転載元 : http://nozomi.2ch.sc/test/read.cgi/lovelive/1516397650/

1: 名無しで叶える物語(らっかせい) 2018/01/20(土) 06:34:10.67 ID:llINxF84

ようまり。



2: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:35:12.20 ID:U2fZutuu

函館遠征中

鞠莉「えっと、待ち合わせ場所はこの辺のはずなんだけど…」

鞠莉「あれぇ、違った?」ウーム

鞠莉「土地勘が無い出先でいきなり呼び出すなんて。まったく、曜ったら人を迷子にするつもりかしら!」プンスコ

鞠莉「…また、何かあったのかなぁ」



鞠莉(夏のぶっちゃけトークでお節介を焼いてからというもの、曜はなにかと私を頼りにしてくれるようになった)

鞠莉(たわいもないことを話したり、練習後に一緒に寄り道したり…一緒にいる時間も多くなった)

曜『突然ごめんね。今から会って話せないかな。できれば、みんなには内緒で…』

鞠莉(それが遠征中の今、メンバーの目を忍んでいきなりの呼び出し)

鞠莉(オクテの曜のことだもの。よほどのことがあったと考えるべきね)キョロキョロ

曜「…」

鞠莉(いた)



3: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:36:20.31 ID:U2fZutuu

曜「…」ソワソワ

鞠莉(なんだか落ち着かない様子だけど、落ち込んでるわけではなさそうね)

鞠莉(よし…)コホン

鞠莉「はぁい、曜♪」

曜「あ、鞠莉ちゃん!」

鞠莉「ふふっ。遠征中、いきなりみんなに内緒で会いたい、だなんて」

鞠莉「ロマンチックな話かと期待しちゃったよ?」



4: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:38:57.13 ID:U2fZutuu

鞠莉「やっとマリーに想いを告げるする決心がついたのかなって」クスクス

曜「あはは、残念ながらそういう訳ではないんだー」

鞠莉「まあ!そんな思わせぶりな態度をとる曜は、ギルティでーす!」

曜「ええ!?判定厳しくない!?」

鞠莉「見知らぬ土地、突然の呼び出し、裏切られた期待――」ほっぺ掴み

鞠莉「マリーの心証が悪くなるのも当然デース」むにむにぐいぐい

曜「ひょれをいわへると、はえすほとははなひよー(それを言われると、返す言葉もないよー)」


鞠莉(どうやら、無理してる感じではないみたいね)ニコ



5: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:39:33.32 ID:U2fZutuu

鞠莉「はい、おしまい」パッ

曜「ふぅ…やっと解放されたぁ」ほっぺサスサス

鞠莉「相変わらず曜のほっぺは最高ね。遠征の疲れが癒されるよ~♪」

曜「あはは、それはよくわからないけど…」サスサス

鞠莉「ふふっ。それじゃ、禊が済んだところで本題に入ろうか」

曜「うん!その前に改めて、ごめんね。時間作ってもらっちゃって」

鞠莉「いえいえ」

曜「実は…お願いがあるんだ」




6: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:40:15.05 ID:U2fZutuu

鞠莉「お願い…」 

鞠莉(悩み事の相談じゃないってこと?) 

曜「うん、お願い。いいかな?」 

鞠莉「内容にもよるけど、まずは聞くわ」 

曜「うん…あの、笑わないでね」 

鞠莉「そんなことするわけアリマセーン!」 

鞠莉「…心配しないで話して。ね?」 

曜「鞠莉ちゃん…ありがと!」 

鞠莉「ん」ニコ 

曜「じゃあ話すね。えっと――」 

鞠莉「…」ドキドキ 



曜「――鞠莉ちゃんのこと、お姉ちゃんって呼んでもいい?」 

鞠莉「…ふぇ?」



7: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:40:56.47 ID:U2fZutuu

鞠莉「――要するに、お姉ちゃんに憧れちゃったってこと?」 

曜「うん。私、一人っ子だから、妹とかお姉ちゃんって、よくわからないんだけど」 

曜「ダイヤさんとルビィちゃんを見て、千歌ちゃんの話を聞いて思ったんだ」 

曜「お姉ちゃんって、いつも側に居てくれて。頼りになって、厳しく、暖かく見守ってくれて…そんな存在なんだろうなって」 

曜「そういうの、凄く素敵だなって!」 

鞠莉「そうね。私にもきょうだいは居ないけど、ダイヤたちを見てるとそうなのかなって思う」



8: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:41:31.18 ID:U2fZutuu

曜「それでね。私にお姉ちゃんが居たらどんな人だろうって考えたら」 

曜「真っ先に思い浮かんだのが、鞠莉ちゃんの顔だったんだ」 

鞠莉「!」ドキ 

曜「なんでかなって自分の中で考えてるうちに、どんどん鞠莉ちゃんに会いたくなってきて」 

曜「居ても立ってもいられなくなっちゃって、それで…えへへ」テレテレ 

鞠莉(…かわいい)



9: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:42:26.88 ID:U2fZutuu

曜「ね、お願い!少しの間でいいから、鞠莉ちゃんのことお姉ちゃんって呼ばせて!」 

曜「他の人には見られないようにするし、鞠莉ちゃんも私のこと妹だと思ってくれていいから!」 

鞠莉「うーん、でも…」 

曜「お願い!この通りっ!」 

鞠莉(…溜め込みがちな曜のことだもの。擬似の姉妹関係でも、思ってる事を話してくれるきっかけにはなるかもしれないし…) 

鞠莉(何より、曜にお姉ちゃんって言われるの。悪い気はしないかな)



10: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:42:57.89 ID:U2fZutuu

鞠莉「わかった、いいよ」 

曜「!」 

鞠莉「曜がここまで真剣に頼んでるんだもの、むげには出来ないわ」 

鞠莉「私もきょうだい居ないから、そういうの楽しそうだし、ね?」クスッ 

曜「鞠莉ちゃん…!」 

ハグッ 

鞠莉「!」 

曜「ありがと、鞠莉お姉ちゃん!」ムギュッ



11: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:43:33.62 ID:U2fZutuu

鞠莉(こ、これって…!)キュン 

曜「へへ、優しくていい匂い。安心する」スリスリ 

鞠莉(胸の奥から込み上げてくるこの感覚…曜がとっても愛おしく見えて)ギュ 

曜「お姉ちゃーん!」ギュー 

鞠莉(新しい境地に目覚めそう…)ナデナデ



12: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:44:19.33 ID:U2fZutuu

………………… 

果南「ワンツースリーフォー…」 

ダイヤ「はい、ここで一旦休憩にしましょう」 

花丸「はぅ~、疲れたずらぁ…」 

善子「ふっ…この程度で音をあげるとは…まだまだね…」ハァ…ハァ… 

花丸「善子ちゃんこそ痩せ我慢してるくせに、よく言うずら…」 

花丸「もっとも、最近は『痩せ』なのかどうか、怪しくなってきたけど」ジトー 

善子「そ、それは言うなーっ!」ウガー



13: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:44:57.69 ID:U2fZutuu

曜「鞠莉ちゃん。さっきの所の振り付けなんだけど、どうだった?」 

鞠莉「曜だけ少しテンポが早かったかもね。音に頼らず、周りと合わせる事を意識してみたらいいと思うわ」 

曜「なるほど。ありがと、次は気をつけるね!」 

鞠莉「いえいえ♪水分しっかりね」 

曜「はーい!」 



花丸「最近、鞠莉ちゃんと曜ちゃん仲良いずらね」ハイタオル 

善子「波長が似てるからね、あの2人は」アリガト 

花丸「波長?それは気の流れとか、霊的ななにかが同じってこと?」 

善子「そ、そこに食いつかないでよ…似た者同士ってことよ、単純に」 

花丸「ふーん?」



14: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:45:35.44 ID:U2fZutuu

………………… 

曜「…」ソワソワ 

鞠莉「お待たせ、曜」 

曜「お姉ちゃんっ!」 

鞠莉「寒くなかった?」 

曜「もらったカイロのおかげで大丈夫!お仕事は終わったの?」 

鞠莉「少し残ってはいるけど、明日やればなんとかなるわ。私も曜と一緒に帰りたいし」 

曜「そっか、へへっ」ギュ



15: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:46:55.64 ID:U2fZutuu

鞠莉「ん、やっぱり手が冷たくなってる。寒い中、我慢してたんでしょ」 

曜「あ、こっちの手はさっきまでカバンを持ってたから…本当に大丈夫だって」 

鞠莉「ダメ。寒さも疲れも、知らず知らずのうちに蓄積してダメージになっていくのよ」 

鞠莉「コンビニに寄って、温かいものでも買いましょう。待たせたお詫びに、ご馳走するから」 

曜「いいの?じゃあ私、ココア!」 

鞠莉「はいはい。なら、私も今日はココアにしようかな」 

曜「おそろいだねっ!」



16: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:47:24.09 ID:U2fZutuu

………………… 

理事長室 

鞠莉「んー…」カタカタ 

コンコン 

鞠莉「はい」 

「私です、曜です」 

鞠莉「ひとりよ、どうぞー」 

ガチャ 

曜「やっほー」フリフリ



17: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:48:02.01 ID:U2fZutuu

鞠莉「いらっしゃい。どうかしたの?」 

曜「へっへー。はい、差し入れ!」 

鞠莉「私に?あら、この匂いは」 

曜「曜ちゃん特製、レモンのはちみつ漬けだよ!」 

曜「いつもお仕事頑張ってるお姉ちゃんに、気持ちばかりのプレゼントだよ!」 

鞠莉「美味しそう…特製ってことは、わざわざ作ってくれたの?」 

曜「うん!レモンは鞠莉お姉ちゃんの好きなものだし、何より元気をチャージ出来るかなって!」 

鞠莉「ありがとう、嬉しいわ♪」



18: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:48:57.54 ID:U2fZutuu

曜「これね、そのまま食べるのはもちろんだけど、紅茶に入れたりしても美味しいんだ!」 

鞠莉「まあ!それは素敵ね」 

曜「あ、でもコーヒーにはちょっと合わないかもしれないけど…」 

鞠莉「そんなことないわ。コーヒーにはちみつやレモンを入れる飲み方もあるから」 

曜「そうなの?ならよかった!」 

鞠莉(表情が素直すぎるよ、本当にもう)ニコ



19: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:49:47.43 ID:U2fZutuu

鞠莉「ちょうど一息入れようと思っていた所なの。曜も付き合ってくれる?」 

曜「あ、うんっ!」 

鞠莉「何がいい?コーヒーは少し苦手だったよね、甘くすればいける?」 

曜「えっとね。飲み物もいいんだけど、その…」モジモジ 

鞠莉「ん?」 

曜「えへへ」ウズウズ 

鞠莉「ん、そうだったわね」スッ 

鞠莉「曜、おいで」 

曜「うんっ!」



21: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:51:19.24 ID:U2fZutuu

曜「お姉ちゃーん」ムギュッ 

鞠莉「いつもお姉ちゃんを支えてくれてありがとうね」ナデナデ 

曜「へへ、これ好き」 

鞠莉「私も。最近はこれが一番の元気の源かも」クスッ 

曜「なら、嬉しいなっ」スリスリ 

鞠莉(可愛いなぁ…ダイヤのことシスコンって笑えなくなっちゃう)ナデナデ



22: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:52:09.62 ID:U2fZutuu

三年生がフォーメーション練習中 

曜「はぁ…」ポケー 

ルビィ「曜ちゃんどうしたの、元気ないの?」 

曜「あ、ルビィちゃん。ごめんね、大丈夫だよ」ジー 

ルビィ(曜ちゃん、お姉ちゃんたちの練習を見てるのかな) 

曜「ルビィちゃん」 

ルビィ「うん?」 

曜「お姉ちゃんってさ、いいよね」 

ルビィ「ぴぎぃ!?」 

曜「憧れちゃうよぉ…」ポー 

ルビィ(曜ちゃん…もしかしてお姉ちゃんのことを…!?)アワアワ



23: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:52:46.55 ID:U2fZutuu

CYaRon!がユニット練習中 

鞠莉「はぁ…」ポケー 

ダイヤ「どうしたんです。ぼーっとして、鞠莉さんらしくもない」 

鞠莉「ああ、ダイヤ。なんでもないんだけど、ちょっとね」ジー 

ダイヤ(ルビィたちが練習する様子を見てる?) 

鞠莉「ダイヤぁ」 

ダイヤ「はい?」 

鞠莉「妹ってさぁ、いいよね」 

ダイヤ「ぴぎゃっ!?」 

鞠莉「可愛いよねぇ…」ポー 

ダイヤ(鞠莉さん…まさかルビィのことを…!?)アワアワ



24: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:53:21.15 ID:U2fZutuu

………………… 

理事長室 

曜(お姉ちゃん、出て行ったきり戻ってこない) 

曜(お菓子とコーヒーを出して貰ったけど、ひとりで待つのはどうにも落ち着かないし)ソワソワ 

曜(早く戻ってこないかなー)ゴク 

曜「んぐ、にがい…」



25: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:53:48.08 ID:U2fZutuu

バタン 

鞠莉「…」 

曜「あ、お帰りなさい!」 

鞠莉「ん…」ツカツカ ストン 

曜(あれ?) 

鞠莉「はぁ…」イライラ 

曜(ひょっとして、おこりんぼモード?)



26: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:54:12.48 ID:U2fZutuu

曜「お姉ちゃん、何かあったの?」 

鞠莉「別に…」 

曜「そう?」 

鞠莉「そう!」 

曜(全然そうは見えない)



27: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:54:45.11 ID:U2fZutuu

鞠莉「まったく、果南のアホ…!知らないんだから!」プンスコ 

曜「果南ちゃん?喧嘩でもしたの?」 

鞠莉「喧嘩じゃないわ。向こうから一方的に突っかかってきたの」 

鞠莉「あの頑固オヤジ。いつまで経ってもいつまで経っても相変わらずなんだから!」 

曜(さっき、ご機嫌斜めかなん?って言わなくてよかった…)



28: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:55:21.37 ID:U2fZutuu

鞠莉「私の気持ちも知らないで…!」 

曜「はいはい。何があったかは聞かないけど、その辺にしよう」 

鞠莉「聞いてよ!」 

曜「聞いてもいいけど、私が言うことは同じだもん」 

鞠莉「聞いて欲しいの!聞くことはカウンセリングの基本だよ!」 

曜「そこまで言うなら聞いてもいいけど…先に一つだけ、いい?」 

鞠莉「なによ」 

曜「早いとこ謝った方がいいよ」 

鞠莉「なんでよ!」



29: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:56:52.78 ID:U2fZutuu

曜「果南ちゃん意地っ張りだけど、意外と気にするタイプだから」 

曜「今頃、きっと寂しがってるよ」 

鞠莉「そんなのわかってる!」 

曜「なら、なおさら仲直りしようよ」 

鞠莉「私から謝る理由はないもん!」 

曜「そうやって時間が経てば経つほど、仲直りはどんどん難しくなるよ」 

曜「お姉ちゃんなら、このことがわかるよね?」 

鞠莉「う…」 

曜「喧嘩が出来るのも仲が良い証拠だけどさ。ありがとうと、ごめんなさいは、早い方がいいんじゃないかな」 

鞠莉「…」



30: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 06:57:37.79 ID:U2fZutuu

曜「ね?」 

鞠莉「…うん、そうする」 

曜「さ、早く行ってあげて。果南ちゃん、きっと待ってるよ」 

鞠莉「うん…!」タッ 

バタン 

曜「意外と子どもっぽいところもあるんだね」ニコ 

曜「ふふ、頑張ってね」ゴク 

曜「むぅ、にがぁい…」 

………………… 

曜「もー、千歌ちゃんと梨子ちゃんの分からず屋ー!」プンスコ 

鞠莉「あらあら、仲の良いことで」クスクス



31: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 07:02:36.84 ID:U2fZutuu

………………… 

鞠莉「今日はそろそろ寝ましょうか。さ、おいで」 

曜「ん…」モジモジ 

鞠莉「勉強教える代わりに、抱き枕になってもらう約束でしょ?」 

曜「そうだけど、やっぱり一緒に寝るのは恥ずかしいっていうか…」 

鞠莉「ゴーに入ってはゴーに従え。ハグしながら寝るのはマリーの流儀なのデース」 

曜「んー…」 

鞠莉「ハグは親愛の証だよ。だから、ね?」ポンポン 

曜「…わかった。しょうがないね、甘えん坊のお姉ちゃんで」 

鞠莉「ふふっ♪マリーとハグして眠れば、きっと良い夢見れるよ?」 

曜「本当かなぁ。そんな話、果南ちゃんから聞いたことないけど」クス



32: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 07:03:37.73 ID:U2fZutuu

鞠莉「それじゃ、電気消すね」 

曜「うん」 

パチ 

鞠莉「ふふ、抱き枕ー」ハグッ 

曜「わっ。さ、流石に近すぎない?このままだと暑くなっちゃうかも」 

鞠莉「やだ、離さないもーん」ギュ 

曜「わわ!」 

鞠莉「うふふっ♪」スリスリ 

曜(鞠莉ちゃん、嬉しそう)ニコ 

鞠莉「また明日ね。おやすみ、曜」 

曜「おやすみ、お姉ちゃん」



33: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 07:04:23.82 ID:U2fZutuu

………………… 

曜「zzz…」モゾ 

曜「ん、んー…?」モゾモゾ 

曜「ふぁぁ…あれえ、まだ暗いじゃん…」 

曜「ん…鞠莉ちゃん、どこ…?」 

鞠莉「…」 

曜「あ、ベッドの隅っこに行っちゃってる」 

鞠莉「…」



34: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 07:05:19.77 ID:U2fZutuu

曜「あんなにくっついて寝たのに…本当、寝てる時まで自由なんだからぁ…ふぁぁ…」 

曜「お姉ちゃん、起きてたらこっちおいでー」 

鞠莉「…」 

曜「反応なし。寝てるのなら、こっちから行っちゃうよー」スッ 

鞠莉「…っ」 

曜「へへ、お姉ちゃ――」モゾモゾ 

鞠莉「うっ…くぅぅ…ひっく…」 

曜「!」



37: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 07:06:03.76 ID:U2fZutuu

鞠莉「う、うう…っ、くっ…」 

曜(泣いてる…) 

鞠莉「ごめんなさい、みんな…ごめんなさい、ごめんなさい…」 

曜「!」 

鞠莉「学校…守れなくて…みんなの想い…応えられなくて…」 

曜「まり、ちゃん…」



38: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 07:07:30.64 ID:U2fZutuu

鞠莉「ごめんなさい…ごめんなさい…!」 

曜「…!」 

ハグッ 

曜「大丈夫、鞠莉ちゃんは頑張ったよ」ギュ 

鞠莉「わたしが…わたしが…!」 

曜「ごめんね…みんなの想いを、鞠莉ちゃんひとりに背負わせちゃって…」ナデナデ 

鞠莉「う…うう…!」 

曜「いいんだよ、大丈夫だよ」サスサス



39: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 07:09:12.02 ID:U2fZutuu

………………… 

鞠莉「すぅ…すぅ…」 

曜「ふふ、可愛い寝顔…」ナデナデ 

鞠莉「んふふ…んー…」 

曜「…」 

鞠莉『また悩みを溜め込んでるでしょう。マリーに誤魔化しは通用しませんよ?』 

鞠莉『言ってみて。悩みを外に出さないことには、幸せは入っていかないよ?』 

鞠莉『…ん!やっぱり曜はシャイニーな笑顔が一番だよ!』ニコ 

曜(鞠莉ちゃん…) 

鞠莉「zzz…」 

曜「…」ナデナデ



40: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 07:10:20.76 ID:U2fZutuu

翌日 

鞠莉「どうしたの、改まって話がしたいなんて」 

曜「うん…」 

鞠莉「あ!もしかしてお姉ちゃんに新しいお願いかな?」 

曜「うん、お願いがあるんだ…」 

鞠莉「もー、マイシスターはおねだりさんですねぇ。いいよ、教えて?」 

曜「あのね…」 

鞠莉「うん」 

曜「…鞠莉ちゃんをお姉ちゃんって呼ぶの、終わりにしたいなって」 

鞠莉「…えっ!?」



41: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 07:11:06.84 ID:U2fZutuu

曜「今まで付き合ってくれてありがとう。とっても嬉しかったよ」 

鞠莉「ちょ、ちょっと待って!どうしていきなりそんなこと…」 

鞠莉「!わ、私、何かしちゃった?」 

曜「ううん、そういうことじゃないんだ」 

鞠莉「なら…!」 

曜「でもね。私からお願いしたことだから、終わらせるのも私からじゃないとって…」 

鞠莉「そんな…」



42: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 07:14:17.66 ID:U2fZutuu

曜「私ね、とっても嬉しかった。お姉ちゃんが欲しいなんて笑っちゃうようなワガママなのに。鞠莉ちゃんは優しく受け入れてくれて…」 

曜「本当のお姉ちゃんみたいに、私のことを温かく包んでくれた…本当に、本当にありがとう」 

曜「誰にも言わないって始めた秘密の関係だったけど、この1週間は私にとって、凄く…」 

鞠莉「秘密…あ…!」 

鞠莉(今わかった。私が承諾したのは曜のためだけじゃなくて…) 

鞠莉(たとえ擬似の姉妹関係であっても、曜と新しい関係を作って、秘密を共有できることが嬉しくて…) 

曜「凄く、幸せだったよ!」 

鞠莉(2人だけの内緒の時間は、私にも大切で、かけがえのないものだったから…だから、こんなにも) 

鞠莉「そっか…もうお姉ちゃんは、必要ないんだね…」ウル 

鞠莉(こんなにも、悲しいんだ…)



43: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 07:15:55.37 ID:U2fZutuu

曜「…鞠莉ちゃんがお姉ちゃんは、これでおしまい」 

鞠莉「…っ」ウルウル 

曜「だけど、その代わり――」ハグッ 

鞠莉「きゃ!?」 

曜「その代わり、私はここに宣言します」ギュ 

鞠莉「せ、宣言…?」 

曜「私、渡辺曜は、鞠莉ちゃんのお姉ちゃんになります!」 

鞠莉「…ふぇぇ!?」



44: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 07:16:20.59 ID:U2fZutuu

曜「鞠莉ちゃんが優しく私を包んでくれたように」 

曜「鞠莉ちゃんの笑顔は、私が守ってみせる!」 



終わり



45: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 07:17:46.51 ID:U2fZutuu

全弾撃ちつくしました。下記のスレを間借りして書いていたものの加筆修正でした。 

曜「鞠莉お姉ちゃん!」ムギュッ 鞠莉「Oh…」 


前に書いたものです。よろしければ併せてお願いします。 

鞠莉「焚き火に夢を詰め込んで」 


改めて、ありがとうございました。



47: 名無しで叶える物語(もも) 2018/01/20(土) 07:37:42.84 ID:WuPOJ1Yq

|c||^.- ^||ヨーマリー!



48: 名無しで叶える物語(庭) 2018/01/20(土) 07:42:28.11 ID:By+kmd2a

ようまりはいいぞ



49: 名無しで叶える物語(神宮) 2018/01/20(土) 08:20:56.70 ID:VNGMQslw

乙 
曜お姉ちゃん編も待ってるぞ






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