転載元 : http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1520340113/

1 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 21:41:53.58 ID:Le0yEGNS0

~世界線でも輝きたい!~





2 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 21:44:20.33 ID:Le0yEGNS0

【秋葉原】


「まったく…変態助手め」

「この天才を差し置いて一人ブティックなどにうつつを抜かすなど…くっ」

「…仕方ない、パーツ探しは俺だけでも問題は無かろう」


「さて、まずは近場のPCショップにでも行くか…」




3 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 21:45:34.04 ID:Le0yEGNS0

………


「あ…あれ?」

「どうしよう…何処だか分かんない…」

「電話も出てくれないし…」

「地図…よく分かんない」

「…」

「……こうなったら」




4 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 21:46:45.89 ID:Le0yEGNS0

………


「もうっ、アイツら何処に行ったのよ!」

「…まぁ、一人で勝手にあっちこっち行ってた訳だから、自業自得なんだけど…」

「あーもうっ!こう言う時に限って電話に出ないし!」

「はぁ…仕方ないわねぇ」

「適当にうろうろしてれば見つかるでしょ」





5 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 21:48:19.24 ID:Le0yEGNS0

_____
___
_


「くっくっくっ…我ながら良い手際だ」

「この短時間でこれだけの品を手に入れられる、そんな俺こそ」

「IQ170の灰色の脳みそを持つ男…」



「魔翌力サーチなら物質に囚われずDFMの力を検知できる筈…」

「…」

「…あっ」



「遍くリトルデーモン達よ」

「天つ雲井の彼方より来たる、堕天の光柱、その名を知りて我は謳わん…」

「っ!」




6 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 21:50:34.86 ID:Le0yEGNS0


岡部「この鳳凰院凶真がっ!!」 

六花「捉えたっ!!」 

善子「堕天降臨っ!!」 


「お母さーん!あの人たち…」 

「シーッ!早く行くよ!」 



岡部「…」 

六花「…っ//」 

善子「…」 



7 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 21:52:24.38 ID:Le0yEGNS0

岡部「…何者だ?お前たち」 

六花「…」 

善子「くっくっくっ…」 

善子「我が名は堕天使"ヨハネ"」 

岡部「…」 

善子「数多のリトルデーモンを従え、この世を深淵へと導く為に堕天した存在…」 

六花「!?」 

善子「それが私…」 

六花「も、もしや…管理局の者!?」 

善子「くっくっくっ」 



8 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 21:54:13.84 ID:Le0yEGNS0

ババッ 

六花「爆ぜろリアル!弾けろシナプス!」 

六花「バニッシュメント…ッ!!」 


『ディス・ワールドッ!!!』バッ 


六花『血の盟約に従い』 

六花『我、汝を召喚する』 


善子「…くっくっくっ」 




9 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 21:55:17.58 ID:Le0yEGNS0

バッ 

善子「呪詛プロジェクト"メフィストフェレス"を解放」 

善子「煉獄に堕ちたる眷属達よ、この堕天使ヨハネに力をっ!!」 


『 堕 天 降 臨っ!!!』ドォ-ン 


善子『ふふ、貴方も一緒に…』 

善子『堕天してみない?』 


岡部「……」 




11 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 22:44:59.06 ID:Le0yEGNS0

六花『真、邪王真眼解放!』 

六花『超時空フルガトリアル・ファシネーション!!』 

善子『最終呪詛プロジェクト”ルシファー”を解放!』 

善子『魔翌力2000万のリトルデーモンをここに召喚!』 

岡部(…割とガチな奴らだったな) 

六花「ふっ」 



12 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 22:46:20.82 ID:Le0yEGNS0

六花「"DFM"より授かった力を相乗すれば、そんな低級悪魔など数秒も持たない!」 

六花「術式666Ω"エル.ダ-クフレイム"発動!」 

善子「なに!?」 

六花「闇の炎に抱かれて消えるがいい」 

ボゥッ!! 

善子「くっ!」 

ズゴゴゴゴッ!!! 



13 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 22:47:56.00 ID:Le0yEGNS0

善子「こ、このぉ…っ」チラッ 

岡部「…」 

善子「あ…貴方も加勢しなさい」 

岡部「え?」 

善子「冥府の契約を結ぶわ」 

善子「そうすれば貴方も、我がリトルデーモンとして力を行使出来る…」 

岡部(どうする…取り敢えず合わせるか?) 




14 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 22:49:25.05 ID:Le0yEGNS0

善子「何をしているの!早く…っ」 

岡部「…くくっ」 

善子「え?」 

六花「?」 


「フゥーッハッハッハッハッ!!!」 

善子「ひぃ!?」 

六花「!?」 




15 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 22:50:50.86 ID:Le0yEGNS0

岡部「跪けぇ、貴様ら…」 

岡部「我が名は"鳳凰院凶真"」 

岡部「世界を混沌に導くべく、機関の者らと闘う狂科学者(メァッドサイエンティスト)」 

善子(なんなのこの人…) 

六花(敵候補に入れておこう) 

岡部「お前ら如き小娘ではこの崇高なる叡智を使役する事など不可能っ!」バッ 

善子「なっ!」 

六花「エーテル値増大、対象に敵意を感知」 

岡部「よってぇ…」 




16 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 23:08:33.97 ID:Le0yEGNS0

岡部「貴様らをここで葬り去るっ!!」 

善子「争ってる場合じゃなさそうよ!」 

六花「一時結託」 


「すいませーん」 


岡部・六花・善子『え?』 



17 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 23:09:25.26 ID:Le0yEGNS0

警察「大声で騒いでる人がいると通報があったのですが」 

岡部(ま、まずいっ!) 

善子(こんなとこで捕まったらAqoursの活動に支障が…っ) 

六花「あ…あの…その……」モジモジ 

警察「ん?」 

六花「えっと…」 



18 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 23:10:11.53 ID:Le0yEGNS0

岡部「!」ババッ 

岡部「いやぁ、どうもすみませんね!」 

警察「はい?」 

岡部「実はこの子達迷子らしくて、僕に道案内を頼んでたとこなんですよ」 

善子「っ!」 

善子「そ、そうなんです!何しろ東京はあまり来たことがなかったもので」 

警察「はぁ…?」 



19 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 23:11:45.54 ID:Le0yEGNS0

善子「それで、案内して貰おうと思った矢先にこの子が愚図り始めてしまって…」チラッ 

六花「?」 

警察「…」 

善子「そうよね?ね!?」 

六花「あぅ…は、はい…」 

警察「…まぁ、公衆の面前であまり騒がないように。いいですね?」 

善子「は、はーい」 

岡部「すみませんでしたー」 

六花「…デシタ-」 




20 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 23:13:27.69 ID:Le0yEGNS0

ガヤガヤ…ガヤガヤ… 


岡部「…」 

六花「…」 

善子「…フッ」 

善子「深淵なる者、その盟約に従い、我が呼び声に応えよ」 

岡部(コイツ…まだやる気か!?) 

六花「っ!」 



21 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 23:14:35.43 ID:Le0yEGNS0

六花「狂科学者(メァッドサイエンティスト)よ」 

六花「この邪王真眼の使い手と堕天使ヨハネの前に与する時が来た」 

善子(覚えてくれた!) 

岡部「…」 

岡部「場所を変えるぞ」 

善子「…そうね」 

六花「転移プロトコル"サッドピエロ"を展開する」 




22 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 23:23:27.83 ID:Le0yEGNS0

……………… 
……… 
… 

岡部「だぁ…っ!ハァッハァッ…」 

善子「べ、別に走る必要…ハァハァ…無かったでしょ…っ!?」 

岡部「お、俺が軽く走ったら…ゴホッ…お前が追い抜いて行ったんだろうが!」 

善子「そしたら…ハァ、アンタがまた追い越してったんじゃないのよ!」 

六花「ヒィ…ヒィ…ッゴホッゲホッ!!」 




23 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 23:31:48.91 ID:Le0yEGNS0

善子「ちょっと…アンタ大丈夫?」サスサス 

六花「ヒィ…ま、マッドサイエンティストとの…ゲホッ…戦闘に備え…っ」 

六花「い…移動に使う魔翌力を…最小限にぃ…ゴホッゴホッ!」 

善子「はいはい分かったから」ポンポン 

岡部「つまり、素はただのもやしっ子と言う事だな…フハッ」ニヤッ 

善子「そう言うアンタも今し方ヘバッてじゃないのよ!」 

岡部「くっ、堕天使風情が偉そうに…」 

善子「うるさい!」 



26 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 23:38:36.26 ID:Le0yEGNS0

岡部「…そもそもお前も厨二っ子だろう?」 

岡部「だのに何故、運動部並みの体力があるのだ」 

善子「ま、コレでも私アイドルですから」 

岡部「あ…アイドルゥウ?」 

善子「基礎体力はそこら辺の奴よりかはあるわよ?」 

六花「ヒィ…ハァ…」 



27 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 23:39:47.38 ID:Le0yEGNS0

岡部「…まぁ、正規の偶像と言う意味でなら堕天使もまたアイドルなのだろうが」 

岡部「お前を崇拝している物好きな奴などいるのか?」 

善子「いるわよっ!!」 

善子「てゆーか私、スクールアイドルですからっ!!」 

岡部「スクーゥアィドゥ?」ホワ? 

善子(コイツ…なんか腹立つわっ!) 

六花「…はぁ」 


六花「っ!」 




28 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 23:42:45.29 ID:Le0yEGNS0

ババッ 

善子「!」 

岡部「は?」 

六花「メァッドサイエンティスト!不可視境界線管理局の憐れなる下僕よ!」 

六花「呪いを刻まれしその魂を今、永遠の黒炎にて浄化しよう」 

岡部「…」 

六花「最終術式。000Σ"エタ-ナルダ-クフレイム"をここに発動すふっ!」 

善子「ブッ!」クルッ 

岡部「…」 

六花「~っ///」 



29 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 23:44:29.40 ID:Le0yEGNS0

善子「っww」プルプルッ 

岡部「…発動しないのか?」 

六花「うぅぅっ///」 

岡部「…」 

岡部「!」ニヤッ 

岡部「どーぅしたのだぁ?発動すればいいではないかぁ」 

六花「っ///」 



32 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 23:55:00.27 ID:Le0yEGNS0

岡部「ほらぁどうしたぁ?早く発動すふればいいではないかぁ。んん?」 

善子「ち、ちょっと…」 

岡部「どうやら呪われていたのは貴様の口の方だった様だなぁ?」 

六花「…ふ」 

岡部「ふ?」 

六花「ふえぇぇ…っ」ポロポロ 

岡部「!?」 

善子「あぁもう…」 



33 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 23:56:12.93 ID:Le0yEGNS0

六花「うぅ…グスッ」 

岡部「え…あ…す、すまん!」 

岡部「その、少々言い過ぎてしまった…」 

六花「…っ」 

岡部「だ、だかしかし!何も泣くことはないだろう!?」 

善子「…」 

岡部「茶化してしまったのは悪かったが、その…なんだ…」 


「堕天使奥義!」 


岡部「え?」 



34 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 23:58:05.25 ID:Le0yEGNS0

善子「堕天龍鳳凰縛っ!」ガシッ 

岡部「うぉあああっ!?」 

善子「今よ!邪王真眼っ!!」 

六花「!」 

善子「このアホにとどめを刺しなさい!」 

岡部「き、貴様っ!?」 

六花「…っ」コクッ 

六花「時空転移プロトコル始動」 

パキッ 

六花「冥府の槍"ゲイボルグ"転移完了。」 




35 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/06(火) 23:59:46.69 ID:Le0yEGNS0

岡部「お、おい!もしかしてそれ…っ」 

六花「闇の剣槍を持ってその身体を貫き、体内に直接私の魔力を注ぐ」 

六花「メァッドサイエンティスト。今日、貴方はその存在の終焉を迎える」 

岡部「ちょ、ちょっと待てっ!!」ググッ 

善子「おっと。堕天の呪縛からは逃れられないわよ?」ガシッ 

岡部「…くっ!」 



36 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 00:01:31.81 ID:XHzHk1Y80

六花「この近距離で全魔力を放出すれば、きっと私もただでは済まない…それでも」 

六花「私には守りたい人がいる」 

岡部「辞世の句はいいからその枝を置け!」 

六花「チャキッ!」 

六花「さようなら。DFM(ダ-クフレイムマスタ-)」 

六花「…っ!」ダッ 

岡部「ま、待てっ!!」 

ズソッ 

岡部「おぐっ!?」 



37 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 00:02:49.13 ID:XHzHk1Y80

六花「…喰らいなさい」 

六花「ミッシングコード"カンパネラ"作動」 

グリグリッ 

岡部「~っっっ!」 

六花「これで…終わり…」 

岡部(こ、この小動物めっ!) 



岡部(傷口に刺しやがった…っ!!) 




38 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 00:05:42.50 ID:XHzHk1Y80

六花「…」(脳内エンディング再生中) 

岡部(治りかけとは言え、硬質な物で一点を突かれた上に捻られると…ぐっ!) 

善子「…よっと」パッ 

善子「はぁ~、肩こるわねこれ」コキッ 

善子「ん?」 


六花「…」(エンディングテーマ サビ) 

岡部「~っ」(悶絶中) 



39 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 00:07:24.75 ID:XHzHk1Y80

善子「どうしたの?」 

岡部「……い、いやぁ…なんでも…」 

善子「そんなに強く突かれてないでしょ?」 

六花「?」 

岡部「っ」 

善子「ちょっと見せて見なさい?」 

岡部「お、おい!」 

ジワァ 

善子「…え」 




40 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 00:09:01.30 ID:XHzHk1Y80

善子「ちょっと待って…その滲んでるの…」 

善子「…血じゃない…の?」 

岡部「っ」 

六花「!?」ビクッ 

善子「ちょ、ちょっと捲るわよっ!」バッ 

岡部「…」 

善子「なにこの包帯!?」 

善子「アンタ元々怪我してたわけ!?」 

岡部「そ、そうだ…」 

六花「え…えっ?」オロオロ 



41 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 00:10:37.24 ID:XHzHk1Y80

善子「なんで黙ってたのよ!?」 

岡部「まさか木の枝で突かれるとは思わなかったのだっ!」 

六花「あ、あの…」 

善子「~っ」 

善子「…邪王真眼っ!!」 

六花「っ!」 

善子「あんた、近くのコンビニでガーゼとテープ!それからマキロン買って来て!!」 

六花「が、がってん!」 

タッタッタッタッ…… 



42 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 00:22:20.83 ID:XHzHk1Y80

善子「取り敢えず水飲み場まで行くわよ」 

善子「歩ける?」 

岡部「だ、大丈夫だ…問題ない」フラッ 

善子「問題だらけじゃないの…」 

善子「やっぱりここで待ってて」 

岡部「え?」 

タタタタッ… 

岡部「…はぁ」 


岡部「何をやってるんだ、俺は…」 


「お待たせ!」 



43 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 00:24:08.71 ID:XHzHk1Y80

善子「ハンカチ濡らして来たから、取り敢えずこれで傷口を洗うわね!」 

岡部「!」 

善子「ちょっと染みるかも知れないけど…」 

岡部「い、いや…そこまでしなくても」 

ピトッ 

岡部「ッ!!?!?」 

善子「うわぁ…大丈夫…?」 

岡部「こ、このくらいっ!刺した時に比べれば…っ!!」 

善子「さ、刺したぁ!?」 

岡部「くっ…只の比喩表現だ」 

善子「脅かさないでよっ!」 



44 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 00:25:50.48 ID:XHzHk1Y80

善子「とにかく、後はあの子が来るまでベンチで横になってなさい!」 

岡部「こ、この鳳凰院凶真に指図するとは」 

善子「は・や・くっ!!」 

岡部「くっ…」サッ 

岡部「俺だっ」 

岡部「今、機関のエィジェントに遭遇した」 

岡部「…あぁそうだ。"ペ天使ヨハネ"による精神攻撃を受けている」 

善子「…」 



45 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 00:27:31.92 ID:XHzHk1Y80

岡部「あぁ、分かっている。そんなヘマはしないさ」 

岡部「エマに伝えてくれ…帰ったら式を挙げよう…と」 

岡部「エル、プサイ、コングルゥ」 

善子「…」 

岡部「…ふっ」 

ピトッ 

岡部「イギッ!!?」 

善子「それだけ元気ならもう大丈夫ね」 




46 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 00:29:45.67 ID:XHzHk1Y80

【コンビニ】 


六花「ほっほっほ!」タッタッ 

<いらっしゃいませー! 

六花(ガーゼ、テープ、マキロン) 

ガサッ 

六花(テープ、マキロン) 

ポン 

六花(マキロン) 

ゴトッ 

六花「…よしっ」 

六花「~♪」 

<お次の方こちらにお並び下さ~い! 

六花「?」チラッ 

六花「…」 

ポイッ 

<1280 円になりますぅ 

<ありがとうございましたー! 


六花「えっほ!えっほ!」タッタッ 




47 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 00:43:02.76 ID:XHzHk1Y80

【公園】 


六花「か、買ってきた~!」 

善子「良くやったわ!」 

岡部「おぉ、すまんな」 

六花「えっと…」ガサゴソッ 

六花「ガーゼ」サッ 

善子「はいよ」 

六花「テープ」サッ 

善子「うん」 

六花「マキロン」サッ 

善子「オッケー」 

六花「ガルボ」サッ 

善子「はいは…え?」 



48 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 00:44:28.97 ID:XHzHk1Y80

六花「新商品。イチ押し」 

善子「あ~…」 

岡部「…貴様は明治の回し者か?」 

六花「甘くてさっぱり」 

善子「まぁ…好きだけどさ」 

善子「そうだ、お金…」ゴソゴソ 

六花「あ」 

六花「べ、別にいい…」 

善子「ダメよ!ちゃんと払わせて」 

岡部「…」 



49 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 00:46:15.02 ID:XHzHk1Y80

善子「いくらだった?」 

六花「せ、1,280円…」 

善子「えっと、じゃあ二人で…」 

岡部「ほれ」クシャ 

【5000円】 

善子「え?」 

岡部「…」 



50 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 00:47:11.78 ID:XHzHk1Y80

善子「な、なんでアンタが払うのよ!?」 

岡部「いいから取っておけ」 

善子「良くない!」 

善子「それに、怪我させたのはこっちなんだから受け取る理由がないわ!」 

岡部「分かった。じゃあ理由を付けてやる」 

岡部「今日俺の遊び相手をしたバイト代だ」 

岡部「ありがたく受け取れ」 

善子「なにそれ!意味わかんないわよ!」 

六花「あ、あの…」 

岡部「…しょうがない奴らめ」 



51 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 00:50:07.25 ID:XHzHk1Y80

岡部「じゃあこれでどうだ」 

善子・六花『え?』 

岡部「次に、この魔都東京へ馳せ参じる時」 

岡部「その金須を糧にお前らの故郷の手土産を持ってくるのだ」 

岡部「分かったな?」 

善子「な、なんで私が東京人じゃないって…」 

岡部「東京には慣れていないと自分で言っていたであろうが」 

善子「……あ。」 



52 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 00:51:45.81 ID:XHzHk1Y80

岡部「どうせお前もそうなのだろ?」 

六花「う、うん…」 

岡部「抜かりなく買って来るのだぞ」サッ 

六花「わ、わかった!」 

善子「ちょっと!」 

岡部「フッ…よろしい」 

岡部「お前らお子様には過ぎた金額だ、大事に使うがいい」 

六花「了解」 

善子(なんで5000円でそこまで偉そうに出来るのよ…) 

善子「……」 

善子「…ま、ありがたく受け取っとくわ」 




53 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 00:53:19.30 ID:XHzHk1Y80

六花「美味しい物買ってくる」 

岡部「食い物オンリーか」 

善子(食べ物…か) 

善子「!」 

善子「アンタに堕天使の涙を授けるわ」 

岡部「なんだそれは…」 

六花「詳しく」 

善子「ふふっ」バッ 



54 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 00:56:01.11 ID:XHzHk1Y80

善子「漆黒の闇、それは堕天への誘い」 

善子「光で穢された心を浄化する至高の涙…」 

善子「その涙と共に、貴方は地上へと堕天するのです」 

六花「おおっ!」キラキラッ 

岡部「まったく分からん」 

善子「異世界の粉塵、時の雫、形を成さぬ者、数多の根源、クラーケンの体液、スキュラの足、視界を奪いし者の根、デビルブラッド、混沌なる溶液、切り裂かれし者の名残り」 

善子「以上の材料を灼熱の球鉄にて熱する」 



55 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 00:58:05.13 ID:XHzHk1Y80

善子「これが堕天使の涙、そのレシピよ」 

六花「もっと詳しく、メモする」 

善子「えっとね、異世界の粉塵が小麦粉で」 

善子「時の雫が水。そんで形を成さぬ者が」 

六花「ふんふん」スッスッ 


岡部「……」 




56 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 00:59:30.83 ID:XHzHk1Y80

善子「それから…」 

六花「なるほど」 


岡部「…フッ」 


岡部「よし、お前ら」 

善子「え?」 

六花「?」 

岡部「ここに召喚の契約を結ぶとしよう」 

善子「召喚?」 

六花「??」 

岡部「そうだ」 



57 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 01:00:36.58 ID:XHzHk1Y80

岡部「これから俺が宣誓の文言を唱え、その後契約の書を差し出す」 

岡部「お前らはそれにサインをするのだ」 

善子「よく分からないわ…」 

六花「ん~…」 

岡部「まぁ見ていろ」 

バッ 



58 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 01:02:41.74 ID:XHzHk1Y80

岡部「我ら三人、産まれし次元は違えども」 

岡部「深淵の彼方より出ずり、同じ志を持つ大いなる上位者」 

岡部「よって…ここに闇の契約を結ぶ」 

善子「なんなの?それ」 

岡部「桃園ならぬ"公園の誓い"だ」 

六花「?」 

岡部「この契約さえ結べば、己が身に危険が迫った時、それぞれの刻印が浮かび上がる」 

岡部「刻印は次元を跨ぐ者にしか見えん」 

六花「おぉっ!」 



59 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 01:04:17.34 ID:XHzHk1Y80

岡部「さぁ、この契約書に記すのだ」 

善子「…要は番号交換しようって事ね」 

岡部「我々はこの現世に顕現している数少ない同志」 

岡部「味方は多いに越した事はあるまい?」 

六花「…っ」 

ババッ 

善子「!」 



60 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 01:06:53.63 ID:XHzHk1Y80

六花「我、邪王真眼の使い手」 

六花「古より伝わりし闇の者…ここに召喚の契約を結ぶ」 

六花「術式666ε"磁界の魔手"接続」pi! 

岡部「…宜しい」 

岡部「さぁ、次は貴様だぞ?」 

岡部「堕天使ヨハネ」 

善子「……」 

岡部「受けるも拒むも、お前の自由だ」 

岡部「思うままにするがいいさ」 

善子「…ふふっ」 



61 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 01:09:03.06 ID:XHzHk1Y80

バッ 

六花「!」 

善子「我が名は堕天使ヨハネ。天界に叛し、天つ雲井の彼方より来たる黒い翼…」 

善子「我。今ここに冥府の刻印を刻む」 

善子「堕天降臨っ!」pi! 

岡部「…」 

岡部「…これで」 


岡部「我々は晴れて、同志となった」 

善子「…」 

六花「…」 




62 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 01:11:03.37 ID:XHzHk1Y80

岡部「我ら上位者は崇め祀られるが故、下々へ対し、人が良く、サービスをし過ぎると言う嫌いがある」 

岡部「今日のお前たちを見ていて、それが良く分かった」 

善子「そ、そうかしら?」 

六花「?」 

岡部「人の身に窶している以上、それは決して間違った事ではないが…それでも」 

岡部「人間社会と言う名の脅威や軋轢に晒され、身動き出来なくなったその時は…」 


岡部「我が名を呼べ」 



63 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 01:13:02.38 ID:XHzHk1Y80

岡部「必ずお前たちの力になると誓おう」 

善子「…堕天使ヨハネ、ここに誓うわ!」 

六花「じゃ、邪王真眼!誓いますっ!」 


岡部「…フッ」 

善子「ふふっ」 

六花「っ//」 

バッ 

善子・六花『!』 




64 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 01:15:13.16 ID:XHzHk1Y80

岡部「ではお前たち」 


岡部「この世界線上の彼方…その何れかで」 


岡部「また逢おう…」 



「健闘を祈る」 



スタスタスタ………… 



65 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 01:17:06.38 ID:XHzHk1Y80

六花(なんか凄い…) 

善子(ちょっとかっこいい…) 



岡部「…ふっ」スタスタ 


「岡部」 


岡部「!?」 


「随分可愛い子達と遊んでたのね?」 


岡部「なぁっ!!」 



66 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 01:19:09.45 ID:XHzHk1Y80

岡部「く、クリスッティーナ!?」 

紅莉栖「そんなに私との買い物が暇だったのかしら?」 

岡部「ち、違うのだ助手よ!これには色々と事情があって…っ」 

紅莉栖「JK二人を侍らせて楽しかった?」 

紅莉栖「鳳凰院さん?」ニコッ 

岡部「だ、だから…あのな?」 

紅莉栖「そうそう」 

紅莉栖「新しいガジェットを思い付いたわ」 

岡部「へ…?」 

紅莉栖「その名も"辞書型プレス機"」 

岡部「」 



67 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 01:22:12.49 ID:XHzHk1Y80

紅莉栖「ブックバンドを付ければなんと片手で操作出来るのよ」 

紅莉栖「これで心置きなくプレス出来るわ」 

岡部「…っ」 

紅莉栖「いいアイディアでしょ?」 

岡部「我が命運は…尽きた…」 

紅莉栖「さぁ、行くわよ?」 

紅莉栖「助手」 

岡部「…ハイ」 

トボトボ…… 



68 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 01:23:31.56 ID:XHzHk1Y80

六花(犬だ…) 

善子(犬ね…) 


「おい六花!」 


六花「へ?」 

「お前こんなとこにいたのかよ!」 

六花「ゆ、勇太…」 

勇太「ったく…心配させるなよ、お陰であっちこっち探しちまったじゃないか!」 

六花「ご…ごめん…」 



69 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 01:24:39.01 ID:XHzHk1Y80

勇太「…ほら。もういい時間だし、そろそろ駅に向かわないと」 

六花「分かった」 

六花「…ねぇ、勇太」 

勇太「ん?」 

六花「心配掛けて…ごめんね」 

勇太「…」 

ギュッ 

六花「っ!」 

勇太「…こうしとけばもう大丈夫だろ?」 

六花「っ///」 



70 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 01:26:44.28 ID:XHzHk1Y80

善子「…」 


善子「…私にも」 


善子「私にも誰か迎えに来なさいよぉー!」 

「善子ちゃーん!」 

善子「え?」 

花丸「もう!一人でうろちょろしたら駄目ずらっ!」 

ルビィ「だ、大丈夫だった?」 

善子「あ、あんた達!どこ行ってたの!?」 

花丸「それはこっちのセリフずら!」 



71 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 01:27:42.00 ID:XHzHk1Y80

花丸「どうせこっそり堕天使ショップにでも行ってたんでしょ?」 

善子「うぐっ」 

ルビィ「つ、次からはちゃんと連絡して?」 

善子「…悪かったわよ」 

花丸「じゃあお詫びに手を繋ぐずら」 

善子「な!?」 

ルビィ「ルビィも賛成!」 

善子「ちょ!」 

花丸「それじゃこのまま帰るずらぁ♪」 

善子「離しなさいよぉー!」 



74 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 09:17:10.44 ID:XHzHk1Y80

【未来ガジェット研究所】 


岡部「鳳凰院凶真、帰還っ!」 

まゆり「オカリン紅莉栖ちゃんお帰り~♪」 

紅莉栖「ただいま、まゆり」 

ダル「収穫あったん?」 

紅莉栖「収穫どころか余計な手間食っただけよ」 

ダル「…なんかあったの?」 

岡部「フッ」 

岡部「堕天使ヨハネ、邪王真眼と共にこの世界の趨勢を見定めて来たのっだっ!」 



75 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 09:18:48.60 ID:XHzHk1Y80

紅莉栖「はいはい」 

ダル「厨二病乙」 

岡部「だぁまれ、変態助手に萌え豚ハカーめ」 

紅莉栖「…変態ってゆー」 

ダル「ハッカーだっつってんだろっ!!」ドッ 

紅莉栖「!?」 

岡部「す、すまん…っ」 

まゆり「ダメだよ~ダル君」 

ダル「大人気なくイキってしまったお…」 



76 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 09:19:51.58 ID:XHzHk1Y80

紅莉栖「ね、ねぇ…まゆり」 

まゆり「ん?」 

紅莉栖「橋田のやつ、機嫌悪いの?」 

まゆり「なんかねぇ、イベント前のセーブ忘れちゃったんだってぇ」 

紅莉栖「…あぁ」 

ダル「みぽたん…君の水着シーンを見れない僕を笑ってくれ…」 

岡部「まったく、人がせっかく今日の余韻に浸っていたと言うのに」 

紅莉栖「可愛い子達だったものねぇ?」 

紅莉栖「ねぇ、鳳凰院さん?」 

岡部「だっ!ち、違う!そう言う意味では」 




77 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 09:21:26.88 ID:XHzHk1Y80

まゆり「なになに?」 

紅莉栖「聞いてよまゆり」 

紅莉栖「岡部ったら、私のこと放ったらかしてJK二人と遊んでたのよ」 

ダル「はぁ!?」ガタッ 

まゆり「…」 

紅莉栖「信じらんないでしょ?」 

ダル「オカリン…っ」プルプルッ 

ダル「見損なったお!人間じゃねぇ!」 




78 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 09:22:30.73 ID:XHzHk1Y80

岡部「だ、だから違うと言ってる!!」 

紅莉栖「大体合ってるでしょ?」 

岡部「くっ…」 

ダル「こんな思いをするなら花や草に生まれたかった…」 

まゆり「……」 

まゆり「…ねぇ、オカリン」 

岡部「な、なんだ?」 



79 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 09:23:41.40 ID:XHzHk1Y80

まゆり「まゆしぃはね?オカリンを信じて、紅莉栖ちゃんとのお付き合いを認めたの」グッ 

岡部「…へ?」 

まゆり「でも、オカリンにはそれが分かって貰えなかったみたいだね…」グググッ 

ダル「僕帰るお」ガタッ 

紅莉栖「私も」ダッ 

岡部「ちょ!ちょっと待てお前ら…っ!」 

まゆり「まゆしぃは悲しいです…」グムグムッ 

岡部「ま、待てまゆりっ!!」 




80 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 09:25:02.67 ID:XHzHk1Y80


       _ 
     σ   λ 
     ~~~~  
    /´・ω・ )   <トゥットゥル~ 
 _, ‐'´  \  / `ー、_ 
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ 
{ 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl 
'い ヾ`ー~'´ ̄__っ八 ノ 
\ヽ、   ー / ー  〉 
  \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/ 


岡部「同志よ…もう会う事は無いだろう…」 





81 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 09:33:54.56 ID:XHzHk1Y80

【冨樫家】 


樟葉「二人ともお帰り」 

夢葉「おかえり~」 

勇太「あぁ、ただいま」 

六花「帰還、シュバ!」 

樟葉「東京どうだった?」 

勇太「まぁ、やっぱり都会だったな」 




82 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 09:34:47.66 ID:XHzHk1Y80

樟葉「何しに行ってたの?」 

勇太「俺は普通に観光だったけど」 

勇太「後は殆どコイツの付き添い…」 

勇太「…もとい、捜索だったな」 

樟葉「捜索?逸れたの?」 

勇太「コイツが勝手にうろちょろしてたんだよ」 

六花「出だしは違う。訂正を要求する」 

勇太「…ぐっ」 

樟葉「どう言うこと?」 




83 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 09:36:03.53 ID:XHzHk1Y80

六花「勇太はプラモデルショップのエアガンに心を奪われてた」 

六花「私が話しかけても生返事だった」 

勇太「だっ、お前だって見てただろう!」 

六花「私はすぐ切り上げた、でも勇太はもっと奥まで行ってた」 

勇太「だって!…その、店員さんが…」 

樟葉「…」 




84 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 09:37:51.41 ID:XHzHk1Y80

勇太「奥の方にボウガンとか新しく入荷したナイフがあるって…言ってたから…」モジモジ 

樟葉「辞めたんじゃないっけ?」 

勇太「た、確かに辞めたけど!」 

勇太「あんなの見たら誰だって…なぁ?」 

樟葉「…バカ兄」 

勇太「……くそぅ」 

六花「フゥーハッハッハッ!」 

夢葉「ふーっはっはっはっ!」 




85 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 09:39:29.46 ID:XHzHk1Y80

【沼津駅】 


花丸「やっと着いたずらぁ~」 

ルビィ「やっぱり遠いね」 

善子「くっくっくっ。漸く伊豆の潮風と戯れる事が出来るわ」 

花丸「まだ時間もあるし、みんなにお土産持ってってあげようよ」 

ルビィ「お姉ちゃんにはルビィから渡しておくね?」 

善子「遍く禁教の僕達よ、畏れおののき、そして奉るがいい…」 




86 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 09:40:45.79 ID:XHzHk1Y80

花丸「善子ちゃんも行くずら?」 

善子「ヨハネっ!」 

善子「…あ」 

花丸・ルビィ『え?』 

善子「…」サッ 

善子「私よ」 




87 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 09:41:47.29 ID:XHzHk1Y80

善子「先程物資を調達したわ」 

善子「これより、改変式呪詛を使い、存在の解像度を下げながら移動する」 

花丸「善子ちゃん、誰と話してるずら?」 

ルビィ「ぅゅ…」 

善子「そちらも随分手こずってる様ね」 

善子「…ええ、分かったわ」 




88 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 09:42:39.68 ID:XHzHk1Y80

善子「それでは、健闘を祈る」 

善子「ラ・ヨダソウ・スティアーナ」 

花丸「何語ずら?」 

ルビィ「ん~…」 

善子「ふふっ」 




89 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 09:44:57.62 ID:XHzHk1Y80

~その後~ 


Prrrr! 

Pi! 

「…俺だ」 

「私よ」 

「傍受対策、イ-ビル ジャミング発動」 

「いい手際だ」 

「不可侵領域” 事象の地平”を創り出します」 

「良かろう…では、これより」 


「第三次vorgesetzte conference”を始めようではないか」 




90 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 10:30:58.84 ID:XHzHk1Y80

岡部「…して、今日は何様だ?」 

岡部「堕天使ヨハネよ」 

善子「神々の消えし時、彼の地にて、我ら裏離騎士団によるミサを執り行うわ」 

善子「貴方達二人には、魔都東京へ降臨した際、我々団員の護衛を頼みたいの」 

岡部「護衛…だと?」 

六花「出現先をリークしてくれれば、そこに魔力結界を張れる」 

善子「場所は決戦の地、アキバドーム…」 

六花「あきば…ドーム?」 




91 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 10:34:53.48 ID:61GdbanmO

岡部「あんな所で一体何をするんだ?」 

善子「くっくっくっ…」 

善子「その日こそ、堕天使ヨハネ…その真の姿を拝見する事が出来るでしょう」 

岡部「お前…何を企んでいる」 

善子「くっくっくっ」 

六花「……らぶ…らいぶ?」 

善子「へ?」 




92 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 10:35:53.65 ID:61GdbanmO

六花「勇太、これって」 

<アキバドームで調べたらそれが出たんだよ 

善子「ち、ちょっと!」 

岡部「そう言えばお前、スクールアイドルだとか言っていたな」 

善子「邪王真眼!余計なこと言わないでよ!」 

六花「ヨハネが出るの?」 

善子「!」 

善子「そ、そうよ」 

六花「すごい…っ」 

善子(やっとヨハネって呼ばれたっ!!) 




93 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 10:37:26.73 ID:61GdbanmO

岡部「ぺ天使の貴様があんなデカイ所で踊るとはなぁ」 

善子「ぺ天使ってゆーなっ!!」 

六花「いっぱい書いてある…ヨハネはどのグループ?」 

善子「…Aqours」 

六花「あくあ…あくあ…」 

六花「……書いてない」 




94 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 10:38:18.82 ID:61GdbanmO

善子「そんなワケないでしょ!!」 

岡部「お前もしかして、カタカナで探してないか?」 

六花「違うの?」 

岡部「…ダルよ、ラブライブ と言う催し物の中にAqoursと言う名のグループは載っているのか?」 

<ちょいまち~ カタカタッ 

<…あぁ、確かに載ってるね……お? 




95 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 10:39:58.71 ID:61GdbanmO

岡部「ちゃんと載ってるぞ」 

善子「当たり前じゃないの…」 

六花「よかった」 

<うっひょー!美少女JK祭りキタコレェ! 

六花「!?」 

岡部「黙れ萌え豚ハカーめ!」 

善子「…とにかくそう言うこと」 

六花「…」 

善子「一応伝えとこうと思っただけよ」 

六花「行く」 

善子「え?」 

六花「応援、行く」 

善子「え…その…」 

善子「あ、ありがと//」 




96 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 10:41:07.81 ID:61GdbanmO

岡部「素直ではないな」 

善子「うっさい!」 

<善子ちゃん顔赤いずら~! 
<よーしこー! 
<シャイニー! 

善子「ヨハネっ!」 

岡部「…よかろう」 

善子「え?」 

岡部「お前の晴れ舞台、我がラボメン総出で凱旋してやろうではないか」 

六花「極東魔術昼寝結社の夏も全員で行く」 

善子「…ふふっ」 

善子「期待してるわ」 




97 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 10:41:59.43 ID:61GdbanmO

岡部「ダルよ、サイリウムセイバーを改造出来るか?」 

<…一応聞くけど、何に使うん? 

岡部「知れたこと…40000lxの光と共に我が同志へ熱いエールを送るのだ!」 

善子「…あほ」 

<そんなん持ってったら叩き出されるよJK 

岡部「ぐっ」 

六花「メガホン持ってく」 

善子「へ?」 

六花「あと笛」 

善子「…」 

岡部「野球の観戦ではないんだぞ…」 




98 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 10:43:05.33 ID:61GdbanmO

六花「?」 

善子「…ぷっ」 

善子「あっはははは!」 

岡部「ふっ」 

六花「??」 

善子「なんかスッキリしたわ」 

善子「緊張も程よく解れたしね」 

六花「ヨハネ、頑張って」 

善子「もちろん!」 


善子「…それじゃあ」 

岡部「待つのだ」 




99 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 10:43:56.39 ID:61GdbanmO

善子「え?」 

六花「?」 

岡部「お前達はもう忘れてしまったのか?」 

六花「んん?」 

善子「なにを?」 

岡部「俺たちはじゃあね、や、またねなどと言う俗な挨拶はせん。そうだろ?」 

善子「…あぁ」 

六花「忘れてた」 




100 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 10:45:29.71 ID:61GdbanmO

岡部「おいおい…」 

善子「私からだっけ?」 

岡部「そうだ」 

六花「えっと…プサン?」 

岡部「プサイだ!」 

岡部「ゴホンッ…ではお前たち」 


岡部「決戦の地にて、また逢うとしよう」 





101 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 10:46:26.60 ID:61GdbanmO



善子「エル」 


六花「プサイ」 


岡部「コングルゥ」 



プツンッ 




102 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 10:47:37.25 ID:61GdbanmO


【演主】 

郎太倫 部岡 (真凶 院凰鳳) 

花六 遊鳥小 (眼真王邪) 

子善 島津 (ネハヨ使天堕) 



焉終 



103 : ◆j2HXy.T1hs 2018/03/07(水) 10:48:15.78 ID:61GdbanmO

お粗末さまでした。 



104 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/07(水) 23:18:52.87 ID:h6mFApFA0




105 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2018/03/09(金) 06:05:43.53 ID:hd8qGY9ro

おつおつ






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