、明日朝から――』 

みほ『仕方ないなぁ、私が飲ませてあげるね♡』つ【ビール瓶(ノンアルコール)】 

エリカ『へっ?』



10: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 19:57:29.70 ID:NFkyG5rO0

みほ『じっとしててねぇ……エリカさんの綺麗なおへそに……♡』 

エリカ『な、なんで……まさか……それ――』 

みほ『はーい♪』トクトクトクトク… 

エリカ『冷たっ! ひぃぃ……』シュワァ… 

みほ『できた~♪ エリカさんのおへそ酒!』 

エリカ『いぃ意味わかんないわよ……』ピクピク 

みほ『それじゃ、いただきまーす♡』 

エリカ『えっ、嘘……嘘嘘嘘嘘よね!? や、やめてそれは……そんなことされたらもう――』 

みほ『んー…………ちゅるっ』 

エリカ『んぃっ!』ビクッ 

みほ『ぢゅるぢゅるぢゅるぢゅる……♪』 

エリカ『ぁひぃぃいぃ……♡』ゾクゾクゾワゾワ 

みほ『ぢゅるぢゅる……んっ……ちゅぅぅぅぅぅっ!』 

エリカ『吸わ……っ! はぁっ♡ へゃぁぁぃぃぃ……♡』ガクガクッ 

みほ『ちゅっ……ちゅぅぅ……んむ……れぉむ……ぁむん……♡』 

エリカ『ひぃぁぁ~……♡ 奥までぇ……舐めつくされてるぅ……♡』ピクピク 

みほ『んれぇ……ちゅぽっ♡ ふぅ、ごちそうさまでした♡ えへへっ、飲ませてあげるって言ったのにまた私が飲んじゃった♪』ペロッ 

エリカ『あぅ……み、みほぉ♡』トローン 

みほ『うん♡ まだまだビール(ノンアルコール)はいっぱいあるからね♪ 夜は長いよ、エリカさん……♡』 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――



11: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 20:07:31.37 ID:NFkyG5rO0

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 

エリカ『ああっ♡♡ ソコっ♡ ソコぉっ♡ ソコがイイのぉ♡♡』ガクガクッ 

みほ『ココだよねっ♡ エリカさんの一番イイところちゃんと覚えてるよ♡ ほらっ♡ もっとナカ擦ってあげる♡♡』グチャグチュグチャグチョ 

エリカ『うううっ♡♡ あ"あぁぅっ♡ みほぉ♡ 好きぃ♡♡ 大好きだからぁ♡♡ あぐっ♡』ダラダラテロテロ 

みほ『うれしいっ♡ 私も大好きだよエリカさん♡♡ ほらっ♡ お顔出してるこっちもいくよ♡♡ えいっ♡』クリッ 

エリカ『オ"ぉッ♡♡ あッ……♡♡♡ アぐっ♡ みほぉ♡ も、もう♡♡ きちゃうっ♡♡だめっ♡』ビクビクッ 

みほ『イっちゃう? イきそうなの? ナカも外もいっぺんにぐちゃぐちゃにされてもう限界だよね? 可愛い♡ 可愛いよエリカさん♡♡ もっと見せて♡ エリカさんが一番可愛いところ♡ 私しか知らない顔だよっ♡♡♡』グチャグチュクリクリ 

エリカ『あ"あ"ぉァおぅっ♡♡ みほっ♡ みほっ♡ しゅき♡ しゅきみほぉしゅきぃ♡♡ オお"ァッ♡ もうっ♡ もうイくっ♡ あっあっあぉっおっおっイくっ♡ イっ♡♡ イッ♡♡ ッ♡ イくッ――』ビックンビックン 

みほ『はいストップ♪』パッ 

エリカ『ィっ……♡ ……えっ? み、みほぉ……♡』ガクガクッ 

みほ『残念だけど、今日はイかせてあげない♡』指ペロッ



12: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 20:19:21.18 ID:NFkyG5rO0

エリカ『え……ま、待ってッ♡ あとちょっとっ♡ もうほんの少しなの……っ♡ お願いイかせて! お願いしますぅ……♡』ビクビク 

みほ『ふふっ♡ 可愛いなぁエリカさん♪ でもダメなんだ。私はね、エリカさんにおまじないをかけました』 

エリカ『おっ、おまじな、い……?♡』ハァハァ 

みほ『エリカさんはね、私がいいよって言うまで絶対にイけなくなっちゃったの♡』 

エリカ『へ……?』 

みほ『ひとりで気持ちよくなろうとしてもダメだよ……? どんなに頑張っていじっても、絶対にイけないの……♡ 私の許可がないと、いくら感じても絶頂には至れなくなっちゃったんだよ……?』耳元コショコショ… 

エリカ『そ、んな……っ』 

みほ『エリカさんはもう自分で自分の感覚を制御できないの……もう私が手伝ってあげないとひとりで出来ない……ムラムラも発散出来ないんだよ……?』コショコショ… 

エリカ『そんな……そんなのイヤよ……っ! イかせてっ! 早くイきたいのぉ!』



13: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 20:37:00.45 ID:NFkyG5rO0

みほ『イきたい……?』 

エリカ『イぎだいっ……!』 

みほ『そのためなら、何でもする……?』 

エリカ『なんでもするからぁ……! みほの言うことなんでも聞くからぁ……っ!』 

みほ『じゃあ……今度の無限軌道杯で勝ち上がって、決勝で私達と戦えたら……今日の続きしてあげる……♡』 

エリカ『ほ、ほんと……?』 

みほ『私、立派な隊長になったエリカさんが率いる黒森峰と、決勝の舞台で正々堂々勝負がしたい……だから、それが終わったら、エリカさんの好きなだけ……イイよ♡』 

エリカ『わ、私が、立派な隊長になって……決勝で戦えたら……!』 

みほ『エリカさんのやりたいこと、なーんでもしてあげる……♡』 

エリカ『――みっ! みほっ! わ、わた、私、が、頑張るわ! 今までで一番の黒森峰戦車隊を作り上げて、決勝で……みほに会いにいくから……!』ギュッ 

みほ『うんっ! 待ってるから♡』ギュッ 



まほ『みほのやつ、上手くやったかな』ニヤニヤ 

〈完〉



14: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 20:37:44.03 ID:NFkyG5rO0

優花里「…………」パタン 

エリカ「……どうだったかしら」 

優花里「これ……今までで一番の出来では?」 

エリカ「でしょー? 私もそう思ってたのよ! 最高傑作産み出しちゃったわねーって」 

優花里「おいくらですか?」 

エリカ「分厚いから今回は1000円よ」 

優花里「どうぞ。ぶっちゃけ3k出してもいい出来映えですよ」 

エリカ「よーし完売!」 

優花里「おめでとうございます! いやー帰宅してからまたゆっくりと読ませていただきますが、なんかこう真に迫っているといいますか、描写のひとつひとつに魂がこもっているといいますか、すさまじいリアリティでした」 

エリカ「当然よ! だってこれ実話だも……あ、いやなんでもないわ」ゴホンゴホン! 

優花里「……はい?」 

エリカ「ん?」



15: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 20:52:10.69 ID:NFkyG5rO0

優花里「いやいや、さすがに……」 

エリカ「…………」 

優花里「…………本当にイけないんですか?」 

エリカ「…………ガチ」 

優花里「ヒェッ……」 

エリカ「……そういうわけで、決勝で待ってなさい」 

優花里「えー……なんか複雑ですぅ……」 

エリカ「なんでよ」 

優花里「だって仮に最終章第6話あたりで決勝で当たって当日顔合わせたとして、表面上は澄ました顔してても『頭の中は西住殿とヤることしか考えてないんだなぁ』って思ったら最終決戦なのに燃えませんよ……お二人はその夜熱く燃え上がるのかもしれませんけど」 

優花里「大好評上映中の最終章第1話だって、OPの物憂げな表情も『頭の中は西住殿とヤることしか考えてないんだなぁ』って思うとせっかくの感涙も引っ込みますよ……お二人は身体中からいろんな汁を垂れ流していたみたいですけど」 

エリカ「ここにきて怒涛のメタ発言やめなさいよ……そっちの世界の私は大丈夫よ……多分……」 

優花里「ちなみにこっちの世界の三ツ井殿は今どんなことを考えて?」 

エリカ「みほとヤりたい」 

優花里「ほらぁ」



16: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 21:05:03.84 ID:NFkyG5rO0

優花里「――おっと、ついつい長居してしまいましたね。そろそろ他のスペースも回らねば」 

エリカ「もしかして知り合いに挨拶回りいく感じ?」 

優花里「はい。三ツ井殿が最初だったので」 

エリカ「ならちょうどいいわ。完売してやることもないし私も一緒に行く。今日は入場がギリギリで挨拶回り行けてないのよ」 

優花里「イけないし行けないし大変ですね」 

エリカ「まったくだわ」 



優花里「さーて皆さんはどの辺にいらっしゃるのか……」テクテク 

エリカ「ジャンルもバラバラだからよく分かんないわね」テクテク 

優花里「そうですねぇ。おっと、この辺は文芸でしょうか?」 

エリカ「ということは……」 

ミカ「…………」ポロロン… 

優花里「…………」 

エリカ「…………」 

優花里「……どうします?」 

エリカ「目合っちゃったし……仕方ないでしょ」



17: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 21:12:48.92 ID:NFkyG5rO0

優花里「はあ……あのー、ミカ殿?」 

エリカ「どうもこんにちは」 

ミカ「やあ。『楽しいミカ一家』のスペースへようこそ」ポロン… 

優花里「どうも、お久しぶりですぅ」 

エリカ「相変わらずクs……個性的な詩集売ってるの?」 

ミカ「ああ。読んでいくかい?」ポロロン… 

優花里「ええ、まあ一応……」 

エリカ「試し読みだけね」 


『その先へ先へ先へ往く君を眺めて僕はここでじっと』 





18: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 21:21:04.93 ID:NFkyG5rO0



テレビで芸人が唇をクリップで挟んで痛がってて 

そこまで痛くはないだろうと思ってやってみたら 

めっちゃ痛かったんだなあ 

みかを 



家の中にネジが落ちてて 

何のネジか探したけど結局分からなかったから 

未だに捨てられないんだなあ 

みかを 



ヘソのゴマって言うから 

ヘソに黒ゴマを入れて遊んでたら 

そのまま取れないんだなあ 

みかを 



アキは尾てい骨のところを撫でてやれば一発だなあ 

みかを 



カップヌードルに入ってる 

乾燥した炒り卵みたいなやつの生産量日本一は 

島根県なんだってなあ 

みかを 



YouTubeにカンテレ演奏動画を 

ここ三か月で10本ほど上げてみたけど 

合計再生数は16なんだなあ 

みかを 



どの球団でもいいから村田を拾ってあげてくれないかなあ 

みかを 




19: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 21:27:22.48 ID:NFkyG5rO0

優花里「…………」 

エリカ「…………」 

ミカ「どうだったかな」ポロロン… 

優花里「……既存の詩の概念に疑問を呈す一石を投じたアバンギャルドな作品でした」 

ミカ「ちなみに一冊1819円だよ」ポロン… 

エリカ「内容に反して高い上に金額が中途半端で、ゼロだった購買意欲がマイナスになったわ」 

ミカ「実は今まで一冊も売れたことが無いんだけど、どうすれば売れるだろうか」 

優花里「詩を全部消して白紙の自由帳として売った方がまだ売れると思います」 

ミカ「それは困るな。私には詩とカンテレしかないからね。あと帽子」ポロロン… 

エリカ「戦車はどうした」 

優花里「そういえばミカ殿は卒業後の進路はどうされるのですか?」 

ミカ「それは今後の最終章本編で明かされるんじゃないかな」ポロン… 

エリカ「なんかあっさり戦車道やめて旅に出ちゃいそうでもあるし、しれっと大学選抜に混ざってそうでもあるわね」 

ミカ「その前に果たして卒業出来るのかが気になるところだね」ポロロン… 

優花里「そんな……うちの先輩じゃないんですから……」 

ミカ「学校に毎日出席したって、大切なものは得られないのさ。カロリーとかね」ポロロン… 

エリカ「まずあなたはまともな生活をしなさい」



20: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 21:37:33.00 ID:NFkyG5rO0

優花里「本当にミカ殿は……全世界の詩人の皆さんに土下座してほしいですよ」テクテク 

エリカ「みつを風の書き文字だけ毎回上達してきてるのがまたムカつくわね」テクテク 

優花里「さて、またしばらく歩いてきましたけど、この辺はまた雰囲気が違いますね」 

エリカ「同人ゲームの区画ね。知波単の連中がいるかもしれないと思って来たんだけど……」 

優花里「……三ツ井殿、あれ見えます?」 

エリカ「ええ……なんか異様な殺気を放ってるスペースがあるわね……」 

ゴゴゴゴゴゴ…… 

ノンナ(メイド服・丸メガネ・三つ編み)「おや、お二人とも。こんにちは」ニィヤリ… 

優花里「ノンナ殿……それにこちらは――」 

クラーラ(ポニーテール・臙脂色のスーツ・軍用コート・顔に火傷跡メイク・葉巻)「Здравствуйте」ニィヤァ… 

優花里「クラーラ殿もご一緒に参加を?」 

エリカ「というかその格好……コスプレ?」 

ノンナ「ええ。クラーラがどうしてもやりたいと言うので、私も付き合いで」 

クラーラ「似合ってますか?」 

優花里「似合い過ぎで鳥肌立ちっぱなしですよ……バラライカとロベルタですよね。ブラックラグーンの」 

エリカ「殺気出し過ぎてこの辺のスペースに人ぜんぜん寄り付いてないじゃない……」 

ノンナ「おかしいですね。こんなに笑顔を浮かべているのに」ニィヤァ… 

クラーラ「そうですよねえ」ニッコォリ… 

優花里「うわぁ血の雨降らせそう」



21: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 21:47:34.83 ID:NFkyG5rO0

エリカ「それで、今回はいつもみたく同人誌ではないの?」 

ノンナ「はい、今回はプラウダの総力を挙げて開発した同人ゲームを満を持して発表しています」 

クラーラ「こちらです」ゴトッ 

優花里「これ……最新のVRゴーグルじゃないですか!?」 

ノンナ「ええ。ゲームのタイトルは『VRカチューシャ』です」 

エリカ「そんなこったろうと思ったわ」 

クラーラ「我々監修の下、最高クオリティの3DCGによって最高に愛らしいカチューシャ様とのラブラブ生活が体験できるのです!」 

優花里「ほほう、内容はさておき、VRは一度体験してみたかったんですよねぇ」ワクワク 

エリカ「分かる」 

ノンナ「ゴーグルは二つありますので、どうぞ被ってみてください」 

優花里「ではお言葉に甘えまして」ガチャ 

エリカ「よいしょっと」ガチャ 


ピッ ウィィィン… キラキラーン 

『VRカチューシャ』 




22: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 21:52:15.92 ID:NFkyG5rO0

カチューシャ『――ぇ! ――っと、早く――さい――!』 

カチューシャ『――さっさと起きなさいよ!』 

優花里「おおっ! 目の前にカチューシャ殿が!」 

エリカ「すっご……これがVR……!」 

カチューシャ『まったく! このカチューシャ様が直々に戦術の手ほどきをしてあげてるっていうのに居眠りなんて!』プンスコ 

カチューシャ『……えっ? これを私にって……これを徹夜で作ってたからついウトウトしちゃったですって……?』 

カチューシャ『ふ、ふんっ! そ、そんなこと言っても許さないんだから!』 

カチューシャ『で、でもそうね! そんな状態で勉強しても集中できないでしょうし、カチューシャ様が紅茶を入れてあげるわ! 待ってなさいよねっ!』 

カチューシャ『――その……ありがとう、ね……』モジモジ 

優花里「あら~」 

エリカ「憎らしいけど可愛らしいわね……」 

カチューシャ『はい! カチューシャ特製ロシアンティーよ! ちゃーんと味わって飲みなさい!』 

カチューシャ『え? ほっぺたにジャムがついてる? こっち? どこ? ……もーっ! 面倒だからあなたが拭きなさい!』ズイッ 

エリカ「……ああ、ここでコントローラー持って拭いてあげると……」フキフキ 

優花里「うわぁ目の前にいるのに触れないって不思議な感じですぅ」フキフキ 

―――――――――――――――――――――――――――――――――



23: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 21:58:22.82 ID:NFkyG5rO0

――――――――――――――――――――――――――――――――― 

カチューシャ『さ、次の問題よ! 私の好きなかーべーたんの砲身の口径は次のうちどれ?』 

エリカ「なるほど、戦車についても楽しく学べるようになってるのね」 

優花里「よく出来てますねぇ!」 

カチューシャ『正解よ! ご褒美になでなでしてあげるわ♪』 

優花里「うひっひ」 

エリカ「おほっ」 

―――――――――――――――――――――――――――――――――― 

カチューシャ(ブルマ姿)『ずっとお勉強してたら身体が鈍っちゃうわ! 軽く運動しましょう!』 

カチューシャ『まずは準備体操よ! カチューシャと同じ動きをしてみなさい。ついてこれるかしら?』 

優花里「至れり尽くせりですねぇ」 

エリカ「本当にすごいわねコレ。商業ゲームと比べても遜色ないクオリティなんじゃない?」



24: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 22:03:13.26 ID:NFkyG5rO0

カチューシャ『それじゃ、早速トレーニングにうつるわ! まずはこれっ! バランスボールよ!』 

カチューシャ『よいしょっと……こうやって跨って……ほっ! ほっ! こっ、ぅやって、上下に跳ねればいいのよねっ!』ポインポイン 

エリカ「……ん?」 

優花里「おやおや?」 

カチューシャ『うふふっ♪ なんだか楽しくなってきたわっ! えいっ! ほいっ! ふっ!』ポインポイン 

カチューシャ『え? 次はこれに乗るの? あ、これテレビの通販で見たことあるわ。ロデオマシーンってやつよね!』 

優花里「あー……」 

エリカ「こうなる気はしてたわ」 

カチューシャ『け、けっこう激しく動くのね……! あっ! ちょ……ちょっとノンナ! いきなり強くしすぎぃ!』グイングイン 

カチューシャ『はぁ……はぁ……ちょっと疲れてきたんだけど、まだやるの……?』



25: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 22:09:02.43 ID:NFkyG5rO0

カチューシャ『次は何? なにこれ? ツイスターゲーム? ……ふんふん、ルールは分かったわ! 簡単じゃない!』 

カチューシャ『え? じゃあ難易度を上げるって? いいわよ! なんでもかかってきなさい! このカチューシャが負けるはずないわ!』 

カチューシャ『うわっぷ!? 冷たい! え、これ、ローション? くっ……滑って難しいわね……きゃぁ!』ズルン 

カチューシャ『う~全身ぬるぬる……も、もう一回やらせなさい!』 

カチューシャ『よっ……ぐ、苦しい姿勢だけどまだ倒れないわ……!』 

優花里「うわっ……全身ローションまみれで大変とんでもないことになってるカチューシャ殿がキワどすぎるポーズしているところを360°から観察できる……」 

エリカ「こ、これ……大丈夫……? ほらこのご時世……ねぇ……」 

カチューシャ『きゃっ! ぁうう……またぬるぬる……えっ!? ちょ、ノンナ!? いきなり何を――』 

カチューシャ『えっ……? もう辛抱たまらないって――や、やめて! 何するの! やめっ……た、助けてクラーラ! なんで黙ってカメラ回してるのよ! カチューシャを助けなさい!』 

カチューシャ『う、嘘よね……? ノンナやめてッ……脱がさな――痛っ! やめっ、やめて……! お、お願い……私が何か怒らせたなら謝るから……!』 

カチューシャ『ヒッ……だめよそんなところ……ウブッ……! ん……っ!? ぁぶ……む……っ!』



26: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 22:15:01.28 ID:NFkyG5rO0

優花里「…………」ガチャ 

エリカ「…………」ガチャ 

ノンナ「いかがでしたか?」 

クラーラ「カチューシャ様の愛らしさに頭クラーラしちゃいました?」 

優花里「……内容に関しては、今更なので何も言いませんが――1つだけ」 

優花里「これ……本当に3DCGなんですか……?」 

ノンナ「――そうですが?」 

優花里「いや、どう見ても全部実写だったような――」 

エリカ「秋山……ッ」 

クラーラ「…………」ギロッ… 

ノンナ「…………」クワッ… 

エリカ「とても質の高いCGだった。そうよね……?」 

優花里「ひっ……は、はいぃ……プラウダの技術力に感服いたしましたぁ……」 

ノンナ「……お褒めの言葉、光栄です」ニコォ… 

クラーラ「この時期のベーリング海は骨まで凍える寒さですからねぇ……」ニィヤァ… 

エリカ「……それでは、私達はこれで」 

優花里「お、お邪魔しました……」 

ノンナ「はい。またいずれ」 

クラーラ「До встреч」



27: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 22:24:03.94 ID:NFkyG5rO0

優花里「うう……三ツ井殿ぉ……怖かったですぅ」グスグス 

エリカ「まったく……危うくベーリング海のカニの餌になるところよ」 

優花里「それにしてもカチューシャ殿は大丈夫なんでしょうか……」 

エリカ「危険な大人に騙されたジュニアアイドルみたくならなければいいけど……」 

アリサ「なに半泣きで歩いてんのよ」 

優花里「ああ、これはアリサ殿……」 

エリカ「『空飛ぶ戦車隊』のアーヤだっけ」 

アリサ「覚えててもらえてなによりだわ」 

優花里「いやぁ、ちょっと……社会の闇を垣間見てしまって……」 

エリカ「あなたはまたNTR本?」 

アリサ「もちろん」 

優花里「ということはタカシ殿とは相変わらず……」 

アリサ「そ、そんなことないわよ! もうそろそろきっと……あの魔術が効いてくればタカシの心は――」 

エリカ「良い精神病院を紹介しましょうか?」 

アリサ「必要ないわよ! ほら! 本見てくならさっさとしなさい!」 

優花里「はあ、では――」 


『シャークネートリ』 




28: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 22:29:38.44 ID:NFkyG5rO0

ムラカミ『オラッ! 動くな!』ガシッ 

タカシ『くっ……離せ! 俺をこんなとこに連れてきてどうしようってんだ!』 

ラム『うほっ! なかなか上物みっけてきたじゃねぇの』ヒック 

お銀『何をするかって? 決まってるだろう。海賊が丘に上がってすることなんざ、港の男を貪ることさ! まあここは丘じゃないけどね』 

タカシ『なんだと……!? お、俺にはアリサが――』 

カトラス『あら、お熱いこと』 

お銀『まあまあ、何も一方的に襲おうってんじゃない。ゲームをしようや。それでお前が勝てば解放してやる』 

タカシ『ゲームだと……?』 

お銀『フリント、準備はいいかい?』 

フリント『あいよー親分』横ピース 

お銀『今からお前には、そこのステージで一曲歌ってもらう』 

タカシ『歌……?』



29: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 22:34:28.18 ID:NFkyG5rO0

ラム『うほっ! あれやんのかい親分! あんたも好きだねー』ウィー 

お銀『最後まで……いや、一番だけでいい。歌い切れたらお前の勝ちだ。愛しの彼女のところへでも行くがいいさ』 

タカシ『歌を、歌うだけでいいのか……?』 

お銀『ああ。だけど当然邪魔が入るよ。歌が始まったらそこのフリントが、お前のイチモツをしごく』 

タカシ『はぁ!?』 

フリント(マイクを艶めかしく撫でる)腰フリフリ 

お銀『奴は相当なテクニシャンさ。私はされたことないけどね。ついてないから』 

ラム『サビまでもったら褒めてやるよ!』ヒック 

タカシ『ふざけるな! そんな馬鹿なことにつきあうわけ――』 

カトラス『まあ、これでも飲んで落ち着きなさい』つ【ショットグラス】 

ムラカミ『オラッ! 口あけろ!』ガシッ 

タカシ『アガッ……! ごくっ……ううっ……!』



30: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 22:39:50.39 ID:NFkyG5rO0

お銀『どうだい、身体がカッカしてたろう? さ、ステージに上がりな。イったら終了! どん底名物・手コキカラオケの始まりさ!』 

ムラカミ『さあこっちだ』ガシッ 

タカシ『うあ……』フラフラ 

フリント『はいこれ持って』つ【マイク】 

タカシ『くそ……』 


Grand symphony 

作詞:佐咲紗花. 作曲:本多友紀(Arte Refact) 


タカシ『う、うぃーあーぷらーうどおぶざ――』 

フリント『さーて御対面……♪』カチャカチャ ボロン 

タカシ『っ! うぃーうぃるねーばーふぉーげっ……』 

カトラス『ご立派』 

ラム『うひょっ!』



31: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 22:43:10.41 ID:NFkyG5rO0

フリント『まずは小手調べ』クニクニ 

タカシ『果てっ、ぃなくとおい空へーっ……!』 

フリント『ふふっ、おっきくなってきたよ?』スリスリ 

お銀『おいおいいいのかい? 女がいるってのに』ニヤニヤ 

タカシ『ぐ……限りあるっ、青、い春をー、SHOOT……』ビクッビクッ 

ムラカミ『さっさとSHOOTしちまえよー』ニヤニヤ 

タカシ『重ねっ合う時間がー……何より大切でー』 

フリント『もうバキバキじゃないか。こっからは遠慮なく……』シコシコシコシコ 

タカシ『うごっ! ……か、交わしーた言葉はーぁッ……! どれだけーあるーだろーう……っ』ピクピク 

ラム『うほっ! もう汁が漏れてきやがった!』ヘラヘラ 

フリント『タマも揉んでやるよ』モミモミ 

タカシ『ぐらっ! あんっ……らッ! か、いろまでぇ……伝いアウっ、魔法で……』ガクガク 

カトラス『さっさと快感に身を任せちゃった方が楽よ』 

お銀『あたしらみんなでglide&rideして楽しませてやるよ?』 

タカシ『どッ、んなはぁ、壁だって……のりこへてキタっねぇ……!』ヘコヘコ 

フリント『おや? 想像しちゃったかい? 腰が動いてきてるよ?』シコシコシコシコ 

ムラカミ『体は正直だな』ニヤニヤ 

タカシ『未だ知ッ、らないぃでもぉ……とッ、びこんでみーたいィっ……!』カクカク



32: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 23:03:09.80 ID:NFkyG5rO0

フリント『なかなか頑張るねぇ。ならとっておき――』シコシコシコシコ 

タカシ『マッ、さらな……とーびら……ッ! ひらァーッ、クッ……ならぁ……!』ハァハァ 

フリント『れぉ……っ』ヨダレダラーリ 

タカシ『イイッ!? ……つだって、き、きーみとォォッ! イッ、いっしょがぁイイッ……!』ビクビクビクン 

フリント『そーれスパートだ』グチュグチュグチュグチュ 

ラム『出た! フリント必殺・竿と先っぽ同時ぬるぬる攻め!』 

タカシ『イイっ……! ばまでもぉ……こほぉ! れぇ、がらぁもぉ…ォおっ!』ガクンガクン 

タカシ(ぐっ……もう少し……あとはサビだけ我慢すれば……アリサ、待っててくれ!) 

タカシ『ご、のてがッつかむぅっ、みーらァァッ、イハァ! ともにえがくゥッ、〇ンポにーィィっ!』



33: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 23:12:29.80 ID:NFkyG5rO0

フリント『こいつ……しぶといな』グチグチグチグチ 

ムラカミ『オイオイ、このままじゃ……』 

お銀『仕方ないね……フリント、やっちまえ』 

フリント『あいよ親分……♪』 

タカシ『かかげた夢かさッー! ネッ! ひっとつにヒィなぁっ……れぇ!』ガクガク 

タカシ(あと少し! あと少しっ……!) 

フリント『あむっ……』ジュルッ 

タカシ『ガッ……!?』ビックン 

フリント『じゅるじゅる……んっ、じるじるじるじる……♡』ジュッポジュッポシコシコ 

タカシ『このッ……てと……て……ッ! ああっ! つなぎ……アッ! ……って!』ヒクヒク 

フリント『れぅんぅ……んっんっ……じぅるるる……じゅるるるるる……♡』シコシコモミモミ 

タカシ『ともッ……にぁあゥっ! い、イクッ……つも、の涙がァぅ!』ビクッビクッ 

カトラス『終わりね』 

お銀『イけ……っ』 

フリント『じゅっ……んっ……じゅううううううううううう……♡』チュクチュクチュクチュク 

タカシ『にっ……にじをォォっあああっ! は、はな……放つぅぅぅっ!』ドビューッ! ビュッ ビューッ!



34: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 23:19:09.81 ID:NFkyG5rO0

フリント『んふっ♡ んっ、んくっ……ちゅっ……じゅる、んふぅ……じゅううう……♡ んっ……ぷふぁ……♡』 

タカシ『うう……』ガクッ ドサッ 

フリント『ふふっ♡ ごちそうさま♪』横ピース 

ラム『思ったより頑張ったなぁー! うほほっ!』 

タカシ『ひ、卑怯だぞ……! 手でしごくだけだって……』 

お銀『イチモツをしごくとは言ったけど、手だけしか使わないとは言ってないよ? あんまり覚えてないけどね』 

カトラス『負けは負けよ。諦めなさい』 

ムラカミ『もうお前はあたしたちのもんだ』 

お銀『あたし達全員が満足するまで遊び倒してやるよ。ま、帰りたくならないかもしれないけどね』 

タカシ『クソッ……クソッ! アリサぁ……!』 

〈完〉



35: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 23:24:22.33 ID:NFkyG5rO0

優花里「…………」 

エリカ「…………」 

アリサ「どうよ」フフン 

優花里「佐咲紗花さんに謝ってください」 

エリカ「……これってNTR?」 

アリサ「タカシが取られてるんだからどう見てもNTRでしょうが!」 

エリカ「そりゃあなたから見たらそうでしょうけど、他からしたらただのエロ同人な気が……別にいいけど」 

優花里「というかなんでこんなに大洗のサメさんチームの皆さんのことをご存知なんですか?」 

アリサ「ふふん、ウチのCIAはどこにでもいるのよ。それが例え大洗のヨハネスブルクでもね」 

優花里「その情報の使いどころがこれですか。別にいいですけど」 

アリサ「うるさいわね……肝心の中身の感想はどうなのよ!」 

エリカ「最の高」 

優花里「最初に会った時からフリント殿クッソエロいと思ってました」 

アリサ「でしょう?」フフン 

エリカ「買うわこれ」 

優花里「私も一冊」 

アリサ「まいどあり!」



36: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 23:29:24.56 ID:NFkyG5rO0

優花里「いやーいいもの買いました」 

エリカ「まったくね。えっと、次は壁サーの方に来たけれど……」 

優花里「……ああ、あの一番並んでるとこですね」 

エリカ「相変わらず超人気サークルね」 

優花里「あの売り上げで戦車の修理費賄ってるんですから凄いですよ」 

ペパロニ「はーいお手元に千円札をご用意くださいッス! 次はこっちの列いくッスよー!」 

カルパッチョ「順番にこの箱にお札を投入していってください! そしたらそのままそっちで売り子から新刊セットを受け取ってくださいねー!」 

エリカ「列の捌き方も手慣れたもんね」 

ペパロニ「おっ! お二人さんどうもッス!」 

カルパッチョ「こんにちは」ペコリ 

優花里「どうもお久しぶりです」



37: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 23:34:08.69 ID:NFkyG5rO0

エリカ「にぎわってるわね」 

ペパロニ「でっしょー! 今の旬はアレッスよ! えーっと……レズールアーン?」 

カルパッチョ「『アズールレーン』でしょ? あと『妹さえいればいい。』本とFGO本、あとまだまだ根強い艦これ本を持ち込みました」 

優花里「相変わらず清々しいまでの売り上げ重視ラインナップですねぇ」 

カルパッチョ「仕方ないんです……同人ゴロと言われようと、戦車道経費を稼がないと……!」 

エリカ「あら? アンチョビさんは?」 

ペパロニ「向こうでコスプレ売り子やってるッスよ!」 

アンチョビ「ありがとうございまーす! ありがとうございまー……ちょっ! 写真は駄目だ! 撮影禁止!」 

優花里「最近話題のバーチャルYouTuber、輝夜月のコスプレですね」 

エリカ「似合ってるわね」 

ペパロニ「いやー全部陣頭指揮はカルパッチョが執ってくれるんでありがたいッスよー」 

カルパッチョ「ペパロニさんだって頑張ってるじゃない。感謝してますよ」ウフフ



38: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 23:39:08.66 ID:NFkyG5rO0

エリカ「あれ? 二人はたしかアンチョビさんの弟を巡って骨肉の争いを繰り広げてたんじゃ……」 

優花里「なんですかそれ怖っ……」 

ペパロニ「あーそのことッスか。あれはもう手打ちになったんで」 

エリカ「丸く収まったの?」 

カルパッチョ「最初、ドゥーチェの弟君をペパロニさんが手籠めにして、その報復に私がペパロニさんの弟君たちを奪ったところまではご存知ですよね?」 

エリカ「そうね」 

優花里「えっ……三ツ井殿もなに常識みたいな顔してるんですか……?」 

エリカ「いやだって前からそういう人だし……」 

優花里「ええ……」 

カルパッチョ「その後、さらに報復としてペパロニさんが私の弟をかどわかして……それで私達の対立は最高潮に達したのですが、ドゥーチェが仲裁に入ってくださったんです」 

優花里「おお、さすがアンチョビ殿」 

ペパロニ「そこでウチらが共謀して、弟連中にドゥーチェを襲わせたんスよ」 

優花里「は?」



39: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 23:44:16.92 ID:NFkyG5rO0

カルパッチョ「傷心のドゥーチェを仲間に引き込み、最終的に私達三人で全員の弟君たちを共同所有する形で落ち着きました」 

エリカ「もう倫理も何もあったもんじゃないわね」 

ペパロニ「倫理? そんなもんトマトソースかけて食っちまったぜ!」 

優花里「まあ……争いが無くなったのなら良かったです……」 

エリカ「それじゃあ、売り子頑張って」 

カルパッチョ「ありがとうございます。たかちゃんによろしくね」 

ペパロニ「また料理食べに来いよー!」



40: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 23:49:19.77 ID:NFkyG5rO0

エリカ「まったく、弟君たちの将来が心配ね」 

優花里「西住姉妹に共同所有されてるメス犬が何を言うのやら」 

エリカ「わ、私は別にいいじゃない……」 

オレンジペコ「あ、秋山さんに逸見さん。こんにちは」 

優花里「ひえっ」 

エリカ「出たわね一番闇が深いやつ」 

オレンジペコ「うふふっ、闇が深ければ深いほど輝きが増すものもあるんですよ」 

優花里「ということは新刊はまた……?」 

オレンジペコ「はい! 『ダージ輪姦12』です!」



41: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 23:54:15.03 ID:NFkyG5rO0

エリカ「立派な長寿シリーズになってきたわね……」 

オレンジペコ「今回もダージリン様には好評でお褒めの言葉をいただきました」 

優花里「ぐちゃぐちゃに犯され回される本人に喜々として見せるのもおかしいしそれを喜ぶ本人もおかしい」 

エリカ「何もかもいまさらよ。それが聖グロなのよ」 

オレンジペコ「どうぞ、こちらが新刊です」つ【本】 

優花里「別に見るとも言ってないのに……」 

エリカ「でも気になるんでしょ?」 

優花里「まあ」 


『ダージ輪姦12 ~アッサムの野望~』 




42: ◆s4zYAGF55U 2018/01/23(火) 23:59:34.37 ID:NFkyG5rO0

ダージリン『んぬ゛ぅっ! ひぎぅ! やべでぇ! やべでぐだざいぃ! お願い抜いでぇ……』 

男A『へへっ、抵抗するだけ無駄だぜ』ズッチュズッチュ 

男B『おい、手も休めんじゃねぇ!』ボゴッ 

ダージリン『いづっ……! ごべんなざい! やります……やりますから殴らないで……!』シコシコ… 

ダージリン(なんで、こんなことに……わたくしはただ、アッサムに呼び出されてこの倉庫に――) 

男C『ずっとこのデカ乳を味わいたかったんだ』ペロペロ 

男D『いやー役得だぜ。こんなマブいカノジョに相手してもらえんだからよ』 

ダージリン『ぁぐぅ! っかは……! う゛うぅ……いやぁ……!』 

男A『ううっ、もう出そうだ!』パンパンパンパン 

男B『マジかよwww早くねぇ?』 

男A『うっせ。オラいくぞ! ナカで出すぞ!』パンパンパンパン



43: ◆s4zYAGF55U 2018/01/24(水) 00:04:12.23 ID:O8W9w1Aa0

ダージリン『イヤァ! ナカはダメ! 危ない日だから! お願いします!』ジタバタ 

男B『オラ暴れんな!』バキッ 

ダージリン『オボッ……!』 

男A『ハッ、ハッ……うっ、フゥゥゥ~』ドピュ ドププ… 

ダージリン『あ゛ぁ……いやぁ……ひぐっ……!』 

男A『あ~いいわぁお姉さんの穴』ズポッ ブピュピュ… 

男C『ほら見えるか? お前のナカから溢れてるぜ』 

ダージリン『うう……いやぁ……いやぁ……』 

アッサム『ふふっ、惨めですわね、ダージリン』 

ダージリン『アッサム……? こ、これはどういうこと……!? わたくしを嵌めましたの!? ふざけないで!』 

アッサム『ご自分の立場がおわかりでない? 貴女はもう終わりなのですよ。今日よりこのアッサムが聖グロのニューリーダーなのです』 

ダージリン『なん……ですって……!?』



44: ◆s4zYAGF55U 2018/01/24(水) 00:09:18.36 ID:O8W9w1Aa0

アッサム『貴女にはもう消えていただきます。殺しはしませんが、後で反抗されると厄介なので心を壊させていただきますわ』 

ダージリン『クッ……こんなことをしても無駄よ! ペコや皆さんがそんなこと許すはずないわ!』キッ 

アッサム『フフッ……アハハハッ! なんておめでたい頭なのかしら!』ゲシッ 

ダージリン『あぐっ……!』 

アッサム『この私が! そんなことすら考え無しに事に及ぶと思っているのですか? 当然手は打ってありますとも!』グリグリ 

アッサム『オレンジペコも、ローズヒップも、ルクリリも! 主要メンバーは既に私の派閥に引き込んであります』 

ダージリン『そ……んな……』 

アッサム『もうあなたには味方など一人もいないんですよ! アッハハハハハハ!』 

ダージリン『うう……う゛ぅぅぅ……!』 

アッサム『ハハハハ……さて、それではダージリン、私は貴女が壊れ逝くさまを別室からのんびり見ていることにしましょう。ダージリンでも飲みながらね』 

アッサム『直接会うのはこれが最期かしら。せいぜい愉しむといいですわ。それでは、ごきげんよう』



45: ◆s4zYAGF55U 2018/01/24(水) 00:14:12.61 ID:O8W9w1Aa0

ダージリン『ううっ……ぐすっ……』 

男B『おい、休んでる暇はねえぞ!』ズニュッ 

ダージリン『おごぉ……ッ! そ、そんな……いきなり――』ビクン 

男B『お前の下手な手コキで溜まってんだよ。せめてこっちで奉仕しろや!』ズコズコズコ 

ダージリン『あ゛ぁっ! ぬぅっ! あぅ! んぁ!』 

男C『じゃあ今度は俺のを口で頼むわ。歯立てんなよ』ズボッ 

ダージリン『うぶぅ! ……っご……ぉぇっ!』 

男A『俺だってもう回復してきたぜ。じゃあ空いてるケツに――』 

ダージリン『んん!? んん……ッ! んんッ――』



46: ◆s4zYAGF55U 2018/01/24(水) 00:19:11.88 ID:O8W9w1Aa0

~別室~ 

アッサム『ふふっ……アハハッ! 美しい……美しいですダージリン!』クチュクチュ 

アッサム『あっ♡ はぁっ♡ ずっとこうして貴女を穢したかった! んんっ♡』クチュクチュ 

アッサム『アッ、イくっ……ひぐっ♡ っくン~~~っ♡♡』ビクビクッ 

アッサム『――っハァ! ハッ……ハッ……♡ もっと、もっと貴女が堕ちていくところを――』クチュ 

ズボォ! 

アッサム『カハァ……ッ!?』ビクビクッ 

男D『なに独りで楽しんでんだァ?』 

アッサム『な……なぜ……や、やめなさ……抜いて……私は雇い主よ……?』ピクピク 

男D『俺達ァよ、別に誰に頼まれようが標的が誰だろうがいいんだよ。ヤれさえすればな』 

男D『それに下の口は俺のにしっかり吸い付いて離したくないってよ』 

アッサム『そ、そんなこと――』 

男D『オラッ!』ズチュッ 

アッサム『ああっ!』ビックン 

男D『ほらな』 

アッサム『こ、これはイったばかりだから敏感で……』 

男D『それじゃこのまま一緒に楽しみにいこうぜ』ガシッ 

アッサム『あぅぅ……やめなさい……おろして……!』



47: ◆s4zYAGF55U 2018/01/24(水) 00:24:07.10 ID:O8W9w1Aa0

~倉庫~ 

ダージリン『うぶぅ……! ぐぅ……ひぎぃ……!』 

男A『ほーれまた出るぞ。しっかり飲め!』 

男D『おーい、お客さんだぜ』 

アッサム『ぐっ……!』 

男B『おいおいwwwなんだよ自分も楽しみたくなったかよwww』 

男C『自分で集めた男の駅弁でよがってるとかド変態だなwww』 

アッサム『誰が変態ですって……!?』 

男D『お前のことだよお嬢さん』ユッサユッサ 

アッサム『ああっ! あんっ! やめっ……いんっ!』ビクンビクン 

ダージリン『……アッ……サム……』 

アッサム『や、めてッ! み、見ないでダージリンっ! あんっ♡』 

男A『よっしゃ、今夜は朝までパーリナイだぜ!』



48: ◆s4zYAGF55U 2018/01/24(水) 00:29:03.23 ID:O8W9w1Aa0

優花里「…………」 

エリカ「…………」 

オレンジペコ「いかがですか?」 

エリカ「いや……相変わらずねとしか」 

優花里「むしろパワーアップしてませんか? ダークサイド方面に……」 

エリカ「もしかしてアッサムさんにもこれ見せたの?」 

オレンジペコ「もちろんです!」 

優花里「何がもちろんなのか」 

オレンジペコ「ですがアッサム様、それ以来口を利いていただけなくて……」 

エリカ「正常な感性の人もいたのね」 

優花里「しかし周りが狂人だらけの中で自分だけが正常だなんて、その方が辛いような……」 

ダージリン「『狂った世界では狂人だけが道理にかなう』」ヌッ 

エリカ「うわぁ! びっくりした!」 

オレンジペコ「ポール・ステッビングズですね」



49: ◆s4zYAGF55U 2018/01/24(水) 00:34:10.68 ID:O8W9w1Aa0

優花里「えっ? ダージリン殿? いつの間に!?」 

ダージリン「ちょっとペコに差し入れを渡しに来たの。はいペコ、お茶とお菓子よ」 

オレンジペコ「ありがとうございます!」 

ダージリン「それよりペコ、お外の、えーと……コスプレ広場といったかしら。そこでアッサムが破廉恥な格好で恍惚としながらカメラ小僧たちに囲まれていたのだけれど、あれは一体なんなのかしら?」 

優花里「ああ……アッサム殿も既に……」 

エリカ「楽になれたことを祈るしかないわ……」 




エリカ「さてと、これで知り合いは大体回ったんじゃないかしら」 

優花里「そうですね。イベントも閉会まで一時間を切りましたし、ぼちぼち撤収しているサークルも多いですね」 

エリカ「じゃあ私達もそろそろ――」 

???「貴様のせいでこんなに売れ残ってしまったではないか!」 

???「お前がくだらないマンガ描くから誰も来なかったんだろ!?」 

エリカ「なに? ケンカかしら……醜いわね……」 

優花里「ん? この声は――」



50: ◆s4zYAGF55U 2018/01/24(水) 00:39:11.83 ID:O8W9w1Aa0

押田「ほざけ! 貴様の描くカップリングには美しさがない!」 

安藤「うっせぇバーカ! お前の推すカップリングなんざ絶対認めないからな!」 

優花里「やっぱり……BC自由学園の方々じゃないですか……」 

エリカ「ああ、あなた達が一回戦で戦った……」 

優花里「はい。いやーまさかあんな劇的な結末を迎えるとは思いませんでしたよ」 

エリカ「本当にとんでもない熱戦だったわね。終盤の展開にはびっくりしたわ」 

安藤「――ん? あ! お前は大洗のスパイ野郎じゃないか!」 

優花里「げっ」 

押田「むっ? おお本当だ。我々の名演技にまんまと引っかかった哀れなピエロか!」 

優花里「むぎぎぎぎぎ……事実だから言い返せませんがムカつく……!」 

エリカ「ぶふふ……w」 

優花里「三ツ井殿まで笑わないでくれますか!?」



51: ◆s4zYAGF55U 2018/01/24(水) 00:44:12.13 ID:O8W9w1Aa0

押田「ちょうどいい。彼女達に我々どちらの本が優れているか決めてもらうというのはどうだ」 

安藤「ほう、いいじゃないか。エリート様はプライドが邪魔して自分じゃ敗北を素直に認められないだろうからな!」 

押田「馬鹿が! 貴様のようなドブネズミを完膚なきまでに負かす為に決まっているだろうが!」 

優花里「ああ、仲悪いのは別に演技じゃないんですね……」 

エリカ「もういいから怒鳴り合うのはやめなさいよ……読むから。その代わり判定は恨みっこなしね」 

押田「よし、では私の本から読んでくれ」 

優花里「はあ……では――」 



『監獄から攫って』 




52: ◆s4zYAGF55U 2018/01/24(水) 00:49:06.32 ID:O8W9w1Aa0

押田『…………』 

ガチャ 

安藤『よう押田、良いザマだな。そのボロも似合ってるじゃないか』ニマニマ 

押田『…………』フイッ 

安藤『まったく世界ってのは残酷なもんだな。あんだけ威張り散らしてた貴族野郎も、革命が起これば泡が弾けるみたいに一瞬で何もかも失っちまうんだからな』ニヤリ 

押田『……殺せ』 

安藤『あぁん?』 

押田『どうせ最後はギロチン送りなんだろう。下民風情が私を待たせるな。殺すなら今ここでさっさと殺せばいい』 

安藤『バーカ。そんなことするかよ。せっかく落ちぶれて腐りきったお前が見られるんだからな』 

安藤『私にゃお前らが持ち上げてた芸術は分からないけど、今のお前を鑑賞するのは最高に楽しいぞ』ニヤニヤ 

押田『きッさまァ……!』ギリッ 

安藤『へへっ、毎日綺麗に化粧してた顔も血と泥で汚れて……こっちの方がお似合いなんじゃないか?』(頬に手をそえる)



53: ◆s4zYAGF55U 2018/01/24(水) 00:54:13.17 ID:O8W9w1Aa0

押田『っ……わ、私に触れるな痴れ者ッ!』ビクッ 

安藤『キンキン喚くなって……んっ』チュッ 

押田『ッ!? んぐっ……ふっ……んぎっ!』ガブッ 

安藤『っ!?』バッ 

押田『ハァッ……ハァッ……!』 

安藤『――チッ……舌を噛むこたないだろ。お淑やかさの欠片も無いな』 

押田『馬鹿者! きゅ、急になんてことを……!』 

安藤『お前は本当に死にたいのか?』 

押田『あ……当たり前だ……! もう私には何も……名誉すらも! 貴様のせいで!』 

安藤『私はお前を殺したくない』 

押田『は……? 何を――』



54: ◆s4zYAGF55U 2018/01/24(水) 00:59:28.92 ID:O8W9w1Aa0

安藤『もうこの国には貴族も平民も無くなった。お前は貴族としては死んだ。もう何者でもないただの1人の人間だ。私と同じくな』 

安藤『それでも最期まで貴族としての誇りを抱いて死にたいなら構わない。ここで私の手で殺してやる』 

安藤『だが立場を受け入れ、ただの押田としての余生を受け入れるというなら……私はお前をこっから攫ってやる』 

押田『……貴様は……自分が何を言っているのか分かってるのか……?』 

押田『そんなことをすれば貴様だって革命の仲間に追われる身だ!』 

安藤『革命なんて最初から興味なかった。ただお前のその腑抜けて汚れた顔を拝みたかっただけだ』 

押田『…………』 

安藤『私と来い、押田』 

押田『――貴様は……本当に愚か者だ……!』 

ガバッ ダキッ チュッチュ レロレロ



55: ◆s4zYAGF55U 2018/01/24(水) 01:04:18.30 ID:O8W9w1Aa0

優花里「…………」 

エリカ「…………」 

押田「どうだ! 素晴らしい話だろう!」 

安藤「ハン! お前の本が詰まらな過ぎて二人とも呆然としてしまったではないか!」 

押田「貴様になぁにが分かる! これは感激に震えているんだ!」 

優花里「と、とりあえず感想はもう一方も読み終えた後で……」 

エリカ「ほら、そっちのも寄こしなさい」 

安藤「ほれ、私のはどこぞのブルジョアとは違って名作だぞ」 



『戦火よりも熱く激しく』 




56: ◆s4zYAGF55U 2018/01/24(水) 01:09:05.23 ID:O8W9w1Aa0

押田『…………』キョロキョロ 

コンコンコン ガチャ 

安藤『…………』 

押田『やあ安藤』 

安藤『中へ』 

スッ バタン 

安藤『押田……』 

押田『会いたかった……!』ダキッ 

安藤『あっ……』ギュッ 

押田『どんな煌びやかな舞踊界に参加しようが、ここでお前とこうしている時間より私を安らがせるものはない』 

安藤『押田……お前はこんなところにいるべき人間じゃない。私のような小汚い下民と一緒にいちゃあ……』 

押田『馬鹿を言うな』チュッ 

安藤『んっ……』 

押田『……この小さな家の硬いベッドこそが、私の愛の拠り所なのだ』 

安藤『押田……』 

――――――――――――――――――――――――――――――――



57: ◆s4zYAGF55U 2018/01/24(水) 01:14:13.95 ID:O8W9w1Aa0

―――――――――――――――――――――――――――――――― 

チュン チュンチュン… 

安藤『もう行くのか……?』 

押田『ああ……』ゴソゴソ 

安藤『……やっぱりもうここに来るべきじゃない』 

押田『…………』 

安藤『分かってるんだろ? この辺もどんどんきな臭くなってる。革命がどうとか……お前がいつそいつらに目を付けられるか――』 

押田『何者も、私の心を妨げることはできない』 

安藤『押田……』 

押田『――じゃあな』ガチャ 

―――――――――――――――――――――――――――――――― 

ボォォォ… ワァァァ コロセー ニガスナー 

ドンドンドン! ガチャ 

安藤『押田……! なんで来た!』 

押田『スマン……』ボロッ 

安藤『とにかく入れ!』 

バタン



58: ◆s4zYAGF55U 2018/01/24(水) 01:19:08.37 ID:O8W9w1Aa0

安藤『革命が始まって、貴族はみんなギロチン送りにされたって……新聞にお前の名が無かったから、てっきり国外に逃げたもんだと――』 

押田『……私は何もかも失った。財産も屋敷も地位も名誉も……だがそんなものはどうでもいい!』 

押田『一つだけ……絶対に手放したくなかった……! たとえ命を喪おうとも、それだけは自ら手放してしまえば私が私でなくなってしまう!』 

安藤『馬鹿が……』 

押田『安藤、共に逃げよう。隣国の侯爵に知り合いがいる。国境までなんとか逃げ延びれば迎えが来ることになっているんだ』 

安藤『無理だ……国境まで何十キロあると思ってるんだ! その辺は革命派だらけだ! どう考えても逃げ切れるわけ――』 

押田『出来るさ。安藤さえ共にいてくれれば、私はどんな障害をも打ち破ってどこまでも走れる』 

安藤『お前……お前は、本当に馬鹿だな……!』 

ガバッ ダキッ チュッチュ レロレロ



59: ◆s4zYAGF55U 2018/01/24(水) 01:24:27.86 ID:O8W9w1Aa0

優花里「…………」 

エリカ「…………」 

安藤「どうだ! 最高のマンガだろう!」 

押田「貴様の目は節穴か! どう考えても攻めは貴様だろう!」 

安藤「お前の感性は腐ってんのか! 攻めはお前に決まってんだろ!?」 

エリカ「馬鹿らし……」 

優花里「あの……お二人は、その……付き合ってらしゃるの、で?」 

押田「そんなわけがないだろう! こんな押安推しの分からず屋となんか付き合えるか!」 

安藤「ハァーン!? こっちこそ安押推しのバカ野郎なんざ願い下げだっつーんだよ!」 

押田「撤回しろ貴様ァ! そして私にキスしてみろ!」胸ぐらガシッ 

安藤「お前こそ私にキスしろよ!」襟元ガシッ 

押田「貴様からしろ!」 

安藤「お前からしろよ!」 

押田「なんだとこの!」 

安藤「やるかコラァ!」 

安押「「んっ……♡」」チュッ 

エリカ「アホか」 

優花里「伝統芸ですね」 

押田「んんっ! き、貴様の同人誌、なかなか良かったんじゃないか……?」 

安藤「あー、お、お前の本も割と良かったんじゃないの……?」 

エリカ「勝手にやってろ。行くわよ」 

優花里「婦婦喧嘩はメス犬も食わないと」 

エリカ「だまらっしゃい」



60: ◆s4zYAGF55U 2018/01/24(水) 01:29:50.07 ID:O8W9w1Aa0


タダイマヲモチマシテ イベントヲシュウリョウイタシマス 

パチパチパチパチ… 

優花里「ふ~、やれやれ。今日は妙に疲れました……今から大洗に帰るのが億劫です」 

エリカ「あなた改めて見るとすごい荷物ね……そんなに本買ったの?」 

優花里「はいぃ……気になる戦車本が多くて……」ズッシリ 

エリカ「宅配頼んだら?」 

優花里「そうしたいところなんですが、懐に余裕が……」 

エリカ「ならせめて私が取ってるホテルの部屋で休んでいきなさいよ。泊まっていってもいいし」 

優花里「え。よろしいんですか?」 

エリカ「無駄にダブルベッドの部屋取っちゃって持て余してるのよ。追加料金も私が出すから気にしないで」 

優花里「でもそこまでしていただくのも……」 

エリカ「その代わり、あなたはこれから毎日みほの写真や映像を撮って私に送りなさい。これでどう?」 

優花里「うーーーーん……はぁ、分かりました。お世話になります」 

エリカ「よし。じゃあ行きましょ」



61: ◆s4zYAGF55U 2018/01/24(水) 01:34:22.25 ID:O8W9w1Aa0

~その夜~ 

優花里「――うーん……」ゴロン 

エリカ「ハァッ……ハァッ……みほっ……みほぉ……!」グチュグチュ 

優花里「…………」 

エリカ「んっ……あっ……みほっ……んくっ……!」クニクニクチャクチャ 

優花里「…………あの」 

エリカ「なによぉっ……! ぁうんっ……! ぐぅぅ……っ!」クリクリクチュクチュ 

優花里「うるさくて眠れないんですけど……」 

エリカ「わ、私だって早く寝たいわよぉ……でもぉ!」グチャグチャ 

エリカ「あああっ! キモチイイのにっ! んぁっ……イイのにィ! イけないのぉ! うううううゥ……!」クチクチクチクチ… 

エリカ「ううううみほのバカぁ! 嫌い! 嫌いッ! でも好きぃ……!」クチュクチュクチュクチュ… 

優花里「私はまともな恋愛したいなぁ……」ハァ 


~おしまい~



62: ◆s4zYAGF55U 2018/01/24(水) 01:35:06.87 ID:O8W9w1Aa0

果たしてエリカはイけるようになったのか。 
それは今後の最終章の展開次第―― 


これまで書いたガールズ&SS 
エリカ「私のみほまほエロ同人誌が無い!?」 

優花里「同人誌を買いにイベント参戦であります!」

エリカ「隊長たちに手作りチョコを渡すわ!」

みほ「戦車に巣食う怨念」

エリカ「私達が」みほ「プリキュアに!?」

みほ「ボコササイズです!」エリカ「は?」

エリカ「犬みたいなもんだからしょうがないわよね」

エリカ「同人作家な戦車女子の集い?」

みほ「エリカさん、どうして私の制服着てるの……?」

エリカ「野郎ぶっ殺してやぁぁぁる!!」みほ「地獄に堕ちてください、エリカさん!」

アズミ「隊長の満足するハンバーグを作るには……」エリカ「話は聞かせてもらったわ」

アリサ「なんでタカシとあの女が一緒にいるの……?」アンチョビ「♪」

優花里「誘惑に打ち勝て!」華「戦車道ストイック暗記王ー!」 
(ガルパン×プリキュアクロスSSあり) 

エリカ「同人作家な戦車女子の合同本?」 

華「退かぬ! 媚びぬ! 省みぬ!」みほ「哀しい女よ、愛深きゆえに」

オレンジペコ「私の名は……アレンジペコです!」

みほ「ふたりは!」エリカ「パンツァープリキュア!」

エリカ「パンツァープリキュア!」みほ「これが最後の戦いです!」

逸見エリカと伝説の姉 








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みほ「最近、大洗女子学園に訪れる人が多いです」