転載元 : http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1515764465/

1: 名無しで叶える物語(湖北省) 2018/01/12(金) 22:41:05.92 ID:c+PLUZje

※酒飲みシリーズです。お酒は二十歳になってから!



曜「……」

曜「……」

曜「……遅いなー。もうこんな時間だけど、梨子ちゃん帰ってこない……」

曜「梨子ちゃんのことだし、飲み過ぎてないかな? 周りの人に迷惑かけてなければいいけど……」

曜「……酔っ払って変な人に連れてかれたりは、ないよね……」

曜「……」

曜「……」

曜「……なんか梨子ちゃんのことばっか心配してるな私……連絡入れた方がいいのかな? でも帰ってきてる途中だったら、嫌に思われちゃうかな……」

曜「……」

曜「とりあえずご飯にしよう、まずはそれからだ」



4: 名無しで叶える物語(湖北省) 2018/01/12(金) 22:43:27.47 ID:c+PLUZje

曜「……」

曜「……パクッ」

曜「モグモグ……」

曜「……ゴクン」

曜「……」

曜「……1人で夜ごはん食べるの、久しぶりだな……いつも梨子ちゃんと一緒に食べてたし……ちょっと寂しい」

曜「……」

曜「……早く帰ってこないかな、梨子ちゃん」

ピンポーン

曜「あっ! 梨子ちゃんかなっ? あれ、でもなんでピンポンを……?」

曜「……あ、さては酔っ払って帰ってきたな? もーしょうがないなぁ梨子ちゃんはぁ……」

曜「はーい、梨子ちゃんおかえり――」

果南「おーっす。久しぶり、曜」

曜「って果南ちゃん!?」

果南「あ、私だけじゃないよ、こっちもつれてきた……よいしょっと」

梨子「うぃー……曜ちゃぁん……」

曜「梨子ちゃん!!」



5: 名無しで叶える物語(湖北省) 2018/01/12(金) 22:45:31.19 ID:c+PLUZje

曜「なんで果南ちゃんが梨子ちゃんを……?」

果南「いや、たまたま買い物で外出てたらさ、梨子ちゃんが落っこちてたからさ、拾ってきた」

曜「落っこちてた?!」

果南「うん、なんか行倒れになってたから、こりゃあ連れて帰っていけないとなって思って」

曜「そ、そうだったんだ……でもなんで行倒れに……」

梨子「うぃー……ひっく……うぷ……」

曜「……飲み過ぎか」

果南「ともかく早く休ませてあげなよ、大分外の風に当たってたから冷えちゃってるし」

曜「うん、そうだね。あ、果南ちゃんもせっかくだからあがっていってよ」

果南「え、私は別にいいよ」

曜「久々に会ったからいろいろ話したいしさ、お礼も兼ねてささ、入って入って」

果南「うん、それじゃあちょっとだけ……おじゃましまーす」

梨子「うぃー……おじゃましまぁす……」

曜「梨子ちゃん、ここ自分の家だよ」

梨子「うぃーす……ただいまぁ……」




6: 名無しで叶える物語(湖北省) 2018/01/12(金) 22:48:04.12 ID:c+PLUZje

梨子「――すぅ……すぅ……」 

果南「梨子ちゃん、寝ちゃったみたいだね」 

曜「今日飲み会だったんだけど、そこで相当飲んでたみたいだね……たくさん飲む割にはお酒には弱くて、すぐに悪酔いするタイプなんだ、梨子ちゃん」 

果南「お、さすがはパートナー、よく分かってるね」 

曜「いや、まぁ何回も見てるし……というか、私がその、梨子ちゃんと……付き合ってるって、誰から聞いたの?」 

果南「鞠莉からだけど?」 

曜「やっぱりかー……もうAqoursのみんな知ってるだろうなぁ……」 

果南「多分ね。鞠莉はそういう話好きだから、周りに言いふらしてるんじゃないかな」 

曜「だよねー、そんな感じする」 

果南「それで? 場所は決まったの? やっぱり鞠莉のところで?」 

曜「……場所? 場所ってなんの?」 

果南「そりゃあもちろん、結婚式の場所、どこにするか決めてるのかって」 

曜「……は?」 

果南「それで結婚秒読みっていう話を聞いたよ? もう予定立ててるんでしょ?」 

曜「いやいやいや! 鞠莉ちゃんから何聞いてるか分かんないけど、それはまだないから! 結婚とかも全然考えてないから!」 

果南「え? だってもう子供もできるって聞いたけど」 

曜「……鞠莉ちゃん、いったいどんな噂流してるの……?」



7: 名無しで叶える物語(湖北省) 2018/01/12(金) 22:51:24.52 ID:c+PLUZje

曜「それで、それは、かくかくしかじかで――」 

果南「あはは、なぁーんだ、やっぱり鞠莉の冗談か。おかしいとは思ったんだよねー」 

曜「もうびっくりしたよ……」 

果南「でもいつかはそうなる予定なんでしょ?」 

曜「それは……分からないけど」 

果南「ははは、今のうちに鞠莉に場所のお願いしておいた方がいいんじゃない?」 

曜「あー、えーえー……果南ちゃんお腹空いてない?」 

果南「ごまかすにしては唐突だなぁ……」 

曜「い、いやぁ……こういう話はなかなか恥ずかしくてさ……」 

果南「こういう曜は珍しいから、できればもっと話を聞きたいなぁー」 

曜「あ、あのさ! 今日は煮物作ってたんだけど、いつもの感覚で2人分作っちゃったんだ。1人じゃ食べきれなくて……」 

果南「……ふふ、しょうがないな。でも曜の手料理か……おいしそうだし、せっかくだからいただこうかな」 

曜「よ、よかった! あ、何か飲み物はいる?」 

果南「あ、別に私は持ってるし……」ドンッ 

曜「そうなんだ――ってええ!? な、なにそれ!?」 

果南「ああこれ? 鞠莉からもらった日本酒。鞠莉んとこで作ってんだってさー」 

曜「いや、そうじゃなくて……それ、一升瓶だよね?」 

果南「え、そりゃ見たら分かるでしょ」 

曜「……どこから出したの?」 

果南「……?」



8: 名無しで叶える物語(湖北省) 2018/01/12(金) 22:55:30.52 ID:c+PLUZje

果南「――くぁーっ! やっぱりこのお酒はおいしいね。いつも飲んでるけど、全然飲み飽きないよ」 

曜「へ、へぇ~、そうなんだ……」 

曜(いつも持ち歩いてるのかな、あれ……) 

曜「そ、そういえば果南ちゃんて、よくお酒飲むの?」 

果南「んー、まぁ飲む方かな。最近は結構毎日のように飲んでる。仕事終わりの一本が堪らないんだよね、これが」 

曜「な、なんかおっさんみたいだね……」 

果南「おっさんとは失礼だなぁ。……にしても曜、料理うまくなったね。これすごくおいしいよ。お酒にもすごく合うし」ゴクゴク 

曜「ホント? ありがとー」 

果南「料理は曜が毎日作ってるの?」 

曜「うん、ほぼ毎日私かなー。あんまり梨子ちゃんはやらないし……」 

果南「そうなんだ。毎日手料理が食べられる梨子ちゃんは羨ましいな。曜は将来いいお嫁さんになれるよ」 

曜「そ、そんなことないよー///」 

果南「いやいやいや。というか、今私が曜をお嫁さんにしたいくらいな感じ?」 

曜「さ、さすがにそれは――」 

梨子「絶対ダメー!」 

曜「うわっ!? 梨子ちゃん起きた!?」



11: 名無しで叶える物語(湖北省) 2018/01/12(金) 23:00:23.33 ID:c+PLUZje

梨子「それはダメ! 絶対ダメ! いくら果南さんでもダメです!」 

果南「あはは、やっぱりダメかー」 

曜「り、梨子ちゃん起きて大丈夫? 飲み過ぎで気分悪かったんじゃ……」 

梨子「今はそれどころじゃないです! というか果南さん、なんで私と曜ちゃんの愛の巣にいるの?! まさか……曜ちゃんを奪いにきたんじゃ……!」 

曜「梨子ちゃんが飲み過ぎで倒れてたところをここまで連れてきてもらったんでしょ! 恩人になんてこと言うの!」チョップ 

梨子「あいたっ! 曜ちゃん痛いよぉ……というか、私倒れてたの?」 

曜「そうだよ? 家の近くで倒れてたんだって。どうせ飲み会ではっちゃけてたんじゃないの?」 

梨子「うっ……うぅ……面目ない」 

曜「はぁ……ごめんね果南ちゃん、梨子ちゃんが変なこと言って」 

果南「私もごめんごめん、ちょっと悪い冗談だったよ。でもいいお嫁さんになるってのは本当のことだよ。良い人捕まえたね、梨子ちゃんは」 

梨子「そ、それほどでもー……う、うぇ……」 

曜「ちょ! 梨子ちゃん大丈夫?!」 

梨子「うぅ……まだちょっと気分悪い……うぷ……」 

曜「あーあー、まだちょっと残ってるな……お水飲む?」 

梨子「うん、飲む……ありがと……」 

曜「よしよし、無理しなくていいよー」 

果南「……仲いいなぁ」ゴクゴク



12: 名無しで叶える物語(湖北省) 2018/01/12(金) 23:01:33.90 ID:c+PLUZje

梨子「ゴクッ、ゴクッ……ふぅ……」 

曜「どう? ちょっとは落ち着いた?」 

梨子「うーん……まだちょっと……」 

果南「すごい飲んできたみたいだね。いつもこんな感じなの?」 

曜「さすがにここまではなかったと思うんだけど……今日はどうしたの?」 

梨子「いやそれがさ! もーとにかくうちのサークルの会長がすごい飲む人でさ! 勝負したけど全然だったわけよ……」 

曜「いや梨子ちゃん、そもそもそんな強くないじゃん……」 

梨子「うっ……と、ともかく! 会長との勝負でとことん飲んじゃったわけ! もう本当に大変だった……恐ろしいわ、あの方は」 

曜「……ちなみに会長ってどんな人?」 

梨子「あ、写真あるよー……ほら、この人」 

曜「うわ、すごい美人……いかにも大和撫子って感じ。……でもどっかで見覚えあるような」 

梨子「この人も年齢不詳で、何年も大学に居続けてるっていう噂があるの……曜ちゃんのところもそうだけど、変な人がいるもんだね」 

曜「うん、そうだね……気を付けた方がいいね、お互いに」 

果南「へー、梨子ちゃんサークルに入ってるのか。梨子ちゃんみたいな美人さんだと、サークル内で取り合いにならない?」 

梨子「いやいや、大丈夫です! ちゃんと曜ちゃんのことは、みんなに教えてますから。この写真見せて、私の自慢の恋人です! って」 

果南「お、かわいい写真じゃん」 

曜「え、どの写真――ってうわっ! 寝てる時の私じゃん! 恥ずかしいよ!」 

梨子「えーかわいいじゃーん!」 

曜「わー! 私も梨子ちゃんの寝顔撮らせろー!」 

果南「……」ゴクゴク



13: 名無しで叶える物語(湖北省) 2018/01/12(金) 23:03:31.22 ID:c+PLUZje

曜「はぁ、はぁ……ごめんね、果南ちゃん、変なところばっかり見せちゃって……」 

果南「いやぁ別に変なところでもないよ。すっごい仲良すぎてお似合いだなって思うくらい」ゴクゴク 

梨子「お似合いだなんてそんなぁ……あっ、というか今果南さんが飲んでるお酒、それって鞠莉さんの会社で作ってるやつですよね?」 

果南「ああ、これね、そうだよ。梨子ちゃんも飲んだことあるの?」 

梨子「この間鞠莉さんに持ってきてもらって飲みました! すっごいおいしいですよね!」 

果南「うん、確かにそうだね。私は鞠莉からたくさんもらって、もう家に貯蓄してるよ」ゴクゴク 

梨子「すごぉ~い、羨まし~い!」 

曜「てか果南ちゃん、さっきからずっと飲んでるけど全然顔色変わらないね」 

果南「そう? まぁお酒は強いねって周りからも言われてるけど……んー、でもちょっと体が火照ってきたかな? 1枚脱ぐか……」 

プルン 

曜「……」 

梨子「……」 

果南「……?」 

曜「……おおぅ」 

梨子「……曜ちゃんのえっち。やっぱり大きいのがいいの?」 

曜「いや、そういうわけじゃなくて……」 

梨子「でもすっごい見てた! めっちゃ凝視してた! すけべ曜ちゃん!」 

曜「梨子ちゃんだってガン見だったじゃん! えっちすけっち桜内!」 

梨子「何を~!」 

曜「何だと~!」 

果南「……2人とも何やってんのさ」ゴクゴク



14: 名無しで叶える物語(湖北省) 2018/01/12(金) 23:05:49.35 ID:c+PLUZje

果南「ゴクゴク、ゴクゴク――かぁーっ! いやお酒もうまいし料理もうまい、最高だね!」 

曜「喜んでもらって嬉しいけど……本当に良く飲むね。でも全然変わってない……」 

果南「あ、もうすぐ二本目空いちゃう、どうしよ」 

曜「ええっ!? もう!? 早くないかな……」 

果南「そう? とりあえず三本目……いいかな?」 

曜「まだ飲むんかい……」 

果南「まぁまぁ、いいじゃないいいじゃない、久々の再会なんだし。――ぷはぁっ! いいねー、やっぱり!」 

曜「うぉーすごい飲みっぷり……梨子ちゃんとは格が違うな……」 

梨子「わ、私だってやるときはやります! 何なら今からでも飲み直して――」 

曜「梨子ちゃんはもう散々飲んできたでしょ! 今日はもうお酒はおしまい!」 

梨子「うぇぇん……曜ちゃんが厳しい……」 

果南「あはは……2人のやりとり見てると、本当に夫婦って感じがするなぁ」 

曜・梨子「「///」」 

果南「いや急に照れないでよ。見てるこっちの方が恥ずかしいくらいなんだから」 

曜「あははー……なんかごめんなさい」 

梨子「ちなみにどっちが嫁って感じですか?」 

果南「そりゃあもちろん、曜の方だね」 

梨子「ですよねー! 嫁力半端ないですよね!」 

果南「うんうん、料理も上手だし、さっき梨子ちゃんを連れてきた時もさ、あなたの帰りを待ってましたー! みたいな顔してたしね」 

曜「ちょっと果南ちゃん! 何言ってるのさ!」



15: 名無しで叶える物語(湖北省) 2018/01/12(金) 23:07:38.35 ID:c+PLUZje

梨子「えへへー……曜ちゃんそんな顔してたんだー、見たかったなぁ」 

曜「あー、恥ずかしい……」 

果南「ははは……けどしばらく見ないうちに2人とも雰囲気変わったねー。なんか大人になった感じ?」 

梨子「まぁ、お互いしばらく会ってなかったですしね……果南さんも、結構変わった感じします」 

果南「そう? どっか変わったかなぁ……」 

梨子「ええ、順当に成長しているというか……」チラ 

果南「え? 何が?」 

梨子「ああいや、何でもないです! ……というか、果南さんいつ戻ってたんですか? 鞠莉さんもそうだけど、連絡くれればよかったのに……」 

果南「あー、実は年末には帰ってきてたんだけど、どうせ会うだろうなと思ってね、特に連絡しなかった。年末年始で気が緩んでたみたい、ごめんごめん」 

梨子「まぁいいんですけど……ちゃんと鞠莉さんに会いましたか?」 

果南「うん? 鞠莉とは大晦日に会ったけど……それがどうかした?」 

梨子「鞠莉さん、すっごい会いたがってましたよ? 果南さんに会えなくて寂しそうでした……」 

果南「ああ、そういやなんかすっごい鞠莉に怒られたな。もっと連絡よこせーって。あいつ、寂しがってたのか……」 

梨子「そりゃそうですよ! これからはもうちょっとまめに連絡取ってあげてくださいね!」 

果南「……なんで梨子ちゃんが怒ってるのさ」 

梨子「私は乙女の味方なんです」 

果南「ええ? どういうこと?」 

曜「あはは……」



16: 名無しで叶える物語(湖北省) 2018/01/12(金) 23:09:31.43 ID:c+PLUZje

果南「さて……そろそろお暇しようかな。もうだいぶ遅くなっちゃったし」 

曜「はは、結局3本目も空になったよ……すごいな果南ちゃんは」 

果南「そう? 曜の料理がおいしかったからじゃないかな? 梨子ちゃんは幸せものだね、曜の手料理が毎日食べられて」 

梨子「えへへ……全くその通りです」 

果南「はは、見せつけてくれるなぁ……なんか羨ましいよ」 

曜「え、羨ましい?」 

果南「うん。だってさ……好きな人と一緒の暮らしがすごく楽しそうでさ、実際2人ともすごく幸せそうなんだもん。なんかそういうの、いいなって思って」 

梨子「……」 

曜「……」 

果南「な、なんだよその反応……私だってさ、そう感じることだってあるよ。実のところ、一緒にいたい人とかいるわけだし……」 

梨子「……その人ってもしかして……」 

果南「ああっ! 待った! 今のなし! ……なんか照れくさいし」 

曜「……こういう果南ちゃん、初めて見たかも」 

梨子「……ふふっ、果南さん、すごい乙女じゃないですか」 

果南「か、からかわないでよ……」 

梨子「果南さんの気持ち、直接本人に言ってあげた方がいいと思いますよ」 

果南「……え?」



18: 名無しで叶える物語(湖北省) 2018/01/12(金) 23:18:55.69 ID:c+PLUZje

梨子「だから……果南さんの考えてること、本人に直接、伝えてあげた方がいいですよ。自分の思ってること、ちゃんと。言われた方も、きっと嬉しいですから」 

果南「……そ、そういうもんかな?」 

梨子「ええ、ましてやあの人のことだから、果南さんから言われたらそりゃ嬉しいと思いますよ。というか、きっと相手も待ってるはずです」 

果南「んー、そっか……待たせちゃってるのか……」 

梨子「ええ、絶対そうです!」 

果南「……なら、ちょっと頑張ってみようかな」ピッピッピ 

梨子「はい! 私、応援してますから……って、え?」 

果南「……あ、もしもし、私だけど……今から会えるかな? 話したいことがあるんだけど……うん、できれば直接……うん、うん……じゃいつもの場所で、よろしく」プチッ 

梨子「あの、今のって……」 

果南「ん? ああ、梨子ちゃんのアドバイス通り、直接会って伝えてみようと思ってさ。何だか急に会いたくなっちゃってね」 

梨子「さすがにびっくりなんですけど……」



19: 名無しで叶える物語(湖北省) 2018/01/12(金) 23:20:46.41 ID:c+PLUZje

果南「はは、何か変な話しちゃってごめんね。それじゃあ、もう行ってくるよ」 

梨子「ええ……あ、あのっ……今日は迷惑かけてすみませんでした」 

曜「私からも……本当にごめんなさい……」 

果南「あはは、いいっていいって。それじゃ、またそのうち会おう。今日は2人に会えて本当によかったよ……じゃあね」 

ガチャ 

曜「……さすがの行動力だね、果南ちゃん」 

梨子「うん……そう、だね……」パタリ 

曜「り、梨子ちゃん!?」 

梨子「うぅ……頑張りすぎた……限界、かも……」 

曜「大丈夫? 無理していっぱい喋ったりするから……」 

梨子「うぷ……しばらく曜ちゃん膝枕で休ませて……」 

曜「いいけど絶対に吐かないでね?」 

梨子「うぃー……」



20: 名無しで叶える物語(湖北省) 2018/01/12(金) 23:23:25.94 ID:c+PLUZje

梨子「ふぅ……曜ちゃんの膝枕さいこー……気持ちいい……」 

曜「なんか恥ずかしいからやめてよ、そういうこと言うの……」 

梨子「うひひ、この感触がたまらんのぅ……」 

曜「本当にやめてね?」 

梨子「うぅ、すみません……」 

曜「もう……さっきまであんなに熱がこもってたアドバイスしてて、たまには良いこと言うなーって思ってたのに……」 

梨子「”たまに”は余計だよ……でもさ、やっぱり嬉しいんだよ、直接想いをぶつけられるのは……」 

曜「ふむ……”直接伝える”かぁ……」 

梨子「……曜ちゃん?」 

曜「……梨子ちゃん」 

梨子「……ん?」 

曜「今日私ね……すっごい寂しかった」 

梨子「……え?」



21: 名無しで叶える物語(湖北省) 2018/01/12(金) 23:25:09.73 ID:c+PLUZje

曜「ほら、今日梨子ちゃん帰りが遅かったじゃない。飲み会だから仕方ないとはいえ……久しぶりに1人で晩御飯で、すごい寂しかったよ。早く梨子ちゃん帰ってきてー、って思ってた」 

梨子「あの、それは……ごめんなさい」 

曜「別に謝ることじゃないよ。むしろ私が……感謝したいくらい」 

梨子「感謝?」 

曜「うん……いつも私のそばに帰ってきてくれて、ありがとう、って。私の中で梨子ちゃんって、すっごい大事な存在なんだなって、改めて分かったよ。だから……いつも一緒にいてくれて、ありがとう」 

梨子「……」 

曜「……梨子ちゃん?」 

梨子「……」 

曜「……顔真っ赤だよ?」 

梨子「っっ!?!?」



22: 名無しで叶える物語(湖北省) 2018/01/12(金) 23:32:08.96 ID:c+PLUZje

曜「どうしたの? 顔真っ赤だよ? まだお酒が大分残ってるのかな?」 

梨子「よよ、曜ちゃんが急に……変なこと言うからでしょうがー!」 

曜「えー、だって直接伝えた方がいいって言ったのは梨子ちゃんじゃん。私はアドバイス通りにしただけだよ?」 

梨子「くぅぅ……なんか悔しい……」 

曜「ごめん、嫌だったかな……」 

梨子「……めっちゃ嬉しい」 

曜「……えへへ、ならよかった」 

梨子「……曜ちゃんって、ホントたまーに、私の心を揺さぶるよね……」 

曜「”たまに”は余計だよ」 

梨子「ふっふっふ、ならば私の反撃も受けてみるがいいよ、曜ちゃん」 

曜「よし、受けてたとう!」 

梨子「こほん……えっとね、あのね曜ちゃん、私ね……」 

曜「……うん」 

梨子「……そろそろ限界かも」 

曜「……うん?」 

梨子「うぅ、うぷ……うっっ!」 

曜「わー! ちょっと待って梨子ちゃん! 今トイレ連れてくからもう少しだけ我慢してー!」 

梨子「うぷ……うぅ……っっ――」 

曜「梨子ちゃーーーん!」



23: 名無しで叶える物語(湖北省) 2018/01/12(金) 23:35:25.06 ID:c+PLUZje

おわりです、ありがとうございました。 
果南ちゃんは、個人的には滅法お酒に強いのかなー、と思っただけです…… 
また自作は間が空くかもしれませんが、よろしければお付き合いください。



26: 名無しで叶える物語(しうまい) 2018/01/12(金) 23:57:32.00 ID:sCbUfxbf

乙 
この果南ちゃんなら酒にめっぽう強いのも納得な良いキャラ



28: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/13(土) 13:38:44.08 ID:+cOUxm7q

ラブラブようりこいいぞー!乙






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